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カミンズ伯爵の逆襲

17 温泉浣腸

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「あっ、の、自分で出来ますから」

 刑事に下着を脱がされながら、怪盗は恥ずかしがる素振りを見せる。言葉ではそう言うものの、身体は抵抗することなく直立不動だった。既に半勃ちになったものを直視され、怪盗は頬を赤らめた。

 裸になった2人はシャワールームに入った。シャワーの蛇口を捻る。

「ほら、綺麗にしてやるよ」

 軽く羽交い締めにしながら、刑事は後ろから囁く。恥部にシャワーの勢いあるお湯をかけられて、怪盗はビクッと身体を震わせた。

 刑事は、怪盗の陰茎や睾丸を焦らすようにゆっくりと洗う。軽く握って擦るようにするうちに、陰茎は硬く角度を急にさせていった。
 怪盗が興奮しているのを確認すると、刑事は自分の股も熱くなるのを感じた。

「そう言えば、お預けを食らっていたんだよな」

 刑事は、怪盗の尻に、自らの陰茎の先を押し当てた。
 怪盗は耳まで赤くしながら俯いた。そして、シャワーを止めると、バスタブの縁に手をつき前屈みになると、刑事の方に尻を突き出す。

「・・・良い子だね」

 刑事は怪盗の尻をぎゅっと拡げた。奥にくすんだピンク色の肛門が見える。
 丁寧に指でほぐした後、刑事はゆっくりと陰茎を挿入していった。

「んっ」

 後ろからの圧迫感に、怪盗は声を漏らす。堪能するように前後に中を刺激されるうちに、やがて嬌声に変わっていった。

「あっ…っ!んっ!」

 肌の当たる音と喘ぎ声が浴室に響く。

「・・・あ、出」
 言い終わるも否や、刑事は怪盗の中に精を放った。余力で腰を振り続けると、奥でぐちゅぐちゅと下品な音が聞こえる。

 終わったのか?と怪盗は中腰のまま長い溜息をついた。


 不意に、刑事が怪盗を後ろから覆いかぶさるように抱きしめた。首筋に刑事の熱い息がかかる。

「え」
 怪盗は驚きながら声を上げた。刑事に挿入されたままの内部に、熱い液体が勢いよく注がれるのを感じる。
「熱っ」
怪盗は腰を捩るも、刑事は腕の力を弱めてはくれない。
 やがて、怪盗の肛門からは、ビチャビチャと尿が溢れ出した。内腿から足首にも、伝い、床に落ちていく。

「刑事っ、あっ!駄目っ!」
 怪盗は、ビクっと震えると、射精してしまった。腸内に放尿された勢いで出してしまうなんて、と怪盗は一瞬で自己嫌悪に陥った。
 腰が抜けてへたり込むと、水溜まりの上に尻をついた。ずるりと抜けた刑事の陰茎の先からは、未だチョロチョロと流れていて、怪盗の背中にかかっていく。

「・・・あー・・・ごめんな?」
 怪盗を見下ろしながら刑事は言う。
 怪盗は、拗ねたような表情をしながら見上げ、
「いいですよ」
とぶっきらぼうに言い捨てた。

 チュ、と軽くキスを落とすと、怪盗はそっと瞳を閉じた。



 シャワーを浴びて全身を洗い合った後、2人はベッドで少し戯れ、そしていつの間にか眠りについた。

 
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