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「あの……着替えました。これでいいですか?」
更衣室から出てくる前に手招きをされて、俺は近づいて行く。
さっきの女の子なのかと、目を疑うほど。
「あ……あ、凄くいい……よ。本物のサンタの娘かと思った。もちろん会ったことないけど……」
やっべぇ、すっげぇ可愛い。
『ドキドキ』が止まらない。
キュッとしまったウエストと、程よい肉付きの腕と脚。小さめな顔は、幼さが残る顔立ちで、肌は陶器のように毛穴が見えないくらい綺麗。大きな目と、長いまつ毛。バランスの良い鼻。今にもキスをしたくなるような唇。ゆるふわパーマの髪は胸の下まである。きっと彼女が裸になったら、髪の毛は胸を覆い大きな胸を隠すだろう。その髪の毛に恥ずかしそうにきっと乳首が隠れている。今妄想したその胸はサンタコスの衣装の中でとても窮屈そうに収まっている。
胸の『ドキドキ』がまだ止まらない。それでも俺は、冷静を装い、
「肩が寒いだろ?手に持っているケープ羽織って」
彼女は髪をサイドにまとめると、俺は何故かケープを受け取り、肩にケープをかけて、首の前でリボン結んでやる。
結んだリボンの紐が、盛り上がった胸の谷間の上に乗って紐の先の『ぽんぽん』が胸の膨らみの先から落ちて揺れている。サンタコスの胸元と、ケープで覆われていない露出した肌がとてもいやらしく、俺は目を逸らした。
──── どうしたんだ、俺 ────
自分の行動にビックリした。
「あっ……ありがとう…ございます」
「後……ふたつのリボンは………自分で結んでくれる?」
「あ……の、む……す…んでくれないんですか?」
「あっ、いや……つい、お節介心で手を出しちゃったから、小さな女の子ならまだしも、年頃の娘(こ)にするのは………無意識とはいえ本当に悪かった。別にいやらしい事とか考えてない………ごめん…弁解してもしょうが無い……」
「わ……たし、嫌じゃなかった……です。どうせなら、残りも結んでくれませんか?」
真っ直ぐに俺に向けてくる視線に俺は、
「あ……いや………うん、わかった。できるだけ胸に触れないようにするけど、万が一触れても訴えないでくれよ」
「は…い、もちろんです」
彼女に強請られて、俺は『ぽんぽん』の付いたリボンを結ぶ。胸に触れないように気をつけた。緊張のあまり、リボンの紐をつまむ時に微かに指先が豊かな膨らみに触れてしまった。すると彼女の身体が『ビクッ』としたのを見て見ぬふりをした。もちろんお互い、そのことは触れないように黙って結んだ。リボンを結び終わると、さっきまで露出していた肌は見えなく、とても可愛いサンタの娘ができていた。
ケープと服の間の露出していた肌が見えない………
惜しい事をしたが、他の奴には見せたくない。
できることならもっと────────
俺はなんて事を考えているんだ。
切り替えないと、この女の子に悪い。
あと少しで性のはけ口にしてしまいそうだった。
こんな気持ち、初めて────────
いや、以前に一度?ある。
こんな気持ち、どこで─────
「そろそろ、販売をお願いしてもいいですか?」
「はい、こちらこそよろしくお願い致します。柊さん」
「何で、俺の名前を?」
『ニコッ』っと、笑うと
「何時までに売り切ればいいんですか?」
「ああ、後30分以内なら定価で、売り切れなければ3割引でお願い致します」
「売り切れる前に私の事思い出してください」
「さあ、頑張って売っちゃいましょう。ね、柊さん」
「ああ、」
なんだか上手く誤魔化された気がするけど、この娘(こ)の言う通りだ。
「時間内に売り切れたら教えてあげる」
不思議なことに彼女がケーキを売り出したらどんどん売れていった。彼女の笑顔と優しい声がお客を引き付け、更には容姿に見とれた客が自分のがサンタコスの願望が現実になったかのように夢を見ているような顔でケーキを買って行ってくれた。
俺は後ろのカウンターに置いてあるケーキを彼女に渡し精算係。彼女はお客さんにケーキを、おススメして、ケーキを渡す係で、進めていると。ショーケース越しに見える彼女のサンタコスのミニスカートから出ている魅力的な脚は、男性客の目を引き付け、中には俺の仕事である後ろのカウンターに置いてあるケーキを彼女に頼もうとしているやつもいた。わざと遠いケーキの箱を指示して、スカートの中が見えるように考えているやつまでいた。
振り向く彼女に、
「俺がするから、接客だけしてて。後ろを向くとスカートの中が見えちゃいそうだよ」
と、少し屈んで彼女の耳に小さな声で教えると、頬を染めて、
「柊さん…………見えちゃった?」
俺は『ブンブン』と頭を横に振り、
「見えていない!見てないって!」
本気で否定すると、彼女はぽつりと、
「残念……柊さんになら、見えても良かったのに……えへっ」
と、信じられないことを言った。
「そんな事簡単に言わない事。本気にしたらどうする気?」
「私、柊さんとだったら────────」
彼女は俺のトナカイの服(腕)を握り、『グッ』と、近づいた時、
「おーい、柊~っ!差し入れに来たぞ」
まさかのタイミングで、智がやってきた。
「うちのが、柊にも料理持っていくってきかなくてさ、イルミネーション見ながらこっちに回ってきたんだが………悪いな、お取り込み中の所、迷惑だったか?って言うか、この子誰?しかもサンタエプロンじゃなくて、サンタコス。そおか、そおか!ついに柊にも春が来たか!ケーキも売れてそうだからお邪魔虫は帰ります」
呆気に取られているうちに智は、一人で話して一人で納得して帰っていった。
「ごめん、今帰って行ったのは、もう一人のパティシエの智。悪いやつじゃないんだ。気を悪くしたら許してくれ」
「うん…」
少し気まずい雰囲気になってしまった。それでも定価を下げる直前に全部ケーキを売り切れたのは、やっぱり彼女のおかげだと思う。
でもなんでサンタエプロンじゃなくてミニスカサンタになっているんだ?
更衣室から出てくる前に手招きをされて、俺は近づいて行く。
さっきの女の子なのかと、目を疑うほど。
「あ……あ、凄くいい……よ。本物のサンタの娘かと思った。もちろん会ったことないけど……」
やっべぇ、すっげぇ可愛い。
『ドキドキ』が止まらない。
キュッとしまったウエストと、程よい肉付きの腕と脚。小さめな顔は、幼さが残る顔立ちで、肌は陶器のように毛穴が見えないくらい綺麗。大きな目と、長いまつ毛。バランスの良い鼻。今にもキスをしたくなるような唇。ゆるふわパーマの髪は胸の下まである。きっと彼女が裸になったら、髪の毛は胸を覆い大きな胸を隠すだろう。その髪の毛に恥ずかしそうにきっと乳首が隠れている。今妄想したその胸はサンタコスの衣装の中でとても窮屈そうに収まっている。
胸の『ドキドキ』がまだ止まらない。それでも俺は、冷静を装い、
「肩が寒いだろ?手に持っているケープ羽織って」
彼女は髪をサイドにまとめると、俺は何故かケープを受け取り、肩にケープをかけて、首の前でリボン結んでやる。
結んだリボンの紐が、盛り上がった胸の谷間の上に乗って紐の先の『ぽんぽん』が胸の膨らみの先から落ちて揺れている。サンタコスの胸元と、ケープで覆われていない露出した肌がとてもいやらしく、俺は目を逸らした。
──── どうしたんだ、俺 ────
自分の行動にビックリした。
「あっ……ありがとう…ございます」
「後……ふたつのリボンは………自分で結んでくれる?」
「あ……の、む……す…んでくれないんですか?」
「あっ、いや……つい、お節介心で手を出しちゃったから、小さな女の子ならまだしも、年頃の娘(こ)にするのは………無意識とはいえ本当に悪かった。別にいやらしい事とか考えてない………ごめん…弁解してもしょうが無い……」
「わ……たし、嫌じゃなかった……です。どうせなら、残りも結んでくれませんか?」
真っ直ぐに俺に向けてくる視線に俺は、
「あ……いや………うん、わかった。できるだけ胸に触れないようにするけど、万が一触れても訴えないでくれよ」
「は…い、もちろんです」
彼女に強請られて、俺は『ぽんぽん』の付いたリボンを結ぶ。胸に触れないように気をつけた。緊張のあまり、リボンの紐をつまむ時に微かに指先が豊かな膨らみに触れてしまった。すると彼女の身体が『ビクッ』としたのを見て見ぬふりをした。もちろんお互い、そのことは触れないように黙って結んだ。リボンを結び終わると、さっきまで露出していた肌は見えなく、とても可愛いサンタの娘ができていた。
ケープと服の間の露出していた肌が見えない………
惜しい事をしたが、他の奴には見せたくない。
できることならもっと────────
俺はなんて事を考えているんだ。
切り替えないと、この女の子に悪い。
あと少しで性のはけ口にしてしまいそうだった。
こんな気持ち、初めて────────
いや、以前に一度?ある。
こんな気持ち、どこで─────
「そろそろ、販売をお願いしてもいいですか?」
「はい、こちらこそよろしくお願い致します。柊さん」
「何で、俺の名前を?」
『ニコッ』っと、笑うと
「何時までに売り切ればいいんですか?」
「ああ、後30分以内なら定価で、売り切れなければ3割引でお願い致します」
「売り切れる前に私の事思い出してください」
「さあ、頑張って売っちゃいましょう。ね、柊さん」
「ああ、」
なんだか上手く誤魔化された気がするけど、この娘(こ)の言う通りだ。
「時間内に売り切れたら教えてあげる」
不思議なことに彼女がケーキを売り出したらどんどん売れていった。彼女の笑顔と優しい声がお客を引き付け、更には容姿に見とれた客が自分のがサンタコスの願望が現実になったかのように夢を見ているような顔でケーキを買って行ってくれた。
俺は後ろのカウンターに置いてあるケーキを彼女に渡し精算係。彼女はお客さんにケーキを、おススメして、ケーキを渡す係で、進めていると。ショーケース越しに見える彼女のサンタコスのミニスカートから出ている魅力的な脚は、男性客の目を引き付け、中には俺の仕事である後ろのカウンターに置いてあるケーキを彼女に頼もうとしているやつもいた。わざと遠いケーキの箱を指示して、スカートの中が見えるように考えているやつまでいた。
振り向く彼女に、
「俺がするから、接客だけしてて。後ろを向くとスカートの中が見えちゃいそうだよ」
と、少し屈んで彼女の耳に小さな声で教えると、頬を染めて、
「柊さん…………見えちゃった?」
俺は『ブンブン』と頭を横に振り、
「見えていない!見てないって!」
本気で否定すると、彼女はぽつりと、
「残念……柊さんになら、見えても良かったのに……えへっ」
と、信じられないことを言った。
「そんな事簡単に言わない事。本気にしたらどうする気?」
「私、柊さんとだったら────────」
彼女は俺のトナカイの服(腕)を握り、『グッ』と、近づいた時、
「おーい、柊~っ!差し入れに来たぞ」
まさかのタイミングで、智がやってきた。
「うちのが、柊にも料理持っていくってきかなくてさ、イルミネーション見ながらこっちに回ってきたんだが………悪いな、お取り込み中の所、迷惑だったか?って言うか、この子誰?しかもサンタエプロンじゃなくて、サンタコス。そおか、そおか!ついに柊にも春が来たか!ケーキも売れてそうだからお邪魔虫は帰ります」
呆気に取られているうちに智は、一人で話して一人で納得して帰っていった。
「ごめん、今帰って行ったのは、もう一人のパティシエの智。悪いやつじゃないんだ。気を悪くしたら許してくれ」
「うん…」
少し気まずい雰囲気になってしまった。それでも定価を下げる直前に全部ケーキを売り切れたのは、やっぱり彼女のおかげだと思う。
でもなんでサンタエプロンじゃなくてミニスカサンタになっているんだ?
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