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最終章 エピローグ編
第126話 姉として最大の愛情を
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第2王女リリライト=リ=アルマイトによる、第1王子カリオス=ド=アルマイトへ向けて宣戦布告がなされたのは、もう冬も終わりを告げて、暖かい風が吹く春の季節を感じる4月になったばかりの頃。
カリオス率いるミュリヌス攻略部隊の面々が、王都ユールディアに戻ってから、1ヶ月以上の時が経過していた。
この間、カリオス側はグスタフの叛意を公表することが出来なかった。
愛娘であったはずのリリライトの突然の叛意に、国王ヴィジールが心労で倒れた。更に龍牙騎士団長ルエールの危篤状態はなおも続いているなど、国政の中枢を担う人間の多くが病気や怪我で伏せることとなり、聖アルマイト王国は、国としての機能を維持することで精いっぱいだった。
この不安定極まりない状況で大臣の叛意を公表してしまえば、反ヴィジオール派、反カリオス派の諸侯を刺激することとなり、国内全域に動揺が走る。そうなってしまえば、隙あらば大陸の覇権を聖アルマイトに代わって握ろうとする周辺諸国につけ入れられる隙を作ることとなる。
何をするにも、まずは国内をしっかりと安定させてから動くべき――そのコウメイの提案通りに、まずカリオスは王宮内の秩序安定に注力していた。
特に、ミュリヌス領の戦闘において失った重職に当たっていた人材の後継や王宮内の大臣グスタフ派・第2王女派の追放など、ある程度の反感を覚悟で、かなり強引に進めた。
結果、コウメイの尽力もあり、王宮内に関しては、カリオス統治の下に安定した体制を作ることに成功したが、そのタイミングでリリライトから宣戦布告が出されたのだった。
これが、ここに至るまでのカリオス側の経緯である。
「ガルス侯、それにアルムガルド侯もリリライト側に回るそうですよ~、兄様」
執務室で頭をうつむかせているカリオスと面会しているのは、深紅のドレスに身を包んだ、カリオスに妹にしてリリライトの姉――第1王女ラミア=リ=アルマイトだ。
女性らしい豊満な体型だが、自身が好んで戦場の最前線で戦うことを好む戦闘狂のため、それにふさわしく引き締まるところは筋肉で引き締まっている。切れ長で妖艶な目つきに、意味深に笑うように緩んでいる口元――何をとっても、同じ妹であるリリライトとは対照的な妹だと、カリオスは思う。
ネルグリア帝国の統治をダイグロフ侯に引き継いだラミアは、紅血騎士団と共に、カリオス達よりも一足先に王都ユールディアに帰還していた。兄が戻ってからもラミアは何かと補佐をしようとしていたが、カリオスと違ってラミアは政治的能力はほぼ皆無ーーというより、そもそも興味がない。
実際に戦争がまだ始まっていない現状では、ラミアがカリオスのために出来ることは、せいぜいたまにこうやって話し相手になることくらいであった。
「そうか……分かっていたとはいえ、きついな」
今ラミアが並びたてた領主達は、地理的にはミュリヌス領と隣り合う領地を治めている。あの異能で強化された軍勢の武力を背景に交渉を持ちかけられれば、嫌でもリリライトに従うしかないだろう。
「アルムガルド侯はともかくとして~、ガルス侯は喜んで協力しているんじゃないですかぁ? もともと、あの老人はグスタフと仲が良かったようですしぃ」
『狂戦士』と言われる程に、激烈に好戦的のラミアだったが、そんな性格とは思えないくらいの、相変わらずのんびりとした口調で言う。
「――まだまだ、リリライト側に付こうとする連中は出てくるだろうな」
むしろ、これら領主のようにはっきりと対立の意志を示してくれる方がやりやすい。問題なのは、カリオスへの反感を内に秘めながら表面上は第1王子派に付いている領主だ。これが最も厄介だ――というのはコウメイの談で、カリオスも同意だった。
「このままだと、他の国からもちょっかい出されますよ~? 下手したら、リリライト側に協力する国も出てくると思います~。何せ、兄様の奴隷制度禁止に反対する国は多いですから~」
この非常時にも関わらずラミアは兄をからかうように言うと、カリオスは疲労の濃い瞳をラミアに向ける。
「お前こそどうなんだ? 俺なんかより、リリライトに付いた方が、思う存分戦争が出来るぞ、きっと」
どこか自暴自棄になった様子のカリオス。
王都に戻ってから今日まで、カリオスがすべきことは激務という言葉すら生ぬるいくらいだったが、それ以上に彼を疲労させていたのは、やはり最愛の妹であるリリライトに明確な叛意を向けられたことに他ならない。
そんな、投げやりな兄の言葉に、それまでのおどけた表情を消し、ラミアは真剣な表情で兄カリオスを見据える。
「――どうするんですかぁ? 宣戦布告されたんですよぉ~? こちらからも声明なりなんなりを出さないといけません」
「まさか全面降伏するわけにはいかねぇだろ。そこら辺はコウメイ辺りにでも考えさせるさ」
「分かってるよ」と言わんばかりに、苛立ちを露わにするカリオス。苦手意識が強い妹にカリオスが横暴に出ることは無かったが、それ以上ラミアがカリオスを刺激すれば、手を出しかねない勢いだ。
しかしラミアは、そんな威圧的な空気に一歩も退くことなく、ただ真っ直ぐに兄を見つめる。
「今回の内乱では、紅血騎士団は兄様の指揮下に入ります~。存分に、私やディードの力を使って下さい。命じられるがままに、敵の死体の山を築きあげてみせますよ~?」
「……あぁ?」
脈絡のないラミアの言葉に、カリオスは不快をあらわにする。
しかしラミアは変わらず、真剣で、そして明瞭な声でカリオスに問う、
「兄様は、どうされるんですか?」
「――意味が分かんねぇよ」
いや、本当は気づいている。ラミアがカリオスに問わんとしていること。その意図を。
「リリライトと、戦うんですかぁ~?」
そのラミアの言葉に、カリオスはドクンと心臓が高鳴る。
身内であるラミアには全てを伝えている。すなわち、今回のことは全て大臣グスタフの陰謀であること。リリライトは操られているに過ぎず、彼女に非はないこと。
――否。
リリライトはこの国の第2王女である。いくら凶悪な特殊能力で操られているといっても、責任が無いわけがない。更に今回のように、リリライトが表立って父や兄への叛意を明確に出してしまえば、最早リリライト自身が責任を取ることでしか、事態の収拾は図れないだろう。
カリオスにとって、これは大臣グスタフとの戦いのはずなのに、最早そういった個人的レベルの感情の域を超えてしまっている。
これはもう、第1王子と第2王女による後継者争い。骨肉の戦いなのだ。それは避けられない。
カリオスの敵は、第2王女リリライトなのだ。
「私は、兄様のことも、リリライトのことも大好きなんですよ~」
そんな現実から目を背けて、事態を受け入れられていないカリオスを置き去りに、ラミアはとうに決まっている己の覚悟を語るのだった。
「私がリリライトに思わず意地悪する理由も、いつも言っている通りなんですよ~。冗談なんかじゃありません~。兄様の愛情を独り占めするリリライトに嫉妬しちゃうんですぅ。でも、兄様と楽しそうに笑っているリリライトも天使に思えるんです。それを見て、「ああ、やっぱりリリのことも好きだなぁ」と」
それは、今までカリオスが見たことがないようなラミアの顔だ。
いつも人を見下しているような、余裕のある穿った笑みと態度ーーその苛烈な性分も相まって、カリオスすら苦手意識を持っていた妹だったが、そのラミアがここで初めて兄と妹に対する、嘘偽りない感情を告白する。
その瞳には、こんな事態になってしまったことの悲しみと、これまでのリリライトへの接し方に対する後悔が浮かんでいた。
「私はぁ~、結局リリには意地悪ばっかりして、良い姉にはなれませんでしたぁ~。きっと嫌われているんでしょうね~。でも、それは自業自得ですから仕方ありません~。受け入れるしかありませんが……でもぉ、それでも私はリリのことを愛しています。大事な大事な妹なんです~。ですから、リリライトの姉として、『鮮血の姫』として私がリリにしてあげられることは――」
『鮮血の姫』――それはリリライトが『純白の姫』と称されるのと同じ、大陸中に轟くラミアの評判である。
数多の戦場で膨大な死体の山を築き上げたラミア――彼女が戦場で身に着ける赤い鎧は、そして普段身に着けている深紅のドレスも、その返り血で彩られているのではないか、そんな壮絶な力と恐怖の意味が、この言葉には込められている。
そして、その大量の死体を生産してきたのは、ドレス姿の今も腰に下げている神器『紅蓮』――ラミアは、それを手で撫でながら己の覚悟を堂々とカリオスへ告げる。
「リリの首を刎ねて、その死体を消し炭にして、殺戮の限りを尽くすことです~。それが狂ってしまった妹に、姉として私が出来る最後で最大の愛情表現です、兄様」
カリオス率いるミュリヌス攻略部隊の面々が、王都ユールディアに戻ってから、1ヶ月以上の時が経過していた。
この間、カリオス側はグスタフの叛意を公表することが出来なかった。
愛娘であったはずのリリライトの突然の叛意に、国王ヴィジールが心労で倒れた。更に龍牙騎士団長ルエールの危篤状態はなおも続いているなど、国政の中枢を担う人間の多くが病気や怪我で伏せることとなり、聖アルマイト王国は、国としての機能を維持することで精いっぱいだった。
この不安定極まりない状況で大臣の叛意を公表してしまえば、反ヴィジオール派、反カリオス派の諸侯を刺激することとなり、国内全域に動揺が走る。そうなってしまえば、隙あらば大陸の覇権を聖アルマイトに代わって握ろうとする周辺諸国につけ入れられる隙を作ることとなる。
何をするにも、まずは国内をしっかりと安定させてから動くべき――そのコウメイの提案通りに、まずカリオスは王宮内の秩序安定に注力していた。
特に、ミュリヌス領の戦闘において失った重職に当たっていた人材の後継や王宮内の大臣グスタフ派・第2王女派の追放など、ある程度の反感を覚悟で、かなり強引に進めた。
結果、コウメイの尽力もあり、王宮内に関しては、カリオス統治の下に安定した体制を作ることに成功したが、そのタイミングでリリライトから宣戦布告が出されたのだった。
これが、ここに至るまでのカリオス側の経緯である。
「ガルス侯、それにアルムガルド侯もリリライト側に回るそうですよ~、兄様」
執務室で頭をうつむかせているカリオスと面会しているのは、深紅のドレスに身を包んだ、カリオスに妹にしてリリライトの姉――第1王女ラミア=リ=アルマイトだ。
女性らしい豊満な体型だが、自身が好んで戦場の最前線で戦うことを好む戦闘狂のため、それにふさわしく引き締まるところは筋肉で引き締まっている。切れ長で妖艶な目つきに、意味深に笑うように緩んでいる口元――何をとっても、同じ妹であるリリライトとは対照的な妹だと、カリオスは思う。
ネルグリア帝国の統治をダイグロフ侯に引き継いだラミアは、紅血騎士団と共に、カリオス達よりも一足先に王都ユールディアに帰還していた。兄が戻ってからもラミアは何かと補佐をしようとしていたが、カリオスと違ってラミアは政治的能力はほぼ皆無ーーというより、そもそも興味がない。
実際に戦争がまだ始まっていない現状では、ラミアがカリオスのために出来ることは、せいぜいたまにこうやって話し相手になることくらいであった。
「そうか……分かっていたとはいえ、きついな」
今ラミアが並びたてた領主達は、地理的にはミュリヌス領と隣り合う領地を治めている。あの異能で強化された軍勢の武力を背景に交渉を持ちかけられれば、嫌でもリリライトに従うしかないだろう。
「アルムガルド侯はともかくとして~、ガルス侯は喜んで協力しているんじゃないですかぁ? もともと、あの老人はグスタフと仲が良かったようですしぃ」
『狂戦士』と言われる程に、激烈に好戦的のラミアだったが、そんな性格とは思えないくらいの、相変わらずのんびりとした口調で言う。
「――まだまだ、リリライト側に付こうとする連中は出てくるだろうな」
むしろ、これら領主のようにはっきりと対立の意志を示してくれる方がやりやすい。問題なのは、カリオスへの反感を内に秘めながら表面上は第1王子派に付いている領主だ。これが最も厄介だ――というのはコウメイの談で、カリオスも同意だった。
「このままだと、他の国からもちょっかい出されますよ~? 下手したら、リリライト側に協力する国も出てくると思います~。何せ、兄様の奴隷制度禁止に反対する国は多いですから~」
この非常時にも関わらずラミアは兄をからかうように言うと、カリオスは疲労の濃い瞳をラミアに向ける。
「お前こそどうなんだ? 俺なんかより、リリライトに付いた方が、思う存分戦争が出来るぞ、きっと」
どこか自暴自棄になった様子のカリオス。
王都に戻ってから今日まで、カリオスがすべきことは激務という言葉すら生ぬるいくらいだったが、それ以上に彼を疲労させていたのは、やはり最愛の妹であるリリライトに明確な叛意を向けられたことに他ならない。
そんな、投げやりな兄の言葉に、それまでのおどけた表情を消し、ラミアは真剣な表情で兄カリオスを見据える。
「――どうするんですかぁ? 宣戦布告されたんですよぉ~? こちらからも声明なりなんなりを出さないといけません」
「まさか全面降伏するわけにはいかねぇだろ。そこら辺はコウメイ辺りにでも考えさせるさ」
「分かってるよ」と言わんばかりに、苛立ちを露わにするカリオス。苦手意識が強い妹にカリオスが横暴に出ることは無かったが、それ以上ラミアがカリオスを刺激すれば、手を出しかねない勢いだ。
しかしラミアは、そんな威圧的な空気に一歩も退くことなく、ただ真っ直ぐに兄を見つめる。
「今回の内乱では、紅血騎士団は兄様の指揮下に入ります~。存分に、私やディードの力を使って下さい。命じられるがままに、敵の死体の山を築きあげてみせますよ~?」
「……あぁ?」
脈絡のないラミアの言葉に、カリオスは不快をあらわにする。
しかしラミアは変わらず、真剣で、そして明瞭な声でカリオスに問う、
「兄様は、どうされるんですか?」
「――意味が分かんねぇよ」
いや、本当は気づいている。ラミアがカリオスに問わんとしていること。その意図を。
「リリライトと、戦うんですかぁ~?」
そのラミアの言葉に、カリオスはドクンと心臓が高鳴る。
身内であるラミアには全てを伝えている。すなわち、今回のことは全て大臣グスタフの陰謀であること。リリライトは操られているに過ぎず、彼女に非はないこと。
――否。
リリライトはこの国の第2王女である。いくら凶悪な特殊能力で操られているといっても、責任が無いわけがない。更に今回のように、リリライトが表立って父や兄への叛意を明確に出してしまえば、最早リリライト自身が責任を取ることでしか、事態の収拾は図れないだろう。
カリオスにとって、これは大臣グスタフとの戦いのはずなのに、最早そういった個人的レベルの感情の域を超えてしまっている。
これはもう、第1王子と第2王女による後継者争い。骨肉の戦いなのだ。それは避けられない。
カリオスの敵は、第2王女リリライトなのだ。
「私は、兄様のことも、リリライトのことも大好きなんですよ~」
そんな現実から目を背けて、事態を受け入れられていないカリオスを置き去りに、ラミアはとうに決まっている己の覚悟を語るのだった。
「私がリリライトに思わず意地悪する理由も、いつも言っている通りなんですよ~。冗談なんかじゃありません~。兄様の愛情を独り占めするリリライトに嫉妬しちゃうんですぅ。でも、兄様と楽しそうに笑っているリリライトも天使に思えるんです。それを見て、「ああ、やっぱりリリのことも好きだなぁ」と」
それは、今までカリオスが見たことがないようなラミアの顔だ。
いつも人を見下しているような、余裕のある穿った笑みと態度ーーその苛烈な性分も相まって、カリオスすら苦手意識を持っていた妹だったが、そのラミアがここで初めて兄と妹に対する、嘘偽りない感情を告白する。
その瞳には、こんな事態になってしまったことの悲しみと、これまでのリリライトへの接し方に対する後悔が浮かんでいた。
「私はぁ~、結局リリには意地悪ばっかりして、良い姉にはなれませんでしたぁ~。きっと嫌われているんでしょうね~。でも、それは自業自得ですから仕方ありません~。受け入れるしかありませんが……でもぉ、それでも私はリリのことを愛しています。大事な大事な妹なんです~。ですから、リリライトの姉として、『鮮血の姫』として私がリリにしてあげられることは――」
『鮮血の姫』――それはリリライトが『純白の姫』と称されるのと同じ、大陸中に轟くラミアの評判である。
数多の戦場で膨大な死体の山を築き上げたラミア――彼女が戦場で身に着ける赤い鎧は、そして普段身に着けている深紅のドレスも、その返り血で彩られているのではないか、そんな壮絶な力と恐怖の意味が、この言葉には込められている。
そして、その大量の死体を生産してきたのは、ドレス姿の今も腰に下げている神器『紅蓮』――ラミアは、それを手で撫でながら己の覚悟を堂々とカリオスへ告げる。
「リリの首を刎ねて、その死体を消し炭にして、殺戮の限りを尽くすことです~。それが狂ってしまった妹に、姉として私が出来る最後で最大の愛情表現です、兄様」
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