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特別編
Episode of Leecyun 4
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さっそく町に辿り着いたリーチュン達は、町の入り口から直線状に伸びる街道を歩いている。
そしてリーチュンは、目の前に映る魅惑的な光景に、感嘆の声をあげていた。
「へぇ~、いいところじゃない! リゾートって感じね。」
「わいは、なんか嫌な感じがしまっせ。」
リーチュンとは逆に、マークは辺りをきょろきょろを見回しながら、不穏な事を口にする。
「えぇ~! どこらへんが? ほら、マーク! 見てよ! あそこで水浴びとかもできそうよ!」
リーチュンが言うように、町の中央に見えるオアシスでは、沢山の人が水浴びをしていたり、パラソルやデッキチェア等を置いて、リゾートを満喫しているように見える。
この町は、大きなオアシスを中央に、その外縁に店や居住区が立ち並んでいた。
しかしその光景を見ても、やはりマークの顔は、訝し気である。
「なぁんか、負のオーラが溢れているように感じるんですわ、気のせいやろか……。」
「マーク様のおっしゃる事は、当たっております。ここは、貧富の格差が非常に大きい町です。ですので、負の感情が多く集まるのは当然でございます。」
その言葉に反応したのは、ズラーだった。
現在ズラーは、ヤッキーに変わって御者をしており、リーチュンとマークはその横を歩いている。
「へぇ~。全然そうは見えないけど。 だってみんな楽しそうじゃん!」
リーチュンの目に映るは、南国のパラダイス。
老若男女問わず、オアシスの前では、誰もが楽しそうに笑っていた。
そして、その付近に建ち並んでいるお店にも、活気が満ち溢れているように見える。
一見すると、負の感情が集まっているようには、とても見えなかった。
「はい。オアシスを利用している者に関しては、きっと楽園でしょう。しかし、オアシスを利用するには、法外な額のゴールドが必要です。更にオアシス周辺の物価も非常に高いことから、ピラミッド攻略で成功した者や、他国の貴族や王族等しか利用できません。ですので、ほとんどの者は、オアシスから引かれたわずかな水を分け合って質素に暮らしております。」
ズラーから語られる現実に、リーチュンは驚く。
「えぇ!? でもさ、町に入ってからオアシスまで一直線じゃん? みんな利用してるから、こういう作りになってるんじゃないの?」
リーチュンが言うように、町の街道は、入口から一直線にオアシスに向かって伸びていた。
そこに遮る物等もないことから、遠目からでもオアシスの状況がはっきり見える。
どう考えても、みんなが利用しやすいように、そうできているとしか思えない。
「いいえ、違います。これは、貧しい者達に見せつけることで、いつか自分もあそこに行って満喫したいという、オアシスドリームの希望を抱かせる為のものです。あれを見せつけられることで、それこそ、命を懸けてピラミッドに挑戦する者が後を絶たないのです。ある意味、残酷な仕掛けです……。」
そういう、ズラーの顔は悲しげであった。
わかっていても、やはり、毎日パラダイスを見せられれば、誰だっていつかは自分も……と思うのは当然だ。
「なんか嫌な感じね。せっかく水が溢れているなら、みんなで共有すればいいじゃん! アタイ、金持ちになったらオアシスを買い占めて、みんなに分けるわ!」
現在、1ゴールドも所持していないリーチュンが、でかい事を口にすると、呆れた声でマークがつっこむ。
「いやいや、姉さん。そりゃ流石に無理やで。そもそもあれは、金で買えるようなものではあらへん。」
人であるリーチュンよりも、魔物?であるマークの方が現実的であるという皮肉。
しかし、マークは本当に魔物なのだろうか?
発言が、やけに人間くさい。
「なら、もう一ヶ所オアシスを作ってみせるわ! アタイは、そういう差別が大っ嫌いなの!」
「ほな、がんばってくだはれ。わいには関係あらへん。それよか、わいらが行くとこは、どこになりはります?」
リーチュンは、深いところまで考えることが苦手であった。
故に、思考も短絡的であり、悪く言えば、後先考えずに行動して失敗することも多い。
マークは、それを知ってか知らずか、無理に現実的な事を返しても無駄だと感じ、話を先に進めた。
「はい、ここを曲がった先にある、ギルド区画に向かっています。この町は中央から円状に、オアシス区、ギルド区、スラム区と3つの区画に分かれており、外側に行くほど、貧しい人が住む場所となっています。トレージャーハンターになって、怪我をした者達は、スラム区に集まり、現役の者と、それなりに成功した者は、このギルド区で暮らしているのです。」
「ほな、わいがさっきから感じている嫌な感じは、そのスラム区からやな。姉さん、あまりそこには近づかんといてな。」
余計な面倒ごとに巻き込まれたくないマークは、一応、リーチュンに釘を刺しておく。
ーーが、それは藪蛇だった……。
「なんでよ? 貧しいからって近づかないとか最低じゃない!?」
マークの言葉に、リーチュンは怒りを現わしたが、それをすかさず、ズラーがフォローする。
「いえ、リーチュンさん。マーク様の言う事はごもっともです。スラム区は、犯罪者が多く、無法地帯になっているため、本来護衛等を連れなければ、誰も近づきません。そのために、スラム区とオアシス区の間にギルド区があるのです。ギルド区には屈強な者も多いため、ならず者との間で、彼らはバリアの役目を果たします。」
ズラーの説明に首をかしげるリーチュン。
バリアの意味が分からない訳ではないが、言っていることが理解できないのだった。
「バリアって??」
「この町のルールに、暴力行為や盗む行為に対する処罰はありません。その代わりに、救援恩賞制度というのがあり、誰かが襲われていたり、盗まれた場合、それを助けた者に報酬を払わないといけないのです。つまり、凄腕のハンターともなれば、貴族や王族が犯罪者に絡まれているのを助ける事で、多額の金をもらえるのです。そして、最初に言った通り、暴力行為に処罰はないため、スラムの者は、盗み等に失敗すれば簡単に殺される。ここは、そういう町なのです。」
マークは、それを聞いても顔色一つ変えない。
そもそも、魔物?のマークにとってはどうでもいいことだった。
逆にリーチュンの顔は、真っ赤になっており、怒り心頭といった感じである。
「ふざけた町ね! アタイここ嫌いだわ! でも、嫌いだから逃げるってのはアタイの性分じゃないの! だから、アタイがこの町を締めるわ!!」
「締めるって……。姉さんは、なんか大事な物を探してるんやろ? せやったら、寄り道している場合ちゃいまっせ。」
「いいの! それもやるし、この町も変えて見せるわ! サクセスがここにいたら、きっとそうするはずよ!」
サクセスが、本当にそんな聖人みたいな事をするかどうかは置いておくとして、リーチュンの中では、既に決定事項になっていた。
目の前で、苦しんでいる者がいれば、救わずにはいられないリーチュン。
だが、現実はそう簡単なものではない事を、後に痛感することとなる。
そんなリーチュンに、マークはため息をついた。
「ほな……まぁ、姉さんの好きにするとええわ。姉さんが、この町をどう変えていくか、わいも楽しみにときますわ。」
「何他人事みたいにいってるのよ! マークも手伝うのよ!」
「ほんまかいな! わいは、人じゃあらへんで? なんで、わいがそんな事に首をつっこまなあかんのですわ?」
「まぁいいじゃん。難しい事は考えずに、一緒に楽しんで、この町を変えようよ!」
マークの悲痛な言葉も、リーチュンには全く届かない。
むしろ、リーチュンはやる事が増えて楽しそうだった……。
そんな話をしていると、いつの間にかラクダ車は宿屋の前に到着する。
「お待たせしました。こちらが、私達が利用している宿屋です。今日はもう遅いので、明日、一緒にトレジャーハンター登録をしましょう。ここのカレーライスという料理は美味しいので、お勧めです。」
ズラーの説明に目を輝かせるリーチュン。
カレーライスが何かはわかっていないが、旨いと聞いただけで、涎が口の中に溢れてきた。
「やったー! いこいこ! 今日は沢山たべるわよぉー!」
リーチュンが意気揚々と宿屋に入ると、続いて、ズラーとヤッキーがロンジョを抱えながら部屋に運ぶ。
「ほんま、ここで姉さんが何を為すのか楽しみやなぁ……。」
そして、一人その場に残ったマークは、意味深な笑みを浮かべて呟くと、少し遅れて宿屋に入る。
「待ってくんなはれ! わいを置いてったらあかんでぇ~。」
こうして無事、転移初日を終えたリーチュン。
明日は、遂にトレジャーハンター登録をして、本格的に伝説の武器を探すために行動を開始する。
まだまだ、リーチュンの旅は始まったばかりであるが、ここからが、正に試練の始まりとなるのであった。
そしてリーチュンは、目の前に映る魅惑的な光景に、感嘆の声をあげていた。
「へぇ~、いいところじゃない! リゾートって感じね。」
「わいは、なんか嫌な感じがしまっせ。」
リーチュンとは逆に、マークは辺りをきょろきょろを見回しながら、不穏な事を口にする。
「えぇ~! どこらへんが? ほら、マーク! 見てよ! あそこで水浴びとかもできそうよ!」
リーチュンが言うように、町の中央に見えるオアシスでは、沢山の人が水浴びをしていたり、パラソルやデッキチェア等を置いて、リゾートを満喫しているように見える。
この町は、大きなオアシスを中央に、その外縁に店や居住区が立ち並んでいた。
しかしその光景を見ても、やはりマークの顔は、訝し気である。
「なぁんか、負のオーラが溢れているように感じるんですわ、気のせいやろか……。」
「マーク様のおっしゃる事は、当たっております。ここは、貧富の格差が非常に大きい町です。ですので、負の感情が多く集まるのは当然でございます。」
その言葉に反応したのは、ズラーだった。
現在ズラーは、ヤッキーに変わって御者をしており、リーチュンとマークはその横を歩いている。
「へぇ~。全然そうは見えないけど。 だってみんな楽しそうじゃん!」
リーチュンの目に映るは、南国のパラダイス。
老若男女問わず、オアシスの前では、誰もが楽しそうに笑っていた。
そして、その付近に建ち並んでいるお店にも、活気が満ち溢れているように見える。
一見すると、負の感情が集まっているようには、とても見えなかった。
「はい。オアシスを利用している者に関しては、きっと楽園でしょう。しかし、オアシスを利用するには、法外な額のゴールドが必要です。更にオアシス周辺の物価も非常に高いことから、ピラミッド攻略で成功した者や、他国の貴族や王族等しか利用できません。ですので、ほとんどの者は、オアシスから引かれたわずかな水を分け合って質素に暮らしております。」
ズラーから語られる現実に、リーチュンは驚く。
「えぇ!? でもさ、町に入ってからオアシスまで一直線じゃん? みんな利用してるから、こういう作りになってるんじゃないの?」
リーチュンが言うように、町の街道は、入口から一直線にオアシスに向かって伸びていた。
そこに遮る物等もないことから、遠目からでもオアシスの状況がはっきり見える。
どう考えても、みんなが利用しやすいように、そうできているとしか思えない。
「いいえ、違います。これは、貧しい者達に見せつけることで、いつか自分もあそこに行って満喫したいという、オアシスドリームの希望を抱かせる為のものです。あれを見せつけられることで、それこそ、命を懸けてピラミッドに挑戦する者が後を絶たないのです。ある意味、残酷な仕掛けです……。」
そういう、ズラーの顔は悲しげであった。
わかっていても、やはり、毎日パラダイスを見せられれば、誰だっていつかは自分も……と思うのは当然だ。
「なんか嫌な感じね。せっかく水が溢れているなら、みんなで共有すればいいじゃん! アタイ、金持ちになったらオアシスを買い占めて、みんなに分けるわ!」
現在、1ゴールドも所持していないリーチュンが、でかい事を口にすると、呆れた声でマークがつっこむ。
「いやいや、姉さん。そりゃ流石に無理やで。そもそもあれは、金で買えるようなものではあらへん。」
人であるリーチュンよりも、魔物?であるマークの方が現実的であるという皮肉。
しかし、マークは本当に魔物なのだろうか?
発言が、やけに人間くさい。
「なら、もう一ヶ所オアシスを作ってみせるわ! アタイは、そういう差別が大っ嫌いなの!」
「ほな、がんばってくだはれ。わいには関係あらへん。それよか、わいらが行くとこは、どこになりはります?」
リーチュンは、深いところまで考えることが苦手であった。
故に、思考も短絡的であり、悪く言えば、後先考えずに行動して失敗することも多い。
マークは、それを知ってか知らずか、無理に現実的な事を返しても無駄だと感じ、話を先に進めた。
「はい、ここを曲がった先にある、ギルド区画に向かっています。この町は中央から円状に、オアシス区、ギルド区、スラム区と3つの区画に分かれており、外側に行くほど、貧しい人が住む場所となっています。トレージャーハンターになって、怪我をした者達は、スラム区に集まり、現役の者と、それなりに成功した者は、このギルド区で暮らしているのです。」
「ほな、わいがさっきから感じている嫌な感じは、そのスラム区からやな。姉さん、あまりそこには近づかんといてな。」
余計な面倒ごとに巻き込まれたくないマークは、一応、リーチュンに釘を刺しておく。
ーーが、それは藪蛇だった……。
「なんでよ? 貧しいからって近づかないとか最低じゃない!?」
マークの言葉に、リーチュンは怒りを現わしたが、それをすかさず、ズラーがフォローする。
「いえ、リーチュンさん。マーク様の言う事はごもっともです。スラム区は、犯罪者が多く、無法地帯になっているため、本来護衛等を連れなければ、誰も近づきません。そのために、スラム区とオアシス区の間にギルド区があるのです。ギルド区には屈強な者も多いため、ならず者との間で、彼らはバリアの役目を果たします。」
ズラーの説明に首をかしげるリーチュン。
バリアの意味が分からない訳ではないが、言っていることが理解できないのだった。
「バリアって??」
「この町のルールに、暴力行為や盗む行為に対する処罰はありません。その代わりに、救援恩賞制度というのがあり、誰かが襲われていたり、盗まれた場合、それを助けた者に報酬を払わないといけないのです。つまり、凄腕のハンターともなれば、貴族や王族が犯罪者に絡まれているのを助ける事で、多額の金をもらえるのです。そして、最初に言った通り、暴力行為に処罰はないため、スラムの者は、盗み等に失敗すれば簡単に殺される。ここは、そういう町なのです。」
マークは、それを聞いても顔色一つ変えない。
そもそも、魔物?のマークにとってはどうでもいいことだった。
逆にリーチュンの顔は、真っ赤になっており、怒り心頭といった感じである。
「ふざけた町ね! アタイここ嫌いだわ! でも、嫌いだから逃げるってのはアタイの性分じゃないの! だから、アタイがこの町を締めるわ!!」
「締めるって……。姉さんは、なんか大事な物を探してるんやろ? せやったら、寄り道している場合ちゃいまっせ。」
「いいの! それもやるし、この町も変えて見せるわ! サクセスがここにいたら、きっとそうするはずよ!」
サクセスが、本当にそんな聖人みたいな事をするかどうかは置いておくとして、リーチュンの中では、既に決定事項になっていた。
目の前で、苦しんでいる者がいれば、救わずにはいられないリーチュン。
だが、現実はそう簡単なものではない事を、後に痛感することとなる。
そんなリーチュンに、マークはため息をついた。
「ほな……まぁ、姉さんの好きにするとええわ。姉さんが、この町をどう変えていくか、わいも楽しみにときますわ。」
「何他人事みたいにいってるのよ! マークも手伝うのよ!」
「ほんまかいな! わいは、人じゃあらへんで? なんで、わいがそんな事に首をつっこまなあかんのですわ?」
「まぁいいじゃん。難しい事は考えずに、一緒に楽しんで、この町を変えようよ!」
マークの悲痛な言葉も、リーチュンには全く届かない。
むしろ、リーチュンはやる事が増えて楽しそうだった……。
そんな話をしていると、いつの間にかラクダ車は宿屋の前に到着する。
「お待たせしました。こちらが、私達が利用している宿屋です。今日はもう遅いので、明日、一緒にトレジャーハンター登録をしましょう。ここのカレーライスという料理は美味しいので、お勧めです。」
ズラーの説明に目を輝かせるリーチュン。
カレーライスが何かはわかっていないが、旨いと聞いただけで、涎が口の中に溢れてきた。
「やったー! いこいこ! 今日は沢山たべるわよぉー!」
リーチュンが意気揚々と宿屋に入ると、続いて、ズラーとヤッキーがロンジョを抱えながら部屋に運ぶ。
「ほんま、ここで姉さんが何を為すのか楽しみやなぁ……。」
そして、一人その場に残ったマークは、意味深な笑みを浮かべて呟くと、少し遅れて宿屋に入る。
「待ってくんなはれ! わいを置いてったらあかんでぇ~。」
こうして無事、転移初日を終えたリーチュン。
明日は、遂にトレジャーハンター登録をして、本格的に伝説の武器を探すために行動を開始する。
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