二人格は生活に困る

黒咲 空気

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第1章 神からの贈り物

34話 あの日

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9月2日放課後
六花は、一人公園のベンチで考えていた。
「僕は、今彼らに怪しまれているはずだ。そんな僕を信じてくれるのだろうか」
深刻そうな雰囲気があった為一人のおじいちゃんが話しかけてきた。
「どうしたのかな深刻そうな見た目をして」
「誰ですか?」
「誰でもいいでしょ私は、困っている人には話しかけたくなるのです。」
そう言っておじいちゃんはベンチに駆け寄り六花の隣に座った。
「何があったのかな高校とかで」
高校の服を着ていた為高校生と分かっていた。
「ちょっと大事なことを隠していてそれを怪しまれています。」
「そうでしたか、話せないことは他の人とかと話して隠したほうがいいですよ。」
「他の人と話すですかちょっときついことですね。
「そんな大事な事なんですね」
「はい」
両方の発言が止まったが最後におじいちゃんからの言葉を聞いて六花は去っていった。
「貴方が選択することは、その大事なことにつながるならなんでもいいんです」
「ありがとなおじいさん」
9月3日ついにあの日になりました。
2年生の合同授業になった時、白夜と平野は一緒にいた。
「合同授業って何するの?」
「大体そういう時はマラソンですよ」
「あ、終わった。」
その時、絵画が先生の話を聞いた後白夜の所にやってきた。
「終わったと言うのは体力がないからですか?」
「YES」
話していたようにマラソンが開始されることになった。
男女がそれぞれ集合して先生からの開始の合図を受けた。
「グラウンド内での長距離マラソンを始める。位置についてよーい ドン(銃を撃つ音)」
それを合図に全員が走り出した。男子は1500m 女子は1000mで開始しこのようなものが終わった後、
みんなが疲れていた時に、すぐに教室への移動を命じられた。少しずつ移動をしている間に天から三日月の形をした。物体に乗っている男が訪れた。
「やぁやぁこんにちは白夜さん」
白夜はそいつが誰か知らないためわからない状態であったが六花と北村先輩がダッシュでやってきた。
六花は、平野と絵画にまがいの暴走について話した。
「了解しました。」
そう言って両方は距離を取ることにした。
「北村先輩、約束通り生徒の避難をした。」
「助かる」
北村先輩は、身体が一瞬光人が変わったようになった。
天から降りたやつは、白夜に話し出した。
「私は、記憶銀行の者として君には期限が終了しているので返さないといけないものがある」
「返さないといけないもの?」
「記憶について返却を開始する」
記憶銀行の者は、特殊な輝きを持っている球を白夜の頭に埋め込むと白夜は苦しみ出した。
「う、なんだこの記憶は」
くうまがい(あー嫌なことが嫌なことが)
「くうに何をしました?」
「白夜の中にいるまがいに記憶を返しただけです。」
このようになったことに気づきアスタロイドは、パラレルの起動をした。
「パラレル起動 起動名 氷結の零下」
周りが輝きを始め、白夜の体は氷出してしまった。
「うわ、くうまがい落ち着けお前、野望神がなんだってあーー」
悲鳴をずっと発している中で暗い光を全身から光くうまがいへと変身したが様子がおかしいらしい
「ブレイク ブレイク ブレイク」
と同じことしか言わなくなった。
白夜には見えていた何が起こっていたか記憶の中に何があったのかがそれは、まがいが欲望神ある時に実は、野望神が暴れ出した原因は、まがいの悪ふざけによる精神操作であった。そのことにより事件をまがいは苦しみそれを見た願望神は、記憶銀行にお願いして記憶を封印していた。
思い出し影響で二重人格の制御ができなくなっていた。
白夜(やめろ、くうまがい)
「ブレイク ブレイク ブレイク」
凍っている体は、少しずつ削れていって自由になってしまった。
「くそ、パラレルが効かないではこれではどうだ」
そう言ってエリア全体を寒くさせていった。
「ブレイク」
足がどんどんまがいは凍っていったが無視して一瞬で、アスタロイドによって腹をぶん殴った。
「ぐぁ」
学校の壁へと激突して壁は崩れた。
アスタロイドは、気絶したように動かなくなっていた。
六花はそれを見てすぐにアスタロイドに寄りアスタロイドの容態を見ていた。
「大丈夫か?」
作戦は失敗して暴走を止められずにいた。
「ブレイク ブレイク」
と言いながら上を見るとグラウンドの4分の3を埋め尽くしてでかいフィールドが現れた。
「なんだあれは」
生徒たちは驚いていると
一人の男と審判らしいものがやってきた。
「さて始まりました。暴走するまがいを防ぐためにやってきた神vs暴走者の時間でございます。では、神を紹介しましょう」
バリアのような物が観客を入れずにまがいを取り込んで行き戦う神がやってきた。
「神はこの男に暴走者を止める仕事を依頼してその者は最強の男、始まりの男である この男の名は、
「さてすぐに試合を開始しましょう」
2人が定位置に立つと試合が始まった。
「開始~」
次回
アダムvsまがい
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