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44.バドの帰還後 Side.ルルナス&バド
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バドを国に帰して一週間。
俺はなんだかぽっかり胸に穴が開いたような感覚に首を傾げていた。
あのバドを送り返した時の涙は魔法が無事に成功した安堵からだったのかもと自分なりに結論付けはしたものの、その後のこのどこか寂しい感じはどうしてだろう?
あれからリオが変わらず側に居るから寂しいはずなんてないと思うのに、ふと、研究室にいるとバドがひょっこり差し入れを手にやってくるんじゃないかと思ってしまったりすることもあった。
(向こうで魔素摂取障害が悪化してないかな…)
これも気になる一つの要因かもしれない。
向こうには輸血文化がないようだし、俺以外に抱かれたくないとも言っていたから倒れてないかが物凄く気になる。
そもそもちゃんと上手く説明できただろうか?
(バドはなんか不器用だしな…)
そこが心配だ。
そうやって気づけばバドのことばかり考えている自分がいて、そのたびに考えても仕方がないと溜息を吐く日々。
(早く向こうに行きたい)
そんな気持ちばかりが膨らんで、魔法研究も全くやる気が起きない有様だ。
そんな俺を気遣って色々声を掛けてくれるリオ。
今日も『気分転換に出掛けよう』と誘ってくれて、久しぶりに街へと下りてみた。
逆召喚魔法ができたことで憂いがなくなり、皆明るい表情で街を闊歩しているせいか、以前に比べ活気があってとても賑わっている。
そんな中。はぐれないようにと恋人繋ぎで手を繋がれて、一生懸命俺を楽しませようとしてくれるリオ。
とってもありがたかったけど、俺は『そう言えばバドとこうして街に行ったことなんてなかったな』なんて思ってしまって逆に落ち込んでしまった。
(折角ここにいたのに、もっと一緒に楽しめばよかったな…)
魔法開発で忙しかったとはいえ、気分転換に出掛けるくらいやろうと思えばいくらでもできたのにとつい考えてしまう。
そんな俺の表情を見て、きっと楽しめていないのが分かったのだろう。
リオがそっと俺を抱き寄せながら『俺はずっと側にいるから』と囁いてきた。
リオ的には邪魔なバドが居なくなったし、俺と楽しくデートに行こうくらいの気分だっただろうに、なんだか気を遣わせてしまって申し訳ない。
「リオ。ごめんな」
こんな俺と一緒にいても全く楽しくないだろうし、そろそろ国に帰った方がいいんじゃないかと何気なく口にしたら、『聞きたくない!』と言って唇を塞がれてしまった。
「ルル。今ここにいるのは他の誰でもない。この俺だ!わかっているか?」
もちろんわかってる。
なのに何故そんなことを言ってくるんだろう?
そうやって首を傾げていると、物凄く険しい顔で馬車へと連れて行かれて、何度も何度も激しく口づけられた。
しかも城に着いたら着いたで部屋へと引きずられるように連れて行かれて、『ルルは誰にも渡さない!』と言って襲われた。
『あんな男のことなんてすぐに忘れさせてやる』と言いながら嫉妬全開で抱かれたんだけど、俺、どうしたらいいんだろう?
別にバドが好きだなんて口にしたわけでもないのに、どうしてこうなった?!
(ちょっとこれまでの日々を思い返してただけなのに…!)
そうしてグッタリしながらベッドに沈み込み、『ちゃんとルルが俺を見てくれるまで、いや、俺の気持ちをルルにわかってもらえるまで何度でも抱くから!』なんて言われた。
俺、ただでさえ研究ばっかりで体力ないのに、本当にやめてほしい。
【闇の揺り籠】
仕方がないからこの魔法で体力を回復させにかかる。
光魔法の【治癒】も使えるけど、俺はそっちはあまり得意じゃないんだ。
どっちかというと攻撃魔法とか結界の方が得意。
闇魔法はその分満遍なく使えるから便利。
これだってある意味回復系の魔法だし。
闇に身を委ねてまどろむのはとっても気持ちがいい。
ついでに魔素も体内に取り込んで魔力を練ると回復も早まる。
「はぁ…疲れた」
そう呟いて俺はそっと眠りについた。
***
【Side.バド】
いよいよ国に帰る日がやってきた。
ルースの魔法の才能は誰よりもわかっているつもりだし、確実に帰ることはできるだろう。
そこに関しては何一つとして心配はしていない。
ただ…後追いで行くからというその言葉だけが不安で仕方がなかった。
基本的にルースの周りは皆過保護だ。
末っ子であるルースをとても可愛がっているのがよくわかる。
それは家族だけではなく婚約者であるあのマリオン王子だって例外ではない。
俺を送り返した後、皆が気を緩めたタイミングで行くからとルースは言うが、多分ことはそう簡単なことではないだろう。
特にルースはもうすぐ18才。
下手をすれば数か月、もしくは年単位で監視されてもおかしくはない。
それだけ俺や俺の国の者達は警戒されている。
確かにルースなら18才になったらすぐにでも向こうに来ておかしくはない人材だし、警戒する気持ちだってよくわかる。
きっと逆召喚魔法がなければ順当にあちらに召喚されていたことだろう。
(もしこのまま警戒が解かれなかったら……)
その時はルースとはこれで永遠にお別れだ。
向こうに召喚された者達を呼び寄せる魔法を行使されたとしても、俺はここの世界の者ではないから一緒にこちらに来ることなんてできない。
それが分かっているだけに不安が込み上げてきて、ついルースを抱き寄せその唇を奪い、告白までしてしまう。
(もっと男らしく『お前の魔法を信じてる』と笑顔で言えればよかったのに…)
思えば返してもらえることに関しての感謝も伝えてはいなかった。
なんて情けないんだろう?
なのにルースはどこまでも懐が広くて、俺を安心させるように笑った後、こう言ってくれたんだ。
「バド。お前の気持ち、ちゃんと受け取った。後はよろしくな」
キラキラ輝くその姿を眩しく見つめ、よろしくと託された自分の役割を思い出す。
(そうだ。しっかりしないと)
まだやることはこれからなのだ。
ここでしっかり与えられた役割をこなして、ルースに俺だってできるんだというところをしっかりと示さないといけない。
だから自分で自分に気合を入れ直し、俺は腹にグッと力を込めて定位置へと歩を進めた。
そして暫しの別れを惜しむようにルースと視線を絡め合う。
(また、必ず)
そんな思いを込めてジッと見つめていると、やがてルースが別れの時間はおしまいだとばかりに杖を構えた。
どうやらいよいよお別れらしい。
迷うことなく紡がれるのは俺を国へと返す帰還魔法。
【帰還魔法、発動!】
その言葉と共に魔法陣が発動し、光が俺の身を包み込んでいく。
それはルースの温かな魔力ととても似通っていて、俺は奇妙な安心感と共にその光へと吞み込まれた。
そして気づけばあの儀式が行われた場所へと一人立っていて、無事に国に帰れたのだということがわかった。
ジワリジワリと込み上げてくる感動。
けれどもうルースに会いたい時に会えないのだという悲しい気持ちが込み上げてきて、胸が締め付けられるように痛んだ。
けれどここで悲しんでばかりもいられない。
動かなければ。
「バ、バドロードクルス王子?!もしやそこにいらっしゃるのは尊き御身では?!」
唐突に俺に掛けられた声には聞き覚えがあった。
この声はあの召喚の儀で俺に色々教えてくれた大神官ネオフォルのものだ。
「ネオフォル大神官」
「やはり!よくぞお戻りに…!」
そう言ってネオフォル大神官は涙ながらに俺の両手を取り、良かった良かったと何度も言ってきた。
「すぐに城へ連絡を!」
それからすぐに他の神官へそう指示を出し、俺は無事に本来あるべき場所へと戻ることができたのだった。
俺はなんだかぽっかり胸に穴が開いたような感覚に首を傾げていた。
あのバドを送り返した時の涙は魔法が無事に成功した安堵からだったのかもと自分なりに結論付けはしたものの、その後のこのどこか寂しい感じはどうしてだろう?
あれからリオが変わらず側に居るから寂しいはずなんてないと思うのに、ふと、研究室にいるとバドがひょっこり差し入れを手にやってくるんじゃないかと思ってしまったりすることもあった。
(向こうで魔素摂取障害が悪化してないかな…)
これも気になる一つの要因かもしれない。
向こうには輸血文化がないようだし、俺以外に抱かれたくないとも言っていたから倒れてないかが物凄く気になる。
そもそもちゃんと上手く説明できただろうか?
(バドはなんか不器用だしな…)
そこが心配だ。
そうやって気づけばバドのことばかり考えている自分がいて、そのたびに考えても仕方がないと溜息を吐く日々。
(早く向こうに行きたい)
そんな気持ちばかりが膨らんで、魔法研究も全くやる気が起きない有様だ。
そんな俺を気遣って色々声を掛けてくれるリオ。
今日も『気分転換に出掛けよう』と誘ってくれて、久しぶりに街へと下りてみた。
逆召喚魔法ができたことで憂いがなくなり、皆明るい表情で街を闊歩しているせいか、以前に比べ活気があってとても賑わっている。
そんな中。はぐれないようにと恋人繋ぎで手を繋がれて、一生懸命俺を楽しませようとしてくれるリオ。
とってもありがたかったけど、俺は『そう言えばバドとこうして街に行ったことなんてなかったな』なんて思ってしまって逆に落ち込んでしまった。
(折角ここにいたのに、もっと一緒に楽しめばよかったな…)
魔法開発で忙しかったとはいえ、気分転換に出掛けるくらいやろうと思えばいくらでもできたのにとつい考えてしまう。
そんな俺の表情を見て、きっと楽しめていないのが分かったのだろう。
リオがそっと俺を抱き寄せながら『俺はずっと側にいるから』と囁いてきた。
リオ的には邪魔なバドが居なくなったし、俺と楽しくデートに行こうくらいの気分だっただろうに、なんだか気を遣わせてしまって申し訳ない。
「リオ。ごめんな」
こんな俺と一緒にいても全く楽しくないだろうし、そろそろ国に帰った方がいいんじゃないかと何気なく口にしたら、『聞きたくない!』と言って唇を塞がれてしまった。
「ルル。今ここにいるのは他の誰でもない。この俺だ!わかっているか?」
もちろんわかってる。
なのに何故そんなことを言ってくるんだろう?
そうやって首を傾げていると、物凄く険しい顔で馬車へと連れて行かれて、何度も何度も激しく口づけられた。
しかも城に着いたら着いたで部屋へと引きずられるように連れて行かれて、『ルルは誰にも渡さない!』と言って襲われた。
『あんな男のことなんてすぐに忘れさせてやる』と言いながら嫉妬全開で抱かれたんだけど、俺、どうしたらいいんだろう?
別にバドが好きだなんて口にしたわけでもないのに、どうしてこうなった?!
(ちょっとこれまでの日々を思い返してただけなのに…!)
そうしてグッタリしながらベッドに沈み込み、『ちゃんとルルが俺を見てくれるまで、いや、俺の気持ちをルルにわかってもらえるまで何度でも抱くから!』なんて言われた。
俺、ただでさえ研究ばっかりで体力ないのに、本当にやめてほしい。
【闇の揺り籠】
仕方がないからこの魔法で体力を回復させにかかる。
光魔法の【治癒】も使えるけど、俺はそっちはあまり得意じゃないんだ。
どっちかというと攻撃魔法とか結界の方が得意。
闇魔法はその分満遍なく使えるから便利。
これだってある意味回復系の魔法だし。
闇に身を委ねてまどろむのはとっても気持ちがいい。
ついでに魔素も体内に取り込んで魔力を練ると回復も早まる。
「はぁ…疲れた」
そう呟いて俺はそっと眠りについた。
***
【Side.バド】
いよいよ国に帰る日がやってきた。
ルースの魔法の才能は誰よりもわかっているつもりだし、確実に帰ることはできるだろう。
そこに関しては何一つとして心配はしていない。
ただ…後追いで行くからというその言葉だけが不安で仕方がなかった。
基本的にルースの周りは皆過保護だ。
末っ子であるルースをとても可愛がっているのがよくわかる。
それは家族だけではなく婚約者であるあのマリオン王子だって例外ではない。
俺を送り返した後、皆が気を緩めたタイミングで行くからとルースは言うが、多分ことはそう簡単なことではないだろう。
特にルースはもうすぐ18才。
下手をすれば数か月、もしくは年単位で監視されてもおかしくはない。
それだけ俺や俺の国の者達は警戒されている。
確かにルースなら18才になったらすぐにでも向こうに来ておかしくはない人材だし、警戒する気持ちだってよくわかる。
きっと逆召喚魔法がなければ順当にあちらに召喚されていたことだろう。
(もしこのまま警戒が解かれなかったら……)
その時はルースとはこれで永遠にお別れだ。
向こうに召喚された者達を呼び寄せる魔法を行使されたとしても、俺はここの世界の者ではないから一緒にこちらに来ることなんてできない。
それが分かっているだけに不安が込み上げてきて、ついルースを抱き寄せその唇を奪い、告白までしてしまう。
(もっと男らしく『お前の魔法を信じてる』と笑顔で言えればよかったのに…)
思えば返してもらえることに関しての感謝も伝えてはいなかった。
なんて情けないんだろう?
なのにルースはどこまでも懐が広くて、俺を安心させるように笑った後、こう言ってくれたんだ。
「バド。お前の気持ち、ちゃんと受け取った。後はよろしくな」
キラキラ輝くその姿を眩しく見つめ、よろしくと託された自分の役割を思い出す。
(そうだ。しっかりしないと)
まだやることはこれからなのだ。
ここでしっかり与えられた役割をこなして、ルースに俺だってできるんだというところをしっかりと示さないといけない。
だから自分で自分に気合を入れ直し、俺は腹にグッと力を込めて定位置へと歩を進めた。
そして暫しの別れを惜しむようにルースと視線を絡め合う。
(また、必ず)
そんな思いを込めてジッと見つめていると、やがてルースが別れの時間はおしまいだとばかりに杖を構えた。
どうやらいよいよお別れらしい。
迷うことなく紡がれるのは俺を国へと返す帰還魔法。
【帰還魔法、発動!】
その言葉と共に魔法陣が発動し、光が俺の身を包み込んでいく。
それはルースの温かな魔力ととても似通っていて、俺は奇妙な安心感と共にその光へと吞み込まれた。
そして気づけばあの儀式が行われた場所へと一人立っていて、無事に国に帰れたのだということがわかった。
ジワリジワリと込み上げてくる感動。
けれどもうルースに会いたい時に会えないのだという悲しい気持ちが込み上げてきて、胸が締め付けられるように痛んだ。
けれどここで悲しんでばかりもいられない。
動かなければ。
「バ、バドロードクルス王子?!もしやそこにいらっしゃるのは尊き御身では?!」
唐突に俺に掛けられた声には聞き覚えがあった。
この声はあの召喚の儀で俺に色々教えてくれた大神官ネオフォルのものだ。
「ネオフォル大神官」
「やはり!よくぞお戻りに…!」
そう言ってネオフォル大神官は涙ながらに俺の両手を取り、良かった良かったと何度も言ってきた。
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