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文化祭
12.交流試合が終わって
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それから、すべての試合が終わって、片づけまで終わって。
今日はもうクラスのカフェのシフトも入ってないし、あきらとゆっくり見て回ろう。
そう思って更衣室で着替えてからあきらの姿を探すけど。
・・・・・あれ・・・?
いないな・・・・
きょろきょろあきらの姿を探してると、
「レイキ、お疲れ」
修吾に声をかけられた。
「あきら探してんのか?」
・・・・そう言われると、なんか恥ずかしいな・・・
でもまあ、実際そうなんだし・・・・
「・・・うん」
「更衣室にもいなかったよな。 教室、戻ったんじゃねー?」
「・・・ん・・・・」
そう、かな。
少しうつむいていると、修吾がオレの腕を掴んだ。
「な、ハラ減らねー?」
「え?」
「勝利のお祝いにさ、 なんか食おうぜ」
「で、も」
・・・あきらとは・・・約束してるわけじゃない・・・けど・・・・
「見て回りながらあきら探そうぜ。 あきらも、どっか行ってるかもしんねーじゃん」
ニッて笑う修吾。
「ん・・・・そう・・・だな・・・」
「よしっ、じゃあ行こうぜ!
オレさ、あそこのはしまき、気になってんだよなー」
修吾が指差した先に、はしまきの店。 オレはその隣の、かわいい看板の店が目に留まった。
「あ、オレ、その隣のクレープ食いたい」
「レイキ、やっぱ甘いもん好きだなー」
「疲れた時は、特にな」
修吾がはしまきを買う隣の店で、オレはクレープを買うことにする。
「バナナクリームひとつください」
「かしこまりましたぁ」
注文して、出来上がるのを待っていると、
「ね、クレープ食べていい?」
女のコの声が、後ろから聞こえてきた。
「買えば? オレはいらねー」
続いて、男の声・・・ だけど・・・・・
オレは確信をもって振り返る。
「・・・あきら・・・・」
制服に着替えたあきらと、腕を組んで歩いている高野だった。
「あ、坂本くんもクレープ好きなの?
私、イチゴクリームひとつください♡」
オレは思わず、2人の腕に視線を落とす。
あきらは少し、眉間にシワを寄せた。
「・・・・高野。 オレ、レイキを探してるって言っただろ」
「うん。 ねえ坂本くん。 あきらくん、少し私に貸してほしいなー♡」
高野がかわいい笑顔でオレにおねだりしてくる。
・・・・胸が、苦しく、なる。
「・・・・貸す、とか・・・・ あきらはモノじゃねーし・・・・
2人の好きにしたらいーよ」
2人を見てたくなくて、オレはカオを背けた。
「レイキ、買ったかー?
あ、あきら・・・と、・・・めぐみちゃん・・・・・」
はしまきを買った修吾が、あきらと高野に気付く。
「はい、バナナクレープ、お待たせしましたー」
オレはクレープを受け取ると、2人に背を向けて修吾に近づいた。
「・・・・修吾、行こうぜ」
「え、レイキ?」
修吾の返事を待たず、オレは2人から離れるように歩き出した。
「レイキ!」
あきらの声がするけど、オレは足を止めない。
「レイキ、いいのかよ?」
少し遅れて追いかけてきた修吾が、オレの隣に並ぶ。
「・・・・いいよ。 別に、約束してたわけじゃないし。
それに・・・・高野を断って、オレと、なんて、へんじゃん」
「でもさ」
「いーんだって。 ほら。 どっか見に行こうぜ」
へらって笑うと、修吾は小さくため息をついて、でもニッて笑ってくれた。
「おっけー。 ステージ観に行ってみようぜ」
クレープを食べながら歩いてると、修吾目当ての女のコに捕まった。
「修吾ー。 せっかくだし、一緒にまわろー?」
オレと修吾の間に入ってきて、修吾の腕に抱き付く。
「えー。 でも今、レイキとデート中なんだけど」
「坂本くんと?」
女のコは、大きな瞳でちらっとオレを見た。
「修吾、行って来れば? オレはいいからさ」
「でも、レイキ」
「いいって。 修吾のこと、よろしく」
オレは女のコに笑いかけて、その場を離れた。
・・・・あきらといい、修吾といい、モテる奴はいいよなー。
・・・・去年はオレ、どうしてたっけ。
去年の文化祭の頃は・・・・
そうそう、同じクラスのコ、追っかけてたなー。
一緒にまわろうって必死で誘って。
OKもらって、大喜びで、あきらと亮介に報告した。
あきらは・・・・さっきみたいに、ずっと女のコに囲まれてたっけ。
♪~
体育館の前を通りかかると、音楽が聞こえてきた。
入口に書いてある、体育館での催しのプログラムを確認する。
今の時間は・・・・吹奏楽の演奏だ。
オレはドアを開けて中に入った。
後ろの方の、開いている席に座る。
ステージの前方に、クラリネットを演奏している紺野を見つけた。
真剣な表情で、みんなで一つの音楽を奏でる。
音楽に疎いオレは知らない曲だったけど、たくさんの楽器が奏でる音楽は、すごく迫力があって引き込まれた。
終わった時、会場からは大きな拍手が上がる。
オレも一緒になって、夢中で拍手をした。
立ち上がって観客席を見る紺野は、やりきった表情をしていて、きらきらと輝いて見えた。
少し紺野と話がしたくて、オレは差し入れ用のドーナツを買って、もう一度体育館に戻った。
舞台裏の方にまわると、片づけをしている吹奏楽部員の中に、紺野の姿を見つける。
「紺野」
声をかけると、紺野はオレを振り返ってパッて笑顔になった。
「レイキくん!」
オレの方に駆け寄ってくる。
「はいこれ。 差し入れ」
「えっ・・・いいの?」
「ああ。 さっき演奏聴かせてもらったよ。 オレ、音楽とかよくわかんねーけど、でもすごかった。
なんか感動したよ」
「聴いてくれたの!? うれしい・・・ ありがとう」
紺野は少しはにかむように笑った。
「今日は・・・ 自分でもよくできたなあって思ったの。 だから、レイキくんが聴いてくれたなんて・・・ すごく、うれしい」
嬉しそうな紺野につられて、オレも笑顔になる。
「私も、さっき試合見たよ。 校舎の外階段からだったから、遠かったけど・・・ でも、レイキくんすごくカッコよかった。 勝ってたよね、おめでとう」
「練習やってたんだろ? でも、見てくれてたんだ。 ありがとな」
遠くからでも、見ててくれたなんて、うれしい。
「せんぱーい! 移動しますよ!」
1年生らしい男子が、紺野を呼びに来る。
「あ、うん、行くね。
・・・レイキくん、本当にありがとう。 またね」
「ああ」
ひらひらと手を振って、紺野を見送る・・・・
と、
「?」
さっき紺野を呼びに来た、1年生男子。
まだそこに居て、オレのことをじっと見ていた。
その視線は鋭くて・・・ 若干、睨まれている気がする・・・・
「え・・・っと、なに?」
オレが話しかけると、その男子はハッとしたようにぺこりと頭を下げて、戻って行った。
・・・何・・・ だったんだろ・・・・
オレ、あいつとは会ったことないと思うけど・・・・・
不思議に思いながら体育館を後にすると、
「お、レイキじゃん!」
クラスの男子たちに捕まった。
「なあ、ホラーハウスに行くんだけど、レイキも行かねー?」
修吾のクラスのだな。
「ああ、行く。 ・・・・なあ、あきら、見なかったか?」
恐る恐る聞いてみると、
「ああ、さっき高野と腕組んで歩いてたな」
「ったく、モテる奴はいいよなー」
・・・・やっぱ、そっか。
少し落ち込むオレをよそに、男子たちはあきらにぶーぶー言ってる。
「だいたいさ、あきらって彼女いるんだろ?」
「らしいな。 他校の女子とかかなー」
「それなのに、高野ともなんて・・・ うらやましすぎだろ」
・・・・ホントに、モテるよなー・・・ あきらって・・・・
つき合ってる人がいるって公言してからも、女のコたちがあきらに寄り付くのは全然変わってない気がするもんな・・・・
「でもさ、彼女って文化祭来ねーのかな」
「見てみたいよな、あきらの彼女」
「見たいのもあるけどさ。 高野とあんな風にしてるとこに、鉢合わせたりしたらまずいんじゃねーのかな」
・・・・確かに。
普通そんなの見られたら、彼女とケンカとかになるよな・・・・
・・・・オレはもう、目の当たりにしたわけだけど。
「あきらの彼女、来ねーの? レイキ、知ってるか?」
「え、えっ!?」
突然聞かれて、焦ってしまう。
「どー、だろ・・・ オレ、聞いてねーからわかんね・・・・・」
「普通来るよなー」
「見てみてーな。 やっぱ、すげー美人なんだろうなー」
「そりゃそうだろ! だって、あきらの彼女だぜ!?」
うう・・・・ オレ、なんだけど・・・・
あきらの彼女ってだけで、絶対美人だってみんな思うよな・・・・
やっぱ、あきらと釣り合うのって、河原とか、高野、みたいな、美人なコなんだよなー・・・・
やばい・・・
だんだん、落ち込んできた・・・・・
「あきらのことは、いーじゃん。 行こうぜ」
話題を変えたくてオレが促すと、みんな『そうだな』って言って、ホラーハウスに足を向けた。
みんなとはしゃいだけど、オレの心は沈んだままだった。
今日はもうクラスのカフェのシフトも入ってないし、あきらとゆっくり見て回ろう。
そう思って更衣室で着替えてからあきらの姿を探すけど。
・・・・・あれ・・・?
いないな・・・・
きょろきょろあきらの姿を探してると、
「レイキ、お疲れ」
修吾に声をかけられた。
「あきら探してんのか?」
・・・・そう言われると、なんか恥ずかしいな・・・
でもまあ、実際そうなんだし・・・・
「・・・うん」
「更衣室にもいなかったよな。 教室、戻ったんじゃねー?」
「・・・ん・・・・」
そう、かな。
少しうつむいていると、修吾がオレの腕を掴んだ。
「な、ハラ減らねー?」
「え?」
「勝利のお祝いにさ、 なんか食おうぜ」
「で、も」
・・・あきらとは・・・約束してるわけじゃない・・・けど・・・・
「見て回りながらあきら探そうぜ。 あきらも、どっか行ってるかもしんねーじゃん」
ニッて笑う修吾。
「ん・・・・そう・・・だな・・・」
「よしっ、じゃあ行こうぜ!
オレさ、あそこのはしまき、気になってんだよなー」
修吾が指差した先に、はしまきの店。 オレはその隣の、かわいい看板の店が目に留まった。
「あ、オレ、その隣のクレープ食いたい」
「レイキ、やっぱ甘いもん好きだなー」
「疲れた時は、特にな」
修吾がはしまきを買う隣の店で、オレはクレープを買うことにする。
「バナナクリームひとつください」
「かしこまりましたぁ」
注文して、出来上がるのを待っていると、
「ね、クレープ食べていい?」
女のコの声が、後ろから聞こえてきた。
「買えば? オレはいらねー」
続いて、男の声・・・ だけど・・・・・
オレは確信をもって振り返る。
「・・・あきら・・・・」
制服に着替えたあきらと、腕を組んで歩いている高野だった。
「あ、坂本くんもクレープ好きなの?
私、イチゴクリームひとつください♡」
オレは思わず、2人の腕に視線を落とす。
あきらは少し、眉間にシワを寄せた。
「・・・・高野。 オレ、レイキを探してるって言っただろ」
「うん。 ねえ坂本くん。 あきらくん、少し私に貸してほしいなー♡」
高野がかわいい笑顔でオレにおねだりしてくる。
・・・・胸が、苦しく、なる。
「・・・・貸す、とか・・・・ あきらはモノじゃねーし・・・・
2人の好きにしたらいーよ」
2人を見てたくなくて、オレはカオを背けた。
「レイキ、買ったかー?
あ、あきら・・・と、・・・めぐみちゃん・・・・・」
はしまきを買った修吾が、あきらと高野に気付く。
「はい、バナナクレープ、お待たせしましたー」
オレはクレープを受け取ると、2人に背を向けて修吾に近づいた。
「・・・・修吾、行こうぜ」
「え、レイキ?」
修吾の返事を待たず、オレは2人から離れるように歩き出した。
「レイキ!」
あきらの声がするけど、オレは足を止めない。
「レイキ、いいのかよ?」
少し遅れて追いかけてきた修吾が、オレの隣に並ぶ。
「・・・・いいよ。 別に、約束してたわけじゃないし。
それに・・・・高野を断って、オレと、なんて、へんじゃん」
「でもさ」
「いーんだって。 ほら。 どっか見に行こうぜ」
へらって笑うと、修吾は小さくため息をついて、でもニッて笑ってくれた。
「おっけー。 ステージ観に行ってみようぜ」
クレープを食べながら歩いてると、修吾目当ての女のコに捕まった。
「修吾ー。 せっかくだし、一緒にまわろー?」
オレと修吾の間に入ってきて、修吾の腕に抱き付く。
「えー。 でも今、レイキとデート中なんだけど」
「坂本くんと?」
女のコは、大きな瞳でちらっとオレを見た。
「修吾、行って来れば? オレはいいからさ」
「でも、レイキ」
「いいって。 修吾のこと、よろしく」
オレは女のコに笑いかけて、その場を離れた。
・・・・あきらといい、修吾といい、モテる奴はいいよなー。
・・・・去年はオレ、どうしてたっけ。
去年の文化祭の頃は・・・・
そうそう、同じクラスのコ、追っかけてたなー。
一緒にまわろうって必死で誘って。
OKもらって、大喜びで、あきらと亮介に報告した。
あきらは・・・・さっきみたいに、ずっと女のコに囲まれてたっけ。
♪~
体育館の前を通りかかると、音楽が聞こえてきた。
入口に書いてある、体育館での催しのプログラムを確認する。
今の時間は・・・・吹奏楽の演奏だ。
オレはドアを開けて中に入った。
後ろの方の、開いている席に座る。
ステージの前方に、クラリネットを演奏している紺野を見つけた。
真剣な表情で、みんなで一つの音楽を奏でる。
音楽に疎いオレは知らない曲だったけど、たくさんの楽器が奏でる音楽は、すごく迫力があって引き込まれた。
終わった時、会場からは大きな拍手が上がる。
オレも一緒になって、夢中で拍手をした。
立ち上がって観客席を見る紺野は、やりきった表情をしていて、きらきらと輝いて見えた。
少し紺野と話がしたくて、オレは差し入れ用のドーナツを買って、もう一度体育館に戻った。
舞台裏の方にまわると、片づけをしている吹奏楽部員の中に、紺野の姿を見つける。
「紺野」
声をかけると、紺野はオレを振り返ってパッて笑顔になった。
「レイキくん!」
オレの方に駆け寄ってくる。
「はいこれ。 差し入れ」
「えっ・・・いいの?」
「ああ。 さっき演奏聴かせてもらったよ。 オレ、音楽とかよくわかんねーけど、でもすごかった。
なんか感動したよ」
「聴いてくれたの!? うれしい・・・ ありがとう」
紺野は少しはにかむように笑った。
「今日は・・・ 自分でもよくできたなあって思ったの。 だから、レイキくんが聴いてくれたなんて・・・ すごく、うれしい」
嬉しそうな紺野につられて、オレも笑顔になる。
「私も、さっき試合見たよ。 校舎の外階段からだったから、遠かったけど・・・ でも、レイキくんすごくカッコよかった。 勝ってたよね、おめでとう」
「練習やってたんだろ? でも、見てくれてたんだ。 ありがとな」
遠くからでも、見ててくれたなんて、うれしい。
「せんぱーい! 移動しますよ!」
1年生らしい男子が、紺野を呼びに来る。
「あ、うん、行くね。
・・・レイキくん、本当にありがとう。 またね」
「ああ」
ひらひらと手を振って、紺野を見送る・・・・
と、
「?」
さっき紺野を呼びに来た、1年生男子。
まだそこに居て、オレのことをじっと見ていた。
その視線は鋭くて・・・ 若干、睨まれている気がする・・・・
「え・・・っと、なに?」
オレが話しかけると、その男子はハッとしたようにぺこりと頭を下げて、戻って行った。
・・・何・・・ だったんだろ・・・・
オレ、あいつとは会ったことないと思うけど・・・・・
不思議に思いながら体育館を後にすると、
「お、レイキじゃん!」
クラスの男子たちに捕まった。
「なあ、ホラーハウスに行くんだけど、レイキも行かねー?」
修吾のクラスのだな。
「ああ、行く。 ・・・・なあ、あきら、見なかったか?」
恐る恐る聞いてみると、
「ああ、さっき高野と腕組んで歩いてたな」
「ったく、モテる奴はいいよなー」
・・・・やっぱ、そっか。
少し落ち込むオレをよそに、男子たちはあきらにぶーぶー言ってる。
「だいたいさ、あきらって彼女いるんだろ?」
「らしいな。 他校の女子とかかなー」
「それなのに、高野ともなんて・・・ うらやましすぎだろ」
・・・・ホントに、モテるよなー・・・ あきらって・・・・
つき合ってる人がいるって公言してからも、女のコたちがあきらに寄り付くのは全然変わってない気がするもんな・・・・
「でもさ、彼女って文化祭来ねーのかな」
「見てみたいよな、あきらの彼女」
「見たいのもあるけどさ。 高野とあんな風にしてるとこに、鉢合わせたりしたらまずいんじゃねーのかな」
・・・・確かに。
普通そんなの見られたら、彼女とケンカとかになるよな・・・・
・・・・オレはもう、目の当たりにしたわけだけど。
「あきらの彼女、来ねーの? レイキ、知ってるか?」
「え、えっ!?」
突然聞かれて、焦ってしまう。
「どー、だろ・・・ オレ、聞いてねーからわかんね・・・・・」
「普通来るよなー」
「見てみてーな。 やっぱ、すげー美人なんだろうなー」
「そりゃそうだろ! だって、あきらの彼女だぜ!?」
うう・・・・ オレ、なんだけど・・・・
あきらの彼女ってだけで、絶対美人だってみんな思うよな・・・・
やっぱ、あきらと釣り合うのって、河原とか、高野、みたいな、美人なコなんだよなー・・・・
やばい・・・
だんだん、落ち込んできた・・・・・
「あきらのことは、いーじゃん。 行こうぜ」
話題を変えたくてオレが促すと、みんな『そうだな』って言って、ホラーハウスに足を向けた。
みんなとはしゃいだけど、オレの心は沈んだままだった。
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