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特別編
Episode of Leecyun 5
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転移初日から、4年後……。
今、リーチュンの目の前には、大きなオアシスが広がっている。
しかし、そのオアシスは、最初にリーチュンが訪れた町にあったものではない。
そう、ここはリーチュンが新たに作ったオアシスである。
「マーク! どう? どのくらい集まった?」
「200人くらい集まりましたわ。しかし、姉さん。食料事情を考えたら、これでもギリギリやで?」
「いいのいいの、そこはズラー達がなんとかするから! アタイの仕事は終わりよ!」
いきなり、話が飛んでいる為、これまでのいきさつを簡単に説明しよう。
リーチュンが、初めて町に着いた翌日、ズラーの案内の下、リーチュンとマークは、トレジャーギルドに行き、無事トレジャーハンターの登録をした。
そこで様々な援助を受けると、さっそくズラー達と共に、ピラミッド攻略を開始する。
ピラミッドは、大きく分けて難易度が、AランクからDランクの物が存在した。
当然、Aランクに近づくほど、その攻略難易度は高く、そしてお宝の価値も高い。
その時点では、Aランクのピラミッドを攻略した者はいなく、最高でBランクまでだった。
そしてリーチュン達は、まずは慣れる為、一番リスクの低いDランクから攻略を始める。
それから4年近く過ぎたころ、やっとAランクのピラミッドを3つ攻略した。
Aランクの攻略は史上初であり、かなりレアなアイテムが見つかる。
それと同時に、各ピラミッドの最上階には、赤、青、黄色の玉が置かれており、その三つの玉を集めることで、隠しダンジョン……そうS級ピラミッドに入ることができるとわかった。
S級ピラミッドは、3つのA級ピラミッドの場所を、線で繋いでできる三角形の中心に存在し、そこで玉をかざす事で、砂漠に扉が現れる。
それを確認したリーチュン達は、一度町に戻った。
リーチュンは、この世界に来て、ピラミッド攻略だけをしていたわけではない。
その間にも、町の領主ともめたり、様々なトラブルもあった。
しかし、数多のピラミッド攻略の功績を称えられ、遂には、トレジャーハンターギルドの名誉会長になったが、その実権は、現会長に選ばれたズラーに預けた。
その後リーチュンは、ピラミッドで手に入れたレアアイテム【オアシスの種】を使う事で、イージスの町から少し離れた場所にオアシスを作り始める。
最初は、砂漠の中にぽっかり湖ができただけであったが、不思議な事に、その周りには、あっという間に自然が溢れかえった。
草木が実ると、どこから現れたのか、鳥たちも集まりだし、いつしか、そこだけ小さな森のようになる。
その規模は、イージスの町よりも大きかった。
そこから、ズラーは会長権限を駆使して、トレハンメンバーを集めて、人が居住できる建物の建築を始める。
そこには、イージスの町に住んでいるスラム街の者達を済ませる予定だった。
当然、居住区の建築には、多くのスラム住民も手伝っている。
スラムは、既にリーチュンによって制圧済み。
当時、スラム街で大暴れしたリーチュンは、尊敬と畏怖の意味を込められ、スラム住民からセクシー女王と呼ばれていた。
そして今、居住区も出来上がり、更に多くのスラム住民が移住してきているところであった。
ここまでが、現在までの話である。
そう、つまり、リーチュンは本当にやり遂げたのだ。
最初にイージスの町に訪れた時に、誓った事を。
あの当時は、ズラー達も、夢物語として誰もそれを信じはしなかったが、結果として、リーチュンはそれを実現させた。
これには、マークも心底驚く。
まさか、本当にやり遂げるとは思わなかった。
「女王様! 移住全て完了しました!!」
リーチュンとマークが、新たに移住してきた者達を見ていると、そこにズラー、ヤッキー、ロンジョが報告をしに現れる。
「ちょっと! もう、やめてよ。アタイを女王様って呼ばないで!」
「でも、皆さんがそう呼んでますので……。」
ロンジョは、少し申し訳なさそうな顔をして、言い訳をする。
「しかし、長かったわね! やっと、ここまできたわね! 後は、アンタ達に任せるから! いい町にしてよね? もし、酷いようだったら、ぶっ飛ばしに来るわ!」
「ははは、じゃあ、リーチュンさんに会いたくなったら、少し悪政を引くのも悪くないかもしれませんね。」
ズラーは、あれから4年経っても、リーチュンに対しては敬語だった。
しかし、そこには、昔のような堅い感じはない。
「そんなの絶対許さないから! でも、これからアタイ達はS級ピラミッドに行くわ。攻略しても、死んだとして、戻ってこないと思うから、本当にこの町と、スラムの人たちを頼んだわよ。」
リーチュンは、3人に対して、自分が異世界から来た事も、その本当の目的も話している。
当初、ズラー達は困惑したが、今ではそれを信じて疑わない。
そして、今日が別れの日であることは昨日から聞いていた。
S級ピラミッドには二人しか入れない。
ズラー達も同行したいーーと強く願ってはいたが、物理的に無理なら諦めるほかなかった。
その為、リーチュンは、マークと二人でS級ピラミッドに入る予定である。
マークは、この4年で、レンジャーとしての働きもできるようになっている。
正直、この二人は、他にメンバーが必要ないくらい、ピラミッド攻略には慣れていた。
「寂しいですね……。でも、今更引き留めたりはしません。必ず、S級を攻略して、元の世界に帰れる事を祈っています。そして……三人で力を合わせて、この町を大きくしてみせます! だから、安心して……行ってください。」
ヤッキーは目に涙を貯めながらも、胸に抱いた決意を告げた。
その言葉に、リーチュンも思わず、目頭が熱くなる。
「うんうん、みんな頼んだよ。本当に、ここまでありがとうね。アタイ、みんなに出会えて本当に良かった。いつか……いつか元の世界に帰ったとしても、また来るから! だから、それまで元気でいて!」
「リーチュンさん!!」
3人はリーチュンに抱き着くと、全員で泣いた。
その中でも、特に辛そうな顔をしている男がいる。
ヤッキーだ。
実はヤッキーは、リーチュンに惚れていた。
4年もの間、苦楽を共にしてきたのもあるが、リーチュンの、明るく素直な性格に惚れたのだ。
しかし、リーチュンには、既に心に決めた男がいるとわかっている。
だからこそ、その胸に秘めた想いを伝えることもなければ、伝えるつもりもない。
何度か、「元の世界に帰らずに、ここで一緒に暮らさないか?」と、やんわり伝えた事もあったが、それはきっぱり断られた。
どうしても、愛する男の下に帰らなければならない、と。
その為ならば、どんなことでもしてみせると、熱く強く語るリーチュン。
そんな姿を何度も見せられては、それ以上は何も言えなかった。
既に彼女の心の隙間は、その男の事で一杯なのは知っている。
自分に入り込める余地はない。
だがそれでも、やはりヤッキーにとっては、リーチュンは決して忘れられない女であり、別れる事を、未だに心は受け入れられてはいなかった。
しかし、惚れた女が笑顔で旅立とうとしているのに、いつまでも情けない気持ちを引きずるわけにはいかない。
だからこそ、その胸に再び強く誓う。
この町を……立派な町にする事を!
リーチュンの様に、明るく、素敵な町にしてみせると!
その想いを込めたこの町の名前は、「クイーン・リーチュン」と名付けられるのであった。
しばらくその光景を黙ってみていたマークは、ある程度すると、リーチュンに声をかける。
「ほんま、別れはしんみりしますなぁ……わいも、なんだか名残惜しいでっせ。まぁ……ほな、姉さん。挨拶はそれぐらいにして、いきましょか?」
「マーク様も、本当にありがとうございます! マーク様とリーチュンさんの銅像は、必ず作りますから!」
ギラギラした目をしながら、マークに近づくロンジョ。
彼女は、以前から、町ができたら二人の銅像を入口に建てると宣言していた。
「ほんま恥ずいから、それだけはやめてといてや! まぁええわ、ほなみなさん、さいなら。」
マークは、それだけ言って挨拶を済ますと、人型から四足型に戻る。
そしてリーチュンを乗せて、オアシスから移動を開始した。
その姿を見送るは、ズラー達3人、そして新しく移住してきた元スラムの住民達。
「女王様、ばんざーーーい!!」
「クイーンリーチュン、ばんざーい!」
そこにいた全員は、大声をあげながら喝采し、その二人を見送る。
そしてその声は、二人が見えなくなっても、しばらくやむことはなかった……。
今、リーチュンの目の前には、大きなオアシスが広がっている。
しかし、そのオアシスは、最初にリーチュンが訪れた町にあったものではない。
そう、ここはリーチュンが新たに作ったオアシスである。
「マーク! どう? どのくらい集まった?」
「200人くらい集まりましたわ。しかし、姉さん。食料事情を考えたら、これでもギリギリやで?」
「いいのいいの、そこはズラー達がなんとかするから! アタイの仕事は終わりよ!」
いきなり、話が飛んでいる為、これまでのいきさつを簡単に説明しよう。
リーチュンが、初めて町に着いた翌日、ズラーの案内の下、リーチュンとマークは、トレジャーギルドに行き、無事トレジャーハンターの登録をした。
そこで様々な援助を受けると、さっそくズラー達と共に、ピラミッド攻略を開始する。
ピラミッドは、大きく分けて難易度が、AランクからDランクの物が存在した。
当然、Aランクに近づくほど、その攻略難易度は高く、そしてお宝の価値も高い。
その時点では、Aランクのピラミッドを攻略した者はいなく、最高でBランクまでだった。
そしてリーチュン達は、まずは慣れる為、一番リスクの低いDランクから攻略を始める。
それから4年近く過ぎたころ、やっとAランクのピラミッドを3つ攻略した。
Aランクの攻略は史上初であり、かなりレアなアイテムが見つかる。
それと同時に、各ピラミッドの最上階には、赤、青、黄色の玉が置かれており、その三つの玉を集めることで、隠しダンジョン……そうS級ピラミッドに入ることができるとわかった。
S級ピラミッドは、3つのA級ピラミッドの場所を、線で繋いでできる三角形の中心に存在し、そこで玉をかざす事で、砂漠に扉が現れる。
それを確認したリーチュン達は、一度町に戻った。
リーチュンは、この世界に来て、ピラミッド攻略だけをしていたわけではない。
その間にも、町の領主ともめたり、様々なトラブルもあった。
しかし、数多のピラミッド攻略の功績を称えられ、遂には、トレジャーハンターギルドの名誉会長になったが、その実権は、現会長に選ばれたズラーに預けた。
その後リーチュンは、ピラミッドで手に入れたレアアイテム【オアシスの種】を使う事で、イージスの町から少し離れた場所にオアシスを作り始める。
最初は、砂漠の中にぽっかり湖ができただけであったが、不思議な事に、その周りには、あっという間に自然が溢れかえった。
草木が実ると、どこから現れたのか、鳥たちも集まりだし、いつしか、そこだけ小さな森のようになる。
その規模は、イージスの町よりも大きかった。
そこから、ズラーは会長権限を駆使して、トレハンメンバーを集めて、人が居住できる建物の建築を始める。
そこには、イージスの町に住んでいるスラム街の者達を済ませる予定だった。
当然、居住区の建築には、多くのスラム住民も手伝っている。
スラムは、既にリーチュンによって制圧済み。
当時、スラム街で大暴れしたリーチュンは、尊敬と畏怖の意味を込められ、スラム住民からセクシー女王と呼ばれていた。
そして今、居住区も出来上がり、更に多くのスラム住民が移住してきているところであった。
ここまでが、現在までの話である。
そう、つまり、リーチュンは本当にやり遂げたのだ。
最初にイージスの町に訪れた時に、誓った事を。
あの当時は、ズラー達も、夢物語として誰もそれを信じはしなかったが、結果として、リーチュンはそれを実現させた。
これには、マークも心底驚く。
まさか、本当にやり遂げるとは思わなかった。
「女王様! 移住全て完了しました!!」
リーチュンとマークが、新たに移住してきた者達を見ていると、そこにズラー、ヤッキー、ロンジョが報告をしに現れる。
「ちょっと! もう、やめてよ。アタイを女王様って呼ばないで!」
「でも、皆さんがそう呼んでますので……。」
ロンジョは、少し申し訳なさそうな顔をして、言い訳をする。
「しかし、長かったわね! やっと、ここまできたわね! 後は、アンタ達に任せるから! いい町にしてよね? もし、酷いようだったら、ぶっ飛ばしに来るわ!」
「ははは、じゃあ、リーチュンさんに会いたくなったら、少し悪政を引くのも悪くないかもしれませんね。」
ズラーは、あれから4年経っても、リーチュンに対しては敬語だった。
しかし、そこには、昔のような堅い感じはない。
「そんなの絶対許さないから! でも、これからアタイ達はS級ピラミッドに行くわ。攻略しても、死んだとして、戻ってこないと思うから、本当にこの町と、スラムの人たちを頼んだわよ。」
リーチュンは、3人に対して、自分が異世界から来た事も、その本当の目的も話している。
当初、ズラー達は困惑したが、今ではそれを信じて疑わない。
そして、今日が別れの日であることは昨日から聞いていた。
S級ピラミッドには二人しか入れない。
ズラー達も同行したいーーと強く願ってはいたが、物理的に無理なら諦めるほかなかった。
その為、リーチュンは、マークと二人でS級ピラミッドに入る予定である。
マークは、この4年で、レンジャーとしての働きもできるようになっている。
正直、この二人は、他にメンバーが必要ないくらい、ピラミッド攻略には慣れていた。
「寂しいですね……。でも、今更引き留めたりはしません。必ず、S級を攻略して、元の世界に帰れる事を祈っています。そして……三人で力を合わせて、この町を大きくしてみせます! だから、安心して……行ってください。」
ヤッキーは目に涙を貯めながらも、胸に抱いた決意を告げた。
その言葉に、リーチュンも思わず、目頭が熱くなる。
「うんうん、みんな頼んだよ。本当に、ここまでありがとうね。アタイ、みんなに出会えて本当に良かった。いつか……いつか元の世界に帰ったとしても、また来るから! だから、それまで元気でいて!」
「リーチュンさん!!」
3人はリーチュンに抱き着くと、全員で泣いた。
その中でも、特に辛そうな顔をしている男がいる。
ヤッキーだ。
実はヤッキーは、リーチュンに惚れていた。
4年もの間、苦楽を共にしてきたのもあるが、リーチュンの、明るく素直な性格に惚れたのだ。
しかし、リーチュンには、既に心に決めた男がいるとわかっている。
だからこそ、その胸に秘めた想いを伝えることもなければ、伝えるつもりもない。
何度か、「元の世界に帰らずに、ここで一緒に暮らさないか?」と、やんわり伝えた事もあったが、それはきっぱり断られた。
どうしても、愛する男の下に帰らなければならない、と。
その為ならば、どんなことでもしてみせると、熱く強く語るリーチュン。
そんな姿を何度も見せられては、それ以上は何も言えなかった。
既に彼女の心の隙間は、その男の事で一杯なのは知っている。
自分に入り込める余地はない。
だがそれでも、やはりヤッキーにとっては、リーチュンは決して忘れられない女であり、別れる事を、未だに心は受け入れられてはいなかった。
しかし、惚れた女が笑顔で旅立とうとしているのに、いつまでも情けない気持ちを引きずるわけにはいかない。
だからこそ、その胸に再び強く誓う。
この町を……立派な町にする事を!
リーチュンの様に、明るく、素敵な町にしてみせると!
その想いを込めたこの町の名前は、「クイーン・リーチュン」と名付けられるのであった。
しばらくその光景を黙ってみていたマークは、ある程度すると、リーチュンに声をかける。
「ほんま、別れはしんみりしますなぁ……わいも、なんだか名残惜しいでっせ。まぁ……ほな、姉さん。挨拶はそれぐらいにして、いきましょか?」
「マーク様も、本当にありがとうございます! マーク様とリーチュンさんの銅像は、必ず作りますから!」
ギラギラした目をしながら、マークに近づくロンジョ。
彼女は、以前から、町ができたら二人の銅像を入口に建てると宣言していた。
「ほんま恥ずいから、それだけはやめてといてや! まぁええわ、ほなみなさん、さいなら。」
マークは、それだけ言って挨拶を済ますと、人型から四足型に戻る。
そしてリーチュンを乗せて、オアシスから移動を開始した。
その姿を見送るは、ズラー達3人、そして新しく移住してきた元スラムの住民達。
「女王様、ばんざーーーい!!」
「クイーンリーチュン、ばんざーい!」
そこにいた全員は、大声をあげながら喝采し、その二人を見送る。
そしてその声は、二人が見えなくなっても、しばらくやむことはなかった……。
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