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地味OLの一夜の過ち
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私は会社に出社した。気が重かった。すると、丁度自分の作業部屋に行く前の廊下ですれ咬射さんとすれ違って目があった。
「つっ...」
咬射さんは私を見てくる。私はそれに目を反らし、そのまま通りすぎた。
「秋人」
...私の後ろから美乃さんの声が聞こえる。
私は振り向かなかった。
×××
ぐちゃぐちゃな思いのまま、仕事をする。だけどその気持ちに煩わされないよう丁寧には作業した。すると、今日は新入社員指導を所々やっていたのだったが、これからがっつり指導を行うようだった。新入社員は二人で、一人目は原みよ子という女性と、二人目は、高木律という男性だった。やっていることは前していた私と同じ事。だからそれを一人には松崎さんがついて、もう一人には私が教えていた。
松崎さんが女性の原さんをみて、私が男性の高木さんをみる。
そんな風になっていった。二人の新入社員は、原さんは大人しい女性高木さんの方は快活でお喋りの男性だった。なので、結構、頻繁に私は彼と会話することが多くなる。個人的には優秀で教えた所をすぐ覚えるような人間だった。
「こんな美人に指導されるなんて俺はラッキーですね」
ニコニコと彼は私に愛想を振り撒く。だからそれにちょっと苦笑いするような日々だった。
「そ、それは良かったね」
「実田先輩はとても可愛いです」
「そう...」
彼はいつも私に対してこんな事を言う。個人的に、てっきり松崎さんと喋りたいだろうと思っていたけれど、彼は何故か私が気に入っている?というかからかいたいようだった。私は彼に舐められているのかな...。彼はヤンチャ系らしく、私より背が高く、大学を卒業し、新卒で入社した22歳の男性だった。...正直私は、こうゆうひと苦手だ...。
しかし、私は今この人の先輩で、仕事を教える立場。苦手だって言って避けちゃ駄目だ。
「先輩は彼氏いるんですか?」
「さあ?」
すると、ちょっとした休憩時間に高木さんに話し掛けられた。
「なんですか、その曖昧な返事は」
「...高木さん。私の事はいいから、ちゃんとお仕事しよう?」
「じゃあ、仕事頑張ったら実田先輩が何か奢ってくれるんですか?というより、俺は実田先輩とご飯食べにいきたいです」
「う、うーん...じゃ、じゃあ頑張ったらね。何かあげるから」
「一緒にご飯行ってくれないんですか」
「ごめんね」
そう言うと彼はわかりやすく拗ねる。すると、ご飯行ってくれるレベルまで成長します。と言ってきたので、そこは素直に、頑張って。と応援した。すると、休憩が終わり、私達は作業に戻った。すると、部屋をノックされる。そしてはいと答えると、ドアを開けて咬射さんが入ってきた。...咬射さんがここに来たのは久しぶりだった。
「...松崎に実田さん。研修の事で話があるから、来て欲しい」
「はい」
「...わかりました」
「新入社員はそのまま仕事を続けてくれ。わからなかったら彼方のパートにいる方に聞いて」
「はい」
...こればっかりは仕方ない。私は松崎さんと咬射副社長の所へ行くことなった。
✕✕✕
「いや実田さん、大分なつかれてるじゃないてすか高木さんに」
「そうなんです...」
私は咬射さんと、松崎さんと、私3人で廊下を歩いている時松崎さんに話し掛けられたまあ、なつかれているっていうか舐められてるだけだと思うけど。
「あれ、彼は、実田さんに気がありそうな気がするんですけど、実田さん的にはどうなんですか」
「まさか。そんな事ないですよ。私の事、からかってるだけだと思いますよ」
「高木さんの事どう思われますか?」
「真面目で優秀だと思います。教えた事すぐ覚えますし」
「そうですか。だそうです。咬射主任」
「......そうか」
松崎さんが、咬射さんに話しかけると彼はそんな風に返した。
...咬射さんが私の事気に掛けるなんてするわけない。美乃さんが好きなんだし。
「...そのことは今から行う研修の説明の時にも話そう」
すると、咬射さんはそう言った。
×××
私達は別部屋に呼び出され、研修の事を話された。この内容は今やっている新人指導の事も含まれる。
「じゃあ、咬射主任もとりあえず、私達の所にいらっしゃるんですね」
「ああ」
松崎さんがそう言った。
「今まで新入社員の指導は俺がメインでやってたから。とりあえず様子見で同じ部屋で仕事するようにするから。只今年は、実田さんがいるし、良かったら二人に任せてみたいと思う。松崎は一回経験済みだからな」
「了解です。良かったですね。実田さん」
「...そうですね」
意図したわけではなかったけれど、私は渇のこもってない返事をしてしまった。すると、実田さん?と松崎さんが言った。私は大丈夫ですよ松崎さんと笑った。そしたら、咬射さんが、高木と原さん二人の様子を教えてくれるか?と聞いてきた。はい。と松崎さんが返事する。
「原さんですが、あの子は私になついてないです。なにかこう、お互い壁がある気がします」
「そうなのか」
「意外と実田さんの所に行きたそうにしてますよ」
「私?」
それは意外と私は思った。高木くんをみている間、原さんとも喋る事はある。確かに原さんは高木くんより大人しいタイプの方だけど、コミュニケーション力は高いと思うのに。普通にお喋りしてたら、笑ってくれるし。
「原さんの様子はどうですか?」
「そうですね、すぐ仕事は覚えるタイプですが、ちょっと緊張するとミスしてしまうのか。私が教えない方が良いのかなとは思ってますよ」
「そうなんですね...もしかして、自信がないから、高木くんと一緒に仕事したいのかも」
「そうなんですかね」
「私も隣に誰かついてて欲しかったですし」
「実田さん......」
松崎さんは私の言うことに苦笑いした。恥ずかしいことだけどそうだったから。パートのおばさん達や咬射主任がいなかったら泣いていたよきっと。
「松崎さんは何でもできるからそれで萎縮してるのかも」
「うーん...そうみえるんですかね。やっぱ」
そうして、私と松崎さんは新人研修どうするか話し合い、最終的に結論を出した。咬射さんがそれを聞いてた。すると、
「この様子だと俺が来なくても大丈夫そうだけど、一応何かあったら言ってくれ」
「はい」
「...咬射主任、嬉しそうですね」
すると、松崎さんが咬射さんに言った。
「そりゃ、自分が育てた部下が、自分とこんな風に対等で話すことになるなんて嬉しいに決まってる」
私はその一言に驚く。すると、咬射さんはそれに気付いた。すると、咬射さんは困ったように笑った。
「まあ、実田さん。松崎、二人とも頑張って。応援している」
私と松崎さんはそれに返事をした。
×××
彼は一旦荷物を持ってきてから私達の部屋に行くようだった。私は咬射さんがわからなかった。
私の事嫌いなのか、私の事を期待しているのか。
美乃さんは美人で何でも出来てパーフェクトだし、それに咬射さんも尊敬の念を抱いている。でも一方の私は何でもできないし、それに人に結構頼りにしている部分がある。明らかに私と咬射さんは釣り合わないとは思う。
でも、やっぱりあの一言は嬉しかった。自分の育てた部下が対等な立場になってくれてっていう言葉は。
私は、咬射さんがいいなら、まだ彼の隣に居たいと思ってしまった。
✕✕✕
暫く咬射さんが私達の部屋に居て、仕事をしていた。でもあまり関わる事はあんまりせず、正直見守ってるという感じだった。そして、帰る時はいつも別々だった。普段だったら約束して一緒に帰るのだけど。...私は彼と話したいとは思っていた。
×××
ある日の事だった。退勤の時間になって、ドアから咬射さんは廊下を出ていった。...でも、やっぱり待って欲しい。そんな思いだった。私は彼を追いかけた。すると、咬射主任は廊下に居た。
「咬射主任」
私が呼ぶと、彼は気付き振り返ってくれた。
「......実田さん」
二人無言になりながら寄る。周りはまだらに帰る人が多かった。
「その、あの、」
私はしどろもどろになる。自分から話し掛けるな。なんて言った人間が何か言えるものじゃない。だけど、咬射さんがいいなら、又...。
「...一緒に帰りたいです」
精一杯捻り出した一言がこれだった。彼がどう反応するか私は怖かった。すると、
「...うん。帰ろう」
咬射さんがそう言ったので、私は彼と帰る事になった。
「つっ...」
咬射さんは私を見てくる。私はそれに目を反らし、そのまま通りすぎた。
「秋人」
...私の後ろから美乃さんの声が聞こえる。
私は振り向かなかった。
×××
ぐちゃぐちゃな思いのまま、仕事をする。だけどその気持ちに煩わされないよう丁寧には作業した。すると、今日は新入社員指導を所々やっていたのだったが、これからがっつり指導を行うようだった。新入社員は二人で、一人目は原みよ子という女性と、二人目は、高木律という男性だった。やっていることは前していた私と同じ事。だからそれを一人には松崎さんがついて、もう一人には私が教えていた。
松崎さんが女性の原さんをみて、私が男性の高木さんをみる。
そんな風になっていった。二人の新入社員は、原さんは大人しい女性高木さんの方は快活でお喋りの男性だった。なので、結構、頻繁に私は彼と会話することが多くなる。個人的には優秀で教えた所をすぐ覚えるような人間だった。
「こんな美人に指導されるなんて俺はラッキーですね」
ニコニコと彼は私に愛想を振り撒く。だからそれにちょっと苦笑いするような日々だった。
「そ、それは良かったね」
「実田先輩はとても可愛いです」
「そう...」
彼はいつも私に対してこんな事を言う。個人的に、てっきり松崎さんと喋りたいだろうと思っていたけれど、彼は何故か私が気に入っている?というかからかいたいようだった。私は彼に舐められているのかな...。彼はヤンチャ系らしく、私より背が高く、大学を卒業し、新卒で入社した22歳の男性だった。...正直私は、こうゆうひと苦手だ...。
しかし、私は今この人の先輩で、仕事を教える立場。苦手だって言って避けちゃ駄目だ。
「先輩は彼氏いるんですか?」
「さあ?」
すると、ちょっとした休憩時間に高木さんに話し掛けられた。
「なんですか、その曖昧な返事は」
「...高木さん。私の事はいいから、ちゃんとお仕事しよう?」
「じゃあ、仕事頑張ったら実田先輩が何か奢ってくれるんですか?というより、俺は実田先輩とご飯食べにいきたいです」
「う、うーん...じゃ、じゃあ頑張ったらね。何かあげるから」
「一緒にご飯行ってくれないんですか」
「ごめんね」
そう言うと彼はわかりやすく拗ねる。すると、ご飯行ってくれるレベルまで成長します。と言ってきたので、そこは素直に、頑張って。と応援した。すると、休憩が終わり、私達は作業に戻った。すると、部屋をノックされる。そしてはいと答えると、ドアを開けて咬射さんが入ってきた。...咬射さんがここに来たのは久しぶりだった。
「...松崎に実田さん。研修の事で話があるから、来て欲しい」
「はい」
「...わかりました」
「新入社員はそのまま仕事を続けてくれ。わからなかったら彼方のパートにいる方に聞いて」
「はい」
...こればっかりは仕方ない。私は松崎さんと咬射副社長の所へ行くことなった。
✕✕✕
「いや実田さん、大分なつかれてるじゃないてすか高木さんに」
「そうなんです...」
私は咬射さんと、松崎さんと、私3人で廊下を歩いている時松崎さんに話し掛けられたまあ、なつかれているっていうか舐められてるだけだと思うけど。
「あれ、彼は、実田さんに気がありそうな気がするんですけど、実田さん的にはどうなんですか」
「まさか。そんな事ないですよ。私の事、からかってるだけだと思いますよ」
「高木さんの事どう思われますか?」
「真面目で優秀だと思います。教えた事すぐ覚えますし」
「そうですか。だそうです。咬射主任」
「......そうか」
松崎さんが、咬射さんに話しかけると彼はそんな風に返した。
...咬射さんが私の事気に掛けるなんてするわけない。美乃さんが好きなんだし。
「...そのことは今から行う研修の説明の時にも話そう」
すると、咬射さんはそう言った。
×××
私達は別部屋に呼び出され、研修の事を話された。この内容は今やっている新人指導の事も含まれる。
「じゃあ、咬射主任もとりあえず、私達の所にいらっしゃるんですね」
「ああ」
松崎さんがそう言った。
「今まで新入社員の指導は俺がメインでやってたから。とりあえず様子見で同じ部屋で仕事するようにするから。只今年は、実田さんがいるし、良かったら二人に任せてみたいと思う。松崎は一回経験済みだからな」
「了解です。良かったですね。実田さん」
「...そうですね」
意図したわけではなかったけれど、私は渇のこもってない返事をしてしまった。すると、実田さん?と松崎さんが言った。私は大丈夫ですよ松崎さんと笑った。そしたら、咬射さんが、高木と原さん二人の様子を教えてくれるか?と聞いてきた。はい。と松崎さんが返事する。
「原さんですが、あの子は私になついてないです。なにかこう、お互い壁がある気がします」
「そうなのか」
「意外と実田さんの所に行きたそうにしてますよ」
「私?」
それは意外と私は思った。高木くんをみている間、原さんとも喋る事はある。確かに原さんは高木くんより大人しいタイプの方だけど、コミュニケーション力は高いと思うのに。普通にお喋りしてたら、笑ってくれるし。
「原さんの様子はどうですか?」
「そうですね、すぐ仕事は覚えるタイプですが、ちょっと緊張するとミスしてしまうのか。私が教えない方が良いのかなとは思ってますよ」
「そうなんですね...もしかして、自信がないから、高木くんと一緒に仕事したいのかも」
「そうなんですかね」
「私も隣に誰かついてて欲しかったですし」
「実田さん......」
松崎さんは私の言うことに苦笑いした。恥ずかしいことだけどそうだったから。パートのおばさん達や咬射主任がいなかったら泣いていたよきっと。
「松崎さんは何でもできるからそれで萎縮してるのかも」
「うーん...そうみえるんですかね。やっぱ」
そうして、私と松崎さんは新人研修どうするか話し合い、最終的に結論を出した。咬射さんがそれを聞いてた。すると、
「この様子だと俺が来なくても大丈夫そうだけど、一応何かあったら言ってくれ」
「はい」
「...咬射主任、嬉しそうですね」
すると、松崎さんが咬射さんに言った。
「そりゃ、自分が育てた部下が、自分とこんな風に対等で話すことになるなんて嬉しいに決まってる」
私はその一言に驚く。すると、咬射さんはそれに気付いた。すると、咬射さんは困ったように笑った。
「まあ、実田さん。松崎、二人とも頑張って。応援している」
私と松崎さんはそれに返事をした。
×××
彼は一旦荷物を持ってきてから私達の部屋に行くようだった。私は咬射さんがわからなかった。
私の事嫌いなのか、私の事を期待しているのか。
美乃さんは美人で何でも出来てパーフェクトだし、それに咬射さんも尊敬の念を抱いている。でも一方の私は何でもできないし、それに人に結構頼りにしている部分がある。明らかに私と咬射さんは釣り合わないとは思う。
でも、やっぱりあの一言は嬉しかった。自分の育てた部下が対等な立場になってくれてっていう言葉は。
私は、咬射さんがいいなら、まだ彼の隣に居たいと思ってしまった。
✕✕✕
暫く咬射さんが私達の部屋に居て、仕事をしていた。でもあまり関わる事はあんまりせず、正直見守ってるという感じだった。そして、帰る時はいつも別々だった。普段だったら約束して一緒に帰るのだけど。...私は彼と話したいとは思っていた。
×××
ある日の事だった。退勤の時間になって、ドアから咬射さんは廊下を出ていった。...でも、やっぱり待って欲しい。そんな思いだった。私は彼を追いかけた。すると、咬射主任は廊下に居た。
「咬射主任」
私が呼ぶと、彼は気付き振り返ってくれた。
「......実田さん」
二人無言になりながら寄る。周りはまだらに帰る人が多かった。
「その、あの、」
私はしどろもどろになる。自分から話し掛けるな。なんて言った人間が何か言えるものじゃない。だけど、咬射さんがいいなら、又...。
「...一緒に帰りたいです」
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