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王妃の襲来
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目が覚めると、綺麗なシーツのベッドに寝かされていた
脚には足枷、手と首にも枷がついているが、体も綺麗に洗われ、何故かブリブリのレースのビスチェとお尻がパックリ開いたパンツを着せられていて、うげぇっと変な声まで出た
ガラス張りの前にクルクルと閉じ込められた時よりも強度があるのかガラスが分厚い
部屋の中心には食事が並べられていて、まあ悪くないと思いながら、いそいそと食事の蓋を開けた
暫くゼリーとか飲料しか口にしていなかったので、消化を気にされたのか、アワビの粥や漬物、蒸し鶏や果物がたくさん並べられていた
保温魔法がかかっていて、熱々の鮑粥をレンゲで掬い、あちあちと食べる
海鮮の旨みが口いっぱいに広がり、アルファ性の荒淫ともいっていい耐久セックスに耐えた体に染み渡る
あちこち手当もされており、主に肩や太腿も噛まれたのだろう。ガーゼが貼られていた
オメガ性はアルファ性でしか満たせないとは話には聞くが、本当にそうだ
少なくとも、あれだけ性急だったのにも関わらず全くヴァイスに嫌悪感はなく、むしろ愛情すら感じる。満ち足りた幸せが脳内を支配している
鮑粥をぺろりと食べ終わり、次は果物にとりかかる。柑橘系が特に好ましく、ウールの好みばかり取り揃えられていて、食べやすいように一口サイズのそれを口に放り込んだ時に、ガンッと凄まじい音を立てて、牢の外の扉が開きカツンカツンと足音が聞こえてきた
もぐもぐと蜜柑を咀嚼していると、長い髪を乱し顔面が真っ青な王妃様がガラスの向こう側に立っていた
あれから何年か経っているせいか、目尻には皺が刻まれ、乾燥のせいか真っ白に塗られた白粉が浮いていて、口紅がピンク色なのが浮いていた
「よく戻ってこれたこと。悍ましい。子供なぞ孕んでごらんなさい、ナード家を取り潰して腹を引き裂き、お前は腹の子ごと引き摺り出してやるわ」
ぶるぶると震える口元で、バンっとガラスを叩かれて一瞬びびって飛び上がってしまった
えっ、めっちゃ怖い。ひえ~、でもこれぼくも不可抗力じゃない?だって、ぼくの意思決定は全く反映されないよ?この世界。
「私が、私がヴァイス様を1番愛してるのに、は、発情期に番にもされてない癖に、は、破廉恥な下着を着て、ヴァイス様を誘惑してっ!恥を知りなさい!!」
ぽかんとしてるぼくを残して、泣き叫びながら王妃様は走り去っていく
王妃様の後ろについていた侍女は、ぼくに中指を立てながら走り去っていく
「………なんなんだよ、もう」
そう言いながらも、実家が少し心配にもなる。昔、王妃様に殺されかけた時、父はヴァイスに訴え出れもしなかった
これはナード家の立場が非常に弱いことを表している
加えて、ぼくにかかっている造反疑惑だ。魔族に与したと貴族会で弾圧されれば非常にマズイ
この檻に閉じ込められているのだって、魔族と疑われているからに他ならない
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目が覚めると、綺麗なシーツのベッドに寝かされていた
脚には足枷、手と首にも枷がついているが、体も綺麗に洗われ、何故かブリブリのレースのビスチェとお尻がパックリ開いたパンツを着せられていて、うげぇっと変な声まで出た
ガラス張りの前にクルクルと閉じ込められた時よりも強度があるのかガラスが分厚い
部屋の中心には食事が並べられていて、まあ悪くないと思いながら、いそいそと食事の蓋を開けた
暫くゼリーとか飲料しか口にしていなかったので、消化を気にされたのか、アワビの粥や漬物、蒸し鶏や果物がたくさん並べられていた
保温魔法がかかっていて、熱々の鮑粥をレンゲで掬い、あちあちと食べる
海鮮の旨みが口いっぱいに広がり、アルファ性の荒淫ともいっていい耐久セックスに耐えた体に染み渡る
あちこち手当もされており、主に肩や太腿も噛まれたのだろう。ガーゼが貼られていた
オメガ性はアルファ性でしか満たせないとは話には聞くが、本当にそうだ
少なくとも、あれだけ性急だったのにも関わらず全くヴァイスに嫌悪感はなく、むしろ愛情すら感じる。満ち足りた幸せが脳内を支配している
鮑粥をぺろりと食べ終わり、次は果物にとりかかる。柑橘系が特に好ましく、ウールの好みばかり取り揃えられていて、食べやすいように一口サイズのそれを口に放り込んだ時に、ガンッと凄まじい音を立てて、牢の外の扉が開きカツンカツンと足音が聞こえてきた
もぐもぐと蜜柑を咀嚼していると、長い髪を乱し顔面が真っ青な王妃様がガラスの向こう側に立っていた
あれから何年か経っているせいか、目尻には皺が刻まれ、乾燥のせいか真っ白に塗られた白粉が浮いていて、口紅がピンク色なのが浮いていた
「よく戻ってこれたこと。悍ましい。子供なぞ孕んでごらんなさい、ナード家を取り潰して腹を引き裂き、お前は腹の子ごと引き摺り出してやるわ」
ぶるぶると震える口元で、バンっとガラスを叩かれて一瞬びびって飛び上がってしまった
えっ、めっちゃ怖い。ひえ~、でもこれぼくも不可抗力じゃない?だって、ぼくの意思決定は全く反映されないよ?この世界。
「私が、私がヴァイス様を1番愛してるのに、は、発情期に番にもされてない癖に、は、破廉恥な下着を着て、ヴァイス様を誘惑してっ!恥を知りなさい!!」
ぽかんとしてるぼくを残して、泣き叫びながら王妃様は走り去っていく
王妃様の後ろについていた侍女は、ぼくに中指を立てながら走り去っていく
「………なんなんだよ、もう」
そう言いながらも、実家が少し心配にもなる。昔、王妃様に殺されかけた時、父はヴァイスに訴え出れもしなかった
これはナード家の立場が非常に弱いことを表している
加えて、ぼくにかかっている造反疑惑だ。魔族に与したと貴族会で弾圧されれば非常にマズイ
この檻に閉じ込められているのだって、魔族と疑われているからに他ならない
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