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【本編】
39.告白 Side.ディオン
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ラスターを屋敷へと連れ帰ると慌ただしく医者が呼ばれ、すぐに診察になった。
医者に見せている間気が気じゃなくて部屋の前をウロウロしていたら父から執務室へと呼ばれ、状況の説明をしろと言われた。
何とかワイバーンの件は報告し、すぐにギルドへと連絡がいったようなのできっと後処理はそっちでしてもらえることだろう。
そんなことよりラスターだ。
傷は塞がったものの出血量が多すぎた。
まかり間違ってこのまま…と考えただけで死にたくなる。
母にも慰められたけど、全く何の慰めにもならなくて、医者が帰った後つきっきりで側にいた。
医者曰く、与えた上級ポーションの品質がとても良かったらしく、命に別状はないと言ってもらうことはできた。
きっとラスターが俺を想って丁寧に作ってくれたものだからだろう。
そう考えると益々愛おしさが増してしまう。
「ラスター。早く目を覚ましてほしい」
その蜂蜜色の瞳で俺を見てまた笑って欲しい。
そんな想いでずっと傍についていたものの、気疲れから少しだけ眠ってしまったらしい。
「そうだ、……ーン」
声が聞こえる。
優しい声だ。
そう、これは俺が大好きな────。
そして近くから聞こえた溜息にパッと目が覚め身を起こすと、愛しいラスターの瞳と目が合った。
(生きてる…)
それが凄く嬉しくて、涙が次から次へと溢れて止められなくなる。
「うっ…よか、よかった…」
今度は失わずに済んだ。
それが何よりも嬉しい。
「ディオン様。そんなに泣かないでください。うっ…ゴホッ…」
喉が渇いているのか話し辛そうにするラスターを見てすぐさま水を用意し、そのまま口移しで飲ませてあげる。
でも慌てていたのか勢いよく飲み込み過ぎてむせてしまった。
「ゴホッゴホッ!」
「落ち着いてゆっくり飲んでください」
そっとその背を撫で、焦らなくていいからと伝える。
大事な俺のツガイを労わりたくて、何度も口移しで水を与えた。
もっとと言うように瞳で訴える姿が愛おしい。
そして落ち着くまで水を飲ませそっとベッドへと横たえさせる。
そう言えばラスターはどこまで覚えているんだろう?
気を失う前、確かにラスターは俺の前世の姿を思い出しているように見えた。
でももしかしたら夢うつつ状態だった可能性もなくはない。
どっちだろう?
そう思ったから恐る恐る訊いてみた。
「ラスター。どこまで覚えてる?」
「どこまで…とは?」
「その……ワイバーンにとどめを刺して、落下した後、とか…」
そこまで言ってやっと思い出したように『あ…』と声を上げる。
どうやらちゃんと記憶としてあるらしい。
再度穏やかにお礼を言われてしまった。
やっぱりその瞳の中には恐れも何もなく、ただただ感謝が溢れているようにしか見えなくて、胸がいっぱいになってしまう。
「陛下…もうあんな思いを俺にさせないでください」
(俺には貴方しかいないんです)
胸が潰されそうなあんな思いは、もう二度としたくない。
「前世は仕方がなかったとはいえ、ツガイの死を二度も味わうなんて絶対に御免です」
気づけば俺はそんな風に自分がツガイだと告白してしまっていた。
でももういいんだ。
だってそうでもしないとこの人はまた俺の腕の中からすり抜けていってしまいそうだから。
「ディオン様?」
「本当はツガイだと告げずに振り向いてもらおうと思ったんです。いきなりツガイだと言っても信じてもらえるはずがないし、陛下は…ご自分を殺した俺の顔さえ記憶にないようだったから」
驚くラスターに淡々と俺の心境を語る。
「貴方が前世の俺を想って悲しんでいるのがわかっても何もできなくて、今目の前にいる俺を見てほしくて必死だったんです」
「うっ…」
本当はツガイなんて知らなくても振り向いて欲しかった。
でも無理だった。
「竜王陛下。こんな俺ではご不満ですか?」
そもそもの話、ツガイが男と言うこと自体受け入れてもらえないんだろうか?
もしそうなら凄く悲しい。
そう思いながら尋ねると、頬を染めながら目を逸らされてしまう。
「……それは反則です」
「やっぱり陛下の好みからかけ離れているからダメなんでしょうか?」
「好み?」
「はい。可愛くてつい手助けしたくなるような人が陛下の好みなんですよね?」
以前教えてくれたラスターの好みはそんな可愛らしい人だった。
「俺は陛下より身体も大きいし、女性に比べれば可愛くもなんともないですし」
だからそう口にしたのだけど、そこで思いがけないことを言われて固まってしまう。
「その……」
「はい?」
「言い難いんですが、あの時はディオン様を可愛いなと思って、そのままお伝えしただけだったんですが…」
「……え?」
ラスターは今、何を言ったんだろう?
都合のいい、俺の聞き間違い…だろうか?
「すみません。やっぱりいいです。忘れてください」
慌てたようにそんなことを言うラスターに聞き間違いではなかったのではないかと希望が湧く。
「陛下?今おかしなことが聞こえたような…」
「だから忘れてください!大体可愛げがないとかどの口が言うんです?それじゃあ俺がおかしいみたいじゃないですか!」
「え……」
それはつまり、やっぱり聞き間違いでも何でもないラスターの本音で、俺を可愛いと…そう思ってくれていたということなんだろうか?
おかしいかおかしくないかと聞かれたら十分おかしいと思うけど、それでもどうしようもないほどの喜びの感情が込み上げてきて、思わず確認を取ってしまった。
「間違ってたらすみません。その…陛下は俺を可愛いと思ってくださってるんですか?」
「どこからどう見ても可愛いですよね?」
恥ずかしいのを耐えるように俺へと伝えてくれるラスターへの気持ちが次から次へと込み上げてきて、気づけば唇を重ねていた。
「陛下……」
愛おしいという感情を伝えるように二度三度と唇を重ねるけど、それは拒まれることなく受け入れてもらえる。
(嬉しい。陛下が受け入れてくれた)
幸せな気持ちでいっぱいだ。
なのに突然何かを思い出したようにハッとなって、俺から身を離そうとしてきた。
「ディ、ディオン様!」
「はい」
「その…ディオン様がツガイで正直嬉しい気持ちはあるんですけど…」
「けど?」
「気持ちには応えられないと言うか…」
ここでまたお預けなんだろうか?
ラスターは本当に残酷だ。悲しい。
「何故ですか?」
「……俺は…呪われているので」
そう言えばそんなものがあった。
でも女神からチラッと聞いた限り、俺達の間では何も問題はないと思うのだけど…。
(一応確認しておくか)
そう思って、ちゃんと話を聞くことに。
「…………ちなみにその呪いはどんなものです?」
「ええと、確か…愛する女性が現れたとしても、決して結婚などできないし、子を為すこともできないという呪い、だったと思います」
やっぱりそうだ。
でももう一度確認しておこう。
「本当にそう言われたんですね?」
女神の言葉は絶対だ。
例えば呪いの中身が『誰も愛せない呪い』だったり『子を為す行為そのものができない呪い』などだった場合、問題はあるかもしれない。
でもそうでないのなら何一つ問題にはならない。
だって俺達は男同士のツガイなんだから。
だからそれを伝え、何も問題はないですよと伝えたにも関わらず、ラスターはその表情を曇らせた。
「何か心配でも?」
「俺を選んだらディオン様が幸せになれません」
しかも言うに事欠いてそれかと思った。
だってそれこそ前世での俺の失敗だったのだから。
「陛下。お忘れですか?竜人にとっての一番の幸せはツガイと共にあることです」
その言葉に納得したくても納得できないというような表情をするラスター。
でもこれは本当にそうなのだから納得してほしい。
だから恥を忍んで俺は前世の自分のことを口にした。
自ら身を引き、そのことをとても後悔したことを。
その話を聞き、ラスターは苦しそうに悩んだ表情をしたものの、最終的に俺の手を取ってくれた。
(嬉しい。凄く凄く嬉しい!)
感無量とはこのことだろう。
「ラスター。これからいっぱい俺が幸せにしますからね」
幸せいっぱいに微笑んで、『ゆっくり休んでください』と頭を撫でてキスを落とす。
「おやすみなさい。また明日」
そう言って俺はそっと部屋を出た。
医者に見せている間気が気じゃなくて部屋の前をウロウロしていたら父から執務室へと呼ばれ、状況の説明をしろと言われた。
何とかワイバーンの件は報告し、すぐにギルドへと連絡がいったようなのできっと後処理はそっちでしてもらえることだろう。
そんなことよりラスターだ。
傷は塞がったものの出血量が多すぎた。
まかり間違ってこのまま…と考えただけで死にたくなる。
母にも慰められたけど、全く何の慰めにもならなくて、医者が帰った後つきっきりで側にいた。
医者曰く、与えた上級ポーションの品質がとても良かったらしく、命に別状はないと言ってもらうことはできた。
きっとラスターが俺を想って丁寧に作ってくれたものだからだろう。
そう考えると益々愛おしさが増してしまう。
「ラスター。早く目を覚ましてほしい」
その蜂蜜色の瞳で俺を見てまた笑って欲しい。
そんな想いでずっと傍についていたものの、気疲れから少しだけ眠ってしまったらしい。
「そうだ、……ーン」
声が聞こえる。
優しい声だ。
そう、これは俺が大好きな────。
そして近くから聞こえた溜息にパッと目が覚め身を起こすと、愛しいラスターの瞳と目が合った。
(生きてる…)
それが凄く嬉しくて、涙が次から次へと溢れて止められなくなる。
「うっ…よか、よかった…」
今度は失わずに済んだ。
それが何よりも嬉しい。
「ディオン様。そんなに泣かないでください。うっ…ゴホッ…」
喉が渇いているのか話し辛そうにするラスターを見てすぐさま水を用意し、そのまま口移しで飲ませてあげる。
でも慌てていたのか勢いよく飲み込み過ぎてむせてしまった。
「ゴホッゴホッ!」
「落ち着いてゆっくり飲んでください」
そっとその背を撫で、焦らなくていいからと伝える。
大事な俺のツガイを労わりたくて、何度も口移しで水を与えた。
もっとと言うように瞳で訴える姿が愛おしい。
そして落ち着くまで水を飲ませそっとベッドへと横たえさせる。
そう言えばラスターはどこまで覚えているんだろう?
気を失う前、確かにラスターは俺の前世の姿を思い出しているように見えた。
でももしかしたら夢うつつ状態だった可能性もなくはない。
どっちだろう?
そう思ったから恐る恐る訊いてみた。
「ラスター。どこまで覚えてる?」
「どこまで…とは?」
「その……ワイバーンにとどめを刺して、落下した後、とか…」
そこまで言ってやっと思い出したように『あ…』と声を上げる。
どうやらちゃんと記憶としてあるらしい。
再度穏やかにお礼を言われてしまった。
やっぱりその瞳の中には恐れも何もなく、ただただ感謝が溢れているようにしか見えなくて、胸がいっぱいになってしまう。
「陛下…もうあんな思いを俺にさせないでください」
(俺には貴方しかいないんです)
胸が潰されそうなあんな思いは、もう二度としたくない。
「前世は仕方がなかったとはいえ、ツガイの死を二度も味わうなんて絶対に御免です」
気づけば俺はそんな風に自分がツガイだと告白してしまっていた。
でももういいんだ。
だってそうでもしないとこの人はまた俺の腕の中からすり抜けていってしまいそうだから。
「ディオン様?」
「本当はツガイだと告げずに振り向いてもらおうと思ったんです。いきなりツガイだと言っても信じてもらえるはずがないし、陛下は…ご自分を殺した俺の顔さえ記憶にないようだったから」
驚くラスターに淡々と俺の心境を語る。
「貴方が前世の俺を想って悲しんでいるのがわかっても何もできなくて、今目の前にいる俺を見てほしくて必死だったんです」
「うっ…」
本当はツガイなんて知らなくても振り向いて欲しかった。
でも無理だった。
「竜王陛下。こんな俺ではご不満ですか?」
そもそもの話、ツガイが男と言うこと自体受け入れてもらえないんだろうか?
もしそうなら凄く悲しい。
そう思いながら尋ねると、頬を染めながら目を逸らされてしまう。
「……それは反則です」
「やっぱり陛下の好みからかけ離れているからダメなんでしょうか?」
「好み?」
「はい。可愛くてつい手助けしたくなるような人が陛下の好みなんですよね?」
以前教えてくれたラスターの好みはそんな可愛らしい人だった。
「俺は陛下より身体も大きいし、女性に比べれば可愛くもなんともないですし」
だからそう口にしたのだけど、そこで思いがけないことを言われて固まってしまう。
「その……」
「はい?」
「言い難いんですが、あの時はディオン様を可愛いなと思って、そのままお伝えしただけだったんですが…」
「……え?」
ラスターは今、何を言ったんだろう?
都合のいい、俺の聞き間違い…だろうか?
「すみません。やっぱりいいです。忘れてください」
慌てたようにそんなことを言うラスターに聞き間違いではなかったのではないかと希望が湧く。
「陛下?今おかしなことが聞こえたような…」
「だから忘れてください!大体可愛げがないとかどの口が言うんです?それじゃあ俺がおかしいみたいじゃないですか!」
「え……」
それはつまり、やっぱり聞き間違いでも何でもないラスターの本音で、俺を可愛いと…そう思ってくれていたということなんだろうか?
おかしいかおかしくないかと聞かれたら十分おかしいと思うけど、それでもどうしようもないほどの喜びの感情が込み上げてきて、思わず確認を取ってしまった。
「間違ってたらすみません。その…陛下は俺を可愛いと思ってくださってるんですか?」
「どこからどう見ても可愛いですよね?」
恥ずかしいのを耐えるように俺へと伝えてくれるラスターへの気持ちが次から次へと込み上げてきて、気づけば唇を重ねていた。
「陛下……」
愛おしいという感情を伝えるように二度三度と唇を重ねるけど、それは拒まれることなく受け入れてもらえる。
(嬉しい。陛下が受け入れてくれた)
幸せな気持ちでいっぱいだ。
なのに突然何かを思い出したようにハッとなって、俺から身を離そうとしてきた。
「ディ、ディオン様!」
「はい」
「その…ディオン様がツガイで正直嬉しい気持ちはあるんですけど…」
「けど?」
「気持ちには応えられないと言うか…」
ここでまたお預けなんだろうか?
ラスターは本当に残酷だ。悲しい。
「何故ですか?」
「……俺は…呪われているので」
そう言えばそんなものがあった。
でも女神からチラッと聞いた限り、俺達の間では何も問題はないと思うのだけど…。
(一応確認しておくか)
そう思って、ちゃんと話を聞くことに。
「…………ちなみにその呪いはどんなものです?」
「ええと、確か…愛する女性が現れたとしても、決して結婚などできないし、子を為すこともできないという呪い、だったと思います」
やっぱりそうだ。
でももう一度確認しておこう。
「本当にそう言われたんですね?」
女神の言葉は絶対だ。
例えば呪いの中身が『誰も愛せない呪い』だったり『子を為す行為そのものができない呪い』などだった場合、問題はあるかもしれない。
でもそうでないのなら何一つ問題にはならない。
だって俺達は男同士のツガイなんだから。
だからそれを伝え、何も問題はないですよと伝えたにも関わらず、ラスターはその表情を曇らせた。
「何か心配でも?」
「俺を選んだらディオン様が幸せになれません」
しかも言うに事欠いてそれかと思った。
だってそれこそ前世での俺の失敗だったのだから。
「陛下。お忘れですか?竜人にとっての一番の幸せはツガイと共にあることです」
その言葉に納得したくても納得できないというような表情をするラスター。
でもこれは本当にそうなのだから納得してほしい。
だから恥を忍んで俺は前世の自分のことを口にした。
自ら身を引き、そのことをとても後悔したことを。
その話を聞き、ラスターは苦しそうに悩んだ表情をしたものの、最終的に俺の手を取ってくれた。
(嬉しい。凄く凄く嬉しい!)
感無量とはこのことだろう。
「ラスター。これからいっぱい俺が幸せにしますからね」
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「おやすみなさい。また明日」
そう言って俺はそっと部屋を出た。
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