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【アルフレッドの家出】
49.※アルフレッドの家出⑦ Side.トルセン
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「貴方!いつになったらアルフレッド様を紹介してくださるの?!」
妻が可愛く頬を膨らませながらアルフレッドに会わせろと言ってくる。
俺だって会わせたいのはやまやまだけど、まだ今日は難しいのだ。
(こんなことならアルフレッドが来た初日にさっさと会わせておけばよかった…)
喧嘩して家出してきただけあって、アルフレッドは当初物凄く好戦的になっていたから、落ち着いてからの方がいいかと後回しにしたのが悪かった。
迎えに来たセドリック王子との打ち合いは凄まじく、見ている者達全ての目を釘付けにして圧倒していたのは記憶に新しい。
あの剣戟に全て応えるセドリック王子の技量を目の当たりにしたら誰も逆らう気など起きなくなるだろう。
それほど凄い打ち合いだった。
あんなのは俺でも絶対に無理だ。
とは言えこれならアルフレッドも落ち着くだろうし、元鞘になって万事解決と思ったのは思ったんだけど……。
「うぅッ、セドッ……!」
一時間、いや仲直りなら二時間くらいかな?と思って部屋に戻った二人を放置し、そろそろいいだろうとアルフレッドの部屋にやってきたら、聞いたこともないような甘さを含んだ声が耳に届いてまだ続行中だったのかと汗がダラダラ出た。
飯はいいのか?
そもそもずっとヤッてたのか?
「アルフレッド…まだまだお前を貪らせてもらうぞ」
「ひっ…!」
(いくらなんでも発情しすぎじゃないか?!)
「そこ、嫌…だぁああっ!」
「好きなくせに、何をおかしなことを」
「あっあっ…!セドッ…、感じるっ!感じるからぁっ!」
「ふっ…逃げるお前を犯すのは最高だな」
「ひぃあっ!」
「ああ…最高にそそられる……」
そんな言葉の数々が怖い!!
執着してべた惚れだなとは思ってたけど、ちょっと狂気入ってないか?!
こりゃあアルフレッドも大変だと黙って回れ右をする。
この分だと妻にアルフレッドを紹介できるのはまだまだ先になりそうだ。
そう思いながら夕飯をそっと差し入れるよう言ってから家に帰った。
で、翌日の朝も様子を見に来たんだけど────。
「は…ぁん…。セド、も、許して…くれよぉ……っ。辛いぃ……っ」
泣き事を口にするアルフレッドを相も変わらず犯しているセドリック王子。
「勝手に抱くから寝ていていいと言っているだろう?」
「寝れるかっ!あぁっ!ひぅっ!」
「ほら、さっさと昨日のように堕ちろ。俺を好きだと言えば優しく抱いてやるぞ?」
「うぅ…嘘だ。興奮して余計激しくなるくせにぃ……」
(ああ…。うん。これは絶対に邪魔しちゃダメなやつだ)
どうやら王子はあのアルフレッドを調教中らしい。
絶倫の蜜月とは斯くも恐ろしいものなのかと思いながら、今日も適当に飯は運んでおくよう指示だけは出しておいた。
けれど朝も昼もタイミングを見計らってドアの中にそっと入れていたようだけど、前かがみになる奴が続出だったようでちょっと悪いことをしたなと思ってしまう。
で、流石にこのままズルズルいくのはなぁとタイミングを見計らって夕飯を手に明日時間を取ってほしいと言いに行ったら色良い言葉をもらえたので、サクッと退出した。
縋るような目でアルフレッドが助けを求めてきたが、俺としては耐えろとしか言えない。
ちゃんとセドリック王子との約束は取り付けられたから、明日は少しは休めるだろう。
翌日。切りのいいところで抜け出してきたらしい王子を迎え、探りを入れるように言葉を紡ぐ。
「アルフレッドは死んでませんか?」
「ちゃんと生きている」
アルフレッドの裸でも想像したのかと言わんばかりの殺気を飛ばされたけど、当然スルーだ。
確かに凄い殺気だが戦場を生き抜いた俺には効かないし、ノーマルの俺に妬く必要はないのにと思えてならない。
でも敵視されるのは本意ではないので、サラリと冗談にすり替える。
「あの脳筋も流石に二日も三日も抱かれ続けてたらぐったりしてるでしょうね」
「まあ否定はしない」
(あの体力バカの脳筋がぐったりってどんな苦行だよ?!怖いな?!)
正直言ってビビりまくりだが、そんなことはおくびにも出したりはしない。
俺の今日のミッションは時間を稼いでアルフレッドを少しでも休ませてやることだ。
「ふっ…。それで、どうされます?」
「そうだな。ワイバーンの騎乗はこちらで訓練するのは可能か?」
「それは滞在中にやるという意味で?」
「そうだ」
(ワイバーンか……)
できなくはない。
確か今の時期、ワイバーンを扱うテイマーが近くまで来ているはずだ。
使者を送ればきっとすぐにでも来てくれることだろう。
そこから騎乗の練習をするにしても、多分この王子やアルフレッドならすぐにでも乗りこなせるようになるはず。
「セドリック殿下の身体能力的に恐らく三日もあれば乗れるようになると思うので大丈夫でしょう」
それに少なくともその訓練を行う間はアルフレッドの体力は削られたりはしないだろうし、まさに一石二鳥!早速この後すぐに手紙を認めよう。
「そうか。別荘の方はどんな感じだ?」
「ちょうどここから馬で小一時間ほどの場所に良い物件が合って、そこならワイバーンも乗りつけられるんですよ」
悪趣味な屋敷ではなくそこそこ上品な造りの屋敷。
あそこならきっと王族が所有しても全くおかしくはないと思われる。
前庭は花々が咲き乱れる綺麗な庭園だが、裏手にある広大な庭は手付かずになっていて、好きに使うことができる。
それこそワイバーンを乗り付けようと、剣の鍛錬場に使おうと自由自在だと説明する。
「それならそこを買おう。請求書を国に送ってくれ」
(おいおいおい!値段は聞かないのかよ?!)
いや、まあ、アルフレッドのために買うならこの王子はいくらでも出しそうだな。
愚問だった。
「了解です。他には何かありますか?」
「そうだな。オリハルコンの剣は手に入りそうか?」
きっとこれだって普通に請求したらサラッとお金出すんだろうな。
大国の王太子はスケールが違う。
ま、これは俺からの結婚祝いだから金はとる気はないが…。
「ああ、そっちは鍛冶屋に訊いたらちょうど今打ってる最中だって返事があったので、出来次第品質を確認してブルーグレイの城に送りますよ」
「そうか。助かる」
「いえ。アルフレッドの持っていた剣も元々結婚祝いにどうかと思ってとっておいたものなので、合わせて結婚祝いとして受け取ってもらって、夫婦で使ってもらえたら嬉しいです」
そうやって無難に返事をしていたら、王子もこちらの気遣いをわかってくれたのか対応が柔らかくなった。
「トルセンは気遣いが上手いな」
「まあ一応これでも今はこの国のトップなので」
「そうか。ではアルフレッド同様、俺とも良き友となってもらえたら嬉しい」
(え?何?冗談…だよな?)
「……。そんなことを言われたら本気にとりますよ?」
「もちろん本気と取ってもらって構わない。俺は冗談でもこんなことは他で言ったことがないからな」
…………マジだった。
(怖っ!!怖い!あの近隣諸国に冷酷非情と噂されてる王子が俺と友人にって…あり得ないだろ?!でも…まあ友好条約結んでおくに越したことはないのか?アルフレッドもいるし…)
「それなら…。末永く宜しくということで」
「ああ」
ちょっと顔が引き攣ったかもしれないけど、取り敢えず王子には気に入ってもらえたようだし、ここはこう答えておくのが無難だろう。
ゴッドハルトはまだまだ再建途中なんだから、大国を敵に回さずに済んだだけ良かったと見るべきだ。
周辺諸国は俺の動向を絶え間なく見つめている。
何か戦争の口実に使えそうなものはないかと手ぐすね引いて狙っている輩も多い。
だからこそ後ろ盾とも言えるこの友好条約は効果的に働いてくれることだろう。
チラッと王子の方を見ると、勿論わかっているという顔でこちらを見返し、正式な書類は後日送ると言ってもらえた。
こういう目線一つで通じ合えるどこか同類のところはわかりやすくていいとは思う。
きっと彼とは長い付き合いになる事だろう。
敵に回さないようにだけ、気を付けておくとしよう。
そうして去っていくセドリック王子の背を見送り、俺は一つ伸びをすると早速ワイバーン確保に向けて手紙をしたためたのだった。
妻が可愛く頬を膨らませながらアルフレッドに会わせろと言ってくる。
俺だって会わせたいのはやまやまだけど、まだ今日は難しいのだ。
(こんなことならアルフレッドが来た初日にさっさと会わせておけばよかった…)
喧嘩して家出してきただけあって、アルフレッドは当初物凄く好戦的になっていたから、落ち着いてからの方がいいかと後回しにしたのが悪かった。
迎えに来たセドリック王子との打ち合いは凄まじく、見ている者達全ての目を釘付けにして圧倒していたのは記憶に新しい。
あの剣戟に全て応えるセドリック王子の技量を目の当たりにしたら誰も逆らう気など起きなくなるだろう。
それほど凄い打ち合いだった。
あんなのは俺でも絶対に無理だ。
とは言えこれならアルフレッドも落ち着くだろうし、元鞘になって万事解決と思ったのは思ったんだけど……。
「うぅッ、セドッ……!」
一時間、いや仲直りなら二時間くらいかな?と思って部屋に戻った二人を放置し、そろそろいいだろうとアルフレッドの部屋にやってきたら、聞いたこともないような甘さを含んだ声が耳に届いてまだ続行中だったのかと汗がダラダラ出た。
飯はいいのか?
そもそもずっとヤッてたのか?
「アルフレッド…まだまだお前を貪らせてもらうぞ」
「ひっ…!」
(いくらなんでも発情しすぎじゃないか?!)
「そこ、嫌…だぁああっ!」
「好きなくせに、何をおかしなことを」
「あっあっ…!セドッ…、感じるっ!感じるからぁっ!」
「ふっ…逃げるお前を犯すのは最高だな」
「ひぃあっ!」
「ああ…最高にそそられる……」
そんな言葉の数々が怖い!!
執着してべた惚れだなとは思ってたけど、ちょっと狂気入ってないか?!
こりゃあアルフレッドも大変だと黙って回れ右をする。
この分だと妻にアルフレッドを紹介できるのはまだまだ先になりそうだ。
そう思いながら夕飯をそっと差し入れるよう言ってから家に帰った。
で、翌日の朝も様子を見に来たんだけど────。
「は…ぁん…。セド、も、許して…くれよぉ……っ。辛いぃ……っ」
泣き事を口にするアルフレッドを相も変わらず犯しているセドリック王子。
「勝手に抱くから寝ていていいと言っているだろう?」
「寝れるかっ!あぁっ!ひぅっ!」
「ほら、さっさと昨日のように堕ちろ。俺を好きだと言えば優しく抱いてやるぞ?」
「うぅ…嘘だ。興奮して余計激しくなるくせにぃ……」
(ああ…。うん。これは絶対に邪魔しちゃダメなやつだ)
どうやら王子はあのアルフレッドを調教中らしい。
絶倫の蜜月とは斯くも恐ろしいものなのかと思いながら、今日も適当に飯は運んでおくよう指示だけは出しておいた。
けれど朝も昼もタイミングを見計らってドアの中にそっと入れていたようだけど、前かがみになる奴が続出だったようでちょっと悪いことをしたなと思ってしまう。
で、流石にこのままズルズルいくのはなぁとタイミングを見計らって夕飯を手に明日時間を取ってほしいと言いに行ったら色良い言葉をもらえたので、サクッと退出した。
縋るような目でアルフレッドが助けを求めてきたが、俺としては耐えろとしか言えない。
ちゃんとセドリック王子との約束は取り付けられたから、明日は少しは休めるだろう。
翌日。切りのいいところで抜け出してきたらしい王子を迎え、探りを入れるように言葉を紡ぐ。
「アルフレッドは死んでませんか?」
「ちゃんと生きている」
アルフレッドの裸でも想像したのかと言わんばかりの殺気を飛ばされたけど、当然スルーだ。
確かに凄い殺気だが戦場を生き抜いた俺には効かないし、ノーマルの俺に妬く必要はないのにと思えてならない。
でも敵視されるのは本意ではないので、サラリと冗談にすり替える。
「あの脳筋も流石に二日も三日も抱かれ続けてたらぐったりしてるでしょうね」
「まあ否定はしない」
(あの体力バカの脳筋がぐったりってどんな苦行だよ?!怖いな?!)
正直言ってビビりまくりだが、そんなことはおくびにも出したりはしない。
俺の今日のミッションは時間を稼いでアルフレッドを少しでも休ませてやることだ。
「ふっ…。それで、どうされます?」
「そうだな。ワイバーンの騎乗はこちらで訓練するのは可能か?」
「それは滞在中にやるという意味で?」
「そうだ」
(ワイバーンか……)
できなくはない。
確か今の時期、ワイバーンを扱うテイマーが近くまで来ているはずだ。
使者を送ればきっとすぐにでも来てくれることだろう。
そこから騎乗の練習をするにしても、多分この王子やアルフレッドならすぐにでも乗りこなせるようになるはず。
「セドリック殿下の身体能力的に恐らく三日もあれば乗れるようになると思うので大丈夫でしょう」
それに少なくともその訓練を行う間はアルフレッドの体力は削られたりはしないだろうし、まさに一石二鳥!早速この後すぐに手紙を認めよう。
「そうか。別荘の方はどんな感じだ?」
「ちょうどここから馬で小一時間ほどの場所に良い物件が合って、そこならワイバーンも乗りつけられるんですよ」
悪趣味な屋敷ではなくそこそこ上品な造りの屋敷。
あそこならきっと王族が所有しても全くおかしくはないと思われる。
前庭は花々が咲き乱れる綺麗な庭園だが、裏手にある広大な庭は手付かずになっていて、好きに使うことができる。
それこそワイバーンを乗り付けようと、剣の鍛錬場に使おうと自由自在だと説明する。
「それならそこを買おう。請求書を国に送ってくれ」
(おいおいおい!値段は聞かないのかよ?!)
いや、まあ、アルフレッドのために買うならこの王子はいくらでも出しそうだな。
愚問だった。
「了解です。他には何かありますか?」
「そうだな。オリハルコンの剣は手に入りそうか?」
きっとこれだって普通に請求したらサラッとお金出すんだろうな。
大国の王太子はスケールが違う。
ま、これは俺からの結婚祝いだから金はとる気はないが…。
「ああ、そっちは鍛冶屋に訊いたらちょうど今打ってる最中だって返事があったので、出来次第品質を確認してブルーグレイの城に送りますよ」
「そうか。助かる」
「いえ。アルフレッドの持っていた剣も元々結婚祝いにどうかと思ってとっておいたものなので、合わせて結婚祝いとして受け取ってもらって、夫婦で使ってもらえたら嬉しいです」
そうやって無難に返事をしていたら、王子もこちらの気遣いをわかってくれたのか対応が柔らかくなった。
「トルセンは気遣いが上手いな」
「まあ一応これでも今はこの国のトップなので」
「そうか。ではアルフレッド同様、俺とも良き友となってもらえたら嬉しい」
(え?何?冗談…だよな?)
「……。そんなことを言われたら本気にとりますよ?」
「もちろん本気と取ってもらって構わない。俺は冗談でもこんなことは他で言ったことがないからな」
…………マジだった。
(怖っ!!怖い!あの近隣諸国に冷酷非情と噂されてる王子が俺と友人にって…あり得ないだろ?!でも…まあ友好条約結んでおくに越したことはないのか?アルフレッドもいるし…)
「それなら…。末永く宜しくということで」
「ああ」
ちょっと顔が引き攣ったかもしれないけど、取り敢えず王子には気に入ってもらえたようだし、ここはこう答えておくのが無難だろう。
ゴッドハルトはまだまだ再建途中なんだから、大国を敵に回さずに済んだだけ良かったと見るべきだ。
周辺諸国は俺の動向を絶え間なく見つめている。
何か戦争の口実に使えそうなものはないかと手ぐすね引いて狙っている輩も多い。
だからこそ後ろ盾とも言えるこの友好条約は効果的に働いてくれることだろう。
チラッと王子の方を見ると、勿論わかっているという顔でこちらを見返し、正式な書類は後日送ると言ってもらえた。
こういう目線一つで通じ合えるどこか同類のところはわかりやすくていいとは思う。
きっと彼とは長い付き合いになる事だろう。
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