【完結】石垣島のソーニャ准尉 (近未来戦記②)

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第3章 イシガキ作戦、イシガキへ

第22話 再び富田のアジトの一軒家2、石垣島侵攻開始5日前朝

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 遅れて畠山三佐がマンションに到着した。鈴木三佐の同期で、今回、千名の水陸機動団を率いて石垣島に赴任してきた。鈴木三佐が畠山三佐に今までの紺野二佐の報告を耳打ちして説明した。

 ソーニャ准尉が畠山に飲み物を渡す。「あ!ありがとう!可愛い子ちゃんだ!私は畠山三佐。鈴木三佐の大学の同期なんです。今回、広瀬二尉の上官として水陸機動団を指揮することになりました」と彼女に言った。
 
「畠山三佐、よろしくお願いいたします。私はエレーナ少佐指揮の東ロシア共和国軍石垣島派遣部隊のソーニャ准尉と申します・・・あ、あの・・・」
「ハイ?」
「あのですね・・・今、言われた広瀬二尉と、私、こ、婚約しております!」

「ひ、広瀬と?婚約?・・・鈴木!早くしないと、ロシア軍の可愛い子ちゃん、みんな自衛隊員が取っちゃうじゃないか!俺にも紹介してくれ!おまえの嫁さんの部下の誰かを紹介してくれ!」
「・・・おまえな、声が大きい。あのな、任地を結婚紹介所と勘違いしていないか?」とヒソヒソ声で言う。

「佐渡ヶ島でエレーナ少佐を捕まえたおまえに言われたくない!エレーナ少佐とソーニャ准尉の他にも三人もロシア軍女性がいるじゃあないか?」

「あ、ああ、あのな、窓際の二人は・・・ものすごい美人じゃないか!」
「彼女たちは、本間スヴェトラーナ、土屋アニータ、両者とも少尉で、日本人の既婚者だ!」

「クソっ!あ!あの子は?」
「彼女はカテリーナ伍長。相手はいないようだが、18才だぞ!おまえよりも10才年下だ!」
「誰かいないのかよぉ?」
「後でエレーナとスヴェトラーナ、アニータに聞いといてやるから、静かにしろ!会議中だ!」
「・・・」

 鈴木と畠山の話を小耳にはさんだエレーナが「ヒロシ、私の従姉妹のアレクサンドラってのがいるのよ。ウラジオ勤務の空軍なんだけど。彼女ならそのゴリラさんにうってつけだけど、ウラジオだからなあ。こっちに呼ぶわけにもいかないわね。私の部隊の女性兵士で年齢的にゴリラさんに似合う人がいれば紹介するけど・・・」と耳打ちした。

「エレーナ、畠山に女性を紹介してみろ。みんな壊されちゃうぞ!か弱い女性じゃダメだ。ソーニャとかカテリーナタイプじゃあ、ひと晩で破壊される」
「そんなすごいの?」
「すごいなんてもんじゃない!」
「あら?私でも?」
「エレーナ、なんてことを!いや、キミでもダメだよ」
「じゃあ、アレクサンドラしかいないわね。ゴリラさんには雌ゴリラがお似合いよ」
「・・・」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 畠山の部隊千名は、空自のC-2輸送機、民間の貨物船、借り上げたフェリーで佐世保、沖縄から到着している。そんな兵員、兵器、燃料、消耗品、機材、食料品などの兵站は、ましゅう型補給艦やおおすみ型輸送艦で輸送すればいいではないか?と安易に考えていた。
 
 ところが、驚くべきことに、ましゅう型補給艦の喫水は8メートル、おおすみ型輸送艦の喫水は6メートルであり、石垣島の離島フェリーターミナルに入港できないのだ。慎重に操船すればまったくの不可能ではないが、石垣島の正面の竹富島との間の水路は浅瀬になっており、座礁の危険が高いという検討結果だった。

 自衛艦でせいぜい使用できるのが輸送艇1号型なのだが、二隻しか建造されておらず、一号艇は既に除籍、二号艇じゃ横須賀地方隊所属で12ノットの鈍足では間に合わない。

 オスリャービャとペレスヴェートの喫水は3.6メートルで入港可能である。現に岸壁に接岸している。しかし、これまた18ノットの鈍足。

 仕方なく、兵員輸送にロシア軍のポモルニク型エアクッション揚陸艦を使うことになった。一号艇から四号挺までの四艦全部を昨日沖縄に派遣した。

 ポモルニク型エアクッション揚陸艦の航続距離は55ノット(時速88キロ)で航続距離540キロ。離島フェリーと那覇の距離が410キロなので、約5時間。片道なら燃料は足りる。

 短距離で兵員だけなら1隻で360名は乗せられる。あるいは、戦車3輌か、1輌と兵員140名、歩兵戦闘車8輌と搭乗員80名、軽装甲車両10輌という積載量である。一号艇から四号挺まで使って、最大1,440名、1日で畠山の兵員千名は輸送可能である。

 この港湾、艦艇の喫水問題を知った紺野は激怒した。防衛省統合幕僚監部の三佐を怒鳴りつけた。「何が南西諸島防衛のシミュレーションはやってますだ!この港湾整備状況では、自衛隊の大型輸送艦は使用不可能、中型・小型輸送艦は不足か遠距離で緊急展開に使えない!統合幕僚監部は兵站を考えていないのか?まさか、宮古島、与那国島も?」

「紺野二佐、宮古島の平良港は2018年から水深10メートルの貨物岸壁を持っています」
「与那国島は?」
「・・・第一バースが5.5メートル、第二バースが4.5メートルであります!」

「じゃあ、石垣と同じく、喫水8メートルのましゅう型補給艦、喫水6メートルのおおすみ型輸送艦は接岸できないってことだな?だから、喫水の浅いオスリャービャとペレスヴェート、ポモルニク型エアクッション揚陸艦をロシア軍から調達したってことか!この馬鹿者共め!ましゅう型補給艦でなくとも補給艦さがみ、補給艦とわだがあるだろ?私は空自だから詳しくないが?」

「補給艦さがみは除籍されています。・・・補給艦とわだ型は、とわだは呉港に、はまなは佐世保におります。ときわは横須賀です。いずれも喫水8.1メートル、石垣には着岸できません!」

「なあにがシミュレーションだ!兵站はシミュレーションに含まれていないってことか?じゃあ、与那国島、石垣島、宮古島の島民の緊急避難はどうするつもりだったんだ!」
「それは・・・今まで地方自治体にまかせておりまして、最近になって防衛省でも検討し始めたところです!」

「検討も何も自衛隊の艦船もなくって何が検討だ!民間のフェリーや貨物船任せか?何日かかると思ってるんだ!」
「紺野二佐、小官も最近統合幕僚監部に転属になりまして・・・」

「貴官に文句を言っても仕方ない・・・やれやれ・・・もがみ型護衛艦は寄越せるんだろうな?」
「もがみ、くまのは横須賀から石垣海域に向かっております・・・喫水は9メートルなんですが・・・のしろは正式就役が今年12月ですが、それは無理を言いまして、明日横須賀を出港いたします!」

「横須賀から石垣まで2千キロ・・・最大船速30ノット(時速48キロ)で42時間・・・沖縄で燃料補給をするとして、少なくとも2日間かかるわけだな」
「その通りであります!」

「もう、わかった!・・・そうだ!佐渡ヶ島にまだポモルニク型エアクッション揚陸艦が10隻以上駐留しているな?それを東ロシア共和国に言って何隻か借り上げろ!航続距離540キロだから、そこここで燃料を補給しなければならないが、燃料補給可能な限りこっちに持って来い!」
「紺野少佐、その稟議書が・・・」
「バカ野郎!防衛大臣、統合幕僚長に言っておくから、貴官が適当に作っておけ!ロシア軍への根回しは私がしておく!臨機応変に行動するんだ!わかったか?」
「了解であります!」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 紺野が「スヴェトラーナ、アニータ、カーテンを閉めて。ソーニャ、カテリーナ、部屋の照明を消して頂戴」と指示する。部屋の壁に120インチのプロジェクターで九州南部から台湾本島北部までの地図を映し出した。

「まず、敵の海軍は寧波の舟山海軍基地から出撃してくる。空軍は、福州フッチュ空軍基地(Fuzhou Air Base)。J-20(殲20)やJ-31(殲31)の編隊が来る」

中国寧波ニンポー:与那国島と約640キロ(直線距離)、石垣島と約680キロ(直線距離)、宮古島と約660キロ(直線距離)

中国福州フッチュ:与那国島と約410キロ(直線距離)、石垣島と約530キロ(直線距離)、宮古島と約610キロ(直線距離)

 直線距離にするとこれくらいだ。

 寧波ニンポーからの海軍は、宮古海峡を通過すると見せかけて宮古島、石垣島を攻撃するだろう。これを第二艦隊と仮に呼ぼう。与那国島は攻撃時間を合わせるために台湾攻略の第一艦隊と一緒で、台北沖合約150キロから別れて与那国島を攻撃すると思われる。

 海軍艦艇は、宮古海峡手前から西に転進するので、航路は約800~900キロ、寧波ニンポー舟山シュウザン海軍基地出港から二十数時間で各島に到達する。

 空軍戦闘機は、福州空軍基地から25~40分で各島に到達する。

「いかに、中国本土と南西諸島が近いか、沖縄本島とあまり距離的に変わらないか、わかってもらえると思う」

 エレーナが「紺野二佐、敵は尖閣諸島を無視するんですか?敵艦隊と戦闘機の航路上に尖閣諸島がありますけれど?」と紺野に聞いた。

「今、尖閣諸島を攻略したとしても、インフラがない岩山だ。上陸部隊の兵器、武器弾薬、燃料。消耗品、食料など、1日十数トンの兵站を確保する必要がある。インフラもなく、自衛隊の03式中距離地対空誘導弾、12式地対艦誘導弾に相当するミサイルも持ち込まないといけない。中国の艦艇が近寄れば海自の潜水艦の餌食になる。だから、南西諸島が先だ。尖閣諸島など南西諸島が攻略できれば、いつでも占領は可能。優先順位が低いのだ」

「紺野二佐、同感であります。侵攻、攻略のみではなく、重要なのは維持であります。では、我々の防衛の優先順位は?」

「宮古島は別働隊を配置すると防衛省統合幕僚監部は言っている。その配置する時期が問題だと思っている。果たして、彼らの侵攻前に準備ができるのかどうか。だから、我々は宮古島も考慮しなければならない」

 しかし、問題は与那国島だ。最も台湾本島に近い。

 現在、与那国島には自衛隊沿岸監視部隊が230名常駐している。隊員、家族を合わせた人数は、与那国島の人口の約2割に当たる約320名。隊員を除いた元々の島民と隊員家族で約千五百名だ。石垣島とその周辺の島の人口は約5万人。宮古島とその周辺の島の人口は約6万人。面積は、与那国島、石垣島、宮古島がそれぞれ29、223、159平方キロ。

 自衛隊の戦力は、与那国島、宮古島それぞれで、230名の沿岸監視部隊、700名のミサイル部隊。石垣島は、ミサイル部隊600名と合わせて、水陸機動団1,400名、それにエレーナ少佐の部隊1,000名、合計3,000名。

 与那国島が最も脆弱、沖縄本島との距離も520キロ。石垣島420キロ、宮古島300キロよりも遥かに離れている。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
退

「そこで、エレーナ少佐、畠山三佐、広瀬二尉、鈴木三佐、貴官らに指令がある」と紺野。「ハ!なんでありますか?」

「貴官らは、ポモルニク型エアクッション揚陸艦、一号艇から四号挺が沖縄から戻り次第、オスリャービャとペレスヴェートと共に与那国島に行って欲しい。名目は、東ロシア共和国軍と南西諸島島民との交流ということで、ロシア艦を島民に公開する。ロシアンフードをたくさん作って島民に振る舞うというイベントを組む」

「ハイ?」とエレーナが不審に思う。人民解放軍の侵攻が数日後に控えているのである。

「表向きはそういうことだが、実際の目的は、オスリャービャとペレスヴェート、ホバーで島民の避難を行うことにある。いつかはまだ判明していないが、数日後が侵攻開始日だ。そうしたら、自治体任せの退避計画では何日かかるかわからん。オスリャービャとペレスヴェート、ホバーで一気に退避させる。もちろん、私も行く。与那国島の首長や漁労長と顔見知りだから、佐世保の営繕課職員という話で根回しに行く。首相、防衛大臣、沖縄県知事などの根回しは事前にしておく」

「石垣から与那国島まで、ホバーなら片道2時間弱。1隻で360名乗船できるから、4隻で島民と自衛隊員家族は全員退避できるだろう。オスリャービャとペレスヴェートは鈍足だから、島民と自衛隊員家族の家財を積む」

「さて、そこで、畠山三佐、広瀬二尉は、与那国島の沿岸監視部隊の戦闘能力を考えて、島の防衛のために水陸機動団が何名必要か検討、ホバーに乗船させて、与那国島の防衛強化を行う。鈴木三佐は、与那国空港の設備確認と防衛計画を立てるために行って欲しい。今日ホバーが戻るはず。だから、今日出発する。滞在は明日から数日。敵の侵攻日次第だ。深夜に出港する。向こうを出るのが日没後の方が中国に探知されづらいからな」

 エレーナ少佐が「では、オスリャービャとペレスヴェートの指揮は、スヴェトラーナ、アニータが行う。ホバーの指揮は畠山三佐、広瀬二尉にお任せする。島民の接待なら、ソーニャとカテリーナが適役ね。私は・・・あら?紺野二佐、卜井ウライさんたちも同行してもらって、取材をしていただきましょうよ?それで、私が取材を受けるという形で」

「お!それだ、それ。卜井ウライさんたち、よろしいですか?」
「それは願ったりかなったりです。同行いたします」と卜井ウライ

「ちょっと待った!美千留(みちる)・・・いや、紺野二佐、俺と南禅も同行させてくれ。ちょっと途中の海上で試射したいものがあるんだ」
「なんなのそれは?」と紺野。
「ホバーが沖縄から持ってくるはずなんだが、防衛装備庁で手配させた新開発の兵器があって、陸上での試射は問題だから、海上で試射したいんだよ。グレネードランチャーから発射できる小型ミサイルなんだが・・・」
「役に立つの?そんなもの?手榴弾みたいなもんじゃない?」と紺野。
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