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第9話 映らない朝
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その朝、世界から色が抜け落ちた。
いや、正確には「映像」が、だ。
「ん……あれ?」
俺、赤月ショウタは、まだ半分眠った頭で枕元の配信管理端末(異世界仕様)に手を伸ばした。いつもの習慣だ。寝起きにまず確認するのは、自分のチャンネル〈ショウタ・フロンティア〉の登録者数と、昨晩のアーカイブ動画の再生数。Act 1の激闘――沈黙神との配信インフラを賭けた戦いを乗り越え、登録者数は爆増。世界標準となった〈ミラチューブ〉での活動は、まさに順風満帆、のはずだった。
「サムネが……表示されてない?」
管理画面の一部が、黒く塗りつぶされたように表示されない。通信エラーか? いや、他の数値データは問題なく読み込めている。首を捻りながらベッドを降り、窓の外を見た俺は、さらに眉をひそめることになった。
街の中心広場にそびえ立つ巨大な魔法仕掛けの広告塔――普段なら、きらびやかな商品宣伝や、時報を告げる魔法少女の映像が流れているはずのそれが、今はただの真っ黒な石板のように沈黙している。
「停電……なわけないよな。魔力供給は安定してるってギルドも言ってたし」
異変はそれだけではなかった。街路の案内標識、店の看板に埋め込まれた小さなディスプレイ、そのどれもが、まるでインクをぶちまけられたかのように黒く、何も映し出していなかったのだ。
「ショウタさん! 大変です!」
勢いよくドアを開けて飛び込んできたのは、俺のマネージャー兼保護者兼元聖騎士のユウナだ。普段の凛とした佇まいはどこへやら、少し息を切らせ、その美しい顔には焦りの色が浮かんでいる。
「どうした、ユウナ。やっぱり何か起きてるのか?」
「はい! 私の端末からも確認しましたが、王都の一部地域で、映像表示系の魔法具(アーティファクト)が広範囲にわたって機能停止している模様です! 原因は不明ですが、これは尋常な事態ではありません!」
元聖騎士の鋭い勘が、これが単なる故障ではないと告げているのだろう。俺も頷く。
「……分かった。とりあえず、状況を確認するためにも配信を立ち上げてみるか。視聴者から何か情報が入るかもしれないし、何より、こういう時こそ“いつも通り”を見せるのが大事だ」
俺は急いで配信準備を整え、リビングの中央に鎮座する《神のカメラ》――異世界に飛ばされた俺が最初に手に入れた、VTuberとしての相棒――の前に立った。隣には、状況説明役としてユウナが立つ。配信管理AIであるEcho(元・沈黙神)の起動シークエンスが走り、コメント欄が流れ始める。
『おお、ショウタ! 朝からどうした?』
『なんか街のディスプレイ黒くなってない?』
『うちの店の魔法看板も映らんのだが』
やはり、視聴者も異変に気づき始めていた。
「みんな、おはよう! ちょっと緊急で配信を回してる。見ての通り、街中で映像が映らなくなる現象が起きてるみたいなんだが……って、あれ?」
俺は言葉を止めた。配信画面に映し出された自分の姿を確認しようとして、違和感に気づく。
画面には、隣に立つユウナの姿はくっきりと映っている。金色の髪、真剣な表情、聖騎士の面影を残す凛とした立ち姿。だが、俺がいるはずの場所には、背景の壁紙が透けて見えているだけだった。
「……は? 俺は??」
思わず自分の身体を確認する。ちゃんと実体はある。ユウナにも俺は見えているはずだ。なのに、カメラには映っていない。まるで透明人間になったみたいだ。
「Echo! どうなってる!? 俺の映像レイヤー、バグってるぞ!」
《……映像レンダリング・モジュール……エラー……リトライ中……》
頭の中に、まだたどたどしいEchoの声が響く。どうやらβ版の映像処理機能が、この異常事態にうまく対応できていないらしい。画面の隅には、申し訳なさそうに「ぐるぐるアイコン」が回転している。可愛いけど、今はそれどころじゃない!
「え? ショウタさん、どうかしましたか?」
隣のユウナは、俺が映っていないという異常事態にまだ気づいていないようだった。あるいは、マネージャーとして冷静さを保とうとしているのか。必死に状況説明を続けようとする。
「現在、原因不明の映像消失現象が……」
しかし、俺が消えた(ように見える)画面と、すぐ隣にいるはずの俺からの反応がない状況に、さすがのユウナも動揺を隠せない。その真面目な顔が、不安と焦りで歪む。眉が下がり、口がわずかに半開きになり、目が泳ぐ――元聖騎士らしからぬ、実に人間味あふれる、というか、ぶっちゃけかなり面白い顔になっていた。
コメント欄が、俺の消失そっちのけでざわつき始める。
『ユウナ様wwwwww』
『顔wwwwwwwwwwwww』
『ショウタどこいった問題よりユウナ様の顔芸がwww』
『新手のファンサか?』
『聖騎士(だった人)の威厳どこいったwww』
「ぶふっ……! んんっ……!」
ダメだ、耐えられない。俺が映らないシュールな状況と、ユウナの渾身の(無自覚)顔芸のコンボ。プロの配信者として笑いを堪えようとしたが、マイクは正直だった。俺の噴き出すような笑い声が、配信に乗ってしまう。
「ちょ、ユウナさん! か、顔! 顔ヤバいって!」
『ショウタ生存確認www』
『笑い声ASMRありがとうございます』
『腹筋崩壊したwww 新しい配信スタイルか?』
『これは伝説の幕開け』
俺の笑い声とコメント欄の反応で、ようやく自分の状況と表情に気づいたユウナは、みるみるうちに顔を真っ赤にした。
「か、顔芸などと! そのような破廉恥な真似、私がするはずが……! これは断じて、その、表情筋のストレッチであります!」
苦しい言い訳が、さらにコメント欄の燃料となる。まさにカオス。これが俺たちの日常運転だ、と言いたいところだが、状況は明らかに異常だ。
その時、空間に重低音が響き、漆黒の通信ウィンドウが開いた。表示されたのは、角を生やした威厳ある(しかしどこか親しみやすい)魔王ゼファリスの紋章。
『――ショウタよ、聞こえるか』
ゼファリスの声は、普段の推し活モードとは違う、魔王としての響きを帯びていた。
「ゼファリス! そっちでも何か?」
『うむ。我が配下の魔族からの報告でも、大陸各地で同様の“映像消失”が同時多発的に確認されている。これは単なる技術トラブルの域を超えているぞ。何者かが意図的に“視覚情報”を奪っている可能性が高い』
魔王の言葉に、俺とユウナ、そしてコメント欄の喧騒が一瞬で凍りつく。
意図的に、視覚情報を奪う?
俺は背筋に冷たいものが走るのを感じた。これは、Act 1の沈黙神とはまた違う、もっと根源的な恐怖に繋がる予感がする。
「一体、何が起きてるんだ……?」
俺の呟きは、誰に届くでもなく虚空に消えた。画面の隅では、Echoの「ぐるぐるアイコン」が、まだ頼りなげに回り続けている。
映らない俺。
映らない街。
そして、これから始まるであろう、光を失った世界。
俺は、見えない敵への漠然とした恐怖と、それでも配信者として“何か”を伝えなければならないという使命感の間で、固く拳を握りしめた。
(……そういえば、勇者リオナの奴、最近「聖剣の輝きが鈍い」とかボヤいてたっけな。まさか、あれも関係あるのか……?)
不吉な予感を振り払うように、俺はマイクに向き直った。たとえ俺の姿が映らなくても、この声だけは、届けなければならない。
「――よし、みんな、落ち着いて聞いてくれ。どうやら、これはマジでヤバい事態みたいだ。でも、俺たちが今できることをやろう。まずは情報収集だ!」
新しい戦いの幕開けを告げる、映らない朝の配信は、こうして始まったのだった。
いや、正確には「映像」が、だ。
「ん……あれ?」
俺、赤月ショウタは、まだ半分眠った頭で枕元の配信管理端末(異世界仕様)に手を伸ばした。いつもの習慣だ。寝起きにまず確認するのは、自分のチャンネル〈ショウタ・フロンティア〉の登録者数と、昨晩のアーカイブ動画の再生数。Act 1の激闘――沈黙神との配信インフラを賭けた戦いを乗り越え、登録者数は爆増。世界標準となった〈ミラチューブ〉での活動は、まさに順風満帆、のはずだった。
「サムネが……表示されてない?」
管理画面の一部が、黒く塗りつぶされたように表示されない。通信エラーか? いや、他の数値データは問題なく読み込めている。首を捻りながらベッドを降り、窓の外を見た俺は、さらに眉をひそめることになった。
街の中心広場にそびえ立つ巨大な魔法仕掛けの広告塔――普段なら、きらびやかな商品宣伝や、時報を告げる魔法少女の映像が流れているはずのそれが、今はただの真っ黒な石板のように沈黙している。
「停電……なわけないよな。魔力供給は安定してるってギルドも言ってたし」
異変はそれだけではなかった。街路の案内標識、店の看板に埋め込まれた小さなディスプレイ、そのどれもが、まるでインクをぶちまけられたかのように黒く、何も映し出していなかったのだ。
「ショウタさん! 大変です!」
勢いよくドアを開けて飛び込んできたのは、俺のマネージャー兼保護者兼元聖騎士のユウナだ。普段の凛とした佇まいはどこへやら、少し息を切らせ、その美しい顔には焦りの色が浮かんでいる。
「どうした、ユウナ。やっぱり何か起きてるのか?」
「はい! 私の端末からも確認しましたが、王都の一部地域で、映像表示系の魔法具(アーティファクト)が広範囲にわたって機能停止している模様です! 原因は不明ですが、これは尋常な事態ではありません!」
元聖騎士の鋭い勘が、これが単なる故障ではないと告げているのだろう。俺も頷く。
「……分かった。とりあえず、状況を確認するためにも配信を立ち上げてみるか。視聴者から何か情報が入るかもしれないし、何より、こういう時こそ“いつも通り”を見せるのが大事だ」
俺は急いで配信準備を整え、リビングの中央に鎮座する《神のカメラ》――異世界に飛ばされた俺が最初に手に入れた、VTuberとしての相棒――の前に立った。隣には、状況説明役としてユウナが立つ。配信管理AIであるEcho(元・沈黙神)の起動シークエンスが走り、コメント欄が流れ始める。
『おお、ショウタ! 朝からどうした?』
『なんか街のディスプレイ黒くなってない?』
『うちの店の魔法看板も映らんのだが』
やはり、視聴者も異変に気づき始めていた。
「みんな、おはよう! ちょっと緊急で配信を回してる。見ての通り、街中で映像が映らなくなる現象が起きてるみたいなんだが……って、あれ?」
俺は言葉を止めた。配信画面に映し出された自分の姿を確認しようとして、違和感に気づく。
画面には、隣に立つユウナの姿はくっきりと映っている。金色の髪、真剣な表情、聖騎士の面影を残す凛とした立ち姿。だが、俺がいるはずの場所には、背景の壁紙が透けて見えているだけだった。
「……は? 俺は??」
思わず自分の身体を確認する。ちゃんと実体はある。ユウナにも俺は見えているはずだ。なのに、カメラには映っていない。まるで透明人間になったみたいだ。
「Echo! どうなってる!? 俺の映像レイヤー、バグってるぞ!」
《……映像レンダリング・モジュール……エラー……リトライ中……》
頭の中に、まだたどたどしいEchoの声が響く。どうやらβ版の映像処理機能が、この異常事態にうまく対応できていないらしい。画面の隅には、申し訳なさそうに「ぐるぐるアイコン」が回転している。可愛いけど、今はそれどころじゃない!
「え? ショウタさん、どうかしましたか?」
隣のユウナは、俺が映っていないという異常事態にまだ気づいていないようだった。あるいは、マネージャーとして冷静さを保とうとしているのか。必死に状況説明を続けようとする。
「現在、原因不明の映像消失現象が……」
しかし、俺が消えた(ように見える)画面と、すぐ隣にいるはずの俺からの反応がない状況に、さすがのユウナも動揺を隠せない。その真面目な顔が、不安と焦りで歪む。眉が下がり、口がわずかに半開きになり、目が泳ぐ――元聖騎士らしからぬ、実に人間味あふれる、というか、ぶっちゃけかなり面白い顔になっていた。
コメント欄が、俺の消失そっちのけでざわつき始める。
『ユウナ様wwwwww』
『顔wwwwwwwwwwwww』
『ショウタどこいった問題よりユウナ様の顔芸がwww』
『新手のファンサか?』
『聖騎士(だった人)の威厳どこいったwww』
「ぶふっ……! んんっ……!」
ダメだ、耐えられない。俺が映らないシュールな状況と、ユウナの渾身の(無自覚)顔芸のコンボ。プロの配信者として笑いを堪えようとしたが、マイクは正直だった。俺の噴き出すような笑い声が、配信に乗ってしまう。
「ちょ、ユウナさん! か、顔! 顔ヤバいって!」
『ショウタ生存確認www』
『笑い声ASMRありがとうございます』
『腹筋崩壊したwww 新しい配信スタイルか?』
『これは伝説の幕開け』
俺の笑い声とコメント欄の反応で、ようやく自分の状況と表情に気づいたユウナは、みるみるうちに顔を真っ赤にした。
「か、顔芸などと! そのような破廉恥な真似、私がするはずが……! これは断じて、その、表情筋のストレッチであります!」
苦しい言い訳が、さらにコメント欄の燃料となる。まさにカオス。これが俺たちの日常運転だ、と言いたいところだが、状況は明らかに異常だ。
その時、空間に重低音が響き、漆黒の通信ウィンドウが開いた。表示されたのは、角を生やした威厳ある(しかしどこか親しみやすい)魔王ゼファリスの紋章。
『――ショウタよ、聞こえるか』
ゼファリスの声は、普段の推し活モードとは違う、魔王としての響きを帯びていた。
「ゼファリス! そっちでも何か?」
『うむ。我が配下の魔族からの報告でも、大陸各地で同様の“映像消失”が同時多発的に確認されている。これは単なる技術トラブルの域を超えているぞ。何者かが意図的に“視覚情報”を奪っている可能性が高い』
魔王の言葉に、俺とユウナ、そしてコメント欄の喧騒が一瞬で凍りつく。
意図的に、視覚情報を奪う?
俺は背筋に冷たいものが走るのを感じた。これは、Act 1の沈黙神とはまた違う、もっと根源的な恐怖に繋がる予感がする。
「一体、何が起きてるんだ……?」
俺の呟きは、誰に届くでもなく虚空に消えた。画面の隅では、Echoの「ぐるぐるアイコン」が、まだ頼りなげに回り続けている。
映らない俺。
映らない街。
そして、これから始まるであろう、光を失った世界。
俺は、見えない敵への漠然とした恐怖と、それでも配信者として“何か”を伝えなければならないという使命感の間で、固く拳を握りしめた。
(……そういえば、勇者リオナの奴、最近「聖剣の輝きが鈍い」とかボヤいてたっけな。まさか、あれも関係あるのか……?)
不吉な予感を振り払うように、俺はマイクに向き直った。たとえ俺の姿が映らなくても、この声だけは、届けなければならない。
「――よし、みんな、落ち着いて聞いてくれ。どうやら、これはマジでヤバい事態みたいだ。でも、俺たちが今できることをやろう。まずは情報収集だ!」
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