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Merry Xmas 2
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渡 秋葉この名前が特別な響きになったのは、まだ幼少の時だ
金持ちだけが集められた大学までエスカレーター式の幼稚舎で、俺はまさに王に君臨していた
誰も俺に逆らわず、誰も俺に口答えなんてできない
大人だって逆らえない
だから、いろいろと勘違いしていた
取り巻き達と、先生をいたぶっていた時、秋葉が現れて、パチンと俺の頬を張ったのだ
「うるさい。はずかしくないのか、ひきょうもの!」
そう叫んだ秋葉に、俺は秋葉の父親を失業させた。両親が離婚した秋葉は幼稚舎をやめ、地方に引っ越した
心底、腹が立っていた俺は、最後に秋葉をせせら笑ってやろうと、幼稚舎で机の片付けをしてる秋葉の前に立ったのだ
「謝るなら、許してもとにもどしてやるぞ」
秋葉の泣き顔が見たかった
「……あきれたわ。もとになんかもどらないよ…」
しかし、帰ってきたのは心底呆れた秋葉の顔だった
なんで?なんで頼まない?なんで謝らない?秋葉、秋葉、秋葉!!
「俺のことぶっただろ!!!!」
叫ぶと、さらりと秋葉は俺の頬を親指で撫でた
「それは、ごめんね」
秋葉の細められた茶色の瞳、ふんわり笑う癖、心臓がドキドキする
なんだ?この気持ちーーー
胸を押さえてる俺の頭をよしよしして、秋葉は大股で大きなダンボールを抱えて去っていった
。
。
。
「秋葉を許す。と、取り消して、全部元に戻してあげて」
その日の夜の俺の言葉に、側近だった柏葉は首を振った
「戻せません。取引を全停止して、破産させたんですよ?戻せるわけがありません」
柏葉の言葉に、俺はとんでもないことをしてしまったことに気付いた
その日から、秋葉に謝れず、引越し先を、ずっと監視しては話しかけられないでいた
画面に映る秋葉を指でなぞる
写真も、秋葉が使ったストローやコップ、ティッシュや上履きを集めては舐める
秋葉、好きだ、秋葉
大きくなってからも秋葉の監視はやめられず、秋葉によく似た人で発散する日々は虚しく
秋葉に近付きたくて、大学も同じところにしたのに、避けられているのか、なかなか接近できないでいた
ケーキ屋さんでバイトをしているらしく、何度か足を運んだが、店前で秋葉を眺める日々
秋葉は愛くるしく、可愛い。髪の毛も寝癖で跳ねてて可愛い。好き。
その一方で俺は恐れていた
だって、秋葉が覚えていたら?恨んでいたら?
こんなに好きなのに、嫌いだと言われたら?
怖くて中々、一歩が踏み出せない
そんな日々のなか、取引先から招待されたパーティ、サンタのコスプレをした人が給仕をする倒錯的なパーティで、秋葉によく似た人を見つけた
すらりと伸びた足に、ビキニが食い込む尻なんて、俺が夢にまで見たラインだ
生意気そうな目まで秋葉にそっくりで、ゾクゾクした
いつまでも、代替えばかりで情けなくなるが
花を差し出して、タグを返してもらえたら部屋に連れていけるシステムだ
声まで秋葉に似ている彼に、興奮した
いつか、秋葉本人に同じことをしたいと思っていたのに、秋葉本人だった
秋葉本人だとわかってからは、完全に理性のタガがはずれてしまい、我を忘れて秋葉の体を貪ってしまった
秋葉は俺のことを、完全に忘れているようなので、当面は罪滅ぼしに費やしようと思う。
いつか好きになってくれたらいいな。
大好きだよ、愛してる。ずっと見てるからな秋葉
end
金持ちだけが集められた大学までエスカレーター式の幼稚舎で、俺はまさに王に君臨していた
誰も俺に逆らわず、誰も俺に口答えなんてできない
大人だって逆らえない
だから、いろいろと勘違いしていた
取り巻き達と、先生をいたぶっていた時、秋葉が現れて、パチンと俺の頬を張ったのだ
「うるさい。はずかしくないのか、ひきょうもの!」
そう叫んだ秋葉に、俺は秋葉の父親を失業させた。両親が離婚した秋葉は幼稚舎をやめ、地方に引っ越した
心底、腹が立っていた俺は、最後に秋葉をせせら笑ってやろうと、幼稚舎で机の片付けをしてる秋葉の前に立ったのだ
「謝るなら、許してもとにもどしてやるぞ」
秋葉の泣き顔が見たかった
「……あきれたわ。もとになんかもどらないよ…」
しかし、帰ってきたのは心底呆れた秋葉の顔だった
なんで?なんで頼まない?なんで謝らない?秋葉、秋葉、秋葉!!
「俺のことぶっただろ!!!!」
叫ぶと、さらりと秋葉は俺の頬を親指で撫でた
「それは、ごめんね」
秋葉の細められた茶色の瞳、ふんわり笑う癖、心臓がドキドキする
なんだ?この気持ちーーー
胸を押さえてる俺の頭をよしよしして、秋葉は大股で大きなダンボールを抱えて去っていった
。
。
。
「秋葉を許す。と、取り消して、全部元に戻してあげて」
その日の夜の俺の言葉に、側近だった柏葉は首を振った
「戻せません。取引を全停止して、破産させたんですよ?戻せるわけがありません」
柏葉の言葉に、俺はとんでもないことをしてしまったことに気付いた
その日から、秋葉に謝れず、引越し先を、ずっと監視しては話しかけられないでいた
画面に映る秋葉を指でなぞる
写真も、秋葉が使ったストローやコップ、ティッシュや上履きを集めては舐める
秋葉、好きだ、秋葉
大きくなってからも秋葉の監視はやめられず、秋葉によく似た人で発散する日々は虚しく
秋葉に近付きたくて、大学も同じところにしたのに、避けられているのか、なかなか接近できないでいた
ケーキ屋さんでバイトをしているらしく、何度か足を運んだが、店前で秋葉を眺める日々
秋葉は愛くるしく、可愛い。髪の毛も寝癖で跳ねてて可愛い。好き。
その一方で俺は恐れていた
だって、秋葉が覚えていたら?恨んでいたら?
こんなに好きなのに、嫌いだと言われたら?
怖くて中々、一歩が踏み出せない
そんな日々のなか、取引先から招待されたパーティ、サンタのコスプレをした人が給仕をする倒錯的なパーティで、秋葉によく似た人を見つけた
すらりと伸びた足に、ビキニが食い込む尻なんて、俺が夢にまで見たラインだ
生意気そうな目まで秋葉にそっくりで、ゾクゾクした
いつまでも、代替えばかりで情けなくなるが
花を差し出して、タグを返してもらえたら部屋に連れていけるシステムだ
声まで秋葉に似ている彼に、興奮した
いつか、秋葉本人に同じことをしたいと思っていたのに、秋葉本人だった
秋葉本人だとわかってからは、完全に理性のタガがはずれてしまい、我を忘れて秋葉の体を貪ってしまった
秋葉は俺のことを、完全に忘れているようなので、当面は罪滅ぼしに費やしようと思う。
いつか好きになってくれたらいいな。
大好きだよ、愛してる。ずっと見てるからな秋葉
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