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ぼっちー冒険記作家になる!?
291日目:記録の中の“彼”の存在
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~
291日目:記録の中の“彼”の存在
こんばんは、ぼっちーです。
昨日は光の扉を抜け、ついに“異界”へと足を踏み入れました。
境界を越えた先は、時間も空気も、どこか現実から外れたような空間。
そして今日、そこでぼくは――“記録”と出会いました。
浮かぶ石と、刻まれた文字
光る石段を進んでいくと、途中にひときわ大きな石が宙に浮かんでいました。
その表面には、古代文字のような模様がびっしりと刻まれており、光が脈動するたびに、まるで声のように響いてきます。
「……読める……のか?」
「もふ(訳:ぼっちー、これ“聞こえる”よ……頭の中に)」
確かに、耳ではなく心の奥に直接届く声。
それは文字を通して語りかける“記録”のようでした。
“彼”の影
断片的に流れ込んでくる記録の中で、繰り返し現れる人影がありました。
それは、旅人のようでもあり、戦士のようでもあり――ただ一つ確かなのは、その存在がぼくと同じ“転移者”であること。
「……まさか、この世界にぼくだけじゃなかった……?」
「もふ(訳:でも、その“彼”はどこに行ったの? もういないの?)」
モフの問いに答えられませんでした。
記録は断片的で、彼がどこへ消えたのか、あるいはまだ存在しているのか――そこまでは読み取れなかったのです。
揺れる心
彼が残した痕跡が真実なら、ぼくはただの一人ではなかったのかもしれません。
けれど同時に、その“彼”が辿った道は、ぼくにとって未来を映す鏡でもあるようで――胸の奥に重いものが広がっていきます。
「……モフ、もしぼくが彼と同じ道を歩むことになったら……」
「もふ(訳:だいじょうぶ。だって、ぼっちーにはぼくがいるでしょ)」
その一言で、張りつめていた気持ちが少しほどけました。
たとえ同じ転移者の影に出会ったとしても、ぼくは“ひとり”じゃない。
今日のまとめ
異界の記録に刻まれていたのは、もう一人の“転移者”の存在。
その彼がどんな旅をし、どんな結末を迎えたのかはまだ分からない。
けれど確かに、その痕跡は未来の自分と向き合うための手がかりになるはずです。
モフは「その彼もおやつ好きなら、友達になれたのにね」と呟いていました。
……さすがにそこまで単純じゃないと思うけど、その無邪気さに救われたのも事実です。
ぼっちー今日のひとこと
「記録に触れるのは、過去を知るためじゃない。未来を選ぶためだ」
プロフィール
• 名前:ぼっちー(記録に“彼”を見た探検者・動揺しつつも前へ)
• 相棒:モフ(ふわもふ相棒・転移者よりおやつ仲間を求めがち)
• 今日の記録:異界の石に触れる/記録の声を聞く/“彼”の存在を知る
次回は
記録に繰り返し現れた不思議な詩。
その言葉の意味を解き明かす時――新たな真実が姿を現す。
次回も、お楽しみに!
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