異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

キノア9g

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ぼっちー冒険記作家になる!?

209日目:メモの一節が光るとき

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異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~

209日目:メモの一節が光るとき


こんばんは、ぼっちーです。

昨日の風の丘、そして“北風”の訪れ。
塔の小扉がわずかに開き、コンパスの針がぴたりと静止していたあの瞬間……
「物語が動き出した」って感覚、やっぱり間違ってなかった。

というのも、今朝——あのメモ帳の文字が、光ったんです。
突然に。しかも、特定の一節だけが。



カバンの中で、ぼんやりと光る

宿の朝ごはんを食べていたとき、モフが急にぼくのカバンをガサゴソしはじめて、

「もふっ!?(訳:あれ、光ってる!)」

振り向くと、アイテムボックスにしまっていたはずのメモ帳が、
半透明な青い光をまとって、ポケットから半分はみ出していました。

慌てて開いてみると——

「鍵は北の風の吹く日、灯火の下に」

この一節だけが、淡く青白く輝いていたんです。
それも、まるで“息をしている”かのように、光がゆらいで。



言葉が“反応”するということ

ぼくは急いで、昨日の塔の前に戻ってみました。
風はまだ、やわらかく北から吹いていて、塔の上の風見鶏はきちんと北を指していた。

再び、小さな金属扉の前に立ち、光っているメモ帳をかざすと——

カチッ

小さく、けれど確かに「何かが噛み合う」音。
手の中の古い鍵が、ぼくの指先で微かに震えたんです。

「これは……この鍵、今なら回るかも」

モフがすぐさま、ぼくの足元にぴたりと寄り添ってきました。

「もふぅ……」(訳:ぼっちー、気をつけてね)

ぼくは深呼吸して、鍵を差し込み、ゆっくりと回しました。

カチャリ。

開いた——。



探検隊長と化す

扉の奥は、小さな石階段。
どうやら塔の地下へと続いているようで、空気はひんやりしてるけど、風の匂いがする。

「もふっもふっ!」(訳:行こう!お宝だよお宝!)

……テンション高いな、モフ。
君が一番ノリノリじゃないか。

でも、そんなモフを見てると、不安もどこかへ吹き飛ぶ。
そうだ、ぼくはこの世界のことをもっと知りたくて、書きたくて旅に出たんだ。

未知の先にこそ、書くべき冒険がある。



地下へは、明日行こう

とはいえ、地下探索はしっかり準備してから。
今日は鍵が回ったこと、メモが反応したこと、それだけで十分大収穫。

風の丘のふもとに戻って、小さな野原でモフとティータイムにしました。

ノエラおばあさんにもらったハーブティー、レモンのような香りで疲れが取れるんです。
モフはそれをじっと見つめてから——

「もふっ」(訳:ちょっとだけ飲ませて)

そして、ふにゃっと笑ってお昼寝。
なんだか、心強いんだか、自由なんだか。



ぼっちー今日のひとこと

「言葉が光った日、それは“過去の誰かの声”が届いた瞬間だったのかもしれない。」



プロフィール
• 名前:ぼっちー(記録することに、少しずつ自信がついてきた人)
• 相棒:モフ(探検隊長兼癒やしのリーダー)
• 今日の発見:光るメモ帳、反応する鍵、開かれた扉


明日はいよいよ、灯火の下の地下探索へ。
果たしてその先にあるのは“物語の欠片”?それとも“封印された記憶”?
どうぞお楽しみに!
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