43 / 77
42.話し合い
しおりを挟む
バドの部屋に入って念のためもう一度キスで魔力を補給し、ソファに腰を落ち着けた後で朝食をここに手配してもらう。
よく考えたら二人で朝食なんて初めてだなと思いつつ用意されたそれを食べ始めようと思ったら、何故かバドがこっちをチラッと見て、ポツリと言った。
「ルース。食べさせてもいいか?」
「何を?」
「なんでもいい。ルースが食べたいものでいいから」
その姿にクスッと笑って、じゃあこっちに来いよと言って隣をポンポンと叩き、バドを正面の席から俺の隣へと誘導する。
そして俺はスクランブルエッグをフォークで掬い、バドの口元へと揶揄うように運んでやった。
「ほらバド。あ~ん」
「なっ?!」
「してみたかったんだろ?」
「ち、違う!そうじゃなくて、俺が…っ!」
「いいからいいから。ほら。朝から魔力を使って疲れただろうし、俺が食べさせてやるって」
『魔法を使ったのは俺のせいだしな』と笑って言ってやったら、物凄く複雑そうな顔をしたものの、バドは大人しく口を開けて食べ始めた。
そんな素直なところも可愛いなと思いながら料理を口へと運んでやり、バドが咀嚼している間に俺は俺の考えを口にする。
「俺がバドの国に行くのはリオだけじゃなく親兄弟全員反対っぽくて、全員を説得するのは難しそうなんだ」
「……っ!むぐっ」
何か言いそうだったバドだけど、取り敢えず黙って聞いて欲しくて、すかさず口へものを突っ込む俺。
「でも俺がそっちに行きたい気持ちは変わらないから、兎に角打てる手を全部打とうと思ってるんだ」
「…………」
「手始めに、この後父上のところに行って、リオとの婚約期間を三年~四年にしてもらうつもりだ。それならその間に俺にも恋愛がわかるようになって、結論が出しやすくなるかなって」
「……っ!」
「あと、姉上の友人が去年召喚されて向こうにいるから、その件を使って上手く説得して姉上を味方にできたらなと思ってて…」
「…………」
「取り敢えず先にバドを向こうに送り返して、皆がホッと安心して気が緩んだタイミングで姉上に後のフォローを任せて、俺が後追いでバドの国に行くのがベストだと思うんだけど、どう思う?」
一生懸命話を聞きながら必死に咀嚼を繰り返すバドが口の中の物を飲み込むのを待ってそう尋ねると、怒ったように怒鳴りつけられた。
「どう思うも何も、もう決めてるくせに!!」
確かにその通りだけど、一応何か問題があっても困るから意見を聞きたいと思ったんだけど何かダメだっただろうか?
「聞かずに実行した方が良かったか?」
「~~~~っ!取り敢えず、ルースは勝手だというのだけはよくわかった!」
俺としては話し合いのつもりだったけど、バド曰く『これは話し合いではなくただの報告』とのこと。
でも何も言われないよりは言ってもらった方が安心するから、ちゃんとこうして言ってくれたことに関しては良かったと思うとも言われた。
何でそう言われたのかは不明だけど、結局言ってよかったってことだよな?
特に意見もないようだし、その方向で話を進めてしまおう。
さて。バドとの話し合い?が終わったところで次は父のところへ行かないとと、足取り軽く執務室へと向かう。
俺が顔を出すとすぐに気づいてもらえて、少しだけ時間を貰うことができた。
そこで話すことはリオとの婚約期間の事。
まだリオの国に書面を送っていなかったようだし、父はそれについては案外あっさりと許してくれた。
どうやらそれをすることによって、俺がリオ以外の相手(ご令嬢)と結婚できる可能性を残しておきたい様子。
「そうかそうか。そうだな。お前達は二人ともまだ子供だものな。お互い気が変わることもあるだろう。その辺りも含めてしっかり書面にまとめておくから安心しておくといい」
どこか満足げににこやかにそう言ってくる父に礼を述べ『では宜しくお願いします』と返し、俺は執務室を後にする。
これでこちらは大丈夫だ。
次は姉のところに行かないと。
そう思っていたら庭で物思いに耽る姉の姿を発見した。
見る限り一人のようだし、なかなか幸先がいい。
「姉上」
「ルルナス」
「朝の散策ですか?」
「そうね…」
そう答えながらも憂うような顔を見せる姉。
そんな姉が見ていた花を見てふと思う。
「リセル嬢を思い出していたんですか?」
「…………悪いかしら?」
「いいえ」
そう言うと姉はそっと顔を上げて俺の方へと目を向けてきた。
「私は貴方が好きよ」
「リセル嬢よりも?」
「……酷い質問ね。どちらがより好きだなんて比べられるはずもないのに」
姉は辛そうにそっと一輪の花を手折る。
「貴方のことは弟して可愛がってきたのよ?大事に決まっているわ」
「リセル嬢は?」
「彼女は私の大切な大親友よ」
『だから』と姉は口にして、暫くギュッと目を閉じたかと思うと、何かを決めたかのような顔で俺の方を見つめてきた。
「私があちらに行くわ」
「…………は?」
これには正直驚いた。
まさかそんなことを言われるなんて思いもしなかったから。
「姉上」
「皆が貴方を行かせたくない気持ちは痛いほどわかっているつもりよ。私も当然そうだわ。でも…私はリセルも大事なの」
だから自分が行くと姉は言った。
でもよく考えてほしい。
姉は別に俺ほど魔法に精通しているわけでもなんでもない。
仮に向こうに行ったとして、調整役はできても問題が起こった際は咄嗟に対応なんてできないだろう。
それならやっぱり俺が向こうに行くのが一番だ。
効率を考えてほしい。
「姉上。それについてちょっと提案があるんですが、ちょっとしっかりお話しませんか?」
そして俺は姉を連れて研究室へと移動し、召喚された者達の詳細な情報が書かれた書類を提示しながら説明を行った。
その上で俺が向こうでやるべきことと、現在考えている立ち回り方なども詳細にプレゼンしてみる。
ついでに『身の安全を図るためにこうしてみようと思うんだけど』という持論も口にしてみると、やがて溜息を吐きながら渋々認めてくれた。
「はぁ…。貴方は本当に我儘な末っ子の典型ね」
そう言いつつもその眼差しには諦めが滲んでいる。
「取り敢えずこうして話してくれただけでも良かったわ。貴方が突然行方不明になったら大騒ぎになってしまうところだったもの」
「まあそうですね」
それは容易に想像がつく。
そして俺が引かないとわかったからか、姉は気持ちを切り替えしっかりと釘を刺してきた。
「行くなら行くできちんと計画書を提出してから行きなさい。日程が分かっていれば不測の事態が起こったのかどうかの目安にもなるわ」
「なるほど」
「あとは危なくなったら貴方だけでも帰ってくるとしっかり約束してちょうだい。あのバドという男の後を追って一人で異世界に行くと言うからには、貴方が一人でこちらに戻ることもできるのよね?」
「そうですね。検証できないので何とも言えないですけど、恐らくは?」
「…………念のため魔石を持っていきなさい。万が一貴方が向こうで魔素摂取障害になったら魔力が足りずに戻れなくなるかもしれないでしょう?」
「わかりました」
治療にはならなくてもその魔力でこちらに帰ってくるくらいはできるだろうと姉は言う。
確かにそれは保険的に持って行っても損はないだろう。
「では姉上。万事整えてちょっと行ってきますので」
「必ず無事に帰ってきなさい。わかったわね?」
「はい」
そして俺は姉も味方につけることに成功し、その他諸々の手筈もテキパキと迅速に整えたのだった。
よく考えたら二人で朝食なんて初めてだなと思いつつ用意されたそれを食べ始めようと思ったら、何故かバドがこっちをチラッと見て、ポツリと言った。
「ルース。食べさせてもいいか?」
「何を?」
「なんでもいい。ルースが食べたいものでいいから」
その姿にクスッと笑って、じゃあこっちに来いよと言って隣をポンポンと叩き、バドを正面の席から俺の隣へと誘導する。
そして俺はスクランブルエッグをフォークで掬い、バドの口元へと揶揄うように運んでやった。
「ほらバド。あ~ん」
「なっ?!」
「してみたかったんだろ?」
「ち、違う!そうじゃなくて、俺が…っ!」
「いいからいいから。ほら。朝から魔力を使って疲れただろうし、俺が食べさせてやるって」
『魔法を使ったのは俺のせいだしな』と笑って言ってやったら、物凄く複雑そうな顔をしたものの、バドは大人しく口を開けて食べ始めた。
そんな素直なところも可愛いなと思いながら料理を口へと運んでやり、バドが咀嚼している間に俺は俺の考えを口にする。
「俺がバドの国に行くのはリオだけじゃなく親兄弟全員反対っぽくて、全員を説得するのは難しそうなんだ」
「……っ!むぐっ」
何か言いそうだったバドだけど、取り敢えず黙って聞いて欲しくて、すかさず口へものを突っ込む俺。
「でも俺がそっちに行きたい気持ちは変わらないから、兎に角打てる手を全部打とうと思ってるんだ」
「…………」
「手始めに、この後父上のところに行って、リオとの婚約期間を三年~四年にしてもらうつもりだ。それならその間に俺にも恋愛がわかるようになって、結論が出しやすくなるかなって」
「……っ!」
「あと、姉上の友人が去年召喚されて向こうにいるから、その件を使って上手く説得して姉上を味方にできたらなと思ってて…」
「…………」
「取り敢えず先にバドを向こうに送り返して、皆がホッと安心して気が緩んだタイミングで姉上に後のフォローを任せて、俺が後追いでバドの国に行くのがベストだと思うんだけど、どう思う?」
一生懸命話を聞きながら必死に咀嚼を繰り返すバドが口の中の物を飲み込むのを待ってそう尋ねると、怒ったように怒鳴りつけられた。
「どう思うも何も、もう決めてるくせに!!」
確かにその通りだけど、一応何か問題があっても困るから意見を聞きたいと思ったんだけど何かダメだっただろうか?
「聞かずに実行した方が良かったか?」
「~~~~っ!取り敢えず、ルースは勝手だというのだけはよくわかった!」
俺としては話し合いのつもりだったけど、バド曰く『これは話し合いではなくただの報告』とのこと。
でも何も言われないよりは言ってもらった方が安心するから、ちゃんとこうして言ってくれたことに関しては良かったと思うとも言われた。
何でそう言われたのかは不明だけど、結局言ってよかったってことだよな?
特に意見もないようだし、その方向で話を進めてしまおう。
さて。バドとの話し合い?が終わったところで次は父のところへ行かないとと、足取り軽く執務室へと向かう。
俺が顔を出すとすぐに気づいてもらえて、少しだけ時間を貰うことができた。
そこで話すことはリオとの婚約期間の事。
まだリオの国に書面を送っていなかったようだし、父はそれについては案外あっさりと許してくれた。
どうやらそれをすることによって、俺がリオ以外の相手(ご令嬢)と結婚できる可能性を残しておきたい様子。
「そうかそうか。そうだな。お前達は二人ともまだ子供だものな。お互い気が変わることもあるだろう。その辺りも含めてしっかり書面にまとめておくから安心しておくといい」
どこか満足げににこやかにそう言ってくる父に礼を述べ『では宜しくお願いします』と返し、俺は執務室を後にする。
これでこちらは大丈夫だ。
次は姉のところに行かないと。
そう思っていたら庭で物思いに耽る姉の姿を発見した。
見る限り一人のようだし、なかなか幸先がいい。
「姉上」
「ルルナス」
「朝の散策ですか?」
「そうね…」
そう答えながらも憂うような顔を見せる姉。
そんな姉が見ていた花を見てふと思う。
「リセル嬢を思い出していたんですか?」
「…………悪いかしら?」
「いいえ」
そう言うと姉はそっと顔を上げて俺の方へと目を向けてきた。
「私は貴方が好きよ」
「リセル嬢よりも?」
「……酷い質問ね。どちらがより好きだなんて比べられるはずもないのに」
姉は辛そうにそっと一輪の花を手折る。
「貴方のことは弟して可愛がってきたのよ?大事に決まっているわ」
「リセル嬢は?」
「彼女は私の大切な大親友よ」
『だから』と姉は口にして、暫くギュッと目を閉じたかと思うと、何かを決めたかのような顔で俺の方を見つめてきた。
「私があちらに行くわ」
「…………は?」
これには正直驚いた。
まさかそんなことを言われるなんて思いもしなかったから。
「姉上」
「皆が貴方を行かせたくない気持ちは痛いほどわかっているつもりよ。私も当然そうだわ。でも…私はリセルも大事なの」
だから自分が行くと姉は言った。
でもよく考えてほしい。
姉は別に俺ほど魔法に精通しているわけでもなんでもない。
仮に向こうに行ったとして、調整役はできても問題が起こった際は咄嗟に対応なんてできないだろう。
それならやっぱり俺が向こうに行くのが一番だ。
効率を考えてほしい。
「姉上。それについてちょっと提案があるんですが、ちょっとしっかりお話しませんか?」
そして俺は姉を連れて研究室へと移動し、召喚された者達の詳細な情報が書かれた書類を提示しながら説明を行った。
その上で俺が向こうでやるべきことと、現在考えている立ち回り方なども詳細にプレゼンしてみる。
ついでに『身の安全を図るためにこうしてみようと思うんだけど』という持論も口にしてみると、やがて溜息を吐きながら渋々認めてくれた。
「はぁ…。貴方は本当に我儘な末っ子の典型ね」
そう言いつつもその眼差しには諦めが滲んでいる。
「取り敢えずこうして話してくれただけでも良かったわ。貴方が突然行方不明になったら大騒ぎになってしまうところだったもの」
「まあそうですね」
それは容易に想像がつく。
そして俺が引かないとわかったからか、姉は気持ちを切り替えしっかりと釘を刺してきた。
「行くなら行くできちんと計画書を提出してから行きなさい。日程が分かっていれば不測の事態が起こったのかどうかの目安にもなるわ」
「なるほど」
「あとは危なくなったら貴方だけでも帰ってくるとしっかり約束してちょうだい。あのバドという男の後を追って一人で異世界に行くと言うからには、貴方が一人でこちらに戻ることもできるのよね?」
「そうですね。検証できないので何とも言えないですけど、恐らくは?」
「…………念のため魔石を持っていきなさい。万が一貴方が向こうで魔素摂取障害になったら魔力が足りずに戻れなくなるかもしれないでしょう?」
「わかりました」
治療にはならなくてもその魔力でこちらに帰ってくるくらいはできるだろうと姉は言う。
確かにそれは保険的に持って行っても損はないだろう。
「では姉上。万事整えてちょっと行ってきますので」
「必ず無事に帰ってきなさい。わかったわね?」
「はい」
そして俺は姉も味方につけることに成功し、その他諸々の手筈もテキパキと迅速に整えたのだった。
9
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
悪役令息に転生した俺は推しの為に舞台から退場する
スノウマン(ユッキー)
BL
前世の記憶を思い出したアレクシスは悪役令息に転生したことに気づく。このままでは推しである義弟ノアが世界を救った後も幸せになれない未来を迎えてしまう。それを回避する為に、俺は舞台から退場することを選んだ。全てを燃やし尽くす事で。
そんな俺の行動によってノアが俺に執着することになるとも知らずに。
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
魔王を倒した勇者の凱旋に、親友の俺だけが行かなかった理由
スノウマン(ユッキー)
BL
スラム育ちの少年二人は、15歳になり神の祝福でスキルを得た事で道をたがえる。彼らはやがて青年となり、片方は魔王討伐に旅立つ勇者として華々しい活躍をし、もう片方はただ彼の帰還を待つ相変わらずスラム暮らしの存在となる。
これは何も持たない青年がただ勇者の帰りを待つ日常を描いた作品です。
無自覚両片想いの勇者×親友。
読了後、もう一度だけ読み直して頂けると何か見える世界が変わるかもしれません。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる