二人格は生活に困る

黒咲 空気

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第1章 神からの贈り物

28話 タッグバトルその3

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敵の攻撃を避けるのは考えなしにくうまがいは展開を始めた。だがパラレルを起動できると相手は思っていなかった。
「何やってんのあいつ」
「パラレルの起動と聞いたができると思うか?」
「無理だな。やり方を知らないバカにできると?」
しかしその言葉に対してくうまがいは予想を超えていった。
「パラレル起動 起動名 ??? 」
くうまがいは何言ったのかすら覚えていなかったがなぜか発動をすることができ周りが輝き始めた。
それにびっくりするカレンだが冷静にミシックは対処した.
「カレン、びっくりしないで撃てこのままじゃやばい気がする。」
「了解」
スナイパーを膝に当て安定させ心臓を狙って1発打った。
三羽矢は、何も出来ずに見ておくことしかできない。
「カレンがぁ打ったよ」
出た言葉は瀕死になりそうな言葉だけだった。
カレンが撃ったのはどんどう迫ってくるが
その弾は、分身する前に消え去っていった。
それにカレンはびっくりしてしまった。
「なんで消えたの?」
「俺のパラレルは、風を操って防ぐことができる。」
「風を操るパラレルか!」
「三羽矢、パチンコを打て!」
三羽矢は、死にそうになるも全身の力を使い1発のみ打つことができた。
「(パチンコを打つ音)ごめん狙いが定まらなかった。」
「いやそれでいい。」
くうまがいは左手を少しずつ右に力強く振り払うと撃ったものが動き更には、ビー玉のスピードが3倍近く跳ね上がり的向かっていった。
「お前は俺には勝てんし遠距離攻撃は当たらない」
そう言って足で地面を思いっきり踏むと土の壁がビー玉を止めに入りビー玉が当たる瞬間、秒で土の壁が崩れていった。何度も何回も壊してミシックの方へ向かっていった。
ミシックはくうまがいを見るとくうまがいは右を下に左手を上にして風が固形へとなっていった。
それはまさに弾丸にようになり凄まじいスピードで発射した。ミシックはそれを見て狙いがカレンであることに気づき
「カレン狙いはお前だ」
「え」
遅かった両者。
ミシックの頭にはビー玉がヒットしてカレンには固形になっている風の塊が全身に当たり気絶してしまった。
ミシックは、ふらつきながらも石ころを投げ不道を発動させようとする。
「カレンの意志は継ぐ」
「意志なんてないだろ。俺は、傷ついている三羽矢のためだけに頑張る。」
最終決戦に入った。
ミシックは石をカバーするようにあらゆる所に壁を生み出し槍のようなもの錬成した。
くうまがいは、風を自分の手の上に集中させ回転をして固形のようなものを生み出しそれはまさに気円斬であった。
両方が発射するとその二つはぶつかり合い謎のエネルギーが周りを発生させた。
何秒もぶつかり合いその結果はすぐに見えた。
気円斬のようなものは威力は弱くなっているがミシックの方に、当たり血が出まくった。くうまがいは、破片のようになっている土にくうまがいは、体が貫かねて両方倒れてしまった。
三羽矢のところに電話がかかってきて応答すると六花であった。
「両方生きてる?」
「勝ったけど両方死にそうだ。」
「わかった。鍵をどうにかして手に入れて僕だけ入ることにするよ」
「うん。そうしてくれ」
三羽矢は、這いずりカレンとミシックの方に向かっていった。
次回 29話 資料室
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