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あかねの克服
初めての味噌汁(中編)
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前回あまりの不器用さに
包丁を使うことが怖くなり諦めた翼は
材料をもやしと豆腐だけにした
では茜鍋に水を入れ水を
沸かしてください
お鍋に水を入れるまでよかったが
何やらキョドっている
多分コンロの使い方が分からないようだ
数学とは違い怪我に繋がりかねないので
慌てて助け舟を出す。
「ここのボタンを長押しして火がついたら離す!ここのネジで火加減は調節できるから!」
「おぉー、文明とはすごいな」
この発言に呆れながら
「では出汁をとります。
簡単にスーパーで売ってる
簡単に出汁が取れる粉を目分量で
入れてください。」
「目分量?」
「自分がいいと思うくらいだよ!」
「わかった」と言って
ひと袋丸々を鍋に入れたのであった
「バカ!何してんだよ」
「何って目分量で入れたよ?」
「なんでひと袋入れるんだよ。それじゃ多すぎって普通わかるだろ!」
「わかんないよ、やった事ないんだもん」
まぁ、起きたことは仕方が無いと
呆れながら進めるのであった。
包丁を使うことが怖くなり諦めた翼は
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では茜鍋に水を入れ水を
沸かしてください
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何やらキョドっている
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慌てて助け舟を出す。
「ここのボタンを長押しして火がついたら離す!ここのネジで火加減は調節できるから!」
「おぉー、文明とはすごいな」
この発言に呆れながら
「では出汁をとります。
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「目分量?」
「自分がいいと思うくらいだよ!」
「わかった」と言って
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「何って目分量で入れたよ?」
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