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第1章 入学の春 編
第9話 1年首席と2年首席
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「最近、なんかボーっとしていることが多くない?」
「ふえっ?」
とある日、ミュリヌス学園1年Ⅰ組の教室。担当教師が体調不良となり、突然の自習となった教室で、リアラはアンナに唐突に話しかけられて驚きの声を出す。
「ど、どうしたの? いきなり……」
志高く、真面目な生徒ばかりが集うミュリヌス学園では、自習といえどもハメを外して勉強をサボる生徒はほぼいない。とはいえ、教師がいる時と比べればいくらか緊張感は緩んでおり、ポツポツを私語を交わしながら自習をしている、というのがごく普通の風景だった。
1年生首席――トップの座に君臨するアンナ=ヴァルガンダルは、リアラの一つ前の席だ。くるりと身体の向きをかえて、教科書をのぞき込んでいたリアラは苦笑しながら答える。
「なんか、最近ミスが多いって話を聞くんだけど。この間の小テスト、ケアレスミスで満点取れなかったでしょう? それに、昨日なんてアミィとの約束忘れて、寮に戻ったってきいたけど?」
「う」という声を出し、痛いところを突かれたとリアラは思う。最近、学園生活への慣れが悪い方向に出てきたのか、今アンナが並べたようなミスが目立っているの事実だった。それでも先日の月テストでは、席次を5席から4席に上げており、全体的には極めて順調ではあるのだが。
「あ、あはは。ちょうど新しい環境の疲れが出てきちゃったのかなー。最近、すぐ疲れちゃうんだよね」
「何、更年期を迎えたおばさんみたいなことを言っているのさ。きちんと体調を整えて、しっかりやってくれないと、ライバルのボクが困るんだよね」
一人称を「ボク」とする、独特な同級生は腕を組んで憤慨している。
彼女は貴族の中でも上の上、リアラのリンデブルグ家よりも上位の家系の令嬢だ。高等教育時代から、騎士専門の特殊教育を受けており、ミュリヌス学園入学前から高名な才女だったのだ。
だから、そこそこの家系で無名なリアラと学びの場所を共にし、リアラの実力を目の当たりにした途端、一方的にライバル宣言をして何かと突っかかってくるのだった。
とはいえ、リアラを敵視しているというわけはなく、今の様に心配をしてくれたりと、有効な態度であることは一貫している。裏表ない性格で、言葉そのままに、万全全力のリアラと切磋琢磨し、成長していきたいのだろう。
「ちゃんと眠れているの? 午前中の外国史の授業、うつらうつらしてたけど?」
「う。よく見てるね。後ろの席なのに」
たらりと汗を流しながら、やや焦り気味にリアラが答える。
「大丈夫だよ。部屋に戻って、寝ちゃった分は自分で復習してるから」
「いやいや、そっちじゃなくて。もし眠れないなら、良い医師を紹介するけど? ヴァルガンダル家付きの医師に、そういった治療に優れている先生がいるんだよ」
「だ、大丈夫だってば。ありがとう、アンナちゃん。気持ちだけもらっておくね」
なるべく笑顔を保つように努めながらリアラは礼を言うと、アンナはぶすっと不満そうな顔をする。
「ど、どうしたの?」
「そのアンナ“ちゃん”って止めてってば。同級生で、しかもボクらは首席を争うライバルなんだよ。なんか、下に見られている気分になるんだけど」
「そんな、見下してなんて――」
しかしアンナはそう思っていないようだった。腕を組んだままリアラの言い分を聞こうとしない。
クリっとした丸い瞳に、ツーテールにまとめた栗色の髪。実技も座学も、いつも本当に楽しそうに取り組み彼女は、まるでリスのように可愛くて、リアラもつい「ちゃん」付けで呼んでしまっていたのだが。
「分かったわ。アンナ、心配してありがとう。これからも、宜しくね」
ニッコリと笑いながら言うと、リアラはぱあっと顔を輝かせる。
「ふ、ふんっ! やっとそうやって呼んでくれたね。ふ、ふふふ……今はボクが首席だけど、これからも負けないんだからっ! 全力でかかってきなさいっ!」
なんだか微妙に会話がかみ合っているような、噛み合っていないような。
リアラは少し笑顔に困った色を混ぜるが、アンナから差し出された手を握り返さないわけにはいかなかった。
ちょっと不器用だけど、真っ直ぐで友達思い。アンナのその暖かい気持ちは、確かに伝わってきた。
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
「いけないけない。さっきリアラにあんなこと言っておいてボクが忘れ物するなんて」
次は魔術実技の授業だった。魔術修練場での授業となるが、魔術の触媒――アンナの場合は杖――を教室に忘れたアンナは、それを取りに廊下を駆けていた。
「ちょっと」
と、不意に声を掛けられる。この急いでいるのに、誰が呼び止めるのか。少しイライラしながら振り向くと、アンナは驚きの表情を浮かべる。
そこにいたのは2年生首席であるステラ=ストールだった。
「す、ステラ先輩?」
「廊下は走らない――初等部の少女でも心得ていることだと思いますわよ?」
注意はしているが、責めている色は入っていない。優雅に笑いながら、諭すように言う。
「う、ごめんなさい。急いでいて、つい」
ミュリヌス学園――現在、その頂点に君臨する上級生を申し訳なさそうに見上げる。
代々高名な騎士を輩出しているヴァルガンダル家。ステラのストール家もまた、そのヴァルガンダル家と肩を並べる程の名門である。
両家は仲が悪いというわけではないが、アンナは家督を継いでいるというプライドも高く、このステラ=ストールもいずれは超えていかなければならないと、ライバル視していた。
アンナ=ヴァルガンダルとは、そういった性格なのである。
そんなライバルに、正論で諭されて、柄にもなくシュンとしてしまう。
「うふふ。いいですのよ。何か急ぎの用があったんでしょうけど、人とぶつかるかもしれませんから、気を付けるようにしませんとね。将来有望なアンナさんに何かあれば、この国の大きな損失ですわ」
そう上級生に言われると、喜ぶ下級生がほとんどだろう。しかしアンナは、それを不機嫌に受け取った。学年の差はあれど、見下されるのは大嫌いだった。2年生首席とはいえ、そうそう実力の差はないはずである。
白薔薇騎士団へ入団する前――まだステラが在学中の間に、なんとしても超えてみせると息込んでいる相手に、見下されるようにそう言われることは不快であった。
「――気を付けます」
しかしここでステラに食ってかかる程子供ではないし、貴族としての礼儀もわきまえている。要は、いずれ実力で示せばいいのだ。そう遠くない内に。そう考えれば、この悔しさも自分の実力を伸ばす活力に出来る。その点、とことんアンナはストイックであった。
「それでは、気を付けてね」
なんとなくアンナの感情の色を読み取ったのだろうか、ステラはその場を去ろうとする。その背中を見て、アンナは不意に思い出す。
確かステラ=ストールは、リアラのルームメイトだったはずだ。
「あの、ステラ先輩っ!」
まさか呼び止められるとは思わなかったのだろう。ステラは意表を突かれた顔をして振り向く。
「どうしたのかしら?」
柔和な笑顔を浮かべるステラ。
アンナは、不意に今日まで2年生は遠征合宿に行っていたのを思い出した。
リアラが何か疲れた様子を見せ始めたのもそれくらいじゃなかっただろうか。そう考えると、何かしらステラが関係しているのだろうか。
入学してから、生活環境が変わってから不安なところをサポートしてくれた、優しい先輩の不在がストレスで、それで疲労してしまったのだろうか。うん、それなら自然だ。納得がいく。
「あの、リアラのことなんですけれども」
リアラの名を出すと、ステラがぴくっと反応した気がする。
「最近、疲れているみたいで……寮でゆっくり休めていないのかな? 先輩も合宿帰りで疲れているとは思うんですけど、ちょっと気遣ってやってくれませんか?」
これでいい。慕っている先輩が戻ってきて、早く本調子に戻って欲しい。それでこそ、お互いを高め合えるライバルなのだ。次の月テストではリアラとの模擬戦も控えている。それまでには万全の状態にしてもらわないと。
そんなアンナの申し出に、ステラは見ている者がぎょっとするような、深い妖艶な笑みを浮かべていた。
「そう、あの娘がね。ありがとうございます、アンナさん。とてもいいことを聞きましたわ。うふふ」
「ふえっ?」
とある日、ミュリヌス学園1年Ⅰ組の教室。担当教師が体調不良となり、突然の自習となった教室で、リアラはアンナに唐突に話しかけられて驚きの声を出す。
「ど、どうしたの? いきなり……」
志高く、真面目な生徒ばかりが集うミュリヌス学園では、自習といえどもハメを外して勉強をサボる生徒はほぼいない。とはいえ、教師がいる時と比べればいくらか緊張感は緩んでおり、ポツポツを私語を交わしながら自習をしている、というのがごく普通の風景だった。
1年生首席――トップの座に君臨するアンナ=ヴァルガンダルは、リアラの一つ前の席だ。くるりと身体の向きをかえて、教科書をのぞき込んでいたリアラは苦笑しながら答える。
「なんか、最近ミスが多いって話を聞くんだけど。この間の小テスト、ケアレスミスで満点取れなかったでしょう? それに、昨日なんてアミィとの約束忘れて、寮に戻ったってきいたけど?」
「う」という声を出し、痛いところを突かれたとリアラは思う。最近、学園生活への慣れが悪い方向に出てきたのか、今アンナが並べたようなミスが目立っているの事実だった。それでも先日の月テストでは、席次を5席から4席に上げており、全体的には極めて順調ではあるのだが。
「あ、あはは。ちょうど新しい環境の疲れが出てきちゃったのかなー。最近、すぐ疲れちゃうんだよね」
「何、更年期を迎えたおばさんみたいなことを言っているのさ。きちんと体調を整えて、しっかりやってくれないと、ライバルのボクが困るんだよね」
一人称を「ボク」とする、独特な同級生は腕を組んで憤慨している。
彼女は貴族の中でも上の上、リアラのリンデブルグ家よりも上位の家系の令嬢だ。高等教育時代から、騎士専門の特殊教育を受けており、ミュリヌス学園入学前から高名な才女だったのだ。
だから、そこそこの家系で無名なリアラと学びの場所を共にし、リアラの実力を目の当たりにした途端、一方的にライバル宣言をして何かと突っかかってくるのだった。
とはいえ、リアラを敵視しているというわけはなく、今の様に心配をしてくれたりと、有効な態度であることは一貫している。裏表ない性格で、言葉そのままに、万全全力のリアラと切磋琢磨し、成長していきたいのだろう。
「ちゃんと眠れているの? 午前中の外国史の授業、うつらうつらしてたけど?」
「う。よく見てるね。後ろの席なのに」
たらりと汗を流しながら、やや焦り気味にリアラが答える。
「大丈夫だよ。部屋に戻って、寝ちゃった分は自分で復習してるから」
「いやいや、そっちじゃなくて。もし眠れないなら、良い医師を紹介するけど? ヴァルガンダル家付きの医師に、そういった治療に優れている先生がいるんだよ」
「だ、大丈夫だってば。ありがとう、アンナちゃん。気持ちだけもらっておくね」
なるべく笑顔を保つように努めながらリアラは礼を言うと、アンナはぶすっと不満そうな顔をする。
「ど、どうしたの?」
「そのアンナ“ちゃん”って止めてってば。同級生で、しかもボクらは首席を争うライバルなんだよ。なんか、下に見られている気分になるんだけど」
「そんな、見下してなんて――」
しかしアンナはそう思っていないようだった。腕を組んだままリアラの言い分を聞こうとしない。
クリっとした丸い瞳に、ツーテールにまとめた栗色の髪。実技も座学も、いつも本当に楽しそうに取り組み彼女は、まるでリスのように可愛くて、リアラもつい「ちゃん」付けで呼んでしまっていたのだが。
「分かったわ。アンナ、心配してありがとう。これからも、宜しくね」
ニッコリと笑いながら言うと、リアラはぱあっと顔を輝かせる。
「ふ、ふんっ! やっとそうやって呼んでくれたね。ふ、ふふふ……今はボクが首席だけど、これからも負けないんだからっ! 全力でかかってきなさいっ!」
なんだか微妙に会話がかみ合っているような、噛み合っていないような。
リアラは少し笑顔に困った色を混ぜるが、アンナから差し出された手を握り返さないわけにはいかなかった。
ちょっと不器用だけど、真っ直ぐで友達思い。アンナのその暖かい気持ちは、確かに伝わってきた。
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「いけないけない。さっきリアラにあんなこと言っておいてボクが忘れ物するなんて」
次は魔術実技の授業だった。魔術修練場での授業となるが、魔術の触媒――アンナの場合は杖――を教室に忘れたアンナは、それを取りに廊下を駆けていた。
「ちょっと」
と、不意に声を掛けられる。この急いでいるのに、誰が呼び止めるのか。少しイライラしながら振り向くと、アンナは驚きの表情を浮かべる。
そこにいたのは2年生首席であるステラ=ストールだった。
「す、ステラ先輩?」
「廊下は走らない――初等部の少女でも心得ていることだと思いますわよ?」
注意はしているが、責めている色は入っていない。優雅に笑いながら、諭すように言う。
「う、ごめんなさい。急いでいて、つい」
ミュリヌス学園――現在、その頂点に君臨する上級生を申し訳なさそうに見上げる。
代々高名な騎士を輩出しているヴァルガンダル家。ステラのストール家もまた、そのヴァルガンダル家と肩を並べる程の名門である。
両家は仲が悪いというわけではないが、アンナは家督を継いでいるというプライドも高く、このステラ=ストールもいずれは超えていかなければならないと、ライバル視していた。
アンナ=ヴァルガンダルとは、そういった性格なのである。
そんなライバルに、正論で諭されて、柄にもなくシュンとしてしまう。
「うふふ。いいですのよ。何か急ぎの用があったんでしょうけど、人とぶつかるかもしれませんから、気を付けるようにしませんとね。将来有望なアンナさんに何かあれば、この国の大きな損失ですわ」
そう上級生に言われると、喜ぶ下級生がほとんどだろう。しかしアンナは、それを不機嫌に受け取った。学年の差はあれど、見下されるのは大嫌いだった。2年生首席とはいえ、そうそう実力の差はないはずである。
白薔薇騎士団へ入団する前――まだステラが在学中の間に、なんとしても超えてみせると息込んでいる相手に、見下されるようにそう言われることは不快であった。
「――気を付けます」
しかしここでステラに食ってかかる程子供ではないし、貴族としての礼儀もわきまえている。要は、いずれ実力で示せばいいのだ。そう遠くない内に。そう考えれば、この悔しさも自分の実力を伸ばす活力に出来る。その点、とことんアンナはストイックであった。
「それでは、気を付けてね」
なんとなくアンナの感情の色を読み取ったのだろうか、ステラはその場を去ろうとする。その背中を見て、アンナは不意に思い出す。
確かステラ=ストールは、リアラのルームメイトだったはずだ。
「あの、ステラ先輩っ!」
まさか呼び止められるとは思わなかったのだろう。ステラは意表を突かれた顔をして振り向く。
「どうしたのかしら?」
柔和な笑顔を浮かべるステラ。
アンナは、不意に今日まで2年生は遠征合宿に行っていたのを思い出した。
リアラが何か疲れた様子を見せ始めたのもそれくらいじゃなかっただろうか。そう考えると、何かしらステラが関係しているのだろうか。
入学してから、生活環境が変わってから不安なところをサポートしてくれた、優しい先輩の不在がストレスで、それで疲労してしまったのだろうか。うん、それなら自然だ。納得がいく。
「あの、リアラのことなんですけれども」
リアラの名を出すと、ステラがぴくっと反応した気がする。
「最近、疲れているみたいで……寮でゆっくり休めていないのかな? 先輩も合宿帰りで疲れているとは思うんですけど、ちょっと気遣ってやってくれませんか?」
これでいい。慕っている先輩が戻ってきて、早く本調子に戻って欲しい。それでこそ、お互いを高め合えるライバルなのだ。次の月テストではリアラとの模擬戦も控えている。それまでには万全の状態にしてもらわないと。
そんなアンナの申し出に、ステラは見ている者がぎょっとするような、深い妖艶な笑みを浮かべていた。
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