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【国際会議】
98.国際会議㊱ Side.セドリック
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ロキの動向についての連絡を受け取りつつ、ガヴァム側とアンシャンテ側の動きを探る。
こういった緊急事態でどう動くか────それは双方の実力を見極めるに相応しい場面でもある。
それを鑑みて思うに、ガヴァムの騎士達の動きは物凄く遅い。
カリン王子や騎士団長が比較的まともな指示を出してもそれを行動に移すのが遅すぎて話にならないほどだ。
渋々動いているのが丸わかりだ。
多少マシなのは近衛にいるが、如何せん機敏に動ける者の数が少なすぎる。
これは確かにカリン王子がアルフレッドを手に入れてでも何とかしたいと思うはずだ。
ブルーグレイにこれほど使えない騎士など存在しない。
いたら即クビだろう。
一人か二人見せしめに殺してやらないと己の職務を思い出せないのではないかと思う程の腑抜けっぷりだ。
「やはりガヴァムは一日で潰せるくらいのつまらない国でしかないな」
思わずポツリとそう呟いてしまったら、アルフレッドに横から思い切り噛みつかれた。
「お前な!物騒なことを言うなよ?!」
そうは言ってもこの騎士達についてはアルフレッドも思うところがあるようで…。
「まあ確かにあれを見ると、まだまだだなって思ってた俺の部下達も物凄く優秀に見えてくるけどな?」
まだまだどころかアルフレッドの部下達は日々進歩していて、俺の抱えている騎士達よりも余程優秀だ。
何を今更と言った感じだが、アルフレッドはきっとわかっていないのだろう。
「でもここまで酷いとロキ陛下があっさり攫われたのも納得がいくな。流石に酷すぎて全員鍛え直しだって叫び出したくなる」
「…………」
どうやら筆頭騎士長としては許せないレベルの弛みっぷりだったらしい。
そうは言っても他国の騎士達にアルフレッドを貸し出す気は毛頭ないが。
「確かにこれではな。アンシャンテに後れを取るのも必然だ」
腑抜けたガヴァムの騎士達に比べ、アンシャンテの暗部達はそれはもう見事な連携を見せた。
シャイナーの的確な指示に対し速やかに行動に移すその素早さはこちらの暗部と遜色はなく、偽装工作も完璧だ。
カリン王子が特別シャイナーに劣るとは言わないが、如何せん部下のレベルが違い過ぎた。
これでは後手に回らざるを得ないし、カリン王子の実力の半分も生かせないだろう。
賓客達のもてなしをこなしながら各所に指示を出すため、どうしてもカリン王子には限界がある。
可哀想にと思わないでもないが、いい気味だとも少し思ってしまうのはやはり以前の件があるからだろうか?
そんな中、ロキの動向を見張らせていた暗部から連絡が入った。
どうやら攫われたロキの意識が戻り、行動を始めたらしい。
これも様子見を選ぶか逃走を選ぶかでロキのその器が知れるが…。
(どう動く?)
そう思ってその後の報告を待つと────。
「クハッ!ハハハハハッ!」
報告に目を通すなりいきなり笑い出した俺にアルフレッドがギョッとするが、これが笑わずにいられるだろうか?
「おい。なんだよいきなり笑い出して。ロキ陛下がどうかしたのか?」
「くくっ…。ああ、どうかしたどころではないな。あの男は相変わらず面白過ぎてたまらない」
ロキは気が付いてすぐに自分の暗部を呼び寄せ、現状把握を行った。
ここはまあ普通だ。誰でもそうするだろう。
けれどその後馬車から飛び降りて脱出し、山に入って月華と言う高価な薬草を手に入れて街まで歩いて薬師ギルドに売りに行ったそうだ。
その後、取り敢えずの資金を手に鼻歌まじりに酒場へ赴き、裏カジノの情報を手に入れるとそのままそちらに向かって移動し、易々と資金を増やすとそのまま裏稼業の連中の協力を得て裏稼業専用の宿に案内してもらうことに成功したらしい。
その宿は表向きは宿に見えない造りになっていて、言ってみれば普通の集合住宅のようにしか見えない建物だ。
これではいくらアンシャンテの手の者が優秀だったとしても追うことは不可能だろう。
アンシャンテのミスは意識のなかったロキの手足を拘束しただけで油断し、見張りを置かなかったこと。
それさえもし居たとしてもロキの暗部が始末しただろうが、その後の行動は全てロキの独断だ。
暗部の知恵などは一切使っていない。
つまりロキはそれほど深く裏稼業の作法に通じているということだ。
これなら恐らく助けを待つまでもなく易々と一人で城へと戻ることだろう。
ロキは王としては全く優秀ではないし、剣の腕や強さも何も持ってはいない。
それなのに誰よりも生きていくすべを知っている不思議な男だった。
攫われるという普通なら戸惑う状況でも一切動揺を見せず、淡々と動き資金を自力で手に入れ、帰るために一番安全なルートを選ぶことができるその手腕は素晴らしいの一言。
王の器からは程遠くとも、あれならいつでも裏稼業の人間として立派に生きていけるだろう。
「被害者である王が一番的確でスムーズに動けているとは…ガヴァムは本当におかしな国だな」
ロキが帰る場所がこのふざけた場所と言うのはなかなか皮肉なことだ。
いっそのことガヴァムを見捨てて裏稼業の道で生きるか、アンシャンテ王の元で幸せになった方がマシではないだろうか?
(とは言え、王の座に据えさせたのは俺だしな…)
さてどうしたものか。
「お前な…。結婚式当日に新郎新婦を引き裂くようなこと、考えるなよ」
本当に最低なんだからとアルフレッドにまた叱られたが、ロキがあまりにも哀れだから仕方がない。
「ロキ陛下はカリン王子が大好きなんだぞ?余所に行くわけないだろ」
「まあそれはそうだな。そもそもロキはカリン王子が居なければこんな国はどうでもいいと思っているし、シャイナーが本気でロキを手に入れたいならカリン王子を殺せば済む話だったな。いっそのことそちらを手助けしてやるか?」
「なっ…!」
アルフレッドはその話に絶句するが、それはそれでありではある。
ガヴァムもアンシャンテもブルーグレイに盾突いてきたところは同じだから、より気に入ってる相手に肩入れしようと思うのは当然だ。
この場合相手は当然ロキになるが────。
ロキを無理矢理王にしたのは俺だ。
王の座に全く執着していなかったロキがたった半年かそこらで意識が変わるとも思えない。
そんなロキが王として何とか頑張っているのは愛するカリン王子のためでしかない。
たまたま三ヵ国事業などで王として国を盛り立てているように見えてはいるが、恐らく本人はレオナルド皇子に付き合わされてそのまま流されているだけで基本的に国や民に重きは置いていないはず。
精々兄が喜ぶだろう程度に動いているに過ぎない。
俺が王を辞めてもいいぞと一言言えばこれ幸いと王の座を退くだろう。
あれはそういう奴だ。
国が傾かないのがおかしなほどに、ロキは誰にも期待などしていない。
期待するだけ無駄だと知っているからだ。
それはこうしてロキがあっさり攫われたことからも明らかだし、ロキ自身自力で帰ろうとしていることからも気持ち的にはとっくの昔に王宮の者達を切り捨てているのだろう。
頼れるのは一部の者達のみ。
守る価値のない国────それがロキにとってのガヴァムの全てだ。
ロキはカリン王子にさえ固執しなければいくらでも幸せになれるのではないだろうか?
そんな事を簡潔に伝えてやると、アルフレッドの表情が暗く沈んだ。
「なんか……それはそれで悲しいな」
愛する相手の為だけに王として生きる。
そんなロキにアルフレッドは同情的だったが、それでもカリン王子を殺した方がいいとも、シャイナーの元に行った方がいいのではないかとも言わなかった。
「幸せって難しいな…」
ポツリとそう呟いたアルフレッドをそっと抱き寄せ、そうだなと肯定してやる。
アルフレッドの周りは普通の幸せが溢れているが、ロキの周りは全然違う。
だからこそあんな歪んだ男が出来上がってしまったのだろう。
「取り敢えず今わかっている分を後手に回りすぎているカリン王子に教えてやるか」
今のところロキはカリン王子の元に帰りたいと望んでいるだろうし、こちらも特別ガヴァムを潰す気はない。
アンシャンテ側に肩入れする程思い入れがあるわけでもないから、この先はなるようになればいいと思ってはいる。
本音を言うともっとカリン王子を虐めてやりたい気持ちはあるが、このまま行けばシャイナーがロキを手に入れて終わりになるだろう。
何と言ってもロキが帰ってくる場所にこそ、ロキを攫った張本人がいるのだから。
今回の件でシャイナーが優秀な男だということはとてもよく分かった。
だからこそロキを手に入れることが不可能ではないと思わせるものを感じた。
たとえ今回失敗に終わったとしても、また時期を見計らいあの手この手でロキを手に入れようとするに違いない。
恋は盲目と言うが、優秀な男を敵に回すと厄介そのもの。
ロキを諦めさせるには早めに証拠を突きつけ手を打つ以外に方法はないだろう。
とは言え一国の王をそう簡単に捕縛することなどできはしない。
「さて…事実を知ったカリン王子はどうするかな?」
嫉妬で怒り狂って愚かな行動に出なければいいがなと嗤いながら、俺はアルフレッドと共にカリン王子の元へと向かったのだった。
****************
※セドにとっては所詮は他人事だけど、万が一の場合はロキに有利な方向で動くよといったところでしょうか。
こういった緊急事態でどう動くか────それは双方の実力を見極めるに相応しい場面でもある。
それを鑑みて思うに、ガヴァムの騎士達の動きは物凄く遅い。
カリン王子や騎士団長が比較的まともな指示を出してもそれを行動に移すのが遅すぎて話にならないほどだ。
渋々動いているのが丸わかりだ。
多少マシなのは近衛にいるが、如何せん機敏に動ける者の数が少なすぎる。
これは確かにカリン王子がアルフレッドを手に入れてでも何とかしたいと思うはずだ。
ブルーグレイにこれほど使えない騎士など存在しない。
いたら即クビだろう。
一人か二人見せしめに殺してやらないと己の職務を思い出せないのではないかと思う程の腑抜けっぷりだ。
「やはりガヴァムは一日で潰せるくらいのつまらない国でしかないな」
思わずポツリとそう呟いてしまったら、アルフレッドに横から思い切り噛みつかれた。
「お前な!物騒なことを言うなよ?!」
そうは言ってもこの騎士達についてはアルフレッドも思うところがあるようで…。
「まあ確かにあれを見ると、まだまだだなって思ってた俺の部下達も物凄く優秀に見えてくるけどな?」
まだまだどころかアルフレッドの部下達は日々進歩していて、俺の抱えている騎士達よりも余程優秀だ。
何を今更と言った感じだが、アルフレッドはきっとわかっていないのだろう。
「でもここまで酷いとロキ陛下があっさり攫われたのも納得がいくな。流石に酷すぎて全員鍛え直しだって叫び出したくなる」
「…………」
どうやら筆頭騎士長としては許せないレベルの弛みっぷりだったらしい。
そうは言っても他国の騎士達にアルフレッドを貸し出す気は毛頭ないが。
「確かにこれではな。アンシャンテに後れを取るのも必然だ」
腑抜けたガヴァムの騎士達に比べ、アンシャンテの暗部達はそれはもう見事な連携を見せた。
シャイナーの的確な指示に対し速やかに行動に移すその素早さはこちらの暗部と遜色はなく、偽装工作も完璧だ。
カリン王子が特別シャイナーに劣るとは言わないが、如何せん部下のレベルが違い過ぎた。
これでは後手に回らざるを得ないし、カリン王子の実力の半分も生かせないだろう。
賓客達のもてなしをこなしながら各所に指示を出すため、どうしてもカリン王子には限界がある。
可哀想にと思わないでもないが、いい気味だとも少し思ってしまうのはやはり以前の件があるからだろうか?
そんな中、ロキの動向を見張らせていた暗部から連絡が入った。
どうやら攫われたロキの意識が戻り、行動を始めたらしい。
これも様子見を選ぶか逃走を選ぶかでロキのその器が知れるが…。
(どう動く?)
そう思ってその後の報告を待つと────。
「クハッ!ハハハハハッ!」
報告に目を通すなりいきなり笑い出した俺にアルフレッドがギョッとするが、これが笑わずにいられるだろうか?
「おい。なんだよいきなり笑い出して。ロキ陛下がどうかしたのか?」
「くくっ…。ああ、どうかしたどころではないな。あの男は相変わらず面白過ぎてたまらない」
ロキは気が付いてすぐに自分の暗部を呼び寄せ、現状把握を行った。
ここはまあ普通だ。誰でもそうするだろう。
けれどその後馬車から飛び降りて脱出し、山に入って月華と言う高価な薬草を手に入れて街まで歩いて薬師ギルドに売りに行ったそうだ。
その後、取り敢えずの資金を手に鼻歌まじりに酒場へ赴き、裏カジノの情報を手に入れるとそのままそちらに向かって移動し、易々と資金を増やすとそのまま裏稼業の連中の協力を得て裏稼業専用の宿に案内してもらうことに成功したらしい。
その宿は表向きは宿に見えない造りになっていて、言ってみれば普通の集合住宅のようにしか見えない建物だ。
これではいくらアンシャンテの手の者が優秀だったとしても追うことは不可能だろう。
アンシャンテのミスは意識のなかったロキの手足を拘束しただけで油断し、見張りを置かなかったこと。
それさえもし居たとしてもロキの暗部が始末しただろうが、その後の行動は全てロキの独断だ。
暗部の知恵などは一切使っていない。
つまりロキはそれほど深く裏稼業の作法に通じているということだ。
これなら恐らく助けを待つまでもなく易々と一人で城へと戻ることだろう。
ロキは王としては全く優秀ではないし、剣の腕や強さも何も持ってはいない。
それなのに誰よりも生きていくすべを知っている不思議な男だった。
攫われるという普通なら戸惑う状況でも一切動揺を見せず、淡々と動き資金を自力で手に入れ、帰るために一番安全なルートを選ぶことができるその手腕は素晴らしいの一言。
王の器からは程遠くとも、あれならいつでも裏稼業の人間として立派に生きていけるだろう。
「被害者である王が一番的確でスムーズに動けているとは…ガヴァムは本当におかしな国だな」
ロキが帰る場所がこのふざけた場所と言うのはなかなか皮肉なことだ。
いっそのことガヴァムを見捨てて裏稼業の道で生きるか、アンシャンテ王の元で幸せになった方がマシではないだろうか?
(とは言え、王の座に据えさせたのは俺だしな…)
さてどうしたものか。
「お前な…。結婚式当日に新郎新婦を引き裂くようなこと、考えるなよ」
本当に最低なんだからとアルフレッドにまた叱られたが、ロキがあまりにも哀れだから仕方がない。
「ロキ陛下はカリン王子が大好きなんだぞ?余所に行くわけないだろ」
「まあそれはそうだな。そもそもロキはカリン王子が居なければこんな国はどうでもいいと思っているし、シャイナーが本気でロキを手に入れたいならカリン王子を殺せば済む話だったな。いっそのことそちらを手助けしてやるか?」
「なっ…!」
アルフレッドはその話に絶句するが、それはそれでありではある。
ガヴァムもアンシャンテもブルーグレイに盾突いてきたところは同じだから、より気に入ってる相手に肩入れしようと思うのは当然だ。
この場合相手は当然ロキになるが────。
ロキを無理矢理王にしたのは俺だ。
王の座に全く執着していなかったロキがたった半年かそこらで意識が変わるとも思えない。
そんなロキが王として何とか頑張っているのは愛するカリン王子のためでしかない。
たまたま三ヵ国事業などで王として国を盛り立てているように見えてはいるが、恐らく本人はレオナルド皇子に付き合わされてそのまま流されているだけで基本的に国や民に重きは置いていないはず。
精々兄が喜ぶだろう程度に動いているに過ぎない。
俺が王を辞めてもいいぞと一言言えばこれ幸いと王の座を退くだろう。
あれはそういう奴だ。
国が傾かないのがおかしなほどに、ロキは誰にも期待などしていない。
期待するだけ無駄だと知っているからだ。
それはこうしてロキがあっさり攫われたことからも明らかだし、ロキ自身自力で帰ろうとしていることからも気持ち的にはとっくの昔に王宮の者達を切り捨てているのだろう。
頼れるのは一部の者達のみ。
守る価値のない国────それがロキにとってのガヴァムの全てだ。
ロキはカリン王子にさえ固執しなければいくらでも幸せになれるのではないだろうか?
そんな事を簡潔に伝えてやると、アルフレッドの表情が暗く沈んだ。
「なんか……それはそれで悲しいな」
愛する相手の為だけに王として生きる。
そんなロキにアルフレッドは同情的だったが、それでもカリン王子を殺した方がいいとも、シャイナーの元に行った方がいいのではないかとも言わなかった。
「幸せって難しいな…」
ポツリとそう呟いたアルフレッドをそっと抱き寄せ、そうだなと肯定してやる。
アルフレッドの周りは普通の幸せが溢れているが、ロキの周りは全然違う。
だからこそあんな歪んだ男が出来上がってしまったのだろう。
「取り敢えず今わかっている分を後手に回りすぎているカリン王子に教えてやるか」
今のところロキはカリン王子の元に帰りたいと望んでいるだろうし、こちらも特別ガヴァムを潰す気はない。
アンシャンテ側に肩入れする程思い入れがあるわけでもないから、この先はなるようになればいいと思ってはいる。
本音を言うともっとカリン王子を虐めてやりたい気持ちはあるが、このまま行けばシャイナーがロキを手に入れて終わりになるだろう。
何と言ってもロキが帰ってくる場所にこそ、ロキを攫った張本人がいるのだから。
今回の件でシャイナーが優秀な男だということはとてもよく分かった。
だからこそロキを手に入れることが不可能ではないと思わせるものを感じた。
たとえ今回失敗に終わったとしても、また時期を見計らいあの手この手でロキを手に入れようとするに違いない。
恋は盲目と言うが、優秀な男を敵に回すと厄介そのもの。
ロキを諦めさせるには早めに証拠を突きつけ手を打つ以外に方法はないだろう。
とは言え一国の王をそう簡単に捕縛することなどできはしない。
「さて…事実を知ったカリン王子はどうするかな?」
嫉妬で怒り狂って愚かな行動に出なければいいがなと嗤いながら、俺はアルフレッドと共にカリン王子の元へと向かったのだった。
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※セドにとっては所詮は他人事だけど、万が一の場合はロキに有利な方向で動くよといったところでしょうか。
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