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2.君は誰。

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「お客様!?生きてますか!?
のおかげでっ、
ステータス高かったからっ、
生きてますよね!?
生きててくださいっ!!」



………。
心配してくれている、青年の必死な声が聞こえる。

……………すごく、言いたくなかったけど。
この青年人?、とんでもなくうるさい。
幸い、目の周りは動いた。
瞼を開けてみると、慌てふためく青年骸骨がいた。
…………………………
????????????????????
とりあえず、いつもするようにた。
……へぇ。
彼は《シシン死神》というようだ。
…私は死ぬのか?

「死なないでくださ~~い!お願いしますぅ~!!」

……私が目覚めたのに気付いていないのか、
さっきから顔の近くでとてもうるさいが、
彼の言葉を聞く限りでは、
どうやらまだ死なないらしい。

彼は、顔こそ骸骨そのものだが、
身なりは、しっかりとしたスーツ姿だった。
……どこかの書店で働いていそうだな……。

……さっきまで気づかなかったが、
ここは魔力がとても薄かった。
私が喋れないのと関係があるかもしれない。

私が悶々と考え事をしていると、
青白い炎死神の目と目が合った。

「お客さ……ギャーー!!蘇ったーーー!?」

私の前で、骸骨シシンは気絶した。
泡が出るオプション付きで。
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