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第2章の一節 戦いの始まりだ
美言覚醒
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船の上で響きあう刀の音。
船の上は戦場となっていた。
「いいかー。お前さん達殺してはならん。戦えないようにするのがベストじゃ。」
トムじいは息苦しそうにしながら言っている。
(やはり、もう年かな。)
少し押され気味のように見えた。均衡状態というわけだな。
「お前ら、こんな歳よりがしきっているのに負けたら神祐さんにどやされるぞ。」
「わかってますって。」
(よくお話に出てくるモブキャラ的なキャラが存在するようだ。)
(もちろん悪役。)
どんどん押されている。
そんな中、港でも戦いが始まっていた。
美言は明意宇を守りながら戦っているため守りに徹している。
「なんで争わないといけないんですか?」
「言語が変わる前はみんなで仲良く争う事のない世界だったじゃないですか。」
美言の言葉は雨で消され船の上まで聞こえる事はなかった。
「美言さん。」
「記憶が戻ったのですか?」
「いいえ。」
「私の記憶は未だに戻っていません。ですが、この部分だけは思い出せるんです。」
(あー。これは記憶なくした主人公がよくあるパターンだね。)
「お前らそんな話をしていていいのかー。」
力強く言っている。
荒削りだが神祐は戦い慣れているようだ。
それに比べて美言は普段そんなに戦う事も訓練する事も無いため押されている。
その時である。
神祐が美言に向けて渾身の一撃をくらわせた。
美言の剣から「ピキ」という音が鳴った。
剣の刃が折れてしまった。
最低でも私たちはそう思った。
いや、そう思わされたんだ。
その数秒後異変がおこった。
いや、こっちが本当の事かもしれない。
「美言さん。どうしたんですか?」
「体が」
明意宇の言葉に躊躇いを感じるようだ。それ程凄い事がおこっているのだ。
「なんで、体が光っているんですか!?」
そして、次の瞬間目の前で神祐が倒れていた。
何がおこったのか見ていた明意宇にもそれをくらった筈の神祐ですらわからなかった。
船の上は戦場となっていた。
「いいかー。お前さん達殺してはならん。戦えないようにするのがベストじゃ。」
トムじいは息苦しそうにしながら言っている。
(やはり、もう年かな。)
少し押され気味のように見えた。均衡状態というわけだな。
「お前ら、こんな歳よりがしきっているのに負けたら神祐さんにどやされるぞ。」
「わかってますって。」
(よくお話に出てくるモブキャラ的なキャラが存在するようだ。)
(もちろん悪役。)
どんどん押されている。
そんな中、港でも戦いが始まっていた。
美言は明意宇を守りながら戦っているため守りに徹している。
「なんで争わないといけないんですか?」
「言語が変わる前はみんなで仲良く争う事のない世界だったじゃないですか。」
美言の言葉は雨で消され船の上まで聞こえる事はなかった。
「美言さん。」
「記憶が戻ったのですか?」
「いいえ。」
「私の記憶は未だに戻っていません。ですが、この部分だけは思い出せるんです。」
(あー。これは記憶なくした主人公がよくあるパターンだね。)
「お前らそんな話をしていていいのかー。」
力強く言っている。
荒削りだが神祐は戦い慣れているようだ。
それに比べて美言は普段そんなに戦う事も訓練する事も無いため押されている。
その時である。
神祐が美言に向けて渾身の一撃をくらわせた。
美言の剣から「ピキ」という音が鳴った。
剣の刃が折れてしまった。
最低でも私たちはそう思った。
いや、そう思わされたんだ。
その数秒後異変がおこった。
いや、こっちが本当の事かもしれない。
「美言さん。どうしたんですか?」
「体が」
明意宇の言葉に躊躇いを感じるようだ。それ程凄い事がおこっているのだ。
「なんで、体が光っているんですか!?」
そして、次の瞬間目の前で神祐が倒れていた。
何がおこったのか見ていた明意宇にもそれをくらった筈の神祐ですらわからなかった。
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