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【本編】
38.目が覚めたら
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温かい。
冷えた手を温めるかのように俺の手を誰かが握っている。
そう思いながらそっと目を開けると、そこは屋敷にある俺の部屋で、俺はベッドの上に横たわっていた。
そしてそっと横へと目をやると、そこには俺の手を握りしめて転寝するディオン様がいた。
どうやら俺に付き添ってくれていたらしい。
(何があったんだっけ…)
どうも今一記憶が怪しい。
確かアーマードベアを無事に倒して、その後ダンジョンの入り口に様子を見に行ったんだっけ。
そこで確か名前を呼ばれて、振り向いたらディオン様で……。
「そうだ、ワイバーン」
まさか前世の眷属に襲われるなんて思いもしなかった。
クゥクゥ啼いて可愛く懐いてくれていたのに、なんだか悲しい。
やっぱり前世の行いが悪かったからこんな目に合ったんだろうか?
あんまりだ。
「はぁ…」
思わず溜息を吐いたらいきなりガバッとディオン様が身を起こしてこちらを見てきた。
そして俺が起きていることに気づいた途端、その端正な顔を崩してボロボロ泣き始めた。
「うっ…よか、よかった…」
どうやら凄く心配をかけてしまったらしい。
「ディオン様。そんなに泣かないでください。うっ…ゴホッ…」
喉がガサガサだ。
そう思った時にはディオン様がサッと水をグラスに注いでいて、俺の身体を支えながら起き上がらせ、そのまま口移しで飲ませてきて驚いた。
「ゴホッゴホッ!」
そのせいでちゃんと飲めなくてむせたら慌てたように背をさすられ、『落ち着いてゆっくり飲んでください』と言われてしまう。
(いや。ディオン様が突飛な行動をしたせいなんですけど?!)
むせながら涙目で訴えるけど、どうやら伝わってはいなさそうだ。
だって続けて何度も優しく口移しで水を飲まされたから。
(甘い…っ)
俺を好きでいてくれているのは知ってるけど、昨日突き放したのにと動揺を隠せない。
そうして一頻り落ち着くまで水を飲まされた後、そっと優しくベッドに寝かされた。
「ラスター。どこまで覚えてる?」
「どこまで…とは?」
「その……ワイバーンにとどめを刺して、落下した後、とか…」
そう言えば確かあの時、死んだと思ったらディオン様の腕の中で……。
そうだ。
必死に死なないでくれとディオン様が言っていて、でもそれだけじゃなくて何かあったような……。
「あ…」
そこでやっと思い出し、思わずジッとディオン様を見つめてしまう。
「その…変なことを聞いてもいいですか?」
それに対してディオン様がちょっと緊張したように頷いて先を促してくる。
「もしかして、前世の記憶、があったりしますか?」
どう切り出せばいいかがわからなくておずおずとそう尋ねると、ディオン様は特に隠すことなく頷いてくれた。
そのことにホッとして、改めてお礼を言うことに。
「その…あの時ちゃんとお礼が言えたか覚えていないので、改めて言わせてください。俺を止めてくれてありがとうございました」
本当はちゃんと頭を下げてお礼が言いたかった。
でも身体を起こすことを許してもらえなかったから、ただそれだけを口にする。
なのに口にした途端抱き寄せられて、ギュッと強く抱きしめられた。
「陛下…もうあんな思いを俺にさせないでください」
どうやらすっかりディオン様は前世に引きずられているようで、言葉がまた戻ってしまっている。
「前世は仕方がなかったとはいえ、ツガイの死を二度も味わうなんて絶対に御免です」
「……え?」
今、ディオン様は何を言ったんだろうか?
(ツガイ?ツガイって言った?)
聞き間違いだろうか?
「ディオン様?」
「本当はツガイだと告げずに振り向いてもらおうと思ったんです。いきなりツガイだと言っても信じてもらえるはずがないし、陛下は…ご自分を殺した俺の顔さえ記憶にないようだったから」
それは確かに。
多分いきなりツガイだと言われても訝しんだと思うし、自分を救ってくれた相手の顔もうろ覚えだった。
覚えているのは辛そうに苦しそうに泣きそうに歪んだ顔と、最期のむせび泣く声。
どちらも普段のディオン様には重ならなかったから全く分からなかった。
「貴方が前世の俺を想って悲しんでいるのがわかっても何もできなくて、今目の前にいる俺を見てほしくて必死だったんです」
「うっ…」
つまりディオン様は俺がツガイだと知っていて一生懸命口説いてくれていたということらしい。
「竜王陛下。こんな俺ではご不満ですか?」
悲しそうな目で俺を見つめるディオン様。
どうしよう?健気で可愛すぎてしょうがない。
「……それは反則です」
「やっぱり陛下の好みからかけ離れているからダメなんでしょうか?」
「好み?」
「はい。可愛くてつい手助けしたくなるような人が陛下の好みなんですよね?」
そう言えば前にそんな話をした覚えがある。
「俺は陛下より身体も大きいし、女性に比べれば可愛くもなんともないですし」
ディオン様は切なげな顔でそんなことを言ってこられるけど、心で激しくツッコミを入れてしまう。
(あれはディオン様を見ながらそのまんま言ったんですけど…?!)
「その……」
「はい?」
「言い難いんですが、あの時はディオン様を可愛いなと思って、そのままお伝えしただけだったんですが…」
「……え?」
「すみません。やっぱりいいです。忘れてください」
どうしよう?
なんだか色々やらかしているような気がしてならない。
「陛下?今おかしなことが聞こえたような…」
「だから忘れてください!大体可愛げがないとかどの口が言うんです?それじゃあ俺がおかしいみたいじゃないですか!」
「え……」
それから暫く逡巡して、そっと俺の顔を見ながらディオン様は『間違ってたらすみません』と前置きをして…。
「その…陛下は俺を可愛いと思ってくださってるんですか?」
恥じらうように聞いてくるから、『だからそう言うのが可愛いんですけど?』と凄く思った。
「どこからどう見ても可愛いですよね?」
その言葉にパッとディオン様の顔が明るくなる。
「陛下……」
幸せそうな顔でゆったりと重ねられる唇を拒むことができなくて、二度三度と受け入れてしまう。
優しくて温かいツガイとの口づけ。
(気持ちいい…)
そうして受け入れそうになったところでハッと我に返った。
俺はこのままツガイを受け入れるわけにはいかないことを思い出したからだ。
「ディ、ディオン様!」
「はい」
嬉しそうな顔のディオン様には申し訳ないけど、俺は今から酷いことを言わなければならない。
「その…ディオン様がツガイで正直嬉しい気持ちはあるんですけど…」
「けど?」
「気持ちには応えられないと言うか…」
そこまで言ったところで思い切り悲しそうな顔をされてしまう。
「何故ですか?」
「……俺は…呪われているので」
そう。折角ツガイに出会えても呪いがあるから一緒に幸せになることはできないのだ。
「だから…」
「…………ちなみにその呪いはどんなものです?」
「ええと、確か…」
女神は何と言っていただろうか?
「愛する女性が現れたとしても、決して結婚などできないし、子を為すこともできないという呪い、だったと思います」
だからダメなんだと、たとえツガイ同士でも幸せにはなれないのだと、そう伝えたつもりだった。
なのにディオン様は『本当にそう言われたんですね?』と確認してきた後、頷いた俺ににこりと笑った。
「それなら何も問題はありません」
「え?」
「まず、俺は女性ではなく男です」
まあそれはそうだ。
「そしてこの国では同性での結婚はできません」
それもまあ知っている。
「それに男同士なら子も作れないでしょう?」
「確かに。でも…」
「何か心配でも?」
「俺を選んだらディオン様が幸せになれません」
人の幸せは好きな人と温かい家庭を築くことだと聞いたし、俺もそう思う。
だから呪われた俺なんかじゃなく、他の誰かと幸せになってほしい。
そう口にしたらまるで言い聞かせるように言われてしまう。
「陛下。お忘れですか?竜人にとっての一番の幸せはツガイと共にあることです」
それはわかる。でも、どうしても考えてしまうのだ。
他の幸せがあるのではないかと。
そんな俺にディオン様が困ったように言ってくる。
「陛下。前世で俺はツガイとわかっていながらも男同士では幸せにできないと身を引きました。離れていてもずっと貴方の幸せだけを願い続けて…。でもそれは間違っていたんです。俺がこの手で幸せにしてあげればよかった。貴方が狂ったと聞いて、どれほど後悔したことか」
変わり果てた俺を見て、楽にしてあげたいと自らの手にかけ一緒に死んだと聞いて胸が痛くなった。
俺には救いだったけど、ディオン様にとってはすごく辛い決断だっただろう。
知らなかったとはいえツガイにそんな不幸な決断をさせてしまったなんて悲しすぎる。
「ディオン様は…俺と居たいですか?」
「はい」
本当は断るべきだろう。
でもディオン様が望むなら一緒にいてあげたい。
不幸にしてしまったツガイを幸せにしてあげたいと願ってやまなかった。
これはエゴだろうか?
「わかりました。それならディオン様を俺がこの手で幸せにしてみせます」
「陛下!」
「ラスターです」
「ラスター…」
嬉しそうにツガイが笑う。
まだ不安はあるけど、それは見ないフリをして俺はディオン様の手を取ったのだった。
冷えた手を温めるかのように俺の手を誰かが握っている。
そう思いながらそっと目を開けると、そこは屋敷にある俺の部屋で、俺はベッドの上に横たわっていた。
そしてそっと横へと目をやると、そこには俺の手を握りしめて転寝するディオン様がいた。
どうやら俺に付き添ってくれていたらしい。
(何があったんだっけ…)
どうも今一記憶が怪しい。
確かアーマードベアを無事に倒して、その後ダンジョンの入り口に様子を見に行ったんだっけ。
そこで確か名前を呼ばれて、振り向いたらディオン様で……。
「そうだ、ワイバーン」
まさか前世の眷属に襲われるなんて思いもしなかった。
クゥクゥ啼いて可愛く懐いてくれていたのに、なんだか悲しい。
やっぱり前世の行いが悪かったからこんな目に合ったんだろうか?
あんまりだ。
「はぁ…」
思わず溜息を吐いたらいきなりガバッとディオン様が身を起こしてこちらを見てきた。
そして俺が起きていることに気づいた途端、その端正な顔を崩してボロボロ泣き始めた。
「うっ…よか、よかった…」
どうやら凄く心配をかけてしまったらしい。
「ディオン様。そんなに泣かないでください。うっ…ゴホッ…」
喉がガサガサだ。
そう思った時にはディオン様がサッと水をグラスに注いでいて、俺の身体を支えながら起き上がらせ、そのまま口移しで飲ませてきて驚いた。
「ゴホッゴホッ!」
そのせいでちゃんと飲めなくてむせたら慌てたように背をさすられ、『落ち着いてゆっくり飲んでください』と言われてしまう。
(いや。ディオン様が突飛な行動をしたせいなんですけど?!)
むせながら涙目で訴えるけど、どうやら伝わってはいなさそうだ。
だって続けて何度も優しく口移しで水を飲まされたから。
(甘い…っ)
俺を好きでいてくれているのは知ってるけど、昨日突き放したのにと動揺を隠せない。
そうして一頻り落ち着くまで水を飲まされた後、そっと優しくベッドに寝かされた。
「ラスター。どこまで覚えてる?」
「どこまで…とは?」
「その……ワイバーンにとどめを刺して、落下した後、とか…」
そう言えば確かあの時、死んだと思ったらディオン様の腕の中で……。
そうだ。
必死に死なないでくれとディオン様が言っていて、でもそれだけじゃなくて何かあったような……。
「あ…」
そこでやっと思い出し、思わずジッとディオン様を見つめてしまう。
「その…変なことを聞いてもいいですか?」
それに対してディオン様がちょっと緊張したように頷いて先を促してくる。
「もしかして、前世の記憶、があったりしますか?」
どう切り出せばいいかがわからなくておずおずとそう尋ねると、ディオン様は特に隠すことなく頷いてくれた。
そのことにホッとして、改めてお礼を言うことに。
「その…あの時ちゃんとお礼が言えたか覚えていないので、改めて言わせてください。俺を止めてくれてありがとうございました」
本当はちゃんと頭を下げてお礼が言いたかった。
でも身体を起こすことを許してもらえなかったから、ただそれだけを口にする。
なのに口にした途端抱き寄せられて、ギュッと強く抱きしめられた。
「陛下…もうあんな思いを俺にさせないでください」
どうやらすっかりディオン様は前世に引きずられているようで、言葉がまた戻ってしまっている。
「前世は仕方がなかったとはいえ、ツガイの死を二度も味わうなんて絶対に御免です」
「……え?」
今、ディオン様は何を言ったんだろうか?
(ツガイ?ツガイって言った?)
聞き間違いだろうか?
「ディオン様?」
「本当はツガイだと告げずに振り向いてもらおうと思ったんです。いきなりツガイだと言っても信じてもらえるはずがないし、陛下は…ご自分を殺した俺の顔さえ記憶にないようだったから」
それは確かに。
多分いきなりツガイだと言われても訝しんだと思うし、自分を救ってくれた相手の顔もうろ覚えだった。
覚えているのは辛そうに苦しそうに泣きそうに歪んだ顔と、最期のむせび泣く声。
どちらも普段のディオン様には重ならなかったから全く分からなかった。
「貴方が前世の俺を想って悲しんでいるのがわかっても何もできなくて、今目の前にいる俺を見てほしくて必死だったんです」
「うっ…」
つまりディオン様は俺がツガイだと知っていて一生懸命口説いてくれていたということらしい。
「竜王陛下。こんな俺ではご不満ですか?」
悲しそうな目で俺を見つめるディオン様。
どうしよう?健気で可愛すぎてしょうがない。
「……それは反則です」
「やっぱり陛下の好みからかけ離れているからダメなんでしょうか?」
「好み?」
「はい。可愛くてつい手助けしたくなるような人が陛下の好みなんですよね?」
そう言えば前にそんな話をした覚えがある。
「俺は陛下より身体も大きいし、女性に比べれば可愛くもなんともないですし」
ディオン様は切なげな顔でそんなことを言ってこられるけど、心で激しくツッコミを入れてしまう。
(あれはディオン様を見ながらそのまんま言ったんですけど…?!)
「その……」
「はい?」
「言い難いんですが、あの時はディオン様を可愛いなと思って、そのままお伝えしただけだったんですが…」
「……え?」
「すみません。やっぱりいいです。忘れてください」
どうしよう?
なんだか色々やらかしているような気がしてならない。
「陛下?今おかしなことが聞こえたような…」
「だから忘れてください!大体可愛げがないとかどの口が言うんです?それじゃあ俺がおかしいみたいじゃないですか!」
「え……」
それから暫く逡巡して、そっと俺の顔を見ながらディオン様は『間違ってたらすみません』と前置きをして…。
「その…陛下は俺を可愛いと思ってくださってるんですか?」
恥じらうように聞いてくるから、『だからそう言うのが可愛いんですけど?』と凄く思った。
「どこからどう見ても可愛いですよね?」
その言葉にパッとディオン様の顔が明るくなる。
「陛下……」
幸せそうな顔でゆったりと重ねられる唇を拒むことができなくて、二度三度と受け入れてしまう。
優しくて温かいツガイとの口づけ。
(気持ちいい…)
そうして受け入れそうになったところでハッと我に返った。
俺はこのままツガイを受け入れるわけにはいかないことを思い出したからだ。
「ディ、ディオン様!」
「はい」
嬉しそうな顔のディオン様には申し訳ないけど、俺は今から酷いことを言わなければならない。
「その…ディオン様がツガイで正直嬉しい気持ちはあるんですけど…」
「けど?」
「気持ちには応えられないと言うか…」
そこまで言ったところで思い切り悲しそうな顔をされてしまう。
「何故ですか?」
「……俺は…呪われているので」
そう。折角ツガイに出会えても呪いがあるから一緒に幸せになることはできないのだ。
「だから…」
「…………ちなみにその呪いはどんなものです?」
「ええと、確か…」
女神は何と言っていただろうか?
「愛する女性が現れたとしても、決して結婚などできないし、子を為すこともできないという呪い、だったと思います」
だからダメなんだと、たとえツガイ同士でも幸せにはなれないのだと、そう伝えたつもりだった。
なのにディオン様は『本当にそう言われたんですね?』と確認してきた後、頷いた俺ににこりと笑った。
「それなら何も問題はありません」
「え?」
「まず、俺は女性ではなく男です」
まあそれはそうだ。
「そしてこの国では同性での結婚はできません」
それもまあ知っている。
「それに男同士なら子も作れないでしょう?」
「確かに。でも…」
「何か心配でも?」
「俺を選んだらディオン様が幸せになれません」
人の幸せは好きな人と温かい家庭を築くことだと聞いたし、俺もそう思う。
だから呪われた俺なんかじゃなく、他の誰かと幸せになってほしい。
そう口にしたらまるで言い聞かせるように言われてしまう。
「陛下。お忘れですか?竜人にとっての一番の幸せはツガイと共にあることです」
それはわかる。でも、どうしても考えてしまうのだ。
他の幸せがあるのではないかと。
そんな俺にディオン様が困ったように言ってくる。
「陛下。前世で俺はツガイとわかっていながらも男同士では幸せにできないと身を引きました。離れていてもずっと貴方の幸せだけを願い続けて…。でもそれは間違っていたんです。俺がこの手で幸せにしてあげればよかった。貴方が狂ったと聞いて、どれほど後悔したことか」
変わり果てた俺を見て、楽にしてあげたいと自らの手にかけ一緒に死んだと聞いて胸が痛くなった。
俺には救いだったけど、ディオン様にとってはすごく辛い決断だっただろう。
知らなかったとはいえツガイにそんな不幸な決断をさせてしまったなんて悲しすぎる。
「ディオン様は…俺と居たいですか?」
「はい」
本当は断るべきだろう。
でもディオン様が望むなら一緒にいてあげたい。
不幸にしてしまったツガイを幸せにしてあげたいと願ってやまなかった。
これはエゴだろうか?
「わかりました。それならディオン様を俺がこの手で幸せにしてみせます」
「陛下!」
「ラスターです」
「ラスター…」
嬉しそうにツガイが笑う。
まだ不安はあるけど、それは見ないフリをして俺はディオン様の手を取ったのだった。
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