もしも最強と呼ばれる魔法使いがたまにやる気を出す師匠をしたら

黒咲 空気

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最初の一学期

33話 決着

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4級魔法使いにも該当されることができなかった人間は不当に扱われる可能性が存在しているそれは、戦闘魔法だからこそ起こってしまうことである。生活魔法ではそんなことはない人の特徴を使って経済を生活を成り立たせている。そこに風穴を開けるか維持するのが戦闘魔法になる
「わいは、5級魔法使い」
「5級でも使えるはず」
「こう言う学校に通っていないからね、簡単な教育を受けて戦闘兵器にされそうになった。そこに救済を入れてくれたのはゼロさんだった」
「よく分かりました。辛い経験を何度も味わって今ここにいてくれるんですね」
「共感はいらないからすぐに家に帰ってくれ」
「それはできません、いまみんなはあなたたちが始めたことで戦ってもらっているんです」
目を合わせることはしなかった正論を言われたようでこれ以上発言もしない。静かな殺気を放っていた
「あなたは利用されているだけだ」
「絶対にそれは違う 
ベイルの体がうごかなくなってしまったが一つの可能性について思いつく点がある
「動けないというよりかは遅い」
「そりゃあスローですから」
「だけど私にかけるから細かい部分にもその影響は来るはずだよ。例えば今の喋りとかね」
得意魔法にはシンプルなものはない複雑な魔法効果から発生する一つの現象につながっていく
「ワイの得意魔法は付与できるのは人やモノではない気体しか遅くできない」
「でもなんで私の動きを止められるの?」
ベイルの体は今も動けない状態であり話すことしか出きない
「これだけ話してやるよ 複雑な効果からそれは空気を障害物のように固く不動へと変わった。この数年でワイの得意魔法は進化した。 
体は動ける状態に変わり転びそうになったが何とか耐えた
「ふーう、セーフでも何もない」
「それが一番怖いんだろ」
「優しさはいらないわよ 
黒いエネルギーが塊となり男の方へ向かっていく
「弱すぎる 
魔法は止まり少しの時間がたったのち効果が切れていった
「無効化される」
「ワイの前では魔法は無意味 
魔法を放った途端に男はベイルの喉元に手をかけようとする
「一瞬で殺してあげるよ」
「出来るはずがないでしょ 英雄は選択の中で策を選ばない     
 
魔法の発動に手を急接近させて殺そうとしたが小さな箱に片手がすっぽりと収まった
「君はいいものを見せてくれるな」
「発動条件は私が敵と認識している人との距離が1メートル以下であるときに使用が可能になる。その代わり数分間の魔法の使用ができない、スローでも対応はむずい」
「そうだな、この箱は固定がされているもう片方の腕もなぜか動かすことができない 詰んだな」
「勝たせてもらうよ」
 
箱は徐々に細かくなっていきそれは光の矢となって何本も男に刺さってく血が流れいき光がなくなるのと同時に倒れてしまった。
「急所は避けてますから生きてください」
「君、生を感じ自分の力を発揮しろ」
彼女は立ち止ったのち移動装置を求めていく、少しふらつきながら

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