本からはじまる異世界旅行記

m-kawa

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第四章

転生者は異世界で何を見る? -授かったスキル-

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 そういや俺たちも何か新しいスキル増えてないかな?
 確認するためにも自分のステータスを表示させてみる。

 ――――――――――――――――――
 名前:サワノイ マコト
 種族:人族
 性別:男
 年齢:31
 職業:マジシャン Lv37
    ハイウィザード Lv14
    剣士 Lv34
    騎士 Lv13
    モンク Lv28
    シーフ Lv24
    商人 Lv21
    僧侶 Lv21
    ソーサラー Lv18
    魔導師 Lv17
    召喚師 Lv15
    時空魔道師 LV18
    調教師 Lv10

 Lv:34
 HP:18763/18763
 MP:28453/28453
 STR:3897
 VIT:3764
 AGI:4043
 INT:5912
 DEX:4498
 LUK:6121

 スキル:
 火【フレアアローLv10】【ファイアボールLv7】【ファイアウォールLv7】
  【フレアボムLv6】【ファイアランスLv5】【エクスプロージョンLv5】
 水【ウォーターボールLv9】【ウォーターカッターLv8】【アクアブレスLv6】
  【アシッドレインLv5】【アイスランスLv5】【メイルシュトロームLv5】
 風【ウィンドカッターLv10】【エアハンマーLv7】【サイクロンLv6】
  【サイレンスLv5】【フライLv3】【ゴッドブレスLv2】
 土【アーススパイクLv9】【アースウォールLv8】【クエイクLv6】
  【ストーンウォールLv5】
 雷【ライトニングLv8】【チェインライトニングLv6】【サンダーストームLv5】
  【パラライズLv4】
 光【ライトLv10】【ホーリーランスLv8】【サンクチュアリLv6】
  【ホーリーブレスLv2】
 闇【ダークショットLv7】【ダークネスLv5】【ドレインLv3】
  【イビルブレードLv2】
 癒【ヒールLv10】【エリアヒールLv8】【ディスペルLv7】
  【リジェネレーションLv6】【キュアLv5】【マジックバリアLv4】
 補【プロテクションLv7】【シェルターLv6】【パワーブーストLv5】
  【マジックブーストLv5】【スピードブーストLv3】
 時【ヘイストLv7】【スロウLv5】【ストップLv4】
 空【テレポートLv7】【レビテーションLv6】
 剣【ハードアタックLv8】【ハードブレイクLv7】【シールドバッシュLv4】
  【ハードストライクLv4】【十字切りLv4】【二段突きLv1】
 騎【ワイルドスピアーLv5】【コンセントレイションLv3】【大車輪Lv1】
 拳【気孔Lv7】【発勁Lv6】【錬気孔Lv3】

 特殊スキル:
 【アイテムボックス改Lv10】【身体強化Lv10】【魔闘法Lv8】
 【気闘法Lv7】【縮地Lv6】【空地Lv6】
 【料理Lv5】【ジョブチェンジ】【鑑定Lv10】
 【HP上昇補正Lv9】【MP上昇補正Lv10】【忍び足Lv8】
 【気配察知Lv8】【俊敏上昇補正Lv5】【空間認識Lv6】
 【魔獣語Lv5】【剣術】【短剣術】
 【槍術】【斧術】【弓術】
 【盾術】【格闘術】【投擲術】
 【鞭術】【杖術】【火魔法】
 【水魔法】【風魔法】【土魔法】
 【雷魔法】【光魔法】【闇魔法】
 【癒魔法】【補助魔法】【時魔法】
 【空間魔法】【召喚魔法】【料理】
 【調教】【隠密】【スキル取得率上昇】

 称号:
 【異界旅行者トラベラー】【スキルコレクター】
 ――――――――――――――――――

 あれからフィアの強化で自分も少しだけレベルが上がったのだ。それに伴いステータスも多少増えている。
 騎士になってそのスキルが多少は増えたが、他に変わったところは……、お? 【スキル取得率上昇】とかあるぞ。これかな?
 他にめぼしいスキルはなさそうだし、まあ確定かな?
 しかし残念だ。【通信魔法】とかあればよかったんだがなあ。

 でも取得率上昇ってどういうことだろう。今まで得たスキルはゲーム系がほとんどで、モンスターをやっつけて経験値を得てレベルが上がれば自動で取得できるものがほとんどだった。
 残りのスキルにしても、その世界に来た時に石板で調べたら覚えていたというもので、自分で取得したという実感はない。
 というか既存スキルの類似したものが、その世界のスキルとして置き換わったような、そんなイメージである。
 今までスキルを得るための専用の練習といったものはしたことがなかった。……つまり、この世界のスキル取得とはそういうことなのだろうか。

 ……にしても、称号が謎だな。
 あのうさん臭い神に会ったときに「巻き添えで呼んだ」と言っていたのに、【異界旅行者トラベラー】という称号をつけるわけはないだろうし。
 この世界のスキルシステムが検知して付けられたのか、それとも他に称号を付与できる存在がいるということなのか。
 わからないものは置いておこう。

 あとは【スキルコレクター】か。ある程度以上のスキルを取得してたら得られる称号ってことなのかな。
 まあ確かに、かぶってるのもあるが、通常スキルと特殊スキルで個数だけなら100以上あるしな……。

「そういえば誠さんはどんなスキルがあった? 自分にも鑑定使えるんだろ? おれにも複数スキルがあるみたいだし……」

「あ、私もあとで鑑定して欲しいな」

 だだっ広い草原を三人で歩きながら自分のスキルの話をする。もちろん【鑑定】と【スキル取得率上昇】しか出さないでおく。
 ほかにもいっぱいあるけど、【スキル取得率上昇】のおかげで手に入れたことにすれば面倒な話もせずに済みそうな気がしたからだが。

「ふーん。……その上昇具合って、どれくらいなんだろね」

「神様にもらったものだし、きっとすごいんじゃないかしら」

「そもそもどうやったらスキルを取得できるのかもわからんし、そこは探り探り行くしかないんじゃないかな」

「だね。街に着いたら誰かに聞いてみるのもいいかも」

 称号については瑞樹と似たような【異世界転移者】があると説明しておいた。肉体はそのままだしね。
 ひとしきり俺のスキルで盛り上がったあとは次はフィアだ。

 ――――――――――――――――――
 名前:フィアリーシス・フォン・ブレイブリス
 種族:人族
 性別:女
 年齢:17
 職業:姫 Lv22
    僧侶 Lv20
    クレリック Lv17
    魔術師 Lv12
    モンク Lv5

 Lv:25
 HP:7673/7673
 MP:14701/14701
 STR:425
 VIT:687
 AGI:865
 INT:2979
 DEX:1943
 LUK:654

 スキル:
 水【ウォーターボールLv6】【ウォーターカッターLv5】【アクアブレスLv4】
 風【ウィンドカッターLv7】【エアハンマーLv3】【サイクロンLv2】
 癒【ヒールLv9】【エリアヒールLv5】【ディスペルLv6】
  【リジェネレーションLv5】【キュアLv5】
 補【プロテクションLv8】【シェルターLv6】【パワーブーストLv5】
  【マジックブーストLv5】【スピードブーストLv3】
 聖【ターンアンデッドLv4】【ピュアリーヒールLv2】
 拳【気孔Lv3】

 特殊スキル:
 【献身Lv8】【MP上昇補正Lv8】【水魔法】
 【風魔法】【癒魔法】【補助魔法】
 【神聖魔法】【身体強化Lv1】【再生魔法】

 称号:
 【異界旅行者トラベラー
 ――――――――――――――――――

 フィアのステータスはこんな感じだ。
 で、今回増えたスキルは……と。【再生魔法】かな。他は変わってないみたい。
 称号も俺と同じだな。
 ふとフィアはどうやってスキルを覚えたのか気になったが、今聞くことはできないので保留にしておくことにする。

「フィアは、【再生魔法】らしいぞ。でもひとつしかないな」

「再生……ですか。魔法の種類としては珍しい……」

 瑞樹は何やら考え込んでいる。
 過去にプレイしたゲームや読んだラノベでも思い出しているのだろうか。

「珍しいんですか?」

「うーん。一般的にゲームとかじゃ、回復魔法とか治癒魔法ってのが多いんじゃないかな。再生って体力回復よりも、音楽や動画の再生とかのイメージが強くて……」

 一応フィアも俺と同じ日本から来たと説明はしたが、一般的な日本人とは見た目が全く異なることに対して瑞樹は何も言ってこない。
 ましてやゲームやラノベによくある、傷を癒したり体力を回復する魔法の呼び名を知らないことについても気になっていないようだ。
 そういうモノに疎い人もいるので、そうだと思われているのであればそれまでだが。
 自分自身も銀髪になったし、細かいことは気にしていないのか、いろいろありすぎて気が回っていないのか。まあどっちでもいいか。

「いや、【再生魔法】がゲームによくあるやつと同じ効果かどうかはわからんだろ」

 すでに【癒魔法】ってやつがあるんだし。似たようなスキルは統合されるシステムなのに、見事に分かれたままだ。ということまでは言わないが、可能性としては提言しておく。
 考えられる可能性としては欠損部位の再生だろうか。試したわけでも誰かに聞いたわけでもないが、【癒魔法】では欠損部位の再生まではできないのかもしれない。

「……どういうこと?」

「あくまでも可能性の話だけどな。ゲームじゃHPが1になっても五体満足で動けたりするだろ?
 だから回復魔法って体力を回復するだけで実際は傷が治らなかったり、治ったとしても欠損部位の再生・・まではできなかったりしないかなーと」

「なるほど……」

「街の人たちにいろいろ聞いてみたらわかるんじゃない?」

 考え込む瑞樹にフィアが明るく答える。
 うん、確かに。この世界の常識を知らない俺たち三人でアレコレ考えても答えなんて出るはずもない。
 というわけでスキルの話はこれで一旦置いておき、他愛のない話をしながら街を目指すのだった。
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