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【本編】
1.女神の話と転生
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気づけば俺は真っ白な世界に佇んでいた。
前を見ても後ろを見てもどこもかしこも真っ白だ。
ここはどこだろう?
そう考えていると目の前に白い服を着た女性が光と共に現れる。
「ようこそ、死後の世界へ」
どうやら俺は死んでしまったらしい。
まあわかってはいたけど。
「貴女は?」
「私は女神ナージュ。今回憑依病により亡くなった貴方の魂を救済すべく呼び出しました」
「憑依病?」
初めて聞く名だ。
「それは一体?」
「知らないのは当然です。説明するのでよく聞いてください」
女神の話によると、この世界では数百年に一度の頻度で異世界からの魂が紛れ込んできて、人の身体を乗っ取ってしまうらしい。
どうやらそれが『憑依病』という神の世界でだけ認識されている病のようで、厄介なのは憑依病にかかった者は自分の意思では指先一つ身体を動かせなくなる上に望まぬ行動をさせられるようだ。
まさに俺が経験したことと一致する。
(悪魔だと思ってたのは異世界人だったのか)
納得がいった。
「乗っ取ってきた魂を身体から追い出すすべはなく、現状身体ごと殺すしか対処法はありません」
つまり不治の病ということか。
乗っ取られた方は災難としか言いようがないではないかとガックリと肩を落としてしまう。
「それ故に乗っ取ってきた魂の良心に賭けるしかないのですが、今回は最悪でしたね」
「と言うと?」
「嬉々として人を殺してしまうような残虐な魂が憑依したことにより、貴方は呪いを受ける羽目になってしまいました」
「え…?」
呪い?一体いつ?
そう思っていると、女神は痛ましいような表情でそれを告げる。
「貴方の親友が死の間際、己の魂をかけて全力で呪いをかけました」
その言葉にふと頭に浮かんだのは死の間際の親友の姿。
全てが憎くて仕方がないとばかりに悪魔に取り憑かれた俺に挑み、最期の最後まで目を見開いて逝った親友。
あれは俺に呪いをかけるためだったのかと胸が痛くなる。
愛しいツガイを殺された恨みはそれほど強いものだったのだろう。
「わかりました。それがどんな呪いだったとしても受け入れます」
たとえ身体を乗っ取られていたとしても、彼のツガイを殺してしまったのは俺の手であったことに変わりはない。
それなら償いは当然するべきだろう。
「気に病むことはないのですよ?貴方は意識はあっても指先一つ動かせなかったのですから」
「それでも、自分で自分が許せないのです」
親友は本当にツガイのことを心から愛していたから、二人の仲を引き裂いた自分が自分で許せない。
「……そうですか」
女神は溜息を一つ吐き、話題を変えるように話を振った。
「ちなみに次の転生先は私の一存で決めさせていただいても?」
「転生先?」
「ええ。憑依病により亡くなった魂には神々から救済が与えられます」
「救済…」
「次の生では今の記憶を残したまま新しい人生を生きることが可能なのです」
その言葉に俺はパッと顔を上げる。
「そのっ、それなら俺の代わりに親友をツガイと一緒に転生させてやることはできませんか?!」
俺のことはどうでもいいから、一番可哀想なことになった二人にこそ救済を与えてやって欲しい。
そう思って提案したのに、残念ながらそれはできないと言われてしまう。
「可哀想ですがそれはできません」
「どうしてもですか?」
「はい。けれど救いはあります」
「救い?」
「彼らはツガイだったのでしょう?ならば次の世でもきっと出会うことはできるはず。なのでそう悲観する必要はありませんよ。今世で得られなかった幸せをきっと手にすることができるでしょう」
それを聞き、俺はホッと胸を撫で下ろした。
そんな俺を見て女神がクスリと笑う。
「貴方は本当に善良な魂の持ち主ですね。そんな貴方ならきっと呪いがあっても次の世で幸せになれることでしょう」
その言葉にそう言えばどんな呪いを受けたのかが気になった。
「ちなみにその呪いとはどう言ったものなのでしょう?」
「……あまりお教えしたくはないのですが────貴方に愛する女性が現れたとしても、決して結婚などできないし、子を為すこともできないという呪いです」
お前だけは絶対に何が何でも幸せにはさせない────そんな親友の憎しみがこもった呪いに胸が痛くなる。
どんな気持ちで親友はその呪いを俺に掛けたんだろう?
それを思うとどうしようもなくやるせない思いが込み上げてくる。
転生しても幸せになってはいけない。
それが俺に唯一できる償いだろう。
俺はしっかりとそれを胸へと刻み、女神へと微笑んだ。
「わかりました。では絶対に幸せになれないような場所…そうですね、ツガイの概念がないような世界へ転生させてもらえませんか?」
親友のツガイを殺した俺にとってツガイを得る幸せは分不相応だ。
そんな俺に女神が困ったように声を掛けてくる。
「何も自ら幸せを遠ざけなくても良いのですよ?」
「いいんです。これが俺にできる精一杯の償いですから」
「…わかりました。では望み通りツガイの概念がほぼない世界へ転生させましょう。ですが忘れないでください。たとえツガイと言う概念がなくとも、定められた運命の相手とは必ず出会うものだということを」
「え?」
「どうか次の生では幸せを掴み取ってくださいね」
────『貴方に女神の祝福を』
その言葉をどこか遠くに聞きながら、俺はそっと目を閉じた。
***
不運にも憑依病に罹って殺されてしまった竜王を見送り、女神は独りごちる。
「はぁ…大丈夫かしら?」
仕方のない一面はあれど、親友に呪われ、知らなかったとは言え己のツガイに殺される羽目になってしまった哀れな竜王。
そんな彼の最期を知ればきっと彼を呪った親友も留飲を下げることだろう。
竜人にとってツガイ本人に殺されることほど悲しいことはないのだから。
とは言え竜王本人は事実を知ったとしても『自分を止めてくれてありがとう』とでもツガイに言いそうだけど。
だからこそ思う。
次の生では幸せを掴んで欲しいと。
「こうなったらもうツガイ君に頑張ってもらうしかないわね」
幸せを諦めてしまっている竜王を幸せにできるのは彼しかいない。
そして歌うように共に亡くなったツガイの魂を呼び寄せ、簡単に事情を説明した。
「憑依病…」
「ええ。残念ですが彼は彼の意思とは関係なく意識を乗っ取られ、あのように不幸なことになってしまいました」
話を聞いたツガイ君は酷く狼狽していたけれど、それもまた仕方のないことだろう。
普通に狂ったとばかり思っていただろうから。
「憑依病は死以外の救いはありません。ですから救済で別世界に転生させることになったのですが…、哀れなことに親友からの呪いを受け、本人はそれを粛々と受け入れ全く幸せになる気がないようなのです」
「そんなっ!」
焦ったように声を上げるツガイ君。
それも当然か。
彼は死ぬ前もずっと竜王の幸せだけを願って生きてきたようだし、こんな話を聞かされたら何とかしなければと思うはず。
「通常憑依病の被害者だけが記憶そのままに転生するのですが、今回の場合折角の救済処置が無意味になってしまう可能性が高く私としても困っております。ですから特例で貴方の記憶もそのままに転生させたいと思います」
転生先はツガイの概念がほぼない世界ではあるけれど、きっと大丈夫だろう。
何しろツガイとはすなわち運命。
運命で結ばれた二人はどういった経緯を辿るかは別として、必ず出会うものなのだから。
「貴方に神からの使命を与えます」
「…はい」
「竜王の転生先に転生し、彼を必ずや幸せへと導くように」
「謹んでお受けいたします」
迷いなく答えられ満足げに頷きを落とす。
そして彼を竜王を送り出した世界へと送り出した。
どうか今度こそ二人幸せにと、そう願いを込めながら────。
前を見ても後ろを見てもどこもかしこも真っ白だ。
ここはどこだろう?
そう考えていると目の前に白い服を着た女性が光と共に現れる。
「ようこそ、死後の世界へ」
どうやら俺は死んでしまったらしい。
まあわかってはいたけど。
「貴女は?」
「私は女神ナージュ。今回憑依病により亡くなった貴方の魂を救済すべく呼び出しました」
「憑依病?」
初めて聞く名だ。
「それは一体?」
「知らないのは当然です。説明するのでよく聞いてください」
女神の話によると、この世界では数百年に一度の頻度で異世界からの魂が紛れ込んできて、人の身体を乗っ取ってしまうらしい。
どうやらそれが『憑依病』という神の世界でだけ認識されている病のようで、厄介なのは憑依病にかかった者は自分の意思では指先一つ身体を動かせなくなる上に望まぬ行動をさせられるようだ。
まさに俺が経験したことと一致する。
(悪魔だと思ってたのは異世界人だったのか)
納得がいった。
「乗っ取ってきた魂を身体から追い出すすべはなく、現状身体ごと殺すしか対処法はありません」
つまり不治の病ということか。
乗っ取られた方は災難としか言いようがないではないかとガックリと肩を落としてしまう。
「それ故に乗っ取ってきた魂の良心に賭けるしかないのですが、今回は最悪でしたね」
「と言うと?」
「嬉々として人を殺してしまうような残虐な魂が憑依したことにより、貴方は呪いを受ける羽目になってしまいました」
「え…?」
呪い?一体いつ?
そう思っていると、女神は痛ましいような表情でそれを告げる。
「貴方の親友が死の間際、己の魂をかけて全力で呪いをかけました」
その言葉にふと頭に浮かんだのは死の間際の親友の姿。
全てが憎くて仕方がないとばかりに悪魔に取り憑かれた俺に挑み、最期の最後まで目を見開いて逝った親友。
あれは俺に呪いをかけるためだったのかと胸が痛くなる。
愛しいツガイを殺された恨みはそれほど強いものだったのだろう。
「わかりました。それがどんな呪いだったとしても受け入れます」
たとえ身体を乗っ取られていたとしても、彼のツガイを殺してしまったのは俺の手であったことに変わりはない。
それなら償いは当然するべきだろう。
「気に病むことはないのですよ?貴方は意識はあっても指先一つ動かせなかったのですから」
「それでも、自分で自分が許せないのです」
親友は本当にツガイのことを心から愛していたから、二人の仲を引き裂いた自分が自分で許せない。
「……そうですか」
女神は溜息を一つ吐き、話題を変えるように話を振った。
「ちなみに次の転生先は私の一存で決めさせていただいても?」
「転生先?」
「ええ。憑依病により亡くなった魂には神々から救済が与えられます」
「救済…」
「次の生では今の記憶を残したまま新しい人生を生きることが可能なのです」
その言葉に俺はパッと顔を上げる。
「そのっ、それなら俺の代わりに親友をツガイと一緒に転生させてやることはできませんか?!」
俺のことはどうでもいいから、一番可哀想なことになった二人にこそ救済を与えてやって欲しい。
そう思って提案したのに、残念ながらそれはできないと言われてしまう。
「可哀想ですがそれはできません」
「どうしてもですか?」
「はい。けれど救いはあります」
「救い?」
「彼らはツガイだったのでしょう?ならば次の世でもきっと出会うことはできるはず。なのでそう悲観する必要はありませんよ。今世で得られなかった幸せをきっと手にすることができるでしょう」
それを聞き、俺はホッと胸を撫で下ろした。
そんな俺を見て女神がクスリと笑う。
「貴方は本当に善良な魂の持ち主ですね。そんな貴方ならきっと呪いがあっても次の世で幸せになれることでしょう」
その言葉にそう言えばどんな呪いを受けたのかが気になった。
「ちなみにその呪いとはどう言ったものなのでしょう?」
「……あまりお教えしたくはないのですが────貴方に愛する女性が現れたとしても、決して結婚などできないし、子を為すこともできないという呪いです」
お前だけは絶対に何が何でも幸せにはさせない────そんな親友の憎しみがこもった呪いに胸が痛くなる。
どんな気持ちで親友はその呪いを俺に掛けたんだろう?
それを思うとどうしようもなくやるせない思いが込み上げてくる。
転生しても幸せになってはいけない。
それが俺に唯一できる償いだろう。
俺はしっかりとそれを胸へと刻み、女神へと微笑んだ。
「わかりました。では絶対に幸せになれないような場所…そうですね、ツガイの概念がないような世界へ転生させてもらえませんか?」
親友のツガイを殺した俺にとってツガイを得る幸せは分不相応だ。
そんな俺に女神が困ったように声を掛けてくる。
「何も自ら幸せを遠ざけなくても良いのですよ?」
「いいんです。これが俺にできる精一杯の償いですから」
「…わかりました。では望み通りツガイの概念がほぼない世界へ転生させましょう。ですが忘れないでください。たとえツガイと言う概念がなくとも、定められた運命の相手とは必ず出会うものだということを」
「え?」
「どうか次の生では幸せを掴み取ってくださいね」
────『貴方に女神の祝福を』
その言葉をどこか遠くに聞きながら、俺はそっと目を閉じた。
***
不運にも憑依病に罹って殺されてしまった竜王を見送り、女神は独りごちる。
「はぁ…大丈夫かしら?」
仕方のない一面はあれど、親友に呪われ、知らなかったとは言え己のツガイに殺される羽目になってしまった哀れな竜王。
そんな彼の最期を知ればきっと彼を呪った親友も留飲を下げることだろう。
竜人にとってツガイ本人に殺されることほど悲しいことはないのだから。
とは言え竜王本人は事実を知ったとしても『自分を止めてくれてありがとう』とでもツガイに言いそうだけど。
だからこそ思う。
次の生では幸せを掴んで欲しいと。
「こうなったらもうツガイ君に頑張ってもらうしかないわね」
幸せを諦めてしまっている竜王を幸せにできるのは彼しかいない。
そして歌うように共に亡くなったツガイの魂を呼び寄せ、簡単に事情を説明した。
「憑依病…」
「ええ。残念ですが彼は彼の意思とは関係なく意識を乗っ取られ、あのように不幸なことになってしまいました」
話を聞いたツガイ君は酷く狼狽していたけれど、それもまた仕方のないことだろう。
普通に狂ったとばかり思っていただろうから。
「憑依病は死以外の救いはありません。ですから救済で別世界に転生させることになったのですが…、哀れなことに親友からの呪いを受け、本人はそれを粛々と受け入れ全く幸せになる気がないようなのです」
「そんなっ!」
焦ったように声を上げるツガイ君。
それも当然か。
彼は死ぬ前もずっと竜王の幸せだけを願って生きてきたようだし、こんな話を聞かされたら何とかしなければと思うはず。
「通常憑依病の被害者だけが記憶そのままに転生するのですが、今回の場合折角の救済処置が無意味になってしまう可能性が高く私としても困っております。ですから特例で貴方の記憶もそのままに転生させたいと思います」
転生先はツガイの概念がほぼない世界ではあるけれど、きっと大丈夫だろう。
何しろツガイとはすなわち運命。
運命で結ばれた二人はどういった経緯を辿るかは別として、必ず出会うものなのだから。
「貴方に神からの使命を与えます」
「…はい」
「竜王の転生先に転生し、彼を必ずや幸せへと導くように」
「謹んでお受けいたします」
迷いなく答えられ満足げに頷きを落とす。
そして彼を竜王を送り出した世界へと送り出した。
どうか今度こそ二人幸せにと、そう願いを込めながら────。
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