退屈な魔王様は冒険者ギルドに登録して、気軽に俺TUEEEE!!を楽しむつもりだった

有角 弾正

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244話 言うんだな、コレが

「うん、まぁ少しも考えたくはないが、確かにドラクロワの指摘が妥当なとこだと、私も思う。
 しかし──」
 冷たく言ったシャンは、深刻かつ悲痛な面持ちで、再度秘密の関所を怨むように仰ぎ見た。

「あん? ダ、ト、ウ!? 妥当だってぇ!? そんな莫迦な!! ちょいとシャン、あんた一体どういう了見してんだい!! 第一考えてもみなよ! これまで、まず千年は破られなかったこの秘中の秘の岩扉が、何故か今頃んなって、たまたまどっかの乱破素破(らっぱすっぱ)が運よく見つけて、見事破ってそのまんま押し入ったって、あんたそういうつもりかい!?」
 シュリはシャンほど徹底した現実家ではない。また隠れ里隠匿の頼みの綱が、ズバリ攻略されたという目の前の現実に、まるで自身に強烈な辱(はずかし)めを受けたように感じていた。
 ゆえに、おそろしく華奢造りではあるものの、人間族離れした長さの犬歯を剥いて物言いをつけるのだった。

「これシュリとやら、なーにをさっきから姦(かしま)しく吠えたてておるか。
 大体、お前達も犬畜生の眷族なら、あの岩の出入口付近に残った血痕など、とうに嗅ぎつけておろうが」
 カミラーが小さな指先で、件の岩扉開口部の下あたりを指してみせた。

 この指摘に、桁違いに夜目の効く魔族でもなく、はたまた生き血に鋭い吸血貴族でもない、人間族のユリアとマリーナは、カミラーの差し指の先へと顔を振り、え? 何だって? と揃って眉をひそめる。

 だが一方のシュリ、シャン、それからアンとビスは確かに狼の眷族ライカンである。その人間族の優に千倍を誇る自慢の嗅覚を鋭敏にして、あの特有な生臭い鉄臭さを感知し、即座にカミラーの指摘を認めさせらるるに至った。

 なるほど、それは確かに、落とされてから半日と経過していない血液の染みである。
 そして、その血痕の掌大の直径から察するに、流血をした本人はまず失血死、或いは致命傷といえるほどの深傷は負っていないと思われる。
 ──となれば。

「えっ!? 何だって、ち、血ぃっ!? ハハーン、じゃあアレかい? シャンと同じ里の誰かサンが買い物かなんかから帰って来たときに、寒い寒いー! とかナントカ言ってさ、スッゴく慌ててたもんだからー、ウッカリ滑って転んで、ゴッチーンてグアイに扉にアタマをブッツケてー、そんでそのはずみで扉が、ンゴゴってカンジで開いちゃったってー、まーそーゆーことだったんだね! 
 アッハ! まったくさ、トンだオッチョコチョイさんもいたもんだ。まぁブツケたアタマの方は心配だけどねー」
 マリーナが、大事ない、単なる事故と解釈し、安堵したように宣ったが、読者もお気付きのことかと思うが、真実アタマが心配なのはマリーナの方である。

「うん…………マリーナ。私もお前の云う楽観的推察の通りであれば、どれほどよいかと思う。だが、残念ながらそれは全然違うと思う。
 この岩扉だが、残念ながら、先ず以(もっ)て単純な体当たり程度の衝撃等では決して解錠したりはしないんだ。
 いいか? 先のカミラーの指摘通り、確かに、ここで何者かが負傷したのは間違いない。
 として、ここからが違うんだ。つまり、侵入者はこの洞窟の入り口付近にて、里の者が通るのを待ち伏せし、尾行をして捕らえ、恐らくは岩扉の暗号を知るため、その首筋辺りに懐剣を押し当てて脅迫し、そのまま隠れ里に侵入したと、そういう訳だ…………」
 岩扉に最寄りのシャンが立ち上がり、また皆の方、それも主にドラクロワに向かって所感を述べた。

「アハッ! あーなるほど! 分かった分かった! ソッチね!? うんうんうんうん! アタシもビミョーにソッチの線もあるよねーとかさ、ヒソカにソー思ってたんだよー!!」
 マリーナは、コリャ一本取られたわい、とばかりに破顔して、シャンの顔を指差しては幾度も首肯した。

「…………うん。確かに、この状況証拠だけを見ると、ドラクロワの指摘もある一面の真理であるのかも知れない。
 だがしかし、それでも反駁(はんばく)の余地が充分にある。そうだ、如何に脅されようと、あの里の者が暗号を白状することなど絶対にない、という点だ。
 すなわち、この扉の開き方を明かすこと、それが里のみんなをどれほど窮地に追い込むかなど、皆誰もが死ぬほどに分かっている筈だから、な」
 シャンは取得した事実を重ね、結び、ある一定の事態を推理した。だが、最後の最後で首を横に振って、決してあり得ぬ、と否定した。

「あったりまえだ!! まったくこのシャンの云った通りだよ!! ええ、ドラクロワ!? あんたさ、確かに魔法も相当に達者で、この仲間内の世間知らずの女どもや、チンチクリンの豆餓鬼からチヤホヤされて、さぞかし猿山の大将を気取ってんのかも知れないけどさ、それが一体何だってんだい!
 悪いけどね、ウチの里の者の絆と口の固さを舐めてもらっちゃあ困るねえっ!! まったく! そこらの十人並みの当て推量ばっかり並べて悦に入ってんじゃないよ!!」
 シュリも、やるせなさの矛先をドラクロワに向けるや、吼えるようにまくし立て、烈々と反論する。

「ン…………んなっ、なんじゃとぉー!? 貴様今、このドラクロワ様の事を、さ、さ、さ、猿山の大将と、そう云うたのかえ!? 貴様というオナゴはァ、ななな、なぁんという度し難き痴(し)れ者なのじゃぁ!!
 うぬっ? あいやー、待て待て。そ、その前の、チン、チクリン……豆……も、もしやそのチンチクリンの豆餓鬼とは、ま、まーさか、こ、このわらわのことではなかろう、のう!? そ、そうじゃ、さ、定めしこのユリアのことであろう、うんうん、そうであろう、そうであろう! まぁそれならばお誂(あつら)え向きにして、中々に言い得ておるわい、ホッ」
 無論カミラーは、シュリの余りに不敬極まる傲岸不遜な発言に反応した。

「あえ? ちょ、ちょーと待ってくださいよカミラーさーん! なーんでそこで私が出てくるんですかー? まぁ世間知らずっていうのは、一応は認めますけど」
 名指しされたユリアが、膨れっ面で、筋違いだと物申す。

「あん? なーにいってんだいカミラーとやら、豆餓鬼なんて、あんた以外に誰がいるってんだ。
 大体あんた、出が高貴なお家柄かなんだか知らないけどさ、もう最初っから跳ねっ返りが酷すぎるよ。
 あたしは部外者だから黙っておこうと極め込んでいたけどさ、そーやっていつでも高慢ちきに、ケンケンキャンキャンと叫んでると、仕舞にゃ大人からこっ酷く叱られて、あのドラクロワ大将の前でオムツを汚すことになっても知らないからねー? あはは!」
 最前から終始居丈高なカミラーにまったく躾をしない勇者団に、少なからず疑問を抱いていたシュリは、ニッと牙を剥いて両手を鉤爪のように構えて忠告するや、やや出しゃばったかとして、誤魔化すように笑うのだった。

「んなっ!! お、オム……………………。
 ハァ、もう何かお前には、心底疲れたわぁ」
 怒るより前に度肝を抜かれたカミラーは、軽い目眩(めまい)すら覚えたが、直後、炸裂寸前の憤怒を純度100%の殺意に変換した結果、眼の下と鼻筋辺りに冷たく血の気が引くのを感じ、まるで青銅の像の如く、深く、しめやかに鎮まったという。

「あー、では、そろそろこの俺が話してもよいか? ウム、シャンよ、里の者なら決して口を割らぬと、そう言ったか。なるほどな。

 では、さしずめこの俺が、不届き千万の兇悪なる侵入者の手口、やり口というモノを分析してやろう。
 ウム。その前に皆よく聞け、ここから話すのは、あくまで予想、推察であるからして、決してこの俺の趣味嗜好を反映して語るものではない。
 ──では、よいな?

 ま、こんなもの殊更に言うまでもなかろうが。冷酷非道な兇賊であるならば、先ず、里の中でも矜持(きょうじ)覚悟の育たぬ幼体、或いはその幼体連れの若い親に目を付け、然(しか)る後に捕らえてから脅すのが定石、と、そう決まっておる。

 ン? あいや待て待て、うら若き雄雌の一対を狙うのも、これまた一興ではあるな。
 ウム。で、その両方を捕らえてから固く緊縛し、かつ雌の方が決して舌を噛まぬよう、念入りに馬銜(はみ)を噛ませておいてだな、身動き取れぬ雄の前で悠然と漸次(ぜんじ)凌辱を進める、ウム、コレだな。

 フフフ…………流石にお前達ライカンが獣人深化を極(き)め、如何に傷を癒そうとて、その精神の傷までは決して癒せぬであろうから、そこを旨味として心ゆくまで拷問を堪能する、という訳だ。

 ま、そのうち雄か雌か、そのどちらかが音を上げるであろうから、ほとほとに飽きたところで──

 ウム、お主達のような、所謂(いわゆる)冒険者風情にも見えぬ、ただの雌雄の二人連れが、この昏(くら)い隧道深くに態々(わざわざ)進入したからには、この一見行き止まりに見える壁の先に、何か特別な目標、或いは通用の仕掛けがあるのは明白である。
 そこでだ、そこまでお主らの方から是非にとも明かしたいとのことなら、その目的物、また通用の方法などを聞いてやらぬでもない。

 ──が、ウム、あー些(いささ)か声が小さい、少しも聞こえぬわ。まぁ待て待て、そう急くこともなかろう、ひとつ、ゆるりとい参ろうではないか、とかなんとか、そんなところだな。

 ウム、そうだな、単純極まる陳腐な凌辱とはまた趣向を変え、先の闇黒肉百足のような寄生生物などを植え付けて、それがじっくり根を張るのを観察、とするのも、また一風変わった変化で、一種珍味と云えるかも知れんなぁ。

 ウム、更に贅沢を云えば、雌の胎内に稚児(ややこ)でもおれば、それはそれで、また格別の仕置の妙味があろうが──フフフ、流石にそこまでは些(いささ)か高望みが過ぎると云うヤツか。人間、余りに欲をかくと碌(ろく)なことならんと云うからなぁ。
 で──」
 ドラクロワは、闇に彩られた美貌を一筋も動かさないで、只々滔々(とうとう)と予想? を並べたてる。

「ハァッヒャアッ!! ちょちょちょ、ちょーと待ってくださいドラクロワさん!! 貴方という人は、黙って聞いてれば、一体何を言ってるんですかー!?
 で──じゃないですよ! ホント!!」
 冷え切った両耳を押さえたユリアが、堪らずといった具合で割り込む。

「うん、私も一応は推察、予想できることは徹底かつ冷静に思考できる側の人間だと自負しているが、流石にお前ほどじゃあない。
 まったく、お前という人間は、一体どこまで嗜虐的(しぎゃくてき)にできているんだ?」
 シャンも露骨な不快感に眉毛を寄せ、ドラクロワの人間性を疑う。

「ウム、中々に酷い言われようだが、今俺が
述べた事とはすべて、事前に言って釘を刺しておいたが通り、飽くまで予想、推察の範疇であり、断じてその域から逸脱するものではない。
 にも関わらず、その現実的かつ、一般論的考察の内容を以て、貴様らはこの俺の人間性が我知らずに露呈したと、そうとでも言いたいのか?
 フン、迷惑千万とはこのことよ」
 ドラクロワは風評被害も甚だしく、窮(きわ)めて遺憾とし、被害者面で平然と皆を睨み返すのだった。

「ドラクロワ……あんたときたら……な、なんて恐ろしい男なんだい────」
 シュリもドラクロワの非人道の猟奇性に打たれ、まさしく開いた口がふさがらない。

「んだねー。アタシなんかドラクロワの話すコトがアンマリひどすぎるモンだからさー、もー途中からゼンゼンついていけなかったよ!!」
 マリーナも口をへの字にして、ヤレヤレと肩を竦(すく)める。

 だが、どれだけ人格否定、非難をされようとも、飽くまで渋面で、よくもまぁ雁首揃えて、ピーピーキャーキャーと姦しく囀(さえず)るものよ、と不快も露わに、ただ冷たい鼻息を漏らすドラクロワである。

「ハイハイ、ドラクロワさん! 先に釘を刺してましたっーて、絶ッ対ソレ言うと思ってました!!
 だーから敢えて言わせてもらいますが、アカの他人の行動思考を推察しただけと主張されますが、さっきの貴方のように、やれ一種珍味だとか、妙味だーなんて、普通そんなこと言いますか!? 
 ハイ! それに貴方! 時々心底愉しそーに、クククとか笑いながら話してましたよね!? 私は聞き逃しませんでした!!
 まったく! 貴方はそれでも愛と正義の顕現である伝説の光の勇者なんですか!?
 さっきのような恐ろしいことなんて、北の居城に住む悪の権化、あの魔王でも絶対言いませんよ!!」
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