2 / 4
2.君は誰。
しおりを挟む
「お客様!?生きてますか!?
転移した後の役職のおかげでっ、
ステータス高かったからっ、
生きてますよね!?
生きててくださいっ!!」
………。
心配してくれている、青年の必死な声が聞こえる。
……………すごく、言いたくなかったけど。
この青年、とんでもなくうるさい。
幸い、目の周りは動いた。
瞼を開けてみると、慌てふためく青年がいた。
…………………………
????????????????????
とりあえず、いつもするように視た。
……へぇ。
彼は《シシン》というようだ。
…私は死ぬのか?
「死なないでくださ~~い!お願いしますぅ~!!」
……私が目覚めたのに気付いていないのか、
さっきから顔の近くでとてもうるさいが、
彼の言葉を聞く限りでは、
どうやらまだ死なないらしい。
彼は、顔こそ骸骨そのものだが、
身なりは、しっかりとしたスーツ姿だった。
……どこかの書店で働いていそうだな……。
……さっきまで気づかなかったが、
ここは魔力がとても薄かった。
私が喋れないのと関係があるかもしれない。
私が悶々と考え事をしていると、
青白い炎と目が合った。
「お客さ……ギャーー!!蘇ったーーー!?」
私の前で、骸骨は気絶した。
泡が出るオプション付きで。
転移した後の役職のおかげでっ、
ステータス高かったからっ、
生きてますよね!?
生きててくださいっ!!」
………。
心配してくれている、青年の必死な声が聞こえる。
……………すごく、言いたくなかったけど。
この青年、とんでもなくうるさい。
幸い、目の周りは動いた。
瞼を開けてみると、慌てふためく青年がいた。
…………………………
????????????????????
とりあえず、いつもするように視た。
……へぇ。
彼は《シシン》というようだ。
…私は死ぬのか?
「死なないでくださ~~い!お願いしますぅ~!!」
……私が目覚めたのに気付いていないのか、
さっきから顔の近くでとてもうるさいが、
彼の言葉を聞く限りでは、
どうやらまだ死なないらしい。
彼は、顔こそ骸骨そのものだが、
身なりは、しっかりとしたスーツ姿だった。
……どこかの書店で働いていそうだな……。
……さっきまで気づかなかったが、
ここは魔力がとても薄かった。
私が喋れないのと関係があるかもしれない。
私が悶々と考え事をしていると、
青白い炎と目が合った。
「お客さ……ギャーー!!蘇ったーーー!?」
私の前で、骸骨は気絶した。
泡が出るオプション付きで。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
3
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる