高スペックな彼女に寄生中の僕が気がついたら最高峰のギルドの影の実力者になっていた……いやなんで?!

リト

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4話

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「さて、起きたから早速食堂に行くよ、もう皆が待っているんだから。」

「うみゅ~まだ寝ていたい……」

プクーと頬を膨らまして少し不貞腐れた顔になる。
それだけでも十分に絵になるしそんな状態でまだ寝ていたいなんてお願いされたら大半の男性は良いよと言うかもしれない。

「それより~カイ?」

「どうしたのロゼ?」

「なんか焦げ臭いよ、風呂はいったら?」

――お前のせいだよと怒ってはいけない怒っていけない。

それより僕は先に確認したい大事なことがある。

「な、なぁロゼ?」

「ふみゅ?にゃ~に?」

まだ起きたてなので眠そうな声をしている。

「ほら僕今、甲冑を着ているじゃん」

「うん」

「これロックリザードのものなの。ほら、ロゼだってロックリザードが雷耐性すごい知っているじゃん」

「うん」

「なんでロゼの電撃で僕がダメージ負っているの?」

「うん?なんでって?」

「いや、なんで分かんないの!」

「うーん、それは単純に私が強いから?」

「忘れてた…納得出来ないけどなんか少しわかる気がするのがむかつく。」 

彼女――ロゼは超天才だ。
それは戦闘においても抜群のセンスを魅せる。相手の弱点や耐性を瞬時に見抜き放つ技や魔術を直前で少し変化させ相手により多くのダメージを与えることができる。

今回僕がダメージを負ったのはこれだ。正直苦労して手に入れてくれたギルドの方々に申し訳ない。

「うーん、まぁ、徐々に目が覚めてきたしそろそろ起きるとしようかな~」

ロゼは僕の話をどうでも良さそうにして次の話へ移ろうとする。

「はいはい、そしたら早く起きてね」

僕がそう言うとロゼはコクリと小さく会釈をした後こちらへ手を広げてきた。
これはロゼは抱っこをご所望だ。

「ん」

「いやいや自分で立てばいいじゃん」

「ん! ん!」

口を尖らせて少し拗ねたような顔をする。

「分かった、分かったよ………ほい!」

僕が彼女を少し持ち上げた……お姫様だっこってやつだ。

「ん、ありがとうカイ」

頬を少し赤くして満足そうなロゼ。うるうるとした目でこちらを見つめてくる。

「こちらこそ、ささ早く準備してよ。さっきも言ったけどもう他の人はもう集まっているからさ」

「もう少しこのままがいいけど分かった。準備する。」

満足したようで僕から降りるとそう言って来ていたパジャマを脱ご――

「いやいや、なに僕の前で脱ごうとしてるの?!」



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