35 / 35
エピローグ
しおりを挟む
- NOB モニター室 -
パチパチパチパチパチパチ。
「グレイト!」
「これはこれは、イワトモ大佐。いらっしゃったんですか?」
「ミスターナカガミ!グッドナ、ショーガ、ミレマシタ!」
(在日米軍生物兵器特殊作戦群大佐ミッチェル・イワトモ)
「ありがとうございます。」
「グッドナ、データモ、アツマリマシタ!」
「そうだ、イワトモ大佐、紹介します。彼がNOB japan首席の 」
「大野謙一です。初めまして、イワトモ大佐。」
「ハジメマシテ。ミスターオオノ。コレカラ、アナタガタ、フタリニハ、NOB USA デ、カツヤクシテ、モライマース。」
「「ありがとうございます。」」
「さっ、話は後程ゆっくりとしましょう。我々はここにいてはいけない人間です。」
「中神さん!屋上にヘリを用意しています。急ぎましょう!」
「さ、イワトモ大佐。こちらです。」
バタバタバタバタバタバタバタバタ……………… 。
う、うーん。
まっ、まぶしい。
こ、ここは?
そ、そうだった!
「い、いつっっ!」
「あっ!みんな!上田くんが目を覚ましましたよ!」
「来栖さん?」
「おー!上田くん!なかなか起きないから心配したよ!(笑)」
「綾野さん?そうだ!グレイト・ワンは??」
「君が倒したよ!」
「仲松さん!そ、そうなんですか?記憶が曖昧で…。てか、その格好は?」
「うん。なんか脱げなくなったみたい。」
「えー!!!いててっ」
「大声出すとケガに響くよ!」
「どうするんですか?これからの生活?」
「なるようになるさ(笑)」
「それにしても、僕がグレイト・ワンを倒したなんて…」
「ほんとだよ!最後の一撃は見事だったよ!」
「そういえば、グレイト・ワンの死骸が見当たりませんね?」
「グレイト・ワンなら、ほら!そこに!」
!!!!
「こっ、これがあのグレイト・ワンなんですか?」
そこには、1メートル程のライギョがいた。
「そう。元々、人間によって無理矢理進化させられたものだからね。元の姿に退化しちゃったってとこかな?」
「ところで、グレイト・ワンをこの後どうするつもりですか?」
「な、仲松さん?まさか?」
「え?来栖さん?」
「もちろんリリースするよ!(笑)」
「やっぱりー…」
「こいつも、かわいそうなヤツなんだよ。せめて元の場所に戻してあげよう。」
「また狂暴な姿に戻っちゃうかもしれませんよ?」
「その時は、またやっつけるさ!(笑)」
……………。
「そ、そういえば!来栖さん!奈緒美さんは?」
「彼女なら心配ないよ!今、船形さんがマジョーラのヘリで病院に運んでるよ!」
なんか余計に心配だ…
「テマンされるな(笑)」
「仲松さん、冗談でもそういうこと言わないで下さいよ…」
はっはっはっはっ!
「さっ!グレイト・ワンをリリースして、アジセンに行って帰ろう!」
「はい!」
こうして長い一日がようやく終わった。
チュンチュン
チュンチュン
- 天竜湖湖畔 -
あれから一年か。
湖畔にあった、研究所は程なくして、不審火にあい焼失した。
あれから、僕はライギョマンに一度も変身できていない。
あのとき最期に聞いたのが、竿の声だったのか確かめる術はもうなくなった。
すっかり静寂を取り戻した天竜湖は、ふたたび村人の憩いの場となっている。
湖畔に浅井さんがライギョマン達の死を弔って石碑を立ててくれた。
今日は一年ぶりに、みんなが集まる予定だ。
バシャ!
バシャバシャ!
「きた!大きいぞ!」
プツン…
「あーあ…切れちゃった…」
「おーい!ぼく!」
「なーにー?」
「ここで釣りしてると危ないよ?」
「なんでー?」
「ここにはこわーい怪物がいるんだ!」
「え?怪物??」
「そう!だから、あっちの水草のない方で釣りをしな?あっちのが大きいの釣れるから。」
僕は少年の頭を一撫でした。
- ライギョマン -
【グレイト・ワン編】完
パチパチパチパチパチパチ。
「グレイト!」
「これはこれは、イワトモ大佐。いらっしゃったんですか?」
「ミスターナカガミ!グッドナ、ショーガ、ミレマシタ!」
(在日米軍生物兵器特殊作戦群大佐ミッチェル・イワトモ)
「ありがとうございます。」
「グッドナ、データモ、アツマリマシタ!」
「そうだ、イワトモ大佐、紹介します。彼がNOB japan首席の 」
「大野謙一です。初めまして、イワトモ大佐。」
「ハジメマシテ。ミスターオオノ。コレカラ、アナタガタ、フタリニハ、NOB USA デ、カツヤクシテ、モライマース。」
「「ありがとうございます。」」
「さっ、話は後程ゆっくりとしましょう。我々はここにいてはいけない人間です。」
「中神さん!屋上にヘリを用意しています。急ぎましょう!」
「さ、イワトモ大佐。こちらです。」
バタバタバタバタバタバタバタバタ……………… 。
う、うーん。
まっ、まぶしい。
こ、ここは?
そ、そうだった!
「い、いつっっ!」
「あっ!みんな!上田くんが目を覚ましましたよ!」
「来栖さん?」
「おー!上田くん!なかなか起きないから心配したよ!(笑)」
「綾野さん?そうだ!グレイト・ワンは??」
「君が倒したよ!」
「仲松さん!そ、そうなんですか?記憶が曖昧で…。てか、その格好は?」
「うん。なんか脱げなくなったみたい。」
「えー!!!いててっ」
「大声出すとケガに響くよ!」
「どうするんですか?これからの生活?」
「なるようになるさ(笑)」
「それにしても、僕がグレイト・ワンを倒したなんて…」
「ほんとだよ!最後の一撃は見事だったよ!」
「そういえば、グレイト・ワンの死骸が見当たりませんね?」
「グレイト・ワンなら、ほら!そこに!」
!!!!
「こっ、これがあのグレイト・ワンなんですか?」
そこには、1メートル程のライギョがいた。
「そう。元々、人間によって無理矢理進化させられたものだからね。元の姿に退化しちゃったってとこかな?」
「ところで、グレイト・ワンをこの後どうするつもりですか?」
「な、仲松さん?まさか?」
「え?来栖さん?」
「もちろんリリースするよ!(笑)」
「やっぱりー…」
「こいつも、かわいそうなヤツなんだよ。せめて元の場所に戻してあげよう。」
「また狂暴な姿に戻っちゃうかもしれませんよ?」
「その時は、またやっつけるさ!(笑)」
……………。
「そ、そういえば!来栖さん!奈緒美さんは?」
「彼女なら心配ないよ!今、船形さんがマジョーラのヘリで病院に運んでるよ!」
なんか余計に心配だ…
「テマンされるな(笑)」
「仲松さん、冗談でもそういうこと言わないで下さいよ…」
はっはっはっはっ!
「さっ!グレイト・ワンをリリースして、アジセンに行って帰ろう!」
「はい!」
こうして長い一日がようやく終わった。
チュンチュン
チュンチュン
- 天竜湖湖畔 -
あれから一年か。
湖畔にあった、研究所は程なくして、不審火にあい焼失した。
あれから、僕はライギョマンに一度も変身できていない。
あのとき最期に聞いたのが、竿の声だったのか確かめる術はもうなくなった。
すっかり静寂を取り戻した天竜湖は、ふたたび村人の憩いの場となっている。
湖畔に浅井さんがライギョマン達の死を弔って石碑を立ててくれた。
今日は一年ぶりに、みんなが集まる予定だ。
バシャ!
バシャバシャ!
「きた!大きいぞ!」
プツン…
「あーあ…切れちゃった…」
「おーい!ぼく!」
「なーにー?」
「ここで釣りしてると危ないよ?」
「なんでー?」
「ここにはこわーい怪物がいるんだ!」
「え?怪物??」
「そう!だから、あっちの水草のない方で釣りをしな?あっちのが大きいの釣れるから。」
僕は少年の頭を一撫でした。
- ライギョマン -
【グレイト・ワン編】完
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる