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第3話 暗闇に潜むナニカ
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「助けてくれたの??」
「だ・か・ら、勘違いしないでよね。私は私のためにやったの。」
「..あはは!ルーナって面白いね」
「そうかしら?」
「ずっと…学校(ここ)いるの?」
「ずっと…では無いわ。また学校に来なくなると思う。」
「なんで??」
「…それは…言えない。」
「..ごめん…悪いこと聞いちゃったかな?」
「いいえ…そろそろ帰るわね。」
「うん。分かった!また明日ね!」
「えぇ。また明日ね」
その日はまるで分厚く暗い雲から、一筋、二筋と光がさすように。
希望が見えた気がした。
「ルーナ。友達になれるかな…」
「ミール!!」
「イノール!どうしたの?」
隣のクラスのイノール。
いじめられていることを知っていて
いつも一緒にいてくれていた。
「今週の日曜にさ、東京に行こうよ!」
「急にどうしたの?」
「行きたくなったの!行こうよ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
東京。そこはとんでもない大きさのビルがそびえ立つ町。日本の中心だ。
あいにく初めての私は電車で行くのも大変だ。
何本も電車を乗り遅れやっと着いた場所だ。
「ちゃんと楽しんで帰らなきゃね!」
「そうだね!あ、そうだ!プリクラ撮ろうよ!」
(東京の女子高生はいつもこんなことするのかな~)
「パフェ食べようよ!」
「私、イチゴクリーム!」
「私チョコバナナ!」
幸せだ。東京に来たことがあるイノールは、いろんな場所に連れて行く。
見たことない景色が目の前にある楽しさが、目に見えた幸せを感じていた。
(((このまま、こんな幸せが続くといいのにな)))
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あたりはすっかり夕方。きらびやかに輝く東京の景色を横目に東京駅へ向かう。
イノールは先に帰り、一人の東京だ。
(知らない人がたくさんいて怖いな~)
「分かってたけど…」
そう。
「ここ、どこぉぉ?!」
迷子だ。
さっきはイノールがいたおかげで迷わなかっただけで、一人だと方向音痴な私はすぐに裏路地へたどり着いてしまう。
「く、暗い…お化け屋敷みたい…」
ビルの狭間の薄暗がりな裏路地は街灯が1.2個。ほとんど見えない状態だった。
[グシャ]
ゆっくり壁を伝いながら歩く私の足元に
”ソレ”は、あった。
「…う…腕…」
「ギャァァァァァァァァ!!」
震えが止まらなくなり、自然と涙が出て来て、寒気がする。
本物の人の腕を踏んでいるのだ。
その場に座り込んだ私は、
腰が抜けて座り込んでしまった。
途端にあげた悲鳴に続き、
今度は凄まじい足音がする。
こちらに向かって来ている。
(だ、誰か来る!!)
暗闇の中から人が走ってくる。
目に見えない恐怖が、私を襲った。
その時、鳥が空へとんだ。
「だ・か・ら、勘違いしないでよね。私は私のためにやったの。」
「..あはは!ルーナって面白いね」
「そうかしら?」
「ずっと…学校(ここ)いるの?」
「ずっと…では無いわ。また学校に来なくなると思う。」
「なんで??」
「…それは…言えない。」
「..ごめん…悪いこと聞いちゃったかな?」
「いいえ…そろそろ帰るわね。」
「うん。分かった!また明日ね!」
「えぇ。また明日ね」
その日はまるで分厚く暗い雲から、一筋、二筋と光がさすように。
希望が見えた気がした。
「ルーナ。友達になれるかな…」
「ミール!!」
「イノール!どうしたの?」
隣のクラスのイノール。
いじめられていることを知っていて
いつも一緒にいてくれていた。
「今週の日曜にさ、東京に行こうよ!」
「急にどうしたの?」
「行きたくなったの!行こうよ!」
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東京。そこはとんでもない大きさのビルがそびえ立つ町。日本の中心だ。
あいにく初めての私は電車で行くのも大変だ。
何本も電車を乗り遅れやっと着いた場所だ。
「ちゃんと楽しんで帰らなきゃね!」
「そうだね!あ、そうだ!プリクラ撮ろうよ!」
(東京の女子高生はいつもこんなことするのかな~)
「パフェ食べようよ!」
「私、イチゴクリーム!」
「私チョコバナナ!」
幸せだ。東京に来たことがあるイノールは、いろんな場所に連れて行く。
見たことない景色が目の前にある楽しさが、目に見えた幸せを感じていた。
(((このまま、こんな幸せが続くといいのにな)))
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あたりはすっかり夕方。きらびやかに輝く東京の景色を横目に東京駅へ向かう。
イノールは先に帰り、一人の東京だ。
(知らない人がたくさんいて怖いな~)
「分かってたけど…」
そう。
「ここ、どこぉぉ?!」
迷子だ。
さっきはイノールがいたおかげで迷わなかっただけで、一人だと方向音痴な私はすぐに裏路地へたどり着いてしまう。
「く、暗い…お化け屋敷みたい…」
ビルの狭間の薄暗がりな裏路地は街灯が1.2個。ほとんど見えない状態だった。
[グシャ]
ゆっくり壁を伝いながら歩く私の足元に
”ソレ”は、あった。
「…う…腕…」
「ギャァァァァァァァァ!!」
震えが止まらなくなり、自然と涙が出て来て、寒気がする。
本物の人の腕を踏んでいるのだ。
その場に座り込んだ私は、
腰が抜けて座り込んでしまった。
途端にあげた悲鳴に続き、
今度は凄まじい足音がする。
こちらに向かって来ている。
(だ、誰か来る!!)
暗闇の中から人が走ってくる。
目に見えない恐怖が、私を襲った。
その時、鳥が空へとんだ。
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