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ぼっちー世界の声を集める!?
328日目:追跡開始!空飛ぶチーズと新たな扉
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~観察者ぼっちーの日常~
328日目:追跡開始!空飛ぶチーズと新たな扉
こんばんは、ぼっちーです。
今日は『貿易都市ヴァレンシア』を出発し、南の光が最も強く輝いている場所を目指して歩いています。
司書さんからもらった「珍味図鑑」のおかげで、モフのモチベーションが最高潮です!
「ぼっちー! 『空飛ぶ羊のチーズ』は、この道の先にあるはず! 図鑑に、『チーズの味が濃いほど、南に近づく』って書いてあったよ!」
いや、モフ。その図鑑に書いてあったのは「チーズの香りが強いほど」じゃなくて、「光の結界が濃いほど」だったと思うんだけど……。
モフの頭の中では、すべての情報が「おやつ」に変換されているようです。
空飛ぶチーズと、相棒の特訓
モフの熱意に押されて、ぼくたちは図鑑に記された「空飛ぶ羊」の生息地に近いという山道に入りました。
道は険しいですが、モフが「チーズへの愛があれば、どんな道も平気だよ!」と、小さな体を一生懸命動かしています。
山道をしばらく進むと、遠くの空に、ふわふわとした白い塊がいくつか浮かんでいるのを発見しました!
「あれだ! あれが『空飛ぶ羊』だ!」
ぼくが興奮して指さすと、モフは真剣な顔で目を閉じ、その羊たちに向かって心の声を送りました。
「ねぇ、羊さん! 美味しいチーズはどこで食べられるの!?」
羊たちはモフの声に驚いたのか、一斉に「メェェェ!」と鳴きながら、ぼくたちが向かう方向とは逆の空へ逃げていっちゃいました。
「ああっ、モフ! そんな食欲全開で聞いたら、逃げちゃうじゃないか!」
「えぇー!? なんで! ぼく、ただ問いかけただけなのに!」
どうやら、モフの「世界の声と共鳴する力」は、食い意地の塊というフィルターを通ってしまうと、相手に誤解を与えることがあるようです。
輝く石碑と、扉の予感
羊には逃げられましたが、モフのおかげでぼくたちは山道を急いで登り切りました。
羊が逃げた方向とは反対の、南を向いた崖の上に、淡く輝く大きな石碑が立っていたんです。
その石碑は、街全体を包んでいた光の結界が、最も強く集まっている場所でした。
過去の転移者の日誌に書かれていた「光の結界の最も強く輝く場所」に間違いありません!
モフが石碑にそっと触れると、石碑全体が黄金の光を放ち始めました。
そして、ぼくたちの目の前の空間に、水面が揺らめくような「扉」がゆっくりと姿を現したんです。
「ぼっちー! 扉だよ! チーズじゃないけど、扉だよ!」
モフは、チーズのことは一旦忘れてくれたみたいです。
この扉の向こうに、この旅の核心に迫る「世界の声」がある。
さあ、いよいよ次のステージへ!
今日のまとめ
* ヴァレンシアを出発し、「空飛ぶ羊のチーズ」の手がかりを追って山道へ
* モフの「チーズ質問」で、羊を驚かせて逃がしてしまった
* 崖の上で、「光の結界の最も強く輝く場所」である石碑を発見
* 石碑にモフが触れたことで、次のステージへの扉が出現した
チーズを追いかけたら、扉を見つけた! 旅の導きって、案外こんなものかもしれませんね。
ぼっちー今日のひとこと
「モフが質問する時は、先に『おやつ』に関する単語が入ってないか、チェックする必要がありそうです!」
プロフィール
* 名前:ぼっちー(モフの食い意地に振り回されつつ、扉を発見した観察者)
* 相棒:モフ(聖獣の力を使い、羊にチーズの在処を聞こうとして失敗した小さな相棒)
* 今日の記録:羊の追跡/モフの質問失敗/扉の出現
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