魔族の便利屋

レテ

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手帳 便利屋レイコの自己紹介

霊話 レイコの日記

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 私、ゴーストの『レイコ』は魔王城住まいの便利屋です。
 今は日々の出来事を記録する日誌を書き終えて、久しぶりに日記をつけてみようと思い立ったので綴っております。
 私の一人称視点で長々と語り口調で文章を書き綴っただけですが、私の他に読む人は居ないのでそれも良いでしょう。
 一先ずは今の私の状況を自己紹介風に書き残しましょうか。

 ちょっとだけ特別な『ゴースト』である私は細かい理屈を省いて言えば『不老不死』で、いくら魔法で吹き飛ばされても消える事のない二十代前半の、桜色の着物を着た黒髪黒目の色白で美人で胸も……私以外誰も読まない日記とはいえ、こんな恥ずかしい事まで書く必要はありませんね。
 魔王軍に従事すること千数百年、今では大古参メンバーとしてそれなりの立場にありまして中々良い暮らしを送っていますが、昔はそれはもう大変で……と、これは今は関係ありませんね。
 そんな私の今の役職は『便利屋』という、今の立場を人間に当てはめて決められたものです。
 便利屋と言っても雑用係は多く、魔王軍の相談役と言う方が正しいでしょうか?
 まあ呼び方はどちらでも良いのですが、その仕事内容は多岐に渡ります。

 これから書き綴るのは日誌には書けない私視点の感想を交えた物になります。
 そしていつかは『魔王軍物語』みたいな題をつけて本に出来たらいいなと思いますけど、もしもこれが流出しようものなら魔王軍が大荒れすること必至なので無理でしょうね。



 ではまず手始めに、今日の魔王様関連のご相談を記しましょう。



ーーーーーーーーーー

 備考 レイコ流・日記のまとめ方一覧(忘れた時用)

一、 出来るだけおはようからおやすみまで、天気やお食事等も記すこと。
ニ、 起きた事は私が知った順で、時系列は「~の前」などと記すこと。
三、 いつか思い返す為の日記ですから、日誌のようにプライバシーを考慮して記さない。
四、 なるべく脚色しないで書きましょう。
五、 読みやすくする為の行間は一行、書き始めの前置きと出来事の記述との間は二行、場面転換時には三行で間に記号を入れましょう。
六、 以上を今のルールとして、また思いつき次第後回しにせずに書き加えましょう。
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