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10章 アレクシアと愉快な仲間2
いよいよ始まった勉強会⑤
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「アレクシア様、ここにちり紙を用意しましたのでこちらで拭いてください」
見かねたロインがアレクシアに数枚のちり紙を渡した。怒っていいはずのアレクシアの父親で皇帝であるルシアードはというと、何事もないように娘に身を任せている。
「陛下、アレクシア様が鼻水を拭くのをやめさせて下さい。これも教育のためです」
「む。可愛い娘が鼻水で苦しんでいるんだ。助けるのが親の役目だろ」
真顔で真面目に答えるルシアード。
「⋯⋯。ただちり紙で拭けばいいだけですよ」
「馬鹿の会話ね」
ルシアードとロインの会話を聞いて辛辣に言い放ったのはエルフの女王であるエルメニアだ。アレクシアは後が怖いので素直にロインにちり紙をもらい拭き始めたのだった。
「わしの絵を見てくれ!わしは勿論アレクシアを描いたんじゃ!」
初代竜族族長であるミルキルズが披露した絵を見た一同が一瞬で静まり返った。
「シアはいいまちた。期待もしないで待ってもいましぇんって⋯その通りになりまちた!!」
鼻にちり紙を詰めた皇女とは思えない姿で、ミルキルズに抗議するアレクシア。
「何でじゃ!わしがアレクシアを抱っこしている姿を描いたんじゃ!」
黄色に塗られた竜らしき何かと小さく描かれた黒い何かが描かれていた。
「抱っこでしゅと!?これじゃまるでシアが竜に食べられているみたいでしゅ!!食べるな!美味しくないでしゅ!!」
「そうかのう~?」
首を傾げながらもミルキルズは無謀にもまた描き直し始めた。
「はぁ⋯。次は誰でしゅか?」
「じゃあ、わしが披露するぞ」
次に手を挙げたのは魔国の大賢者であるポーポトスであった。
「ほれ、似てるじゃろう?」
そこに描かれていたのはまんまるの子豚であった。その可愛らしい子豚の横には”アレクシア“と書かれていた。その絵を見て小鳥姿のウロボロスがピイピイと鳴いて暴れているが、多分大笑いしているのだろう。
「このボケ爺さんめぇーー!!覚悟でしゅ!!」
怒りのままに飛び掛かるアレクシアだが、ポーポトスが指を動かしただけでポワッと浮いてしまう。
「おろせーー!!今すぐにポポ爺を不敬罪で拘束でしゅ!!者ども~!であえーー!!」
「ホホ!プヒプヒと威勢がいい子豚じゃのう~!」
懸命にポーポトスに近づこうとするが自由が効かないアレクシア。そんな子豚⋯アレクシアを揶揄うポーポトスに本気で殺意を向けるルシアードだが、ポーポトスは全く気にしていない。
「ボケ爺は後で仕返しするとして⋯次は誰でしゅか?」
諦めたのか、プカプカと浮ながらも次に進もうとするアレクシア。
「じゃあ、私かしら?」
そう言って描いた絵を見せるのはエルメニアだ。彼女の描いたのもアレクシアだが、そこには淡いブルーのドレスに身を包み、お淑やかに微笑む皇女らしいアレクシアの姿が描かれていた。
「どう?あなたにはこうなって欲しいのよ?お淑やかで言葉遣いも綺麗で、礼儀正しく、年長者を敬う心を持って⋯皇女ならこうでなくちゃいけないわよ!」
「エルメニア様、とても良いと思います。私もまさにそのような立派な皇女になって頂きたいと思っております」
エルメニアに賛同するのはアレクシアの伯父であるロインだ。
「素晴らしく美しい絵ですね!!お美しいのに絵まで描けるとはまさに才色兼備!!」
復活したエルマがエルメニアを褒めまくる。
「おい!贔屓でしゅよ!!婆の絵だけ評価するなでしゅ!!ミル爺のこともちゃんと褒めて下しゃい!あ、ポポ爺は別にいいでしゅ、この後拘束しましゅから!」
気にしていないのかミルキルズは楽しそうに絵を描き直している。
「な!アレクシア様、あのお美しい方を婆って言うのは失礼ですよ!この方達のどこが爺と婆なんですか!!」
「あれはみんな見た目詐欺でしゅから!中身は爺さんと婆さんなんでしゅ!」
爺や婆の方を指差してアレクシアは大声で叫ぶ。
「失礼な娘ね!この私に婆って言うのはあなたくらいよ!あなたこそ不敬よ?」
エルフの女王であるエルメニアが苦笑いする。エルメニアの横にいる側近ナナーサも呆れていた。
「アレクシア様、あなたはアウラード大帝国の皇女です。もう少し礼儀を身につけないといけませんよ?あなたの知っている方々でも世界から見たら神に近い人たちなのですよ?」
エルメニアの発言に便乗して畳み掛けるロイン。
「シアは自由な皇女なんでしゅよ。礼儀でしゅと!?そんなのグルグルに丸めてポポ爺と一緒に牢屋へポイでしゅよ!!」
「む。そうだぞ!アレクシアは今のままでいいんだ。俺は元気でよく食べて⋯よく食べて金目の物をかき集めて悪戯好きの可愛い娘でいて欲しい」
褒めてるようで褒めてないルシアードにアレクシアがプンスカと怒りだす。
「よく食べるって二回言いまちたね?よく食べて金目の物に目がなくて悪戯するなんてなんてロクでもないじゃないでしゅか!!父上がシアの悪口を言ったでしゅ!皇女への不敬罪でしゅよ!」
「む。すまない」
「いや、皇帝に不敬って⋯本当に何なのこの親子は⋯」
素直に謝ってしまう皇帝陛下と皇帝に不敬罪と言い放つ子豚⋯皇女にエルメニアは呆れ顔だ。
「ガハハ!アレクシアは元気が一番じゃ!」
「そうじゃ!アレクシアは今のままで良いんじゃ!」
そんなアレクシアを甘やかすのは初代魔国国王デイルズとミルキルズだ。
「あんた達が甘やかすからこんな爆弾娘になったんでしょう!?それにガイア様もですよ?我関せずって感じでいますけどあなたもこの子を甘やかしすぎましたよね?」
「え~⋯わしも?エルメニアの説教は長いからわし嫌い~」
急に巻き込まれた神獣ガイアは耳を塞いで無視しようとする。
「とにかく、陛下はそろそろお戻り下さい。私が少し目を離した隙にお腹が痛いなどと嘘をついて出ていくとは、皇宮医官を呼ぶ騒ぎでその間にゼスト様は逃げようとするし、父上もサボろうとするしで仕事が進みません。陛下、仕事をして下さい」
「む。描いた絵だけはアレクシアに見せたいから次は俺が発表する」
そう言って描いた絵を披露するルシアードだが、その絵を見て皆が衝撃を受けたのだった。
見かねたロインがアレクシアに数枚のちり紙を渡した。怒っていいはずのアレクシアの父親で皇帝であるルシアードはというと、何事もないように娘に身を任せている。
「陛下、アレクシア様が鼻水を拭くのをやめさせて下さい。これも教育のためです」
「む。可愛い娘が鼻水で苦しんでいるんだ。助けるのが親の役目だろ」
真顔で真面目に答えるルシアード。
「⋯⋯。ただちり紙で拭けばいいだけですよ」
「馬鹿の会話ね」
ルシアードとロインの会話を聞いて辛辣に言い放ったのはエルフの女王であるエルメニアだ。アレクシアは後が怖いので素直にロインにちり紙をもらい拭き始めたのだった。
「わしの絵を見てくれ!わしは勿論アレクシアを描いたんじゃ!」
初代竜族族長であるミルキルズが披露した絵を見た一同が一瞬で静まり返った。
「シアはいいまちた。期待もしないで待ってもいましぇんって⋯その通りになりまちた!!」
鼻にちり紙を詰めた皇女とは思えない姿で、ミルキルズに抗議するアレクシア。
「何でじゃ!わしがアレクシアを抱っこしている姿を描いたんじゃ!」
黄色に塗られた竜らしき何かと小さく描かれた黒い何かが描かれていた。
「抱っこでしゅと!?これじゃまるでシアが竜に食べられているみたいでしゅ!!食べるな!美味しくないでしゅ!!」
「そうかのう~?」
首を傾げながらもミルキルズは無謀にもまた描き直し始めた。
「はぁ⋯。次は誰でしゅか?」
「じゃあ、わしが披露するぞ」
次に手を挙げたのは魔国の大賢者であるポーポトスであった。
「ほれ、似てるじゃろう?」
そこに描かれていたのはまんまるの子豚であった。その可愛らしい子豚の横には”アレクシア“と書かれていた。その絵を見て小鳥姿のウロボロスがピイピイと鳴いて暴れているが、多分大笑いしているのだろう。
「このボケ爺さんめぇーー!!覚悟でしゅ!!」
怒りのままに飛び掛かるアレクシアだが、ポーポトスが指を動かしただけでポワッと浮いてしまう。
「おろせーー!!今すぐにポポ爺を不敬罪で拘束でしゅ!!者ども~!であえーー!!」
「ホホ!プヒプヒと威勢がいい子豚じゃのう~!」
懸命にポーポトスに近づこうとするが自由が効かないアレクシア。そんな子豚⋯アレクシアを揶揄うポーポトスに本気で殺意を向けるルシアードだが、ポーポトスは全く気にしていない。
「ボケ爺は後で仕返しするとして⋯次は誰でしゅか?」
諦めたのか、プカプカと浮ながらも次に進もうとするアレクシア。
「じゃあ、私かしら?」
そう言って描いた絵を見せるのはエルメニアだ。彼女の描いたのもアレクシアだが、そこには淡いブルーのドレスに身を包み、お淑やかに微笑む皇女らしいアレクシアの姿が描かれていた。
「どう?あなたにはこうなって欲しいのよ?お淑やかで言葉遣いも綺麗で、礼儀正しく、年長者を敬う心を持って⋯皇女ならこうでなくちゃいけないわよ!」
「エルメニア様、とても良いと思います。私もまさにそのような立派な皇女になって頂きたいと思っております」
エルメニアに賛同するのはアレクシアの伯父であるロインだ。
「素晴らしく美しい絵ですね!!お美しいのに絵まで描けるとはまさに才色兼備!!」
復活したエルマがエルメニアを褒めまくる。
「おい!贔屓でしゅよ!!婆の絵だけ評価するなでしゅ!!ミル爺のこともちゃんと褒めて下しゃい!あ、ポポ爺は別にいいでしゅ、この後拘束しましゅから!」
気にしていないのかミルキルズは楽しそうに絵を描き直している。
「な!アレクシア様、あのお美しい方を婆って言うのは失礼ですよ!この方達のどこが爺と婆なんですか!!」
「あれはみんな見た目詐欺でしゅから!中身は爺さんと婆さんなんでしゅ!」
爺や婆の方を指差してアレクシアは大声で叫ぶ。
「失礼な娘ね!この私に婆って言うのはあなたくらいよ!あなたこそ不敬よ?」
エルフの女王であるエルメニアが苦笑いする。エルメニアの横にいる側近ナナーサも呆れていた。
「アレクシア様、あなたはアウラード大帝国の皇女です。もう少し礼儀を身につけないといけませんよ?あなたの知っている方々でも世界から見たら神に近い人たちなのですよ?」
エルメニアの発言に便乗して畳み掛けるロイン。
「シアは自由な皇女なんでしゅよ。礼儀でしゅと!?そんなのグルグルに丸めてポポ爺と一緒に牢屋へポイでしゅよ!!」
「む。そうだぞ!アレクシアは今のままでいいんだ。俺は元気でよく食べて⋯よく食べて金目の物をかき集めて悪戯好きの可愛い娘でいて欲しい」
褒めてるようで褒めてないルシアードにアレクシアがプンスカと怒りだす。
「よく食べるって二回言いまちたね?よく食べて金目の物に目がなくて悪戯するなんてなんてロクでもないじゃないでしゅか!!父上がシアの悪口を言ったでしゅ!皇女への不敬罪でしゅよ!」
「む。すまない」
「いや、皇帝に不敬って⋯本当に何なのこの親子は⋯」
素直に謝ってしまう皇帝陛下と皇帝に不敬罪と言い放つ子豚⋯皇女にエルメニアは呆れ顔だ。
「ガハハ!アレクシアは元気が一番じゃ!」
「そうじゃ!アレクシアは今のままで良いんじゃ!」
そんなアレクシアを甘やかすのは初代魔国国王デイルズとミルキルズだ。
「あんた達が甘やかすからこんな爆弾娘になったんでしょう!?それにガイア様もですよ?我関せずって感じでいますけどあなたもこの子を甘やかしすぎましたよね?」
「え~⋯わしも?エルメニアの説教は長いからわし嫌い~」
急に巻き込まれた神獣ガイアは耳を塞いで無視しようとする。
「とにかく、陛下はそろそろお戻り下さい。私が少し目を離した隙にお腹が痛いなどと嘘をついて出ていくとは、皇宮医官を呼ぶ騒ぎでその間にゼスト様は逃げようとするし、父上もサボろうとするしで仕事が進みません。陛下、仕事をして下さい」
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