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絶望
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「綾野くん!新しいロメオシックスナインだ!使いたまえ!」
バシっ。
「ありがとうございます!これで鬼に金棒です!」
「ちなみにこれまでのロメオとは比較にならないパワーを備えている。十分注意して扱ってくれ!」
「了解で~す!飯見さん、お待たせしました!手伝わせて下さい♪」
「足だけは、引っ張らんといてや?よっしゃ反撃の狼煙や!」
ブリーフマンが二人にスーパーロッドが2本!なんて頼もしいのだろう!なんだか、いけそうな気がしてきた!この場にいた誰もがそう思っていたハズであった。
「飯見さーん!ついにやりましたねー!」
「ありがとう上田くん!君のおかげやで!」
「そんな、僕なんて見てるだけでしたから…」
「いやー、なかなか手こずりましたね~(笑)」
「綾野さんも、お疲れさまでした!」
「いや~、これが天竜湖の怪物ですか?噂以上の代物ですね?ロメオの研究所に持ち帰って、色々と調べてみたいですね?」
「田森さん?誰が運ぶんですか!」
「ライギョマンとフロッグマンで一匹づつ?」
「絶対イヤですよ!さすがに町中をこの格好で歩けません!(笑)」
「それもそうですね(笑)」
それにしても、改めて近くで見るとすごい迫力だ!遠目に見ていた時とは次元が違う。五メートルはあるだろうか?重量も車一台分はありそうだ?どす黒い色にゴツゴツとした皮膚、前鰭は巨大化して前足のようにも見える。後ろ足には爪が生えていて、巨大な背鰭と丸い尾鰭がかつてライギョだった事を思わせる。大きな顎に鋭い牙、退化?したのか目はない。しかし、こんな怪物を倒してしまう、ライギョマンとフロッグマンの力は改めて凄いと思う!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォォォォ
皆で勝利の余韻に浸っていると、突如、天竜湖の湖面が盛り上がった。
『『みんな下がれーーーー!』』
飯見さんと、綾野さんが叫んだ!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ズバシャーーーーーン
バキっ!バキっ!バキっ!バキっ!
グシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャ
………………
さっきまで談笑していた皆から笑顔が消え、絶望の表情へと変わった。
ライギョマンとフロッグマンがやっとの思いで仕留めた怪物の死骸が2体とも、何かに丸飲みされた。
「い、飯見さん!あれはいったい??」
「わからん。わからんが、どうやら、俺達に絶望的な危機が迫ったのは確かや…」
飯見さん、いやライギョマンの口から絶望的という言葉が出た。おそらく、ここにいる者全てが共感したに違いない。それほどまでに、狂暴で巨大な何かが出現したのだ。
「今度ばかりは助からないかもね?」
「綾野さん…」
「君たちを逃がすのが、最後の仕事かな?」
「綾野さん!無茶だ!一緒に逃げましょう!」
「僕と飯見さんだけなら、逃げきれるが3人を連れてとなると至難の業だね?」
「綾野くん、腹くくれたか?」
「ええ、飯見さん、この3人だけでも無事に逃がしましょう!」
「綾野くん、準備OKか?」
「ええ!」
「よっしゃ、ほないこか!」
「飯見さん!綾野さん!死なないでください!」
「あほー!人間はそない簡単に死なへんで!」
そういい残し、ライギョマンとフロッグマンは、超巨大生物の前に立ちはだかった。
バシっ。
「ありがとうございます!これで鬼に金棒です!」
「ちなみにこれまでのロメオとは比較にならないパワーを備えている。十分注意して扱ってくれ!」
「了解で~す!飯見さん、お待たせしました!手伝わせて下さい♪」
「足だけは、引っ張らんといてや?よっしゃ反撃の狼煙や!」
ブリーフマンが二人にスーパーロッドが2本!なんて頼もしいのだろう!なんだか、いけそうな気がしてきた!この場にいた誰もがそう思っていたハズであった。
「飯見さーん!ついにやりましたねー!」
「ありがとう上田くん!君のおかげやで!」
「そんな、僕なんて見てるだけでしたから…」
「いやー、なかなか手こずりましたね~(笑)」
「綾野さんも、お疲れさまでした!」
「いや~、これが天竜湖の怪物ですか?噂以上の代物ですね?ロメオの研究所に持ち帰って、色々と調べてみたいですね?」
「田森さん?誰が運ぶんですか!」
「ライギョマンとフロッグマンで一匹づつ?」
「絶対イヤですよ!さすがに町中をこの格好で歩けません!(笑)」
「それもそうですね(笑)」
それにしても、改めて近くで見るとすごい迫力だ!遠目に見ていた時とは次元が違う。五メートルはあるだろうか?重量も車一台分はありそうだ?どす黒い色にゴツゴツとした皮膚、前鰭は巨大化して前足のようにも見える。後ろ足には爪が生えていて、巨大な背鰭と丸い尾鰭がかつてライギョだった事を思わせる。大きな顎に鋭い牙、退化?したのか目はない。しかし、こんな怪物を倒してしまう、ライギョマンとフロッグマンの力は改めて凄いと思う!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォォォォ
皆で勝利の余韻に浸っていると、突如、天竜湖の湖面が盛り上がった。
『『みんな下がれーーーー!』』
飯見さんと、綾野さんが叫んだ!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ズバシャーーーーーン
バキっ!バキっ!バキっ!バキっ!
グシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャ
………………
さっきまで談笑していた皆から笑顔が消え、絶望の表情へと変わった。
ライギョマンとフロッグマンがやっとの思いで仕留めた怪物の死骸が2体とも、何かに丸飲みされた。
「い、飯見さん!あれはいったい??」
「わからん。わからんが、どうやら、俺達に絶望的な危機が迫ったのは確かや…」
飯見さん、いやライギョマンの口から絶望的という言葉が出た。おそらく、ここにいる者全てが共感したに違いない。それほどまでに、狂暴で巨大な何かが出現したのだ。
「今度ばかりは助からないかもね?」
「綾野さん…」
「君たちを逃がすのが、最後の仕事かな?」
「綾野さん!無茶だ!一緒に逃げましょう!」
「僕と飯見さんだけなら、逃げきれるが3人を連れてとなると至難の業だね?」
「綾野くん、腹くくれたか?」
「ええ、飯見さん、この3人だけでも無事に逃がしましょう!」
「綾野くん、準備OKか?」
「ええ!」
「よっしゃ、ほないこか!」
「飯見さん!綾野さん!死なないでください!」
「あほー!人間はそない簡単に死なへんで!」
そういい残し、ライギョマンとフロッグマンは、超巨大生物の前に立ちはだかった。
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