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【本編】
24.社交
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皇太子殿下のところへ挨拶に行くと他国の方と話していたから少し待ったものの全く話が終わる気配がなかった。
とは言え話が弾んでいる感じでもない。
それならサッと短く挨拶だけ済ませて御礼だけを伝えようと思ったのだけど、思いがけず以前領地へと帰る途中に助けた方の弟君がいて、世の中は狭いなと思った。
でも彼女のその後が知れてよかったと安心できたのは大きい。
とは言え折角声を掛けてもらったのにこのまま去るのもなんだか申し訳ない。
皇太子殿下の話を遮ってしまったから、両国の仕事が上手く繋がるよう少しだけ世間話をしてからお暇しよう。
そう思ってトレンバリエの書物で読んだ鉱物の話を振って、盛り上がったところでカルナーナ国で最近鉱物の新しい加工法ができたという話を振ってみた。
ちょうど運良くカルナーナの外交官も近くにいたからその話を振ると『よく知っていましたね』と色々教えてくれた。
その話を聞いてこれならいけると判断し、トレンバリエの鉱物とここグラシアス皇国内で取れた魔石を使ってその新しい加工法で道具を作ってみませんかと尋ねてみたら足元を見られそうになったから、にこやかに躱してそれぞれの国で得られる利をチラつかせ話を纏めてみた。
魅力的な道具の例をいくつか示しながら、ウィルラン辺境伯領で取れる魔石の品質の良さもちゃんとアピールしていく。
こういった輩は前世でもよく見かけたから交渉には慣れっこだ。
隙を見せずに笑顔で適度にあしらい、譲歩はここまでですよと暗に伝えるのだ。
少しばかり食い下がられそうになったが、ジワリジワリと笑顔の下で相手の出方を窺いながら話を詰める。
相手が馬鹿なら話は別だが、損得勘定が得意な相手だとこの手の話は非常にやりやすい。
最終的に綺麗に短時間で話がついた。
これなら領だけではなく今後の国の利にも繋がるだろうし、結果的に皇太子殿下への服の御礼にもなるはずだ。
「《では後は皇太子殿下か外交官の方を通して書類作成をお願いします》」
「《勿論だ。戻ったらすぐにでも契約書を用意しよう》」
「【いやぁ、まさかこんなに良い話に乗らせてもらえるとは思ってもみなかったよ。凄いね君は】」
「【いいえ。両国の橋渡しの一助になれて良かったです。今後ともどうぞグラシアス皇国と友好的にお付き合いください】」
俺はあくまでもウィルラン辺境伯領に住む一平民に過ぎない。
書類のやり取りは皇太子殿下としてもらいたい。
「では皇太子殿下。失礼します」
そう言って俺はディオン様と一緒にその場を辞した。
他国の人達がいる中でできることはこれくらいだ。
後でもし一人になる時があればディオン様と二人きりにしてあげよう。
そんなことを考えながらゆったりグラスを傾けていると、多分ディオン様の学園時代の友人達だろう人達が男女問わずこちらへとやってきた。。
「ディオン様。その方は?」
「先程は外交官の方と何を話しておられたんですか?」
「お綺麗ですね。どちらの方でしょう?」
どうやら皆俺に興味津々のようだ。
見慣れない相手だからだと思うけど、ただの平民ですとバッサリ言ってもいいんだろうか?
俺は何を言われても平気だけど、ディオン様に迷惑が掛かるのだけは避けたい。
そう思っていたらディオン様がコソッと耳元で囁きを落としてきた。
「ラスター。彼らは俺が引き受けるから、適当なところでそっと離れてください」
厄介な連中は自分が引き受けるとでも言うように笑顔で彼らをいなし始めるディオン様。
使用人を守ろうとするその姿勢は尊敬ものだ。
流石領主様のご子息。
帰ったら領主様に『とても御立派でした』とお伝えしよう。
そして俺はディオン様の命令通りそっとその場を離脱し目立たない壁際へと移動してみた。
でも何故かそこへやってくる国賓の人々。
まあ情報収集や実際の交渉に繋がるなら色々話してみるのも楽しいし、話している方が下手にディオン様の学友達に絡まれないからいいかもと判断してあれこれと話してみた。
主に彼らは情報収集が目的だったようだけど、チラホラと国の問題点なんかの話もしていたから別の国ではこんな対策が取られていますよとか、前世で見たことがある改善策などを話したりしてみた。
なんだかんだでこれまで交流がなかった国同士の間を取り持ったり、もっと話したいと思ってもらえた国が好意的になったりとプラスの面は多かったように思う。
この縁を上手く繋いで今後に生かしてもらえたらいいな。
それから少しして、手洗いを理由に場をそっと離れる。
流石に久しぶりの社交は少し疲れた。
そんな気持ちで用を足し、その後人けのないバルコニーへと移動する。
そう言えば前世でも疲れた時にはよくこうしてバルコニーへと出たものだ。
そしてツガイのことを考えたり、世界にツガイの存在を感じホッと息を吐いたりして癒されていた。
だからその感覚でつい考えてしまったんだ。
(ツガイにも見せてあげたいな)
今日は星がとても綺麗だったから、この空を一緒に見上げ、綺麗だと言って微笑み合いたかった。
でも、その願いは叶うことはない。
だってツガイとはもう二度と会うことはできないんだから。
俺が女神へと望み生まれ変わった、ツガイの存在を感じることのない世界。それがここだ。
ツガイ同士は世界が変わってもまた出会う運命にあると女神は言っていた。
でも顔も知らない相手を、ツガイの概念のない世界で見つけるなんてできるはずもない。
いくら何でも無謀すぎるだろう。
なのにどうして俺は今こんなにツガイが恋しいのだろう?
ツガイに会いたい。
でも会えない。
会っても気づけない。
苦しい。切ない。
今更後悔してもしょうがないのに、今からでもツガイが分かる世界にと願ってしまう。
(ああ、でも……)
俺はツガイに会っても結婚もできないし、子も作れないんだった。
それならツガイを不幸にするだけだ。
やっぱり会えない方がいいんだろう。
(俺も馬鹿だな…)
考えても仕方のないことばかり考えているなんて。
それもこれもきっと、パーティーに参加して前世を思い出してしまったせいだろう。
ちょうどその時、バルコニーへと誰かがやってきた。
エンジ色の髪色をした優し気な顔の若い男性だ。
「こんなところで物憂げな顔をしてどうしたんです?」
どうやらさっきの俺の表情を見られていたらしい。
「いいえ。特に何も。どうかお気になさらず」
「とても切なそうな顔をしていましたよ?もしかして先程まで御一緒だったディオン様を想ってそんなお顔を?」
そう訊かれ、俺は素で首を傾げた。
「ディオン様、ですか?違いますよ」
「では他の想い人、とか?」
フッと微笑みながら促すように尋ねられて、まあディオン様と誤解されるよりかはと少しだけ答えることにした。
「想い人と言えばそうですね」
「どんな人なんですか?とても思い詰めたような顔をしていましたけど」
どんな人…か。
会ったこともない相手を説明するのは難しい。
でも言えることもなくはなかった。
「もう二度と会えない恋しい相手です。それこそ、俺にとって唯一無二の大切な人…でした」
切ない想いを吐露するようにそう口にした俺に相手が少しだけ驚いたように目を瞠り、どこか残念そうに言葉を紡いだ。
「残念。勝ち目のある相手なら口説いてみようと思ったのに」
「ふふっ。誰もその人には勝てませんよ」
「そのようですね。遊びでは貴方をとても落とせそうにありません」
きっと彼は場の雰囲気が暗くなり過ぎないように努めて明るくそう言ってくれたんだろう。
遊び人を装っているようだけど、きっと本当はとても頭の良い人だ。
踏み込んではダメな一線はちゃんと感じ取ってくれるから、これ以上深入りしようとはしてこない。
それがとても有り難かった。
「外は冷えます。まだここに居るならこれでも羽織っていてください」
そう言って彼は俺に上着をかけてくれようとしたけど、流石にそれはダメだと思ってちゃんとお断りしておいた。
「いえ。もう行くので大丈夫です。感傷に浸ってご迷惑をお掛けしてすみませんでした」
「ではまた会う機会があれば今度は楽しくお話ししましょう」
「そうですね。また会うことがあれば是非」
思考の沼に嵌る前に介入してもらえて助かった。
また会うことがあればその時は明るい話でも振ってみよう。
そう思いながら俺はそっとバルコニーを後にした。
とは言え話が弾んでいる感じでもない。
それならサッと短く挨拶だけ済ませて御礼だけを伝えようと思ったのだけど、思いがけず以前領地へと帰る途中に助けた方の弟君がいて、世の中は狭いなと思った。
でも彼女のその後が知れてよかったと安心できたのは大きい。
とは言え折角声を掛けてもらったのにこのまま去るのもなんだか申し訳ない。
皇太子殿下の話を遮ってしまったから、両国の仕事が上手く繋がるよう少しだけ世間話をしてからお暇しよう。
そう思ってトレンバリエの書物で読んだ鉱物の話を振って、盛り上がったところでカルナーナ国で最近鉱物の新しい加工法ができたという話を振ってみた。
ちょうど運良くカルナーナの外交官も近くにいたからその話を振ると『よく知っていましたね』と色々教えてくれた。
その話を聞いてこれならいけると判断し、トレンバリエの鉱物とここグラシアス皇国内で取れた魔石を使ってその新しい加工法で道具を作ってみませんかと尋ねてみたら足元を見られそうになったから、にこやかに躱してそれぞれの国で得られる利をチラつかせ話を纏めてみた。
魅力的な道具の例をいくつか示しながら、ウィルラン辺境伯領で取れる魔石の品質の良さもちゃんとアピールしていく。
こういった輩は前世でもよく見かけたから交渉には慣れっこだ。
隙を見せずに笑顔で適度にあしらい、譲歩はここまでですよと暗に伝えるのだ。
少しばかり食い下がられそうになったが、ジワリジワリと笑顔の下で相手の出方を窺いながら話を詰める。
相手が馬鹿なら話は別だが、損得勘定が得意な相手だとこの手の話は非常にやりやすい。
最終的に綺麗に短時間で話がついた。
これなら領だけではなく今後の国の利にも繋がるだろうし、結果的に皇太子殿下への服の御礼にもなるはずだ。
「《では後は皇太子殿下か外交官の方を通して書類作成をお願いします》」
「《勿論だ。戻ったらすぐにでも契約書を用意しよう》」
「【いやぁ、まさかこんなに良い話に乗らせてもらえるとは思ってもみなかったよ。凄いね君は】」
「【いいえ。両国の橋渡しの一助になれて良かったです。今後ともどうぞグラシアス皇国と友好的にお付き合いください】」
俺はあくまでもウィルラン辺境伯領に住む一平民に過ぎない。
書類のやり取りは皇太子殿下としてもらいたい。
「では皇太子殿下。失礼します」
そう言って俺はディオン様と一緒にその場を辞した。
他国の人達がいる中でできることはこれくらいだ。
後でもし一人になる時があればディオン様と二人きりにしてあげよう。
そんなことを考えながらゆったりグラスを傾けていると、多分ディオン様の学園時代の友人達だろう人達が男女問わずこちらへとやってきた。。
「ディオン様。その方は?」
「先程は外交官の方と何を話しておられたんですか?」
「お綺麗ですね。どちらの方でしょう?」
どうやら皆俺に興味津々のようだ。
見慣れない相手だからだと思うけど、ただの平民ですとバッサリ言ってもいいんだろうか?
俺は何を言われても平気だけど、ディオン様に迷惑が掛かるのだけは避けたい。
そう思っていたらディオン様がコソッと耳元で囁きを落としてきた。
「ラスター。彼らは俺が引き受けるから、適当なところでそっと離れてください」
厄介な連中は自分が引き受けるとでも言うように笑顔で彼らをいなし始めるディオン様。
使用人を守ろうとするその姿勢は尊敬ものだ。
流石領主様のご子息。
帰ったら領主様に『とても御立派でした』とお伝えしよう。
そして俺はディオン様の命令通りそっとその場を離脱し目立たない壁際へと移動してみた。
でも何故かそこへやってくる国賓の人々。
まあ情報収集や実際の交渉に繋がるなら色々話してみるのも楽しいし、話している方が下手にディオン様の学友達に絡まれないからいいかもと判断してあれこれと話してみた。
主に彼らは情報収集が目的だったようだけど、チラホラと国の問題点なんかの話もしていたから別の国ではこんな対策が取られていますよとか、前世で見たことがある改善策などを話したりしてみた。
なんだかんだでこれまで交流がなかった国同士の間を取り持ったり、もっと話したいと思ってもらえた国が好意的になったりとプラスの面は多かったように思う。
この縁を上手く繋いで今後に生かしてもらえたらいいな。
それから少しして、手洗いを理由に場をそっと離れる。
流石に久しぶりの社交は少し疲れた。
そんな気持ちで用を足し、その後人けのないバルコニーへと移動する。
そう言えば前世でも疲れた時にはよくこうしてバルコニーへと出たものだ。
そしてツガイのことを考えたり、世界にツガイの存在を感じホッと息を吐いたりして癒されていた。
だからその感覚でつい考えてしまったんだ。
(ツガイにも見せてあげたいな)
今日は星がとても綺麗だったから、この空を一緒に見上げ、綺麗だと言って微笑み合いたかった。
でも、その願いは叶うことはない。
だってツガイとはもう二度と会うことはできないんだから。
俺が女神へと望み生まれ変わった、ツガイの存在を感じることのない世界。それがここだ。
ツガイ同士は世界が変わってもまた出会う運命にあると女神は言っていた。
でも顔も知らない相手を、ツガイの概念のない世界で見つけるなんてできるはずもない。
いくら何でも無謀すぎるだろう。
なのにどうして俺は今こんなにツガイが恋しいのだろう?
ツガイに会いたい。
でも会えない。
会っても気づけない。
苦しい。切ない。
今更後悔してもしょうがないのに、今からでもツガイが分かる世界にと願ってしまう。
(ああ、でも……)
俺はツガイに会っても結婚もできないし、子も作れないんだった。
それならツガイを不幸にするだけだ。
やっぱり会えない方がいいんだろう。
(俺も馬鹿だな…)
考えても仕方のないことばかり考えているなんて。
それもこれもきっと、パーティーに参加して前世を思い出してしまったせいだろう。
ちょうどその時、バルコニーへと誰かがやってきた。
エンジ色の髪色をした優し気な顔の若い男性だ。
「こんなところで物憂げな顔をしてどうしたんです?」
どうやらさっきの俺の表情を見られていたらしい。
「いいえ。特に何も。どうかお気になさらず」
「とても切なそうな顔をしていましたよ?もしかして先程まで御一緒だったディオン様を想ってそんなお顔を?」
そう訊かれ、俺は素で首を傾げた。
「ディオン様、ですか?違いますよ」
「では他の想い人、とか?」
フッと微笑みながら促すように尋ねられて、まあディオン様と誤解されるよりかはと少しだけ答えることにした。
「想い人と言えばそうですね」
「どんな人なんですか?とても思い詰めたような顔をしていましたけど」
どんな人…か。
会ったこともない相手を説明するのは難しい。
でも言えることもなくはなかった。
「もう二度と会えない恋しい相手です。それこそ、俺にとって唯一無二の大切な人…でした」
切ない想いを吐露するようにそう口にした俺に相手が少しだけ驚いたように目を瞠り、どこか残念そうに言葉を紡いだ。
「残念。勝ち目のある相手なら口説いてみようと思ったのに」
「ふふっ。誰もその人には勝てませんよ」
「そのようですね。遊びでは貴方をとても落とせそうにありません」
きっと彼は場の雰囲気が暗くなり過ぎないように努めて明るくそう言ってくれたんだろう。
遊び人を装っているようだけど、きっと本当はとても頭の良い人だ。
踏み込んではダメな一線はちゃんと感じ取ってくれるから、これ以上深入りしようとはしてこない。
それがとても有り難かった。
「外は冷えます。まだここに居るならこれでも羽織っていてください」
そう言って彼は俺に上着をかけてくれようとしたけど、流石にそれはダメだと思ってちゃんとお断りしておいた。
「いえ。もう行くので大丈夫です。感傷に浸ってご迷惑をお掛けしてすみませんでした」
「ではまた会う機会があれば今度は楽しくお話ししましょう」
「そうですね。また会うことがあれば是非」
思考の沼に嵌る前に介入してもらえて助かった。
また会うことがあればその時は明るい話でも振ってみよう。
そう思いながら俺はそっとバルコニーを後にした。
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