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そして物語は続く……
エピローグ 2 まだ……ですよ
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「一つ聞いてもいいですか?」
ハンスが真剣な顔で問いかける。ええ、と頷く。
「このハンカチ……これをなぜ私が持っているのでしょう。」
あ~、なるほど、ハンスは前世持ちだけど、世界を渡る力や、隣合う世界を見る力もない。理解し難いわよね。
「簡単に言うと、ミライ、あなたが転生した世界とセリーヌの転生した世界は別の世界なのよ。似ているけれど少し違う。すぐ隣にあった世界が一瞬重なり……また離れた。その時に混ざって沢山の人が入れ替わったの。原因はマリーの変の力みたいね。」
マリーが未来を変えようと、王女とハンスを離すために仕組んだラブレター入りのハンカチの説明をした。ハンスの隣で真っ赤になってるマリーのことは一先ず気にしないでズバズバ説明しました。
「つまり、俺が王女のリボンを渡した世界から……移動したと……こちらでの俺は初めて会ったマリーに恋をした……じゃあ、入れ替わって向こうに行ったハンスは失恋したのかな。」
「うん……たぶん……」
ハンスがマリーに視線を移す。
「マリー……」
マリーの力がミライを呼び寄せたのかも知れない。そして、他のマリーに関わる重要な人は世界を渡らず残っている。マリーの力だよね。やっぱり。
「あ、急にエリーって呼ばれ始めたのも……矛盾がないよう世界の補正がかかったのね。」
「周りに呼び名を合わせるようブリジットとハマーにはメッセージを出したの。」
「え!?」
サーバスが驚く。うん。あなたはマリーが私の娘と気付いていたようだけど、自分の娘とは確証がなかったのよね。私も言ってなかったから、ガッツリ補正かかったの気付かなかったようね。
「他に聞きたいことはない?マリー。」
バカはほっといて、大切なのはマリーよ。
「今はまだ、実感もないから、あなたを母とは呼べないけれど……」
マリーが瞳を潤ませながら、私を見た。
「私がここに生まれて、ミライと再び会えました。……感謝しています。」
私の手を取って、わたしの娘が泣いている。そして、手を離し、抱きついた。ああマリー………
そして、彼女はブリジットとハマーのところへ行き、ありがとう、お父さん、お母さん、と抱きついた。
ついでに、サーバスと握手をして礼を言うと、サーバスも泣いていた。
「よかったね。」
でも、マリー盛り上がってるけれどね……まだ、ハンスのプロポーズの返事もしてないの……誓いのキスもまだなのよ……わかっている?
ハンスが真剣な顔で問いかける。ええ、と頷く。
「このハンカチ……これをなぜ私が持っているのでしょう。」
あ~、なるほど、ハンスは前世持ちだけど、世界を渡る力や、隣合う世界を見る力もない。理解し難いわよね。
「簡単に言うと、ミライ、あなたが転生した世界とセリーヌの転生した世界は別の世界なのよ。似ているけれど少し違う。すぐ隣にあった世界が一瞬重なり……また離れた。その時に混ざって沢山の人が入れ替わったの。原因はマリーの変の力みたいね。」
マリーが未来を変えようと、王女とハンスを離すために仕組んだラブレター入りのハンカチの説明をした。ハンスの隣で真っ赤になってるマリーのことは一先ず気にしないでズバズバ説明しました。
「つまり、俺が王女のリボンを渡した世界から……移動したと……こちらでの俺は初めて会ったマリーに恋をした……じゃあ、入れ替わって向こうに行ったハンスは失恋したのかな。」
「うん……たぶん……」
ハンスがマリーに視線を移す。
「マリー……」
マリーの力がミライを呼び寄せたのかも知れない。そして、他のマリーに関わる重要な人は世界を渡らず残っている。マリーの力だよね。やっぱり。
「あ、急にエリーって呼ばれ始めたのも……矛盾がないよう世界の補正がかかったのね。」
「周りに呼び名を合わせるようブリジットとハマーにはメッセージを出したの。」
「え!?」
サーバスが驚く。うん。あなたはマリーが私の娘と気付いていたようだけど、自分の娘とは確証がなかったのよね。私も言ってなかったから、ガッツリ補正かかったの気付かなかったようね。
「他に聞きたいことはない?マリー。」
バカはほっといて、大切なのはマリーよ。
「今はまだ、実感もないから、あなたを母とは呼べないけれど……」
マリーが瞳を潤ませながら、私を見た。
「私がここに生まれて、ミライと再び会えました。……感謝しています。」
私の手を取って、わたしの娘が泣いている。そして、手を離し、抱きついた。ああマリー………
そして、彼女はブリジットとハマーのところへ行き、ありがとう、お父さん、お母さん、と抱きついた。
ついでに、サーバスと握手をして礼を言うと、サーバスも泣いていた。
「よかったね。」
でも、マリー盛り上がってるけれどね……まだ、ハンスのプロポーズの返事もしてないの……誓いのキスもまだなのよ……わかっている?
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