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推しメン
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“トーマス騎士団長の首が飛んだ“場面で、電車が目的の駅に着いたため、私はパタンと漫画を閉じた。
この漫画は友人に進められた大ハマりしたのだ。推しは勿論トーマス騎士団長だ。金色の髪を流して、筋肉質な彼は私の超好みなタイプである。
しかし……登場回で死亡とかありえない。
彼が死ぬ場面は何度読んでも涙がでる。一目見て気に入ったのに……。
私の中では、彼の相方は副団長である。副団長は結婚している設定だが、腐女子フィルターを持つ私には関係のない設定だ。
単純に結婚しなかった世界にすればいいのだ。結婚している設定を使っている薄い本もあるがそれは悲恋になるので好きではない。
電車を降りてからスマフォを見るとメッセージが届いていた。
『今日、例の漫画さ。新刊発売だよね』
「知っている」
『もう、読んじゃった♪』
めちゃくちゃ羨ましい。
仕事より漫画を読みたいと思った。
私はスマフォを見ながら駅のフォームを歩いていた。それを注意する放送が流れているがいつものことだと気にしなかった。
突然、人とぶつかったような衝撃をうけ、持っていたスマフォが手から離れた。
電車の警笛の音と人に悲鳴が聞こえた。
この漫画は友人に進められた大ハマりしたのだ。推しは勿論トーマス騎士団長だ。金色の髪を流して、筋肉質な彼は私の超好みなタイプである。
しかし……登場回で死亡とかありえない。
彼が死ぬ場面は何度読んでも涙がでる。一目見て気に入ったのに……。
私の中では、彼の相方は副団長である。副団長は結婚している設定だが、腐女子フィルターを持つ私には関係のない設定だ。
単純に結婚しなかった世界にすればいいのだ。結婚している設定を使っている薄い本もあるがそれは悲恋になるので好きではない。
電車を降りてからスマフォを見るとメッセージが届いていた。
『今日、例の漫画さ。新刊発売だよね』
「知っている」
『もう、読んじゃった♪』
めちゃくちゃ羨ましい。
仕事より漫画を読みたいと思った。
私はスマフォを見ながら駅のフォームを歩いていた。それを注意する放送が流れているがいつものことだと気にしなかった。
突然、人とぶつかったような衝撃をうけ、持っていたスマフォが手から離れた。
電車の警笛の音と人に悲鳴が聞こえた。
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