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3.カンボジア
5.怒濤の展開
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五年も想い続けてくれていたなんて、思いもしなかった。
ずっとずっと独りぼっちだと思い込んでいた時期が馬鹿馬鹿しくなってくる。
「でも……榊さん、モテモテでしょ? 中にはきっとタイプの子もいたはずなのに」
榊は愛おしそうに私を見つめながら、軽くキスをした。
「ん、ドストライクなのはありすさんですし……」
「それにしても……五年は長すぎませんか?」
「そうですよね。長かったなと思います。今日、ようやく結ばれたんですから」
「ちょっ……」
彼に抱き締められ、少し息苦しく感じる。榊の手つきがとんでもなく官能的なので、鼻息を荒くしそうになるのを堪えた。
汗を流すためにシャワーを浴びて良かった、と心の底から思った。
「良い匂い……石鹸の香り」
私の首筋に鼻を掠めた時に、耳元に囁いてきた。
だんだんその気になってしまいそうで、恥ずかしい。
エロい女だと思われそうだ。
「今夜は、一緒に寝ませんか?」
首筋に舌を這わせながら、誘ってきた。
「え……でも……」
「すみません、性急すぎましたね」
付き合ったばかりなのに、と榊が笑って首筋から離れた。
「どうして私なんだろうって言いたげな顔ですね」
私の顔をまじまじと見つめながら、笑う。
「本当に一目惚れなんです。あの時のありすさん、後光が差していたって言っても過言ではないくらい、輝いて見えたんですよね」
我慢が出来ないのか、私の腰元に触れてきた。
肩を少しずらして私を前にして後ろから抱き締めるような形になる。
「それに偶然公園で見かけた時、ありすさんは子供とぶつかって子供の持っていたアイスクリームで汚されてしまったのに、ニコニコしながら怪我はなかったかと聞いたぐらいでしたしね」
「ああ……そんなこともあったっけね……」
あの時は単に機嫌が良かっただけだと思う。
小塚と久々のデートで浮かれていたからだろう。
よく覚えている。
それにしても自分をすごく理想の女性化してしまっている榊を幻滅させてしまうのではないかと恐れた。
だが、誤魔化してしらを切るよりマシだ。
「それはね、久しぶりの男性とのデートで浮かれていたからご機嫌だったのよ」
「え……、へ、へえ……。そうだったんですね」
若干どころかかなり傷ついた顔をした榊の手の甲をさすりながら、「私だって人間なのよ。機嫌が良いときって大抵そういうことじゃないですか」と言った。
「まあ……そうですよね。自分が幸せに暮らせていたら、そうなりますね」
「そうね、毎日が幸せだったらきっと毎日ご機嫌だと思いますよ」
それが心のゆとりというものだろう。
「ありすさん、僕と一緒にいて幸せになれそうですか?」
「うん、でなきゃ付き合いませんよ。少なくとも榊さんと一緒にいてすごく心が穏やかになるのを感じられたから……。こういうのを幸せ、というのかな、と思ったんです」
「それは嬉しいです」
「榊さんの前では誤魔化さなくて済むから」
「ん……」
彼の腕が私の胸の間に挟むようにして強く抱擁してきた。
「ああ……好きだ。ありすさん、好きです」
ほぼ乳房を揉んでいるような感じで、榊の腕が私の二つの丘に押し付けてくる。
「ちょっとだけなら……いいですよ?」
「んん」
私の肩に顔を埋めるようにして、私の乳房を服の上からまさぐり始めた。
優しく包み込み、時に強く揉む。
「柔らかい……やっぱりおっきいんですね」
豊満な乳房をじっくりと堪能し、シャツを捲り上げた。
「ちょっとだけ、って言ったでしょ……」
「でも、ここがこんなに硬くなってますよ?」
いつの間にかブラの上から硬くなった突起を弄くり回している。
「んっ……あぁっ……」
「ありすさん、可愛い……」
私の喘ぎ声に我慢できなくなったのか、ブラのホックを外して乳房を露わにした。
直に触れられて、思わず「あぁっ……ッ!」とやや大きめの声を漏らしてしまう。
「き、聞こえちゃう……」
隣は信田がいる部屋だ。
「別に……聞かれてもいいですよ。僕たちはこんなにも愛し合っているんだって自慢しちゃえばいいんです」
「もぉっ……ちょっとだけって言ったのに」
榊が身体を屈めて、私の乳首をちろり、と舐めた。
「んううっ……」
我慢が出来なくなる。
もう私の秘部はぐっしょりと濡れているだろう。熱くなっていて、ヒクヒクといわせている。
「やっぱり今夜は帰しません」
そう言って、私を押し倒した。
もうすでに彼の呼吸が荒くなっており、顔を赤らめている。
その豊満な乳房を見下ろしながら、その突起を吸おうと口を近づけていった。
ちょんと、舌の先で乳首を刺激した時は思わず仰け反った。
「感じやすいんですね」
榊は嬉しそうにニヤニヤしながら、もう一つの突起を指の腹で撫でる。
「ああっ……!」
喘ぐ私を見ながら、彼は突起に口を含ませてちゅう、と吸い始めた。
「いやっ、ああっ、だめぇ」
我ながらここまで色っぽい声を出せたのか、と驚きを隠せない。
「だめっ、ああっ」
もう何も考えられない。気持ち良すぎて。
吸っている相手が榊だからだろうか?
やめて、と懇願しつつももっと、と催促する自分がいる。
彼の手が私のズボンの中に入ってきた。
ショーツの上からでも分かるぐらいにぐっしょりと濡れている。
「すごいですね……もうこんなに濡れて……」
優しく秘部の突起をまさぐりながら、私の乳房の突起を堪能している。
本当に目の前で起きていることは現実なのだろうか。
「ねえ……これは何かの間違い……」
そう疑問を投げかけても、榊は取り合わない。
「間違いじゃないですよ。なるべくしてなったんですよ」
そう言い切って、身体を起こした。
「一目見た時から好きだったんですから」
そう言いながら、ベルトに手を掛けて外していく。
ズボンを下ろした時に下着も一緒に下ろしたようで、ギンギンに膨らんだ男性器が露わになった。
でかくて硬い。
見た目はそこまで男らしくもないのに、あそこだけは立派な男性だった。
「すみません……まさかこんな早くあなたを抱けるとは思わなかったものですから……コンドーム持って無くて」
え、コンドームがないの、と私は一瞬うろたえた。このままセックスしたら……と思うと、思わず口を開いた。
「ダメ……今なら間に合うわ……。ね?」
何か悪いことをこれからしようとしている子供をたしなめるような言い方になってしまった。
秘部に手を覆ったが、それを榊に遮られた。
そしてすぐにそれを挿れられてしまう。
「んううっ!」
強い圧迫感が私を呻かせた。
硬くて力強い性器が私の中に入っていく。
「できちゃったら絶対ちゃんと責任取りますから。てか、もともと付き合う前から結婚したいと思ってましたけどね」
「どさくさ紛れてプロポーズしないでよ」
「すみません、改めてしますから」
嬉しかった。
私は受け容れるために彼の首に手を回した。
ゆっくりと私の奥まで優しく突き続ける。
次第に慣れてきて、蜜が溢れ出てきた。
スムーズになった頃に、榊が覆い被さってきて私にキスをした。
「好きです」
そう言った途端、激しく突き始める。
「ああっ! あッ……」
腰を振る度に卑猥な摩擦音が聞こえてくる。
信田がこれを聞いているかと思うと恥ずかしいが、それを上回る快感の波が押し寄せてきた。
「大丈夫ですか? 痛くないですか」
突きながら私のことを心配してくれるなんて。
気持ち良すぎて声が出ず、ただ頷くだけだった。
「ありすさんの中、すっごく気持ちいいです……」
たまらなくて、声を抑え込むだけで精一杯だった。
激しい突きの衝動で大きな乳房が上下に揺れ続けている。
「ああっ……ああ……、いいっ……」
「ありすさん、イッていいですか……中にッ」
「ああ、ダメ、子供できちゃう……」
「くッ……」
榊は激しい突きの後に私の中に出した。
ビクッビクッ、とわずかに震える感じが中に伝わってきたような感じがした。
「やだぁ……、中に」
「ごめんなさい……どうしてもありすさんの中に出したかった……」
ちゅっ、と私の唇にキスをする。まだ彼の性器は私の中に入ったままだ。
「あー……幸せすぎてやばいです」
榊は乳房の間に顔をうずめながら唸った。
ずっとずっと独りぼっちだと思い込んでいた時期が馬鹿馬鹿しくなってくる。
「でも……榊さん、モテモテでしょ? 中にはきっとタイプの子もいたはずなのに」
榊は愛おしそうに私を見つめながら、軽くキスをした。
「ん、ドストライクなのはありすさんですし……」
「それにしても……五年は長すぎませんか?」
「そうですよね。長かったなと思います。今日、ようやく結ばれたんですから」
「ちょっ……」
彼に抱き締められ、少し息苦しく感じる。榊の手つきがとんでもなく官能的なので、鼻息を荒くしそうになるのを堪えた。
汗を流すためにシャワーを浴びて良かった、と心の底から思った。
「良い匂い……石鹸の香り」
私の首筋に鼻を掠めた時に、耳元に囁いてきた。
だんだんその気になってしまいそうで、恥ずかしい。
エロい女だと思われそうだ。
「今夜は、一緒に寝ませんか?」
首筋に舌を這わせながら、誘ってきた。
「え……でも……」
「すみません、性急すぎましたね」
付き合ったばかりなのに、と榊が笑って首筋から離れた。
「どうして私なんだろうって言いたげな顔ですね」
私の顔をまじまじと見つめながら、笑う。
「本当に一目惚れなんです。あの時のありすさん、後光が差していたって言っても過言ではないくらい、輝いて見えたんですよね」
我慢が出来ないのか、私の腰元に触れてきた。
肩を少しずらして私を前にして後ろから抱き締めるような形になる。
「それに偶然公園で見かけた時、ありすさんは子供とぶつかって子供の持っていたアイスクリームで汚されてしまったのに、ニコニコしながら怪我はなかったかと聞いたぐらいでしたしね」
「ああ……そんなこともあったっけね……」
あの時は単に機嫌が良かっただけだと思う。
小塚と久々のデートで浮かれていたからだろう。
よく覚えている。
それにしても自分をすごく理想の女性化してしまっている榊を幻滅させてしまうのではないかと恐れた。
だが、誤魔化してしらを切るよりマシだ。
「それはね、久しぶりの男性とのデートで浮かれていたからご機嫌だったのよ」
「え……、へ、へえ……。そうだったんですね」
若干どころかかなり傷ついた顔をした榊の手の甲をさすりながら、「私だって人間なのよ。機嫌が良いときって大抵そういうことじゃないですか」と言った。
「まあ……そうですよね。自分が幸せに暮らせていたら、そうなりますね」
「そうね、毎日が幸せだったらきっと毎日ご機嫌だと思いますよ」
それが心のゆとりというものだろう。
「ありすさん、僕と一緒にいて幸せになれそうですか?」
「うん、でなきゃ付き合いませんよ。少なくとも榊さんと一緒にいてすごく心が穏やかになるのを感じられたから……。こういうのを幸せ、というのかな、と思ったんです」
「それは嬉しいです」
「榊さんの前では誤魔化さなくて済むから」
「ん……」
彼の腕が私の胸の間に挟むようにして強く抱擁してきた。
「ああ……好きだ。ありすさん、好きです」
ほぼ乳房を揉んでいるような感じで、榊の腕が私の二つの丘に押し付けてくる。
「ちょっとだけなら……いいですよ?」
「んん」
私の肩に顔を埋めるようにして、私の乳房を服の上からまさぐり始めた。
優しく包み込み、時に強く揉む。
「柔らかい……やっぱりおっきいんですね」
豊満な乳房をじっくりと堪能し、シャツを捲り上げた。
「ちょっとだけ、って言ったでしょ……」
「でも、ここがこんなに硬くなってますよ?」
いつの間にかブラの上から硬くなった突起を弄くり回している。
「んっ……あぁっ……」
「ありすさん、可愛い……」
私の喘ぎ声に我慢できなくなったのか、ブラのホックを外して乳房を露わにした。
直に触れられて、思わず「あぁっ……ッ!」とやや大きめの声を漏らしてしまう。
「き、聞こえちゃう……」
隣は信田がいる部屋だ。
「別に……聞かれてもいいですよ。僕たちはこんなにも愛し合っているんだって自慢しちゃえばいいんです」
「もぉっ……ちょっとだけって言ったのに」
榊が身体を屈めて、私の乳首をちろり、と舐めた。
「んううっ……」
我慢が出来なくなる。
もう私の秘部はぐっしょりと濡れているだろう。熱くなっていて、ヒクヒクといわせている。
「やっぱり今夜は帰しません」
そう言って、私を押し倒した。
もうすでに彼の呼吸が荒くなっており、顔を赤らめている。
その豊満な乳房を見下ろしながら、その突起を吸おうと口を近づけていった。
ちょんと、舌の先で乳首を刺激した時は思わず仰け反った。
「感じやすいんですね」
榊は嬉しそうにニヤニヤしながら、もう一つの突起を指の腹で撫でる。
「ああっ……!」
喘ぐ私を見ながら、彼は突起に口を含ませてちゅう、と吸い始めた。
「いやっ、ああっ、だめぇ」
我ながらここまで色っぽい声を出せたのか、と驚きを隠せない。
「だめっ、ああっ」
もう何も考えられない。気持ち良すぎて。
吸っている相手が榊だからだろうか?
やめて、と懇願しつつももっと、と催促する自分がいる。
彼の手が私のズボンの中に入ってきた。
ショーツの上からでも分かるぐらいにぐっしょりと濡れている。
「すごいですね……もうこんなに濡れて……」
優しく秘部の突起をまさぐりながら、私の乳房の突起を堪能している。
本当に目の前で起きていることは現実なのだろうか。
「ねえ……これは何かの間違い……」
そう疑問を投げかけても、榊は取り合わない。
「間違いじゃないですよ。なるべくしてなったんですよ」
そう言い切って、身体を起こした。
「一目見た時から好きだったんですから」
そう言いながら、ベルトに手を掛けて外していく。
ズボンを下ろした時に下着も一緒に下ろしたようで、ギンギンに膨らんだ男性器が露わになった。
でかくて硬い。
見た目はそこまで男らしくもないのに、あそこだけは立派な男性だった。
「すみません……まさかこんな早くあなたを抱けるとは思わなかったものですから……コンドーム持って無くて」
え、コンドームがないの、と私は一瞬うろたえた。このままセックスしたら……と思うと、思わず口を開いた。
「ダメ……今なら間に合うわ……。ね?」
何か悪いことをこれからしようとしている子供をたしなめるような言い方になってしまった。
秘部に手を覆ったが、それを榊に遮られた。
そしてすぐにそれを挿れられてしまう。
「んううっ!」
強い圧迫感が私を呻かせた。
硬くて力強い性器が私の中に入っていく。
「できちゃったら絶対ちゃんと責任取りますから。てか、もともと付き合う前から結婚したいと思ってましたけどね」
「どさくさ紛れてプロポーズしないでよ」
「すみません、改めてしますから」
嬉しかった。
私は受け容れるために彼の首に手を回した。
ゆっくりと私の奥まで優しく突き続ける。
次第に慣れてきて、蜜が溢れ出てきた。
スムーズになった頃に、榊が覆い被さってきて私にキスをした。
「好きです」
そう言った途端、激しく突き始める。
「ああっ! あッ……」
腰を振る度に卑猥な摩擦音が聞こえてくる。
信田がこれを聞いているかと思うと恥ずかしいが、それを上回る快感の波が押し寄せてきた。
「大丈夫ですか? 痛くないですか」
突きながら私のことを心配してくれるなんて。
気持ち良すぎて声が出ず、ただ頷くだけだった。
「ありすさんの中、すっごく気持ちいいです……」
たまらなくて、声を抑え込むだけで精一杯だった。
激しい突きの衝動で大きな乳房が上下に揺れ続けている。
「ああっ……ああ……、いいっ……」
「ありすさん、イッていいですか……中にッ」
「ああ、ダメ、子供できちゃう……」
「くッ……」
榊は激しい突きの後に私の中に出した。
ビクッビクッ、とわずかに震える感じが中に伝わってきたような感じがした。
「やだぁ……、中に」
「ごめんなさい……どうしてもありすさんの中に出したかった……」
ちゅっ、と私の唇にキスをする。まだ彼の性器は私の中に入ったままだ。
「あー……幸せすぎてやばいです」
榊は乳房の間に顔をうずめながら唸った。
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