二人格は生活に困る

黒咲 空気

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第1章 神からの贈り物

5話 他の二重人格

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「こうして俺は仕事をもらってきた」
とまがいは誇らしげに言っている
先生が聞いた
「まがいさん、貴方はその誰かの偉人を守る仕事を受けたというわけですか?」
「そうだ。先生どの」
「あのですね。ここだけじゃないんですよ」
教室の扉に一人の女がいた
「え?俺だけじゃないの?」
とまがいは不思議そうに言った。
「実はここでも5人が光ったのです」
「矢吹先生、そちらは大丈夫ですか?」
「はい平和ですが私の生徒の平野ナツが光りまして」
と矢吹先生はいい。また男子生徒たちが騒ぎ出した
「こいつだけじゃないのかよ」
「かわいいかもしれないよ。みにいこうぜ」
「てか平野ナツって元から可愛いやつだよな」
まがいが勢いをつけて
「黙れ」
といい。教室が静かになった
「平野ナツかぁ」
まがいは考え出し始めた
「まがいさんそろそろ席に座ってもらっていいですか?」
「・・・ちょっと待ってもらっても」
「いえですが」
先生が座らせようと近づこうとするが
「まだ考えさせな」
「ですが矢吹先生、授業が終わりません」
まがいが一つのことに気づく
「はっ!平野ナツの大昔の子孫ってまさかあれじゃないたまろうな。それなら面白いし俺は大好きだぜ」
先生がオドオドしながら聞く
「どうだっんですか?」
「平野ナツにあいにってくる」
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