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12.※複雑な心 Side.バド
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監禁されていた部屋で俺はただただ苦しんでいた。
一応世話役の男が具合が悪くなってきた俺のために王女に直談判してくれたのだが、彼女は『どうせフリでしょう?わざわざルルナスを呼ぶ必要なんてないわ』と言い放ち、その世話役を別室へと閉じ込めてしまった。
流石に命の危険を感じるレベルでヤバくなってきた。
以前の状態と比較できる分パニックに陥ることはないが、魔力残量がジワジワ減っていくのが感じられて焦燥ばかりが募る。
そして今日はもしかしたら食事を食べる気力もないかもと思っていたところで、待ち焦がれていたその助けはやってきた。
「バド。生きてるか?」
自分を唯一助けることができる男、ルースの姿を見て安堵からつい文句が零れ落ちてしまう。
「ル、ルースっ…!遅い!」
本当は助けに来てくれて嬉しい。
でも口から飛び出すのは責める言葉でしかなくて、口にしてから後悔してしまう。
なのにこの男はあっさりとそれを許してしまうんだ。
「悪かったな。世話役が何も言いに来ないからてっきり問題ないんだと思い込んでた」
しかも俺の状態が悪いのを見るや否や、すぐさまキスで魔力を補給してくれた。
「ん…んんん…っ」
欲しかったものを与えられた喜びに、助かったという安堵に、ルースの優しさに、その全てに包まれて泣きたくなった。
吊り橋効果かもしれない。
でも俺は確かにこの瞬間、ルースに心が傾くのを感じたんだ。
その後状態が全然改善しない俺を抱き上げてルースは自室へと連れて行き、魔力を補給してくれた。
場所は風呂場だったが以前同様の医療行為。
(そう言えばルースの好みは年下の可愛い系の男だったな)
今更ながらそんなことを思い出し、少しだけ胸が苦しくなる。
自分だって好みは年上の女性だと言ったくせに勝手なものだ。
まさかそれが覆されるなんて、あの時は思ってもみなかった。
「んっ…ルース…っ」
俺の身体を綺麗にしてくれながら後ろをほぐし、ゆっくりと繋がってくるルース。
「姉上が悪かったな」
ルースだって召喚当初はあれくらい怒っていた。
魔素摂取障害だとわかって仕方なく助けてくれていたはずだ。
病人相手だから優しく丁寧に抱いてくれる。
それはただの医療行為で、そこに他の感情などはない。
そんなこと、言われなくてもわかっているのに、どうしてこんなに胸が苦しくなるんだろう?
ルースと繋がるのが嫌じゃない。
キスだけじゃなく、この行為もたまらなく気持ちよかった。
ルースのものが俺の中を往復する度に腰が揺れてしまう。
こんなに優しくしなくていい。
もっと強く擦り上げて奥までいっぱい突いてほしい。
(知らなかった…)
俺はこれまで普通に女性が好きだと思っていたのに、まさか男に抱かれて気持ちいいと思える性癖があったなんて。
でもそれも相手がルースだったからこそだろう。
それこそ俺を憎んでレイプよろしく酷く抱いてくるような相手だったなら、俺はこんな風に思わなかっただろうし、酷いトラウマになっていた可能性が高いと思う。
(ルースだったから…きっとこんなに心が震えるんだ)
「あっ、あっ、ル、ルースっ!」
「ん。バド。このまま出すから、ちょっと待ってろ」
思わず締め付けてしまったせいでルースの顔がほんの少し歪む。
限界が近いのだろう。
なのにこいつは最後まで理性的で優しいのだ。
義務的に注がれる魔力をたっぷり含んだ白濁。
それが俺に魔力をしっかりと補給してくれるのを感じる。
満たされる。
でも…足りないと思ってしまうのはどうしてだろう?
気持ちいい。
そう思ってしまったせいで俺のものも熱く滾って熱の行き場を求めてしまう。
本当はここで終わるただの医療行為。
なのに俺はついついその先を求めてしまった。
「ん…っ、ルース、た、頼む…イかせてくれっ…!」
ルースからすれば迷惑以外の何物でもないお願い。
別に聞き届けなくてもいい、ただの俺の我儘。
なのに自分の姉がしたことへの詫びからなのか、困ったように笑ってから、まるで甘やかすかのように続きをしてくれた。
「バド。今日はいっぱい魔力を補給してやる。お前も好きなだけイっていいからな」
まるで恋人同士のようにキスをして、そのまま風呂場でイかせてもらう。
中もいっぱい擦って貰えたし、もう一度注いでもらって凄く気持ちよかった。
正直物凄く満足だった。
我儘を聞いてくれたルースにありがとうと伝えたい。
そう思ったのに、何故かルースはその後俺を風呂場からベッドまで運んだあと、再度俺の上へと乗ってきた。
(ん?)
「ルース?終わりじゃないのか?」
「さっき言っただろう?いっぱい魔力を補給してやるって。折角だし限界まで魔力補給して経過観察をしたい。それで何日くらい補給なしで過ごせるかわかれば今後にも生かせるだろう?」
「……は?」
「また同じようなことが起こらないとも限らないしな。今後の気にかける日数の目安になるし、協力してくれ。大丈夫。ちゃんとお前もいっぱい気持ちよくしてやるから」
にこやかにそう言ってくるルース。
その行動理由はルースらしいと言えばルースらしいのだが…。
「待て!ここで言うのはそれだけか?!もっとこうっ、俺に好意を持ってるからもっと抱きたいとか、そういうのはないのか?!」
「う~ん…?俺に抱かれてる時は可愛いと思う瞬間もあるけど、前にも言ったように基本的に俺、年下の方が好きだしな。そういうのはない」
あっさりそう言ってくるルース。
なんて酷い奴だ。
(でも…そうか。可愛いと思う瞬間もあるにはあるのか)
それならチャンスもなくはない…のか?
実際俺自身自分の気持ちを量りかねているし、ここは様子を見ながらルースとの距離を縮めるのはありかもしれない。
「大体お前だって年下の男に興味なんてないだろう?」
そう言われると困る。
「今回しっかりデータを取ったら完治までどれくらい俺と寝たら治るかっていうのもわかるかもしれないし、前向きに考えろ。早めに俺の魔力を馴染ませて魔素摂取障害を治せばもう嫌いな俺に抱かれることもなくなるんだから」
その言葉にドキッと胸が弾む。
『魔素摂取障害が治れば、俺はルースに抱かれることはなくなる』
どうしてそれが頭から抜けていたんだろう?
考えてみればキスだってそうだった。
全部この病気のせいでルースは俺と触れ合っているに過ぎない。
それ以外で顔を合わせることなんてほぼない。
つまり────ルースを落とすなら、この病気が治るまでに落とさなければならないということだ。
(お、俺にできるのか?!)
悠長にしていたらあっという間に時間はなくなってしまう。
(いや、待て、落ち着け…!)
すっかりルースを好きな気でいたが、そもそもこの気持ちがただの吊り橋効果での勘違いだった場合、後で後悔することになる。
どっぷりはまってしまったら国に帰ってから辛くなるし、いいことなんて何もない。
まだ引き返せる。
一度冷静になろう。
(ここは様子を見て…)
そう思えたのはそこまでだった。
「んっ…!はぁっ…!」
その後ベッドでルースに抱かれて、沢山気持ちよくさせられた俺は一気に『コレがなくなるなんて嫌だ!』と考えを変えた。
「ル、ルース、ルース…っ!」
「だいぶ慣れてきたな。もう怖くないか?」
そう言って優しい眼差しで俺の様子を見ながら段々快感を教え込むように抱いてくるのは反則だろう?
(年下だよな?!)
どれだけ経験豊富なんだと泣きたくなる。
そんな俺に笑ってルースはこう言った。
「お前、本当にわかりやすいな。勉強になる」
どうやら俺で学んでるっぽい?
特に経験豊富というわけじゃなくて、今まさに実地で学んでいるようだと察し、俺は驚愕してしまった。
(酷くないか?!)
優しいのに酷いルース。
でもそんなルースを嫌いになれない時点で既に俺はルースに落ちてしまっていたんだろう。
もう後戻りなんてできない。
(こうなったら絶対に、絶対に、落としてやるっ…!)
そう強く思いながら俺はルースの腕の中で甘く啼き続けた。
一応世話役の男が具合が悪くなってきた俺のために王女に直談判してくれたのだが、彼女は『どうせフリでしょう?わざわざルルナスを呼ぶ必要なんてないわ』と言い放ち、その世話役を別室へと閉じ込めてしまった。
流石に命の危険を感じるレベルでヤバくなってきた。
以前の状態と比較できる分パニックに陥ることはないが、魔力残量がジワジワ減っていくのが感じられて焦燥ばかりが募る。
そして今日はもしかしたら食事を食べる気力もないかもと思っていたところで、待ち焦がれていたその助けはやってきた。
「バド。生きてるか?」
自分を唯一助けることができる男、ルースの姿を見て安堵からつい文句が零れ落ちてしまう。
「ル、ルースっ…!遅い!」
本当は助けに来てくれて嬉しい。
でも口から飛び出すのは責める言葉でしかなくて、口にしてから後悔してしまう。
なのにこの男はあっさりとそれを許してしまうんだ。
「悪かったな。世話役が何も言いに来ないからてっきり問題ないんだと思い込んでた」
しかも俺の状態が悪いのを見るや否や、すぐさまキスで魔力を補給してくれた。
「ん…んんん…っ」
欲しかったものを与えられた喜びに、助かったという安堵に、ルースの優しさに、その全てに包まれて泣きたくなった。
吊り橋効果かもしれない。
でも俺は確かにこの瞬間、ルースに心が傾くのを感じたんだ。
その後状態が全然改善しない俺を抱き上げてルースは自室へと連れて行き、魔力を補給してくれた。
場所は風呂場だったが以前同様の医療行為。
(そう言えばルースの好みは年下の可愛い系の男だったな)
今更ながらそんなことを思い出し、少しだけ胸が苦しくなる。
自分だって好みは年上の女性だと言ったくせに勝手なものだ。
まさかそれが覆されるなんて、あの時は思ってもみなかった。
「んっ…ルース…っ」
俺の身体を綺麗にしてくれながら後ろをほぐし、ゆっくりと繋がってくるルース。
「姉上が悪かったな」
ルースだって召喚当初はあれくらい怒っていた。
魔素摂取障害だとわかって仕方なく助けてくれていたはずだ。
病人相手だから優しく丁寧に抱いてくれる。
それはただの医療行為で、そこに他の感情などはない。
そんなこと、言われなくてもわかっているのに、どうしてこんなに胸が苦しくなるんだろう?
ルースと繋がるのが嫌じゃない。
キスだけじゃなく、この行為もたまらなく気持ちよかった。
ルースのものが俺の中を往復する度に腰が揺れてしまう。
こんなに優しくしなくていい。
もっと強く擦り上げて奥までいっぱい突いてほしい。
(知らなかった…)
俺はこれまで普通に女性が好きだと思っていたのに、まさか男に抱かれて気持ちいいと思える性癖があったなんて。
でもそれも相手がルースだったからこそだろう。
それこそ俺を憎んでレイプよろしく酷く抱いてくるような相手だったなら、俺はこんな風に思わなかっただろうし、酷いトラウマになっていた可能性が高いと思う。
(ルースだったから…きっとこんなに心が震えるんだ)
「あっ、あっ、ル、ルースっ!」
「ん。バド。このまま出すから、ちょっと待ってろ」
思わず締め付けてしまったせいでルースの顔がほんの少し歪む。
限界が近いのだろう。
なのにこいつは最後まで理性的で優しいのだ。
義務的に注がれる魔力をたっぷり含んだ白濁。
それが俺に魔力をしっかりと補給してくれるのを感じる。
満たされる。
でも…足りないと思ってしまうのはどうしてだろう?
気持ちいい。
そう思ってしまったせいで俺のものも熱く滾って熱の行き場を求めてしまう。
本当はここで終わるただの医療行為。
なのに俺はついついその先を求めてしまった。
「ん…っ、ルース、た、頼む…イかせてくれっ…!」
ルースからすれば迷惑以外の何物でもないお願い。
別に聞き届けなくてもいい、ただの俺の我儘。
なのに自分の姉がしたことへの詫びからなのか、困ったように笑ってから、まるで甘やかすかのように続きをしてくれた。
「バド。今日はいっぱい魔力を補給してやる。お前も好きなだけイっていいからな」
まるで恋人同士のようにキスをして、そのまま風呂場でイかせてもらう。
中もいっぱい擦って貰えたし、もう一度注いでもらって凄く気持ちよかった。
正直物凄く満足だった。
我儘を聞いてくれたルースにありがとうと伝えたい。
そう思ったのに、何故かルースはその後俺を風呂場からベッドまで運んだあと、再度俺の上へと乗ってきた。
(ん?)
「ルース?終わりじゃないのか?」
「さっき言っただろう?いっぱい魔力を補給してやるって。折角だし限界まで魔力補給して経過観察をしたい。それで何日くらい補給なしで過ごせるかわかれば今後にも生かせるだろう?」
「……は?」
「また同じようなことが起こらないとも限らないしな。今後の気にかける日数の目安になるし、協力してくれ。大丈夫。ちゃんとお前もいっぱい気持ちよくしてやるから」
にこやかにそう言ってくるルース。
その行動理由はルースらしいと言えばルースらしいのだが…。
「待て!ここで言うのはそれだけか?!もっとこうっ、俺に好意を持ってるからもっと抱きたいとか、そういうのはないのか?!」
「う~ん…?俺に抱かれてる時は可愛いと思う瞬間もあるけど、前にも言ったように基本的に俺、年下の方が好きだしな。そういうのはない」
あっさりそう言ってくるルース。
なんて酷い奴だ。
(でも…そうか。可愛いと思う瞬間もあるにはあるのか)
それならチャンスもなくはない…のか?
実際俺自身自分の気持ちを量りかねているし、ここは様子を見ながらルースとの距離を縮めるのはありかもしれない。
「大体お前だって年下の男に興味なんてないだろう?」
そう言われると困る。
「今回しっかりデータを取ったら完治までどれくらい俺と寝たら治るかっていうのもわかるかもしれないし、前向きに考えろ。早めに俺の魔力を馴染ませて魔素摂取障害を治せばもう嫌いな俺に抱かれることもなくなるんだから」
その言葉にドキッと胸が弾む。
『魔素摂取障害が治れば、俺はルースに抱かれることはなくなる』
どうしてそれが頭から抜けていたんだろう?
考えてみればキスだってそうだった。
全部この病気のせいでルースは俺と触れ合っているに過ぎない。
それ以外で顔を合わせることなんてほぼない。
つまり────ルースを落とすなら、この病気が治るまでに落とさなければならないということだ。
(お、俺にできるのか?!)
悠長にしていたらあっという間に時間はなくなってしまう。
(いや、待て、落ち着け…!)
すっかりルースを好きな気でいたが、そもそもこの気持ちがただの吊り橋効果での勘違いだった場合、後で後悔することになる。
どっぷりはまってしまったら国に帰ってから辛くなるし、いいことなんて何もない。
まだ引き返せる。
一度冷静になろう。
(ここは様子を見て…)
そう思えたのはそこまでだった。
「んっ…!はぁっ…!」
その後ベッドでルースに抱かれて、沢山気持ちよくさせられた俺は一気に『コレがなくなるなんて嫌だ!』と考えを変えた。
「ル、ルース、ルース…っ!」
「だいぶ慣れてきたな。もう怖くないか?」
そう言って優しい眼差しで俺の様子を見ながら段々快感を教え込むように抱いてくるのは反則だろう?
(年下だよな?!)
どれだけ経験豊富なんだと泣きたくなる。
そんな俺に笑ってルースはこう言った。
「お前、本当にわかりやすいな。勉強になる」
どうやら俺で学んでるっぽい?
特に経験豊富というわけじゃなくて、今まさに実地で学んでいるようだと察し、俺は驚愕してしまった。
(酷くないか?!)
優しいのに酷いルース。
でもそんなルースを嫌いになれない時点で既に俺はルースに落ちてしまっていたんだろう。
もう後戻りなんてできない。
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