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ぼっちー冒険記作家になる!?
295日目:モフの正体?
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~
295日目:モフの正体?
こんばんは、ぼっちーです。
昨日は、扉の奥で“記憶”に触れました。
そこで映し出されたのは、過去の転移者と、守れなかった約束の影。
心が重くなる光景でしたが、モフが胸をつついてくれたおかげで前を向けました。
――そして今日、その“記憶”の続きが示したのは。
なんと、ぼくの隣にいるモフ自身の“正体”にかかわるものでした。
闇の中に現れた光
石の回廊をさらに進むと、壁に刻まれた紋様がまた淡く光りはじめました。
その光はまるで意志を持っているかのように、ぼくたちを囲むように広がっていきます。
「……また、記憶が……?」
「もふ……(訳:なんだか、胸がどきどきする……)」
次の瞬間、光は一点に集まり――モフの体を包み込みました。
ぼくは慌てて手を伸ばしましたが、その小さな体はふわりと浮き上がり、宙に漂いながら淡い輝きを放ちます。
その姿は、まるで森そのものがモフを抱き上げているようでした。
記憶が告げるもの
頭の奥に、再び声が響きました。
「……“守り手”よ。おまえは未来を託すために姿を変えた。
その身を小さくし、心優しき者の傍らに……」
「ま、守り手……!? モフのこと、なのか!?」
驚きで声が裏返りました。
光の中でモフはきょとんと目を丸くし、自分の足をじたばたさせています。
「もふ!?(訳:ぼ、ぼく!? 守り手ってなに!?)」
声は続きます。
「おまえの存在は“扉”を導く楔。
けれど忘れるな。おまえ自身もまた、約束に縛られし存在……」
光はやがて弱まり、モフはぼくの腕の中にぽとんと落ちてきました。
その表情は不安げで、けれどどこか照れくさそうに笑っています。
モフの言葉
「もふ……(訳:ぼっちー。ぼく、ほんとは“ただの相棒”じゃなかったのかな……?)」
小さな瞳に揺れる不安。
思わず強く抱きしめました。
「違わないよ。モフはモフだ。ぼくの相棒だろ?
“守り手”だろうとなんだろうと、ぼくにとっては変わらない」
そう言うと、モフは安心したように目を細めて「もふっ」と鳴きました。
その声は小さいけれど、扉の奥の闇を照らす光のように感じられました。
今日のまとめ
扉の奥で明らかになったのは――モフが“守り手”と呼ばれる存在だということ。
彼は小さな姿に変えられ、この世界の扉や約束を見守る役目を背負っているらしい。
でもぼくにとって大事なのは、その役目じゃなくて。
一緒に笑って、一緒に冒険して、一緒におやつを分け合う――そんなモフなんです。
モフは「守り手ってことは、おやつも守る役目があるってことだよね?」と胸を張ってました。
……うん、それでいいと思う。
ぼっちー今日のひとこと
「正体がどうであれ、大切なのは一緒に歩む“今の姿”」
プロフィール
• 名前:ぼっちー(モフの“正体”を知った探検者・でも信じるのは今の相棒)
• 相棒:モフ(ふわもふ相棒・“守り手”だったかもしれないけどおやつ優先)
• 今日の記録:回廊での記憶/モフの正体の一端/約束に縛られた存在
次回は
モフの正体を知ったぼくが、これまで記してきた日々を振り返る時。
冒険記が“物語”として形を持ちはじめる――その瞬間へ。
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