71 / 100
第三章 ダンジョンへ行こう
3-26 パーティーのお誘い
しおりを挟む
結局なんやかんやで、8時間ほどダンジョンに潜っていたらしい。
まだ日は高いが、今日はもう仕事やめよう。
まずは魔石の買い取り所へ。
「おお、山盛りだねぇ」
俺が出した魔石入りの箱を見て、嬉しそうに声を上げる受付のおっさん。
「すんません、まだあるんですが、箱がなくて……」
「おおう、そうか。じゃあこっちに出してくれや」
と、受付卓に空の木箱を用意してくれたので、収納庫からその木箱へ魔石を移動。
「ほうほう、なかなかのもんだ。よっこいせっと」
魔石の計量が終わり、結果18kg採取していたことがわかった。
ドロップアイテムと合わせて、本日237Gの成果。
「じゃあ、またよろしくな」
「どもっす」
日当2万ちょっとなので、稼ぎとしては悪くない。
今日は攻略速度を優先したからこの程度だったけど、その気になればもう少し稼げたかも知れないな。
それに、さらに深く潜ればもっと効率よく魔石を採れるだろうし、まだまだ戦闘で苦労するレベルじゃないから、ダンジョン探索を活動のメインにするのはありかも。
稼ぎ以外でも、経験値とSPが格段に高いのも嬉しい。
今日だけでレベルは3も上がったし、SPは12,000くらい稼げた。
世界を救うってのがなんなのかわからんが、強いほうがいいはずだよな。
さて、魔石10kgの課題もクリアしたし、一度魔術師ギルドに行こうと思う。
ここからだとエムゼタが圧倒的に近いんだが、ハリエットさんに会いたいのでトセマへ行くことにした。
ここからトセマへ直通の寝台馬車があるらしく、出発は十刻(午後8時)。
現在八刻(午後4時)ちょっと前。
とりあえず浄化施設が使える一番安い休憩プランで30Gってのがあったので、それを利用する。
装備をつけたまま《浄化》を受け、防具を外したあと、ジャケットを掛け布団代わりにして雑魚寝スペースで仮眠。
この時間はほとんど人がいないから、結構快適。
九刻(午後6時)過ぎに、空腹で目が覚めた。
そういや朝メシ以降なんも食ってねぇや。
〈空腹耐性〉は意識しないと発動しないからね。
**********
屋台の集まるフードコートみたいなところがあるので、屋台をハシゴして適当にメシを確保したあと、空いているスペースに座る。
獲得したのは、串焼き3本とラーメンみたいなもの。
美味いなぁ。
……と、そんな感じで気分よく飯食ってると、ジータさんがやってきた。
なぜか手にはグラスがふたつ。
「ここ、いいですか?」
「え? ああ、どうぞ」
ジータさんが、テーブルを挟んだ向かいに座る。
「ショウスケさん、ビールは飲まれます?」
「ええ、まぁ」
「よかった。じゃ、これどうぞ」
と一方のグラスを俺に差し出す。
「えーっと」
「同門の再会と、今朝のお詫びということで、受け取っていただけると嬉しいです」
ま、そういうことなら断るのも失礼か。
「じゃ、遠慮無く」
「では、再会を祝して」
ジータさんがグラスを向けてきたので、こちらもグラスを合わせる。
木製のグラス同士が「コン」と間抜けな音をたてたあと、とりあえずふた口ほどビールを飲む。
「改めまして、今朝はすいませんでした」
ジータさんが軽く頭を下げる。
「いやいや、俺のほうこそ途中で切り上げちゃってごめんね。あのあと大丈夫だった?」
実はちょっと気になってたんだよね。
「ええ。ショウスケさんの宣言通り、1分ほどでボスエリアに入れましたので、とくに問題はなかったですよ」
「そう、よかった。ところでジータさん、なんであのふたりと行動してんの?」
これも気になってたんだよね。
知り合いとかかな?
「私は訓練のあと、しばらくしてエムゼタに行ったんですよ」
ジータさんいわく、彼女はパーティーを組みたくて、いくつか募集しているところに応募したんだが、採用されなかった。
トセマじゃ話にならんと思ったジータさんは、より冒険者人口の多い州都エムゼタに向かい、そこで剣士募集の記事に片っ端から応募した結果、採用してくれたのがあのふたりだったんだと。
っていうか、細剣使いってそんな人気ないのな。
俺はソロだからあんま関係ないけどさ。
「ところでショウスケさん、パーティーに入るつもりはありませんか?」
「はい? パーティー?」
「ええ。単刀直入に言いますが、私達のパーティーに入ってもらえませんか?」
パーティーか……。
ジータさんと一緒ってのは悪くないけど、残りのふたりがなぁ。
俺、基本的に偉い人と偉そうな人は、苦手なんだよね。
「ってか、なんで俺?」
「浅層のボスとはいえ、ソロにもかかわらず1分足らずで倒せる技量を見込んで、といったところでしょうか」
「それはあのじいさんか坊っちゃんが言ってたの?」
「はい。ただ、私もショウスケさんの戦い方には興味があります」
「そう?」
おっと、こんな美人に興味を持ってもらえるとは、男冥利に尽きるねぇ。
「……私、Eランク昇格に失敗してるんです」
あ……、そうなんだ。
聞けばジータさん、訓練のあとあまり間を開けずにランクアップ試験を受けたらしい。
いかに細剣使いの人気が低かろうと、Eランクともなれば多少需要はあるだろうと見越してのことだったが、残念な結果に終わってしまった。
「実戦経験が足りないから、指定依頼攻略のほうを勧められました。もし教官の試験を受けたいなら、エムゼタシンテ・ダンジョン5階層を攻略しろと」
ああ、確かにジータさんの剣は、そんな感じかもなぁ。
俺はなんやかんやで、文字通り命がけの戦闘をくぐり抜けた経験あるし、カーリー教官はそのあたりしっかり見抜いてそうだ。
「ショウスケさん、カーリー教官の試験を受けたんですよね?」
「ええ、まぁ」
「どうやって試験をクリアしたんですか? 私もその闘いぶりを見習いたいんです」
ありゃ、なんかこの子酔っちゃってない?
口数と勢いがどんどん増してきてるんだけど。
まぁ適当にあしらうか。
「今朝も言ったけど、俺は魔道剣士だからジータさんの参考にならないと思うよ?」
「魔道剣士?」
「そ。どっちかっつーと剣術より魔術のほうが得意だからね。試験の時だって開始早々《魔弾》で不意打ちかけたし」
ま、あっさりかわされちゃったけど。
「え……、それって大丈夫だったんですか?」
「教官はそういうの好きみたいよ。あの人たぶん戦闘狂だから」
「そう、ですか……」
「せっかくパーティー組めてダンジョンに入れるようになったんだからさ、とりあえず5階層攻略目指したら?」
「はい……」
「ってことでそろそろ時間だから俺行くわ」
話し込んでたら馬車の時間が近づいてきた。
パーティー云々の話はうやむやに……、
「あの! パーティーの件は……?」
できないかー。
「あー、俺団体行動苦手だから、行けるところまではソロで頑張るわ」
「そうですか……。明日もダンジョンへ?」
「いや、今から寝台馬車で一度トセマに帰るよ。魔術士ランク上げたいから」
「でしたらエムゼタのほうが近いですよ?」
言えやしない……。
ハリエットさんの魅惑の谷間が見たいからわざわざ遠くのトセマに帰るなんて、絶対に言えやしないんだ!
「いや、まぁ他にもいろいろ用事があるから」
っと、ハリエットさんのこと考えてたら、ついつい視線がジータさんの胸元へ……。
察知されたのか、ジータさんは隠すように胸元を押さえ、微妙に体の向きを変える。
「……そうですか。ではお気をつけて」
あれ、さっきまでグイグイ来てたのに、突然無表情になったぞー。
「う、うん。ビールごちそうさま」
**********
そんなこんなで俺はいま寝台馬車に寝っ転がっている。
これはスレイプニルタイプじゃなく、普通の馬が引いてるんだが、三頭立てで、なおかつ車体には各種魔術が施されているため、かなりの広さと居住性を実現できていた。
行き先はエカナ州の南にある、エスタサミアス州の繁華街ケマトだが、途中トセマを経由するのでそこで降りる予定だ。
快適な馬車の寝台で、俺は今後の身の振り方を考えていた。
いまはまだ余裕があるものの、いずれソロでは限界が来るかもしれない。
その時にパーティーを組む必要は出てくるんだろうけど、大丈夫だろうか?
人と接するのは嫌いじゃなくなったけど、四六時中行動を共にしたり、場合によっては他人に命を預けたり、逆に他人の命を預かったり、なんてことが俺にできるのかな。
「ま、まだ先の話か」
自分に言い聞かせるように言葉を吐き、寝返りをうつ。
そう。いずれパーティーを組むとしてもそれはもっとずっと先の話だろう。
エムゼタシンテ・ダンジョン5階層の時点で、まだまだ余裕だし、とりあえず10階層攻略とDランク昇格まではソロ確定だな。
……なんて思ってたんだが、まさかこの後すぐ他人と行動を共にすることになるとは。
しかも相手はあのデルフィーヌさんだったりして。
まだ日は高いが、今日はもう仕事やめよう。
まずは魔石の買い取り所へ。
「おお、山盛りだねぇ」
俺が出した魔石入りの箱を見て、嬉しそうに声を上げる受付のおっさん。
「すんません、まだあるんですが、箱がなくて……」
「おおう、そうか。じゃあこっちに出してくれや」
と、受付卓に空の木箱を用意してくれたので、収納庫からその木箱へ魔石を移動。
「ほうほう、なかなかのもんだ。よっこいせっと」
魔石の計量が終わり、結果18kg採取していたことがわかった。
ドロップアイテムと合わせて、本日237Gの成果。
「じゃあ、またよろしくな」
「どもっす」
日当2万ちょっとなので、稼ぎとしては悪くない。
今日は攻略速度を優先したからこの程度だったけど、その気になればもう少し稼げたかも知れないな。
それに、さらに深く潜ればもっと効率よく魔石を採れるだろうし、まだまだ戦闘で苦労するレベルじゃないから、ダンジョン探索を活動のメインにするのはありかも。
稼ぎ以外でも、経験値とSPが格段に高いのも嬉しい。
今日だけでレベルは3も上がったし、SPは12,000くらい稼げた。
世界を救うってのがなんなのかわからんが、強いほうがいいはずだよな。
さて、魔石10kgの課題もクリアしたし、一度魔術師ギルドに行こうと思う。
ここからだとエムゼタが圧倒的に近いんだが、ハリエットさんに会いたいのでトセマへ行くことにした。
ここからトセマへ直通の寝台馬車があるらしく、出発は十刻(午後8時)。
現在八刻(午後4時)ちょっと前。
とりあえず浄化施設が使える一番安い休憩プランで30Gってのがあったので、それを利用する。
装備をつけたまま《浄化》を受け、防具を外したあと、ジャケットを掛け布団代わりにして雑魚寝スペースで仮眠。
この時間はほとんど人がいないから、結構快適。
九刻(午後6時)過ぎに、空腹で目が覚めた。
そういや朝メシ以降なんも食ってねぇや。
〈空腹耐性〉は意識しないと発動しないからね。
**********
屋台の集まるフードコートみたいなところがあるので、屋台をハシゴして適当にメシを確保したあと、空いているスペースに座る。
獲得したのは、串焼き3本とラーメンみたいなもの。
美味いなぁ。
……と、そんな感じで気分よく飯食ってると、ジータさんがやってきた。
なぜか手にはグラスがふたつ。
「ここ、いいですか?」
「え? ああ、どうぞ」
ジータさんが、テーブルを挟んだ向かいに座る。
「ショウスケさん、ビールは飲まれます?」
「ええ、まぁ」
「よかった。じゃ、これどうぞ」
と一方のグラスを俺に差し出す。
「えーっと」
「同門の再会と、今朝のお詫びということで、受け取っていただけると嬉しいです」
ま、そういうことなら断るのも失礼か。
「じゃ、遠慮無く」
「では、再会を祝して」
ジータさんがグラスを向けてきたので、こちらもグラスを合わせる。
木製のグラス同士が「コン」と間抜けな音をたてたあと、とりあえずふた口ほどビールを飲む。
「改めまして、今朝はすいませんでした」
ジータさんが軽く頭を下げる。
「いやいや、俺のほうこそ途中で切り上げちゃってごめんね。あのあと大丈夫だった?」
実はちょっと気になってたんだよね。
「ええ。ショウスケさんの宣言通り、1分ほどでボスエリアに入れましたので、とくに問題はなかったですよ」
「そう、よかった。ところでジータさん、なんであのふたりと行動してんの?」
これも気になってたんだよね。
知り合いとかかな?
「私は訓練のあと、しばらくしてエムゼタに行ったんですよ」
ジータさんいわく、彼女はパーティーを組みたくて、いくつか募集しているところに応募したんだが、採用されなかった。
トセマじゃ話にならんと思ったジータさんは、より冒険者人口の多い州都エムゼタに向かい、そこで剣士募集の記事に片っ端から応募した結果、採用してくれたのがあのふたりだったんだと。
っていうか、細剣使いってそんな人気ないのな。
俺はソロだからあんま関係ないけどさ。
「ところでショウスケさん、パーティーに入るつもりはありませんか?」
「はい? パーティー?」
「ええ。単刀直入に言いますが、私達のパーティーに入ってもらえませんか?」
パーティーか……。
ジータさんと一緒ってのは悪くないけど、残りのふたりがなぁ。
俺、基本的に偉い人と偉そうな人は、苦手なんだよね。
「ってか、なんで俺?」
「浅層のボスとはいえ、ソロにもかかわらず1分足らずで倒せる技量を見込んで、といったところでしょうか」
「それはあのじいさんか坊っちゃんが言ってたの?」
「はい。ただ、私もショウスケさんの戦い方には興味があります」
「そう?」
おっと、こんな美人に興味を持ってもらえるとは、男冥利に尽きるねぇ。
「……私、Eランク昇格に失敗してるんです」
あ……、そうなんだ。
聞けばジータさん、訓練のあとあまり間を開けずにランクアップ試験を受けたらしい。
いかに細剣使いの人気が低かろうと、Eランクともなれば多少需要はあるだろうと見越してのことだったが、残念な結果に終わってしまった。
「実戦経験が足りないから、指定依頼攻略のほうを勧められました。もし教官の試験を受けたいなら、エムゼタシンテ・ダンジョン5階層を攻略しろと」
ああ、確かにジータさんの剣は、そんな感じかもなぁ。
俺はなんやかんやで、文字通り命がけの戦闘をくぐり抜けた経験あるし、カーリー教官はそのあたりしっかり見抜いてそうだ。
「ショウスケさん、カーリー教官の試験を受けたんですよね?」
「ええ、まぁ」
「どうやって試験をクリアしたんですか? 私もその闘いぶりを見習いたいんです」
ありゃ、なんかこの子酔っちゃってない?
口数と勢いがどんどん増してきてるんだけど。
まぁ適当にあしらうか。
「今朝も言ったけど、俺は魔道剣士だからジータさんの参考にならないと思うよ?」
「魔道剣士?」
「そ。どっちかっつーと剣術より魔術のほうが得意だからね。試験の時だって開始早々《魔弾》で不意打ちかけたし」
ま、あっさりかわされちゃったけど。
「え……、それって大丈夫だったんですか?」
「教官はそういうの好きみたいよ。あの人たぶん戦闘狂だから」
「そう、ですか……」
「せっかくパーティー組めてダンジョンに入れるようになったんだからさ、とりあえず5階層攻略目指したら?」
「はい……」
「ってことでそろそろ時間だから俺行くわ」
話し込んでたら馬車の時間が近づいてきた。
パーティー云々の話はうやむやに……、
「あの! パーティーの件は……?」
できないかー。
「あー、俺団体行動苦手だから、行けるところまではソロで頑張るわ」
「そうですか……。明日もダンジョンへ?」
「いや、今から寝台馬車で一度トセマに帰るよ。魔術士ランク上げたいから」
「でしたらエムゼタのほうが近いですよ?」
言えやしない……。
ハリエットさんの魅惑の谷間が見たいからわざわざ遠くのトセマに帰るなんて、絶対に言えやしないんだ!
「いや、まぁ他にもいろいろ用事があるから」
っと、ハリエットさんのこと考えてたら、ついつい視線がジータさんの胸元へ……。
察知されたのか、ジータさんは隠すように胸元を押さえ、微妙に体の向きを変える。
「……そうですか。ではお気をつけて」
あれ、さっきまでグイグイ来てたのに、突然無表情になったぞー。
「う、うん。ビールごちそうさま」
**********
そんなこんなで俺はいま寝台馬車に寝っ転がっている。
これはスレイプニルタイプじゃなく、普通の馬が引いてるんだが、三頭立てで、なおかつ車体には各種魔術が施されているため、かなりの広さと居住性を実現できていた。
行き先はエカナ州の南にある、エスタサミアス州の繁華街ケマトだが、途中トセマを経由するのでそこで降りる予定だ。
快適な馬車の寝台で、俺は今後の身の振り方を考えていた。
いまはまだ余裕があるものの、いずれソロでは限界が来るかもしれない。
その時にパーティーを組む必要は出てくるんだろうけど、大丈夫だろうか?
人と接するのは嫌いじゃなくなったけど、四六時中行動を共にしたり、場合によっては他人に命を預けたり、逆に他人の命を預かったり、なんてことが俺にできるのかな。
「ま、まだ先の話か」
自分に言い聞かせるように言葉を吐き、寝返りをうつ。
そう。いずれパーティーを組むとしてもそれはもっとずっと先の話だろう。
エムゼタシンテ・ダンジョン5階層の時点で、まだまだ余裕だし、とりあえず10階層攻略とDランク昇格まではソロ確定だな。
……なんて思ってたんだが、まさかこの後すぐ他人と行動を共にすることになるとは。
しかも相手はあのデルフィーヌさんだったりして。
0
あなたにおすすめの小説
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる