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第3章 欲望と謀略の秋 編
第58話 変わる日常
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一大イベントである御前試合が終わってから5日が経っていた。俄かに盛り上がっていた学園の雰囲気も徐々に落ち着きを取り戻しつつあり、今はすっかり普段の学園生活の様子に戻っていた。
御前試合が終われば、ミュリヌス学園の生徒達の進路はほぼほぼ決定されることとなり、年末までの2学期は決まった進路に沿って学園生活を送ることとなる。
「急な話だが、アンナ=ヴァルガンダルはしばらく休学することとなった」
1年Ⅰ組の教室、HRの時間で担当教師のシェリーがそう切り出すと、室内はざわめきに包まれた。
リアラも口をポカンと開けて、目を丸くしていた。
「少し体調の方が悪いみたいでな。復学する時期は未定だ」
再びざわつく教室内。
御前試合が終わってからというもの、アンナが顔を見せた日はなかった。そのまま休学するというのは、あの御前試合の衝撃的な結果からして、学生達が様々な憶測をするのは当然のことであった。
あとはいつも通りの連絡事項などがあり、その日の授業は終えることとなった。
「アンナさん、どうしたんだろうね?」
授業が終わり帰り支度を進めていたリアラが、背後からクラスメートに声を掛けられる。リアラは愛想よく笑いながらも、親友であるアンナを案じたような声色で答える。
「そうだね。御前試合の時から調子悪かったみたいだったから、心配だね」
「ふーん、やっぱりそうなんだ。誰が見ても、あの試合は変だったもんねー」
まだまだ余力を残していながらの、アンナからの降参負け。いつも明るく元気にクラスを引っ張っていく負けず嫌いという普段のアンナの印象とは全く正反対の、投げやりな降参は学生達にも大きな波紋を与えた。
「リアラは何か気づかなった?」
クラスメートは本気で心配しているような表情でリアラに問いかけてきた。クラスのリーダー的な存在でもあったアンナのことが気がかりなのであろう。御前試合で直接彼女と相対したリアラなら何か気づいたことがあっただろうと聞いてきたに違いない。
無論、リアラには心当たりがある。御前試合の2日前――壁1枚を隔てて行われたお互いの情事。自分の相手はステラだったが、アンナの相手はおそらくグスタフだったに違いない。アンナが変わったのはあの日以来――どう考えてもグスタフが関係していないはずがなあい。
「ごめん。私も分からないの。本当に突然のことだったから」
しかしリアラはそんな心当たりなどおくびにも出さず、目の前のクラスメートと同じように本気で心配するような表情を見せて、そう答えたのだった。
「そっか。……ねえ、リアラ。最近、なんか学園の雰囲気変わってない? 学園長に媚び売っているような娘が――」
「あ、ごめんね。私、ちょっと急ぐ用があるから。また明日話しよう」
クラスメートが次の話題に入ろうとするも、リアラは強制的に会話を中断した。それまではマイペースに準備をしていたのだが、いそいそと荷物をまとめると、足早に教室を去って行ったのだ。
「ん~……なんか、リアラも御前試合が終わってから、何か変?」
残されたクラスメートは首を傾げながら、去っていくリアラの背中を見送っていた。すると不意に後ろから肩をポンと叩かれる。
「ひええっ?」
「わ、びっくりした」
振り向いた先にいたのは、副担任のミリアだった。本当にびっくりしているのか、相変わらず能天気そうな顔で口を開けていた。
「ご、ごめんなさい。ミリア先生」
「ううん~。私の方こそ、ごめんね」
2人して慌てて謝罪をしてから、ミリアの方が話題を切り出す。
「カレンさん、学園長がお呼びだよ~。学園長室に来て欲しいって」
「……うげ~」
ミリアにそう告げられたクラスメート――カレンは明らかに嫌そうにする。その時、ミリアの目が、いつものお気楽な様子とは打って変わって、鋭く細くなっていることには気づかなった。
2学期も残すところ残り1か月。
すっかり秋も深まり冬の気配がそこまで近づいている時期だった。御前試合が終わって表面的にはいつもの日常に戻ったミュリヌス学園――しかしその日常は、それまでの日常とは確実に変化しつつあった。
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
陽が出ている昼間でも肌寒くなり始める時期。太陽が西へ傾き、オレンジ色の光が大地を照らす時分になれば、徐々に冷え込みは増していく。
そんな間もなく夕方が終わり、夜が訪れようとしている時間帯、ミュリヌス学園寮の中庭にも、足早に寮内に入ろうとする人通りがあった。
そんな人通りが見下ろせるベランダで、リアラは一糸纏わぬ姿で、ステラに後ろから侵されていた。
「あぁぁんっ! 気持ちいいっ! 気持ちいいっ! もっと、もっと突いて下さいっ!」
ベランダの手すりに両手をついて身体をささえながら、リアラは打ち付けられるステラの腰に合わせて、自らも腰をくねらせていた。
「どうですか、リアラ? 何にも知らない学生達の姿が見えて? 彼女達が私達に気づいて、見上げれば大変なことになりますわね?」
言いながらステラは腰を深く一突きする。
「っんああああああ!」
最奥へステラのディルドーが届くと、リアラはびくびくと身体を反らせて痙攣する。
「はぁ、はぁ……わ、私のいやらしい姿が、みんなに……はぁ、はぁ……」
「どんな気分かしら?」
ステラはリアラの背中に伸し掛かるようにしながら、乳房を揉みしだく。
「ぞ、ゾクゾクしちゃうっ! こんなの知られたら、学園にいられなくなるのに……それなのに、みんなに知られたらと思うと……興奮するっ!」
「そう……なら、みんなに教えて差し上げましょう。私達がどんな関係なのか……リアラがどれだけ淫乱なのかを」
「ひ、ひぐっ……そ、それはぁ……っくあああ?」
さすがに戸惑いを見せるリアラだったが、それを許さないようにステラが激しく腰を打ち付ける。グチュグチュと淫液の音を立てながら、腰を打ち付ける音を響かせながら。
「あぁぁんっ! み、見てぇぇっ! 私、レズなのっ! ステラお姉様とのセックスが大好きな変態レズなのっ! あんんんっ! こ、こんな……みんなに見られると思うと、オマンコ疼かせちゃう変態なのっ! お願い、見てっ! オマンコ突かれてる私を見てぇぇぇっ!」
本当に全霊を込めているような大声で叫ぶリアラ。
普通に考えれば、その大声で地上にいる学生達は何事かと顔を上げるだろう。しかし、こんな形で2人の関係が知らされるのは、ステラの望むところではなかった。
あらかじめ自分達に周りからの認識阻害の魔術を掛けてあるため、誰一人として2人に気づく学生はいなかった。
しかし、リアラはそんなことを知らない。本気で学生達に気づかれようと大声を出しながら、そのまま大きく痙攣して絶頂に達するのだった。
「はぁー、はぁー……あぁぁ……私、どんどんエッチになっていっちゃう……」
「ふふふ。まだまだですわよ……さあ、外は冷えますから、中に入りましょう」
「は、はい……お姉様」
激しい絶頂に、まともに立っていられないリアラはステラに抱えられるようにして、室内へと入っていった。
■□■□
室内のベッドの中、お互い全裸になったリアラとステラはお互いの身体を抱き寄せて、何度も口づけを交わしながら舌を絡めていた。
「はむ……くちゅ……んん……お姉様。はぁぁ……幸せぇ……」
「んむ……はむ……ふふ、私もですわ。リアラ」
自らの胸に顔をうずめて甘えてくるリアラの髪を優しく撫でるステラ。すっかり夜も更けた真夜中に、ようやく2人の行為はひと段落したようだった。
「おめでとう、リアラ。見事、首席になったそうですわね」
リアラの身体を抱き寄せながら、ステラがそう言うと、リアラは嬉しそうにうなずく。
「は、はい……アンナがいなくなった繰り上げみたいな感じですが」
「そんなことありませんわ。御前試合の結果もありますし、れっきとした実力ですわよ。胸をはりなさい」
「はい、お姉様」
ステラの言葉にリアラが顔を上げると、唇を差し出して口づけをねだる。ステラは微笑を浮かべながらリアラの唇を奪うと、そのまま舌を伸ばして絡め合う。
「んむ……んっ……れろぉぉ……」
唾液を零しながら濃密に舌を絡め合うリアラ。その表情は恍惚としながら、ステラの舌の感触を味わっていた。
「ぷはぁ……はぁ、はぁ……そういえば、お姉様。アンナのことが、やっぱり噂になっていて……」
口の周りを唾液まみれにしながら、リアラは荒い息を吐いて言うと、ステラはわずかに表情を変える。
「そう。まあ、確かに突然休学だなんで無理がありますものね。御前試合もあの様でしたし」
「――お姉様?」
リアラの言葉を聞いた途端、妙に冷たい表情に変わるステラ。これまでは怒りだとか嫌悪といった感情を表に出すことはなく、常に余裕の表情を浮かべていた彼女が、いま苦虫をつぶしたような、苦い表情をしている。
あの日、あの時――グスタフと一緒にいたアンナを思い浮かべる。先ほどクラスメートに問いかけられた時にも同じことを考えたが、やはり無関係だとは思わない。
具体的に何があったかは想像だに出来ないが、それでも相手がグスタフというだけに、嫌な予感はどうしても拭いきれないリアラだった。
「それで? リアラは何と答えましたの?」
「え? ええと、何も知らないって……本当に私、何も知らないですし……」
まるでリアラのことを射抜くような冷たいまなざし。今までにないそのステラの攻撃的な視線に、思わずリアラは身を硬くして答える。
「――そう。それでいいですわ」
リアラの答えに満足したのか、ステラは強張らせていた表情を緩ませると、またいつもの優雅で妖艶な笑みを浮かべる。
「あっ、あのっ! やっぱりアンナがいなくなったことと学園長は何か――」
「残念ですわ。せっかく、アンナも混ぜて3人で愛し合うことも考えていましたのに」
リアラの質問よりも先に、ステラはリアラの耳元に唇を寄せてそう囁く。まるで悪魔の囁きのようなそれは、熱い吐息と共にリアラの本能を刺激する。
ぶるぶると身体を震わせながら、リアラは表情をヒクつかせる。
「さ、3人でって……? そ、それって……どんな?」
それだけで妄想が掻き立てられたリアラ。期待と興奮を乗せた情熱的な視線でステラを見つめると、ステラはアンナを交えた卑猥な行為について、つらつらと語っていく。
「っうあああ! す、すごいそれぇっ! だ、ダメ……聞いてるだけで、オマンコ濡れちゃうっ!」
びくびくと身体を震わせながら、リアラはステラの身体にしがみつくと、ステラの太ももに自らの秘部を擦りつけ始める。
「ふふ、それでいいですのよ。貴女はアンナのことなど考えなくても良いの。ただ普通に学園生活を送りながら、私と愛し合うことだけ考えていればいいんですのよ」
身体を密着させてくるリアラの身体を抱きしめながら、ステラは秘部を擦りつけてくる太ももを自分も動かす。リアラが言っている通り、すでにそこは大量の淫液でヌルヌルと熱くなっていた。
「っあん! は、はいっ! アンナのことなんてどうでもいいですっ! 私、お姉様と愛し合うことだけ考えていますっ! あんっ! お姉様、お姉様っ!」
身体を抱きしめられると、リアラも強くステラの身体を抱きしめ返す。
「お、お姉様ぁ……私、今度はオマンコ擦り合わせたいっ! おちんちんで犯されるのも好きだけどぉ……オマンコでキスするのも、レズセックスの感じがして好きなのぉ。オマンコで一緒にイキたいですっ!」
淫蕩な笑顔でそういうステラ。
入学当初からは考えられない程淫蕩に満ちたその表情。最初は恥ずかしがっていた卑猥な言葉も、今や嬉々として口にするようになり、そして自らレズビアンだと口走るリアラ。
ステラの思い通りに堕ちていき、今やリューイの手から、完全にステラの恋人となり果てていた。
御前試合が終われば、ミュリヌス学園の生徒達の進路はほぼほぼ決定されることとなり、年末までの2学期は決まった進路に沿って学園生活を送ることとなる。
「急な話だが、アンナ=ヴァルガンダルはしばらく休学することとなった」
1年Ⅰ組の教室、HRの時間で担当教師のシェリーがそう切り出すと、室内はざわめきに包まれた。
リアラも口をポカンと開けて、目を丸くしていた。
「少し体調の方が悪いみたいでな。復学する時期は未定だ」
再びざわつく教室内。
御前試合が終わってからというもの、アンナが顔を見せた日はなかった。そのまま休学するというのは、あの御前試合の衝撃的な結果からして、学生達が様々な憶測をするのは当然のことであった。
あとはいつも通りの連絡事項などがあり、その日の授業は終えることとなった。
「アンナさん、どうしたんだろうね?」
授業が終わり帰り支度を進めていたリアラが、背後からクラスメートに声を掛けられる。リアラは愛想よく笑いながらも、親友であるアンナを案じたような声色で答える。
「そうだね。御前試合の時から調子悪かったみたいだったから、心配だね」
「ふーん、やっぱりそうなんだ。誰が見ても、あの試合は変だったもんねー」
まだまだ余力を残していながらの、アンナからの降参負け。いつも明るく元気にクラスを引っ張っていく負けず嫌いという普段のアンナの印象とは全く正反対の、投げやりな降参は学生達にも大きな波紋を与えた。
「リアラは何か気づかなった?」
クラスメートは本気で心配しているような表情でリアラに問いかけてきた。クラスのリーダー的な存在でもあったアンナのことが気がかりなのであろう。御前試合で直接彼女と相対したリアラなら何か気づいたことがあっただろうと聞いてきたに違いない。
無論、リアラには心当たりがある。御前試合の2日前――壁1枚を隔てて行われたお互いの情事。自分の相手はステラだったが、アンナの相手はおそらくグスタフだったに違いない。アンナが変わったのはあの日以来――どう考えてもグスタフが関係していないはずがなあい。
「ごめん。私も分からないの。本当に突然のことだったから」
しかしリアラはそんな心当たりなどおくびにも出さず、目の前のクラスメートと同じように本気で心配するような表情を見せて、そう答えたのだった。
「そっか。……ねえ、リアラ。最近、なんか学園の雰囲気変わってない? 学園長に媚び売っているような娘が――」
「あ、ごめんね。私、ちょっと急ぐ用があるから。また明日話しよう」
クラスメートが次の話題に入ろうとするも、リアラは強制的に会話を中断した。それまではマイペースに準備をしていたのだが、いそいそと荷物をまとめると、足早に教室を去って行ったのだ。
「ん~……なんか、リアラも御前試合が終わってから、何か変?」
残されたクラスメートは首を傾げながら、去っていくリアラの背中を見送っていた。すると不意に後ろから肩をポンと叩かれる。
「ひええっ?」
「わ、びっくりした」
振り向いた先にいたのは、副担任のミリアだった。本当にびっくりしているのか、相変わらず能天気そうな顔で口を開けていた。
「ご、ごめんなさい。ミリア先生」
「ううん~。私の方こそ、ごめんね」
2人して慌てて謝罪をしてから、ミリアの方が話題を切り出す。
「カレンさん、学園長がお呼びだよ~。学園長室に来て欲しいって」
「……うげ~」
ミリアにそう告げられたクラスメート――カレンは明らかに嫌そうにする。その時、ミリアの目が、いつものお気楽な様子とは打って変わって、鋭く細くなっていることには気づかなった。
2学期も残すところ残り1か月。
すっかり秋も深まり冬の気配がそこまで近づいている時期だった。御前試合が終わって表面的にはいつもの日常に戻ったミュリヌス学園――しかしその日常は、それまでの日常とは確実に変化しつつあった。
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陽が出ている昼間でも肌寒くなり始める時期。太陽が西へ傾き、オレンジ色の光が大地を照らす時分になれば、徐々に冷え込みは増していく。
そんな間もなく夕方が終わり、夜が訪れようとしている時間帯、ミュリヌス学園寮の中庭にも、足早に寮内に入ろうとする人通りがあった。
そんな人通りが見下ろせるベランダで、リアラは一糸纏わぬ姿で、ステラに後ろから侵されていた。
「あぁぁんっ! 気持ちいいっ! 気持ちいいっ! もっと、もっと突いて下さいっ!」
ベランダの手すりに両手をついて身体をささえながら、リアラは打ち付けられるステラの腰に合わせて、自らも腰をくねらせていた。
「どうですか、リアラ? 何にも知らない学生達の姿が見えて? 彼女達が私達に気づいて、見上げれば大変なことになりますわね?」
言いながらステラは腰を深く一突きする。
「っんああああああ!」
最奥へステラのディルドーが届くと、リアラはびくびくと身体を反らせて痙攣する。
「はぁ、はぁ……わ、私のいやらしい姿が、みんなに……はぁ、はぁ……」
「どんな気分かしら?」
ステラはリアラの背中に伸し掛かるようにしながら、乳房を揉みしだく。
「ぞ、ゾクゾクしちゃうっ! こんなの知られたら、学園にいられなくなるのに……それなのに、みんなに知られたらと思うと……興奮するっ!」
「そう……なら、みんなに教えて差し上げましょう。私達がどんな関係なのか……リアラがどれだけ淫乱なのかを」
「ひ、ひぐっ……そ、それはぁ……っくあああ?」
さすがに戸惑いを見せるリアラだったが、それを許さないようにステラが激しく腰を打ち付ける。グチュグチュと淫液の音を立てながら、腰を打ち付ける音を響かせながら。
「あぁぁんっ! み、見てぇぇっ! 私、レズなのっ! ステラお姉様とのセックスが大好きな変態レズなのっ! あんんんっ! こ、こんな……みんなに見られると思うと、オマンコ疼かせちゃう変態なのっ! お願い、見てっ! オマンコ突かれてる私を見てぇぇぇっ!」
本当に全霊を込めているような大声で叫ぶリアラ。
普通に考えれば、その大声で地上にいる学生達は何事かと顔を上げるだろう。しかし、こんな形で2人の関係が知らされるのは、ステラの望むところではなかった。
あらかじめ自分達に周りからの認識阻害の魔術を掛けてあるため、誰一人として2人に気づく学生はいなかった。
しかし、リアラはそんなことを知らない。本気で学生達に気づかれようと大声を出しながら、そのまま大きく痙攣して絶頂に達するのだった。
「はぁー、はぁー……あぁぁ……私、どんどんエッチになっていっちゃう……」
「ふふふ。まだまだですわよ……さあ、外は冷えますから、中に入りましょう」
「は、はい……お姉様」
激しい絶頂に、まともに立っていられないリアラはステラに抱えられるようにして、室内へと入っていった。
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室内のベッドの中、お互い全裸になったリアラとステラはお互いの身体を抱き寄せて、何度も口づけを交わしながら舌を絡めていた。
「はむ……くちゅ……んん……お姉様。はぁぁ……幸せぇ……」
「んむ……はむ……ふふ、私もですわ。リアラ」
自らの胸に顔をうずめて甘えてくるリアラの髪を優しく撫でるステラ。すっかり夜も更けた真夜中に、ようやく2人の行為はひと段落したようだった。
「おめでとう、リアラ。見事、首席になったそうですわね」
リアラの身体を抱き寄せながら、ステラがそう言うと、リアラは嬉しそうにうなずく。
「は、はい……アンナがいなくなった繰り上げみたいな感じですが」
「そんなことありませんわ。御前試合の結果もありますし、れっきとした実力ですわよ。胸をはりなさい」
「はい、お姉様」
ステラの言葉にリアラが顔を上げると、唇を差し出して口づけをねだる。ステラは微笑を浮かべながらリアラの唇を奪うと、そのまま舌を伸ばして絡め合う。
「んむ……んっ……れろぉぉ……」
唾液を零しながら濃密に舌を絡め合うリアラ。その表情は恍惚としながら、ステラの舌の感触を味わっていた。
「ぷはぁ……はぁ、はぁ……そういえば、お姉様。アンナのことが、やっぱり噂になっていて……」
口の周りを唾液まみれにしながら、リアラは荒い息を吐いて言うと、ステラはわずかに表情を変える。
「そう。まあ、確かに突然休学だなんで無理がありますものね。御前試合もあの様でしたし」
「――お姉様?」
リアラの言葉を聞いた途端、妙に冷たい表情に変わるステラ。これまでは怒りだとか嫌悪といった感情を表に出すことはなく、常に余裕の表情を浮かべていた彼女が、いま苦虫をつぶしたような、苦い表情をしている。
あの日、あの時――グスタフと一緒にいたアンナを思い浮かべる。先ほどクラスメートに問いかけられた時にも同じことを考えたが、やはり無関係だとは思わない。
具体的に何があったかは想像だに出来ないが、それでも相手がグスタフというだけに、嫌な予感はどうしても拭いきれないリアラだった。
「それで? リアラは何と答えましたの?」
「え? ええと、何も知らないって……本当に私、何も知らないですし……」
まるでリアラのことを射抜くような冷たいまなざし。今までにないそのステラの攻撃的な視線に、思わずリアラは身を硬くして答える。
「――そう。それでいいですわ」
リアラの答えに満足したのか、ステラは強張らせていた表情を緩ませると、またいつもの優雅で妖艶な笑みを浮かべる。
「あっ、あのっ! やっぱりアンナがいなくなったことと学園長は何か――」
「残念ですわ。せっかく、アンナも混ぜて3人で愛し合うことも考えていましたのに」
リアラの質問よりも先に、ステラはリアラの耳元に唇を寄せてそう囁く。まるで悪魔の囁きのようなそれは、熱い吐息と共にリアラの本能を刺激する。
ぶるぶると身体を震わせながら、リアラは表情をヒクつかせる。
「さ、3人でって……? そ、それって……どんな?」
それだけで妄想が掻き立てられたリアラ。期待と興奮を乗せた情熱的な視線でステラを見つめると、ステラはアンナを交えた卑猥な行為について、つらつらと語っていく。
「っうあああ! す、すごいそれぇっ! だ、ダメ……聞いてるだけで、オマンコ濡れちゃうっ!」
びくびくと身体を震わせながら、リアラはステラの身体にしがみつくと、ステラの太ももに自らの秘部を擦りつけ始める。
「ふふ、それでいいですのよ。貴女はアンナのことなど考えなくても良いの。ただ普通に学園生活を送りながら、私と愛し合うことだけ考えていればいいんですのよ」
身体を密着させてくるリアラの身体を抱きしめながら、ステラは秘部を擦りつけてくる太ももを自分も動かす。リアラが言っている通り、すでにそこは大量の淫液でヌルヌルと熱くなっていた。
「っあん! は、はいっ! アンナのことなんてどうでもいいですっ! 私、お姉様と愛し合うことだけ考えていますっ! あんっ! お姉様、お姉様っ!」
身体を抱きしめられると、リアラも強くステラの身体を抱きしめ返す。
「お、お姉様ぁ……私、今度はオマンコ擦り合わせたいっ! おちんちんで犯されるのも好きだけどぉ……オマンコでキスするのも、レズセックスの感じがして好きなのぉ。オマンコで一緒にイキたいですっ!」
淫蕩な笑顔でそういうステラ。
入学当初からは考えられない程淫蕩に満ちたその表情。最初は恥ずかしがっていた卑猥な言葉も、今や嬉々として口にするようになり、そして自らレズビアンだと口走るリアラ。
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