6 / 12
第6話 残念な解析
しおりを挟む
歩きながら見る景色、見るものに『解析lv1』を使う。
『良い景色ですね』
「…………」
『何かの木ですね』
「…………」
『もしかして………ご主人はコミ障というやつですか?』
「………………」
『ご安心ください、私はスキルですが……ご主人とは話しを出来るんですよ。 ではまず私で練習をしてみましょうか。』
「……………………」
『ご主人! まずは話しをすることが大事なのです! 景色や木を眺めている場合ではありませんよ!!』
「…………………」
(おかしい………木とかに『解析』のスキルを使っていたらこのアホスキル喋り掛けてきやがったぞ。 俺は木とかについて知りたいのになんて無駄なスキルなんだ………)
『だからご主人! まずは挨拶の練習をしてみましょう!! ちょうど小石を見てることですから、この小石に挨拶をしてみましょう。 まずは私の言ったことを復唱してみましょう! こんにちは小石さん! 今日は良い天気ですね。』
(小さな石に『解析』を掛けただけなのに、この長文……このスキルはもう駄目かもしれないな……)
『木さん! あなたはなんて素敵な木なんでしょうか!! さぁ!ご主人もご一緒に!!』
『解析』を無視しながら歩くと前方に何かを見つける。
「ゴブゴブ!!」
「キチキチキチ!!」
『うーむ、なんでしょうか。小人さんと大きな蜘蛛さんでしょうか?』
そして一向に良くならない『解析』
そしてお世辞でも顔的にどう見ても小人ではなく、ゴブリンだろう……
顔は可愛くも美形でもなく、どっちかっていうと醜い方だし、あとゴブゴブ言ってるしな。
蜘蛛でかいな、俺の膝くらいはあるぞ。
信は争っている、ゴブリンと大蜘蛛を見つけた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日は新しく「転生したら幼なじみができただと!?」という小説も書きましたのでそちらもよろしくお願いします!
では失礼します!
『良い景色ですね』
「…………」
『何かの木ですね』
「…………」
『もしかして………ご主人はコミ障というやつですか?』
「………………」
『ご安心ください、私はスキルですが……ご主人とは話しを出来るんですよ。 ではまず私で練習をしてみましょうか。』
「……………………」
『ご主人! まずは話しをすることが大事なのです! 景色や木を眺めている場合ではありませんよ!!』
「…………………」
(おかしい………木とかに『解析』のスキルを使っていたらこのアホスキル喋り掛けてきやがったぞ。 俺は木とかについて知りたいのになんて無駄なスキルなんだ………)
『だからご主人! まずは挨拶の練習をしてみましょう!! ちょうど小石を見てることですから、この小石に挨拶をしてみましょう。 まずは私の言ったことを復唱してみましょう! こんにちは小石さん! 今日は良い天気ですね。』
(小さな石に『解析』を掛けただけなのに、この長文……このスキルはもう駄目かもしれないな……)
『木さん! あなたはなんて素敵な木なんでしょうか!! さぁ!ご主人もご一緒に!!』
『解析』を無視しながら歩くと前方に何かを見つける。
「ゴブゴブ!!」
「キチキチキチ!!」
『うーむ、なんでしょうか。小人さんと大きな蜘蛛さんでしょうか?』
そして一向に良くならない『解析』
そしてお世辞でも顔的にどう見ても小人ではなく、ゴブリンだろう……
顔は可愛くも美形でもなく、どっちかっていうと醜い方だし、あとゴブゴブ言ってるしな。
蜘蛛でかいな、俺の膝くらいはあるぞ。
信は争っている、ゴブリンと大蜘蛛を見つけた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日は新しく「転生したら幼なじみができただと!?」という小説も書きましたのでそちらもよろしくお願いします!
では失礼します!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
26
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる