31 / 32
第31話 お芋掘り
しおりを挟む
「はい!では、みなさんご一緒に!」
「おはようございます!」
教室で揺莉は前に立ち、アノーリオン、クルゴン、ララノアと一緒に声を合わせて朝の挨拶をする。
「は~い、今日も皆んな元気いっぱい挨拶できました!いいですね~。これからも、毎日元気に過ごしましょうね!」
「はーい!!!」
3人はまた元気よく返事をする。
「ねぇ、ゆり、今日は何をするのー?」
席に座ったアノーリオンが、揺莉の背後にある黒板をウキウキした様子で見ている。
いつもその日にやることが、黒板にかいてあるからだ。
「はい、今日は、皆んなで~…」
「みんなでー?」
シーンとする教室内。
「お芋掘りをしまーーーす!!」
揺莉だけが拍手をして盛り上がり、アノーリオン、クルゴン、ララノアは、ぽかんとした表情だ。
「え、オイモホリって、なに?」
「なんだろ~何かのじゅもんなの~?」
「…なにかのイベント…?」
「そうです!!」
揺莉はクルゴンの発言に、人差し指をビシッと天井に向ける。
「畑という土に埋まっているお芋を1人1人掘り出していくのが、お芋掘りといいます。私のいた世界では、少し遠くの場所まで出向いてお芋掘りをしましたが、ここではそうもいかないので」
揺莉は、園庭に手を向ける。
「今日は、エルサリオンさんと、ルーミルさんの協力のもと、園庭の一部に畑を作ってもらいましたー!今日はあの奥の、見えるかな?焦茶色の土がフカフカと盛られている場所で、みんなでお芋掘りという活動をします!」
「やったーー!」
お芋掘りがどういうものなのか、全く想像できていないであろう3人だが、揺莉のテンションにのせられたのか、はたまた新しいことに興味津々だからか、やる気満々で返事をしてくれた。
「はーい、じゃあ、今日はまずはこの長靴を履いてください」
「ながぐつう~?」
「そうそう、少し丈の長い靴でね、ルーミルさんに作ってもらったの」
揺莉が3人に黄色い長靴を配ると、3人は興味津々に靴の全体を触って見入っている。
「はい、じゃあ、靴箱のところに行って、長靴を履きましょう!その後に、畑の所に行きましょうー!」
「はーーいっ!」
3人は席を立つと、バタバタと走りながら靴箱へと向かう。
「ほら、走らないよ~!かっこよく歩きましょー!」
いつものように3人の背中に声をかけると、3人は聞いているのかいないのか、そのままキャッキャしながら、靴箱の方へと消えていった。
揺莉は微笑みながら溜め息をつくと、教室の全体をぐるりと見渡す。
教室には、アノーリオン、クルゴン、ララノアの3人の机と椅子。
そしてその後ろには、ジョイントマットが一部に敷かれており、その上ではよく3人が絵本を読んだり、遊んだりしていたのが思い出される。
「…思ってたより、思い出がいっぱい…」
揺莉は、胸に手を当て思い出に浸る。
すると、靴箱の方から声が聞こえてくる。
「それ、反対じゃないの~?こっちが右だよ~」
「いや、こっちでしょ!」
「…靴底に右左がかいてあるよ…」
「えーっ、あー、ほんとだー!」
キャハハハッ、と楽しい笑い声が聞こえてくる。
揺莉は教室に一礼をすると、口に笑みを浮かべ、髪をなびかせ靴箱の方へと歩いていく。
◇◇
「はい!では、これから~お芋掘りをします!1人ずつ掘る担当場所を白いラインで区切っているので、自分の担当場所を思いっきり掘ってくださ~い!」
「ゆりさん、ほんとうにこの土の下にオイモっていうのが、はいってるの~?」
しゃがんでいるララノアが、不思議そうに畑の土をツンツンする。
「うん、入ってますよ~!今回は、エルサリオンさんとルーミルさんの魔法で、私の元いた世界の食べ物、お芋をそっくり再現してもらいました!たぶん、皆んなも気に入ってくれる味だと~…いいな」
「たのしみー!」
アノーリオンがしゃがんだまま、ニカッと笑う。
「…ゆりさん…この手のまま掘るの…?」
クルゴンが自分の両手をマジマジと見た後、揺莉を見上げる。
「はい、素手のまま掘ってもらいます!いつもは魔法とか使ってね、そんな手を汚すことはないと思うのですが、今日は頑張って手で土を触って、お芋を掘り出して欲しいです。じゃあ、そろそろ始めましょうか。掘り出してくださーい!」
最初こそ、3人は戸惑って土を摘むような仕草を見せたり、素手で土を掘るのに抵抗があったようだったが、少しずつ掘っていくと大きなお芋が出てきて楽しくなってきたのか、次第に両手で大きく掘り出し、夢中になって収穫を楽しみだした。
「…すごい…大きなお芋だ…」
「ほらほらー!ゆりー!見てー!こんなに大きいのー!」
「うわぁ~このお芋、きれいな色~」
3人のはしゃぐ様子に、見ている揺莉も楽しくなってくる。
(やって良かったな…きっと、いい思い出になる)
揺莉は微笑むと、ララノアが苦しそうな唸り声を上げる。
「どうしたのー?」
アノーリオンとクルゴンが心配そうに側によると、ララノアが力一杯ツルを引っ張っていた。
「これ、すっごいかたくて、さっきから引っ張ってるんだけど、ぜんぜん抜けないの~」
そう言うと、ララノアは泥だらけの手で額に滲む汗を拭う。
「それなら、俺も手伝うよ!一緒にひっぱろー!」
「…ララノア…そのツルは僕が持つから…」
クルゴンがツルを引っ張り、アノーリオンがクルゴンのお腹に手を回し一緒に引っ張り、ララノアはツルの周りの土を掘り出し、3人が一丸となって目標の芋を目指す。
クルゴンとアノーリオンは歯を食いしばってツルを引っ張り、ララノアは爪の中まで土で茶色くなり、3人の必死な様子に揺莉は思い切り声をかける。
「3人ともがんばれー!」
「うぅぅーーーええーーい!」
思い切り引っ張った後、お芋が土から勢いよく飛び出し宙を舞う。
「うわぁー!抜けた~!」
3人が手を取り合い喜ぶ笑顔は、晴れ晴れとした空にも負けないくらいに輝いていた。
「おはようございます!」
教室で揺莉は前に立ち、アノーリオン、クルゴン、ララノアと一緒に声を合わせて朝の挨拶をする。
「は~い、今日も皆んな元気いっぱい挨拶できました!いいですね~。これからも、毎日元気に過ごしましょうね!」
「はーい!!!」
3人はまた元気よく返事をする。
「ねぇ、ゆり、今日は何をするのー?」
席に座ったアノーリオンが、揺莉の背後にある黒板をウキウキした様子で見ている。
いつもその日にやることが、黒板にかいてあるからだ。
「はい、今日は、皆んなで~…」
「みんなでー?」
シーンとする教室内。
「お芋掘りをしまーーーす!!」
揺莉だけが拍手をして盛り上がり、アノーリオン、クルゴン、ララノアは、ぽかんとした表情だ。
「え、オイモホリって、なに?」
「なんだろ~何かのじゅもんなの~?」
「…なにかのイベント…?」
「そうです!!」
揺莉はクルゴンの発言に、人差し指をビシッと天井に向ける。
「畑という土に埋まっているお芋を1人1人掘り出していくのが、お芋掘りといいます。私のいた世界では、少し遠くの場所まで出向いてお芋掘りをしましたが、ここではそうもいかないので」
揺莉は、園庭に手を向ける。
「今日は、エルサリオンさんと、ルーミルさんの協力のもと、園庭の一部に畑を作ってもらいましたー!今日はあの奥の、見えるかな?焦茶色の土がフカフカと盛られている場所で、みんなでお芋掘りという活動をします!」
「やったーー!」
お芋掘りがどういうものなのか、全く想像できていないであろう3人だが、揺莉のテンションにのせられたのか、はたまた新しいことに興味津々だからか、やる気満々で返事をしてくれた。
「はーい、じゃあ、今日はまずはこの長靴を履いてください」
「ながぐつう~?」
「そうそう、少し丈の長い靴でね、ルーミルさんに作ってもらったの」
揺莉が3人に黄色い長靴を配ると、3人は興味津々に靴の全体を触って見入っている。
「はい、じゃあ、靴箱のところに行って、長靴を履きましょう!その後に、畑の所に行きましょうー!」
「はーーいっ!」
3人は席を立つと、バタバタと走りながら靴箱へと向かう。
「ほら、走らないよ~!かっこよく歩きましょー!」
いつものように3人の背中に声をかけると、3人は聞いているのかいないのか、そのままキャッキャしながら、靴箱の方へと消えていった。
揺莉は微笑みながら溜め息をつくと、教室の全体をぐるりと見渡す。
教室には、アノーリオン、クルゴン、ララノアの3人の机と椅子。
そしてその後ろには、ジョイントマットが一部に敷かれており、その上ではよく3人が絵本を読んだり、遊んだりしていたのが思い出される。
「…思ってたより、思い出がいっぱい…」
揺莉は、胸に手を当て思い出に浸る。
すると、靴箱の方から声が聞こえてくる。
「それ、反対じゃないの~?こっちが右だよ~」
「いや、こっちでしょ!」
「…靴底に右左がかいてあるよ…」
「えーっ、あー、ほんとだー!」
キャハハハッ、と楽しい笑い声が聞こえてくる。
揺莉は教室に一礼をすると、口に笑みを浮かべ、髪をなびかせ靴箱の方へと歩いていく。
◇◇
「はい!では、これから~お芋掘りをします!1人ずつ掘る担当場所を白いラインで区切っているので、自分の担当場所を思いっきり掘ってくださ~い!」
「ゆりさん、ほんとうにこの土の下にオイモっていうのが、はいってるの~?」
しゃがんでいるララノアが、不思議そうに畑の土をツンツンする。
「うん、入ってますよ~!今回は、エルサリオンさんとルーミルさんの魔法で、私の元いた世界の食べ物、お芋をそっくり再現してもらいました!たぶん、皆んなも気に入ってくれる味だと~…いいな」
「たのしみー!」
アノーリオンがしゃがんだまま、ニカッと笑う。
「…ゆりさん…この手のまま掘るの…?」
クルゴンが自分の両手をマジマジと見た後、揺莉を見上げる。
「はい、素手のまま掘ってもらいます!いつもは魔法とか使ってね、そんな手を汚すことはないと思うのですが、今日は頑張って手で土を触って、お芋を掘り出して欲しいです。じゃあ、そろそろ始めましょうか。掘り出してくださーい!」
最初こそ、3人は戸惑って土を摘むような仕草を見せたり、素手で土を掘るのに抵抗があったようだったが、少しずつ掘っていくと大きなお芋が出てきて楽しくなってきたのか、次第に両手で大きく掘り出し、夢中になって収穫を楽しみだした。
「…すごい…大きなお芋だ…」
「ほらほらー!ゆりー!見てー!こんなに大きいのー!」
「うわぁ~このお芋、きれいな色~」
3人のはしゃぐ様子に、見ている揺莉も楽しくなってくる。
(やって良かったな…きっと、いい思い出になる)
揺莉は微笑むと、ララノアが苦しそうな唸り声を上げる。
「どうしたのー?」
アノーリオンとクルゴンが心配そうに側によると、ララノアが力一杯ツルを引っ張っていた。
「これ、すっごいかたくて、さっきから引っ張ってるんだけど、ぜんぜん抜けないの~」
そう言うと、ララノアは泥だらけの手で額に滲む汗を拭う。
「それなら、俺も手伝うよ!一緒にひっぱろー!」
「…ララノア…そのツルは僕が持つから…」
クルゴンがツルを引っ張り、アノーリオンがクルゴンのお腹に手を回し一緒に引っ張り、ララノアはツルの周りの土を掘り出し、3人が一丸となって目標の芋を目指す。
クルゴンとアノーリオンは歯を食いしばってツルを引っ張り、ララノアは爪の中まで土で茶色くなり、3人の必死な様子に揺莉は思い切り声をかける。
「3人ともがんばれー!」
「うぅぅーーーええーーい!」
思い切り引っ張った後、お芋が土から勢いよく飛び出し宙を舞う。
「うわぁー!抜けた~!」
3人が手を取り合い喜ぶ笑顔は、晴れ晴れとした空にも負けないくらいに輝いていた。
1
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
過労死して転生したので絶対に働かないと決めたのに、何をしても才能がバレる件
やんやんつけバー
ファンタジー
過労死して異世界転生。今度こそ絶対に働かないと決めたのに、何をやっても才能がバレてしまう——。農村で静かに暮らすはずが、魔力、農業、医療……気づけば誰も放っておかない。チートで穏やか系の異世界スローライフ。
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる