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第1章 『大きな出会い』
転生魔導師の天声加護(リサイタル)
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落ちこぼれのエリーは、今日から反逆へ...
改めまして僕の名前はエリスタ。
普段控えめな僕が何故反逆なんて無縁なことを考えたのか。事は5年前までさかのぼる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「エリー、ご飯できたよー」
この人は僕のおばさん...と言うには年齢が若すぎる。なんせ今年で20歳なのだから。
なので僕は名前で呼んでいる、彼女の名前は
『セルシオ』僕はルーシーと呼んでいる。
みんなもそう呼んでね!
「はーい、すぐ行くー」
と僕はいつもと同じ返事をする。
今日の朝食はトーストとイノシシのお肉を使った甘めのスープ、そしてリンゴ。
このメニューは毎日同じで僕がそうしてくれとわがままを言っている。
「いつもありがとうルーシー」
ルーシーは優しく微笑みいつもこう言う。
「私も苦じゃないし、エリーのお願いなら喜んで!」
天使のようだ...
朝食を食べたあとは立派な魔導師になるために魔導学校へ向かう。
僕が通っている魔導学校は
『エリカターン第4魔導学校』と言う。
第4魔導学校は入学試験の際、特に得点が悪かったものが振り分けられるクラスで、トップの得点だった者は第1学校へ、そこから順々に振り分けられる。
つまり一番下の落ちこぼれクラスという訳だ
ちなみにクラスメイトは僕含め....3人だ。
今年の入学生はほとんどが優秀な成績で、第4に入学することになったのは3人だけという異例な事態となった。
だが、卒業するまでずっと同じクラスに留まる訳では無い。
と言うのもこの学校には1年に4回の昇降試験があり、文字どうり昇格するのか降格するのかが決まってしまう大事なテストだ
このテストで昇格になると僕は1つ上がり、第3魔導学校へクラス替えとなる。
しかもこのテストではクラス昇降だけでなく、特典もある。現状の第4クラスは特典がなく、第3から第1まで一貫して生活費の免除が標準で、第2は生活費免除に加え、オリジナルの杖が配布される。
そして第1は生活費免除、杖、そしてエリカターン第1魔導師団への入団優先チケットが授与される。
もちろんみんなの狙いは第1への進学だ。
待遇が豪華な為、第1へ入るには厳しい条件があり、それをクリアする為に日々努力している。
さて、第4のクラスメイトを紹介しよう。
1人目は『セレナ・ハニマー』
第4の中で1番年下の女性で成績は下から2番目
得意魔術は範囲魔術全般
2人目は『ルカリオ・アニマーゼ』
年齢は1番上の男子成績も1番上
得意魔術は物質変換魔術
そして僕『エリスタ・クライス』
年齢は真ん中、成績も真ん中フツーの成績
得意魔術は電撃、そして周囲回復魔術
「おはよぉエリー」
セレナは僕に毎日挨拶をしてくれる
「おはようセレナ、昨日急に倒れたけど大丈夫だった?」
セレナは体が弱く、よく体を壊している
「うん、軽い貧血症状だってさ」
「よぉ、エリー!昨日の怪我大丈夫かぁ?」
ルカリオはいかにも悪役そうな見た目だが、意外と良い奴で他人思い
「痛かったけどね...」
「当たり前だろぉ、ただでさえあの先生容赦ないんだから」
僕とルカリオが話している先生は魔導学校の中でも上位に入る強者で、出世に失敗し落ちこぼれクラスの担任にされ、八つ当たりをしてくるめんどくさい先生。
そんな話をしていると、扉が開く音がした
「はーい授業始めますよー」
彼女の名前は『ローザ・モヒート』
普段は普通の女性だが反抗されたら言うことを聞かせるため、実力行使をしてくるやばめの先生。
教師としては色々向いてない人。
「さて、今日の授業は魔法を魔術化する恒例の実技でーす。前にも言いましたが、魔法と魔術の違いをわかる方はいますかー?」
「はい」
ルカリオが手を挙げた。
「魔法は大気の魔を使ってそのまま魔法陣へ変換し魔法を発動します。
魔術は大気の魔を吸収し、魔法陣へ変換する際に体内の生気と混ぜてから魔法陣へ変換します。」
相変わらずルカリオは頭がいい。
さすがは第4の中で成績トップなだけはある
「ルカリオくん正解で~す。今回は電撃魔法を範囲系の電撃魔術へ変換してもらいま~す」
電撃は魔法と魔術の入門法術で、消費する魔と生気が少ない為、よく訓練で使用される。
これは僕にもできるレベルだ
「あぁ、疲れたぁ」
消費量が少ないとはいえ、魔の扱いが苦手な生徒にとっては苦になる。
そして一日が終わり帰宅する。
これが僕の一日だ。
「おつかれ、エリー。先にお風呂入ってねー」
「うん、ありがとうルーシー!」
ルーシーが用意してくれた物は全て最高の物だ。
湯加減も良いし料理だって美味しい!
「明日は勝負の日、早く第3に上がって、ルーシーに楽をさせてあげられるように頑張ろう」
明日は初めての昇降試験なのだ。
改めまして僕の名前はエリスタ。
普段控えめな僕が何故反逆なんて無縁なことを考えたのか。事は5年前までさかのぼる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「エリー、ご飯できたよー」
この人は僕のおばさん...と言うには年齢が若すぎる。なんせ今年で20歳なのだから。
なので僕は名前で呼んでいる、彼女の名前は
『セルシオ』僕はルーシーと呼んでいる。
みんなもそう呼んでね!
「はーい、すぐ行くー」
と僕はいつもと同じ返事をする。
今日の朝食はトーストとイノシシのお肉を使った甘めのスープ、そしてリンゴ。
このメニューは毎日同じで僕がそうしてくれとわがままを言っている。
「いつもありがとうルーシー」
ルーシーは優しく微笑みいつもこう言う。
「私も苦じゃないし、エリーのお願いなら喜んで!」
天使のようだ...
朝食を食べたあとは立派な魔導師になるために魔導学校へ向かう。
僕が通っている魔導学校は
『エリカターン第4魔導学校』と言う。
第4魔導学校は入学試験の際、特に得点が悪かったものが振り分けられるクラスで、トップの得点だった者は第1学校へ、そこから順々に振り分けられる。
つまり一番下の落ちこぼれクラスという訳だ
ちなみにクラスメイトは僕含め....3人だ。
今年の入学生はほとんどが優秀な成績で、第4に入学することになったのは3人だけという異例な事態となった。
だが、卒業するまでずっと同じクラスに留まる訳では無い。
と言うのもこの学校には1年に4回の昇降試験があり、文字どうり昇格するのか降格するのかが決まってしまう大事なテストだ
このテストで昇格になると僕は1つ上がり、第3魔導学校へクラス替えとなる。
しかもこのテストではクラス昇降だけでなく、特典もある。現状の第4クラスは特典がなく、第3から第1まで一貫して生活費の免除が標準で、第2は生活費免除に加え、オリジナルの杖が配布される。
そして第1は生活費免除、杖、そしてエリカターン第1魔導師団への入団優先チケットが授与される。
もちろんみんなの狙いは第1への進学だ。
待遇が豪華な為、第1へ入るには厳しい条件があり、それをクリアする為に日々努力している。
さて、第4のクラスメイトを紹介しよう。
1人目は『セレナ・ハニマー』
第4の中で1番年下の女性で成績は下から2番目
得意魔術は範囲魔術全般
2人目は『ルカリオ・アニマーゼ』
年齢は1番上の男子成績も1番上
得意魔術は物質変換魔術
そして僕『エリスタ・クライス』
年齢は真ん中、成績も真ん中フツーの成績
得意魔術は電撃、そして周囲回復魔術
「おはよぉエリー」
セレナは僕に毎日挨拶をしてくれる
「おはようセレナ、昨日急に倒れたけど大丈夫だった?」
セレナは体が弱く、よく体を壊している
「うん、軽い貧血症状だってさ」
「よぉ、エリー!昨日の怪我大丈夫かぁ?」
ルカリオはいかにも悪役そうな見た目だが、意外と良い奴で他人思い
「痛かったけどね...」
「当たり前だろぉ、ただでさえあの先生容赦ないんだから」
僕とルカリオが話している先生は魔導学校の中でも上位に入る強者で、出世に失敗し落ちこぼれクラスの担任にされ、八つ当たりをしてくるめんどくさい先生。
そんな話をしていると、扉が開く音がした
「はーい授業始めますよー」
彼女の名前は『ローザ・モヒート』
普段は普通の女性だが反抗されたら言うことを聞かせるため、実力行使をしてくるやばめの先生。
教師としては色々向いてない人。
「さて、今日の授業は魔法を魔術化する恒例の実技でーす。前にも言いましたが、魔法と魔術の違いをわかる方はいますかー?」
「はい」
ルカリオが手を挙げた。
「魔法は大気の魔を使ってそのまま魔法陣へ変換し魔法を発動します。
魔術は大気の魔を吸収し、魔法陣へ変換する際に体内の生気と混ぜてから魔法陣へ変換します。」
相変わらずルカリオは頭がいい。
さすがは第4の中で成績トップなだけはある
「ルカリオくん正解で~す。今回は電撃魔法を範囲系の電撃魔術へ変換してもらいま~す」
電撃は魔法と魔術の入門法術で、消費する魔と生気が少ない為、よく訓練で使用される。
これは僕にもできるレベルだ
「あぁ、疲れたぁ」
消費量が少ないとはいえ、魔の扱いが苦手な生徒にとっては苦になる。
そして一日が終わり帰宅する。
これが僕の一日だ。
「おつかれ、エリー。先にお風呂入ってねー」
「うん、ありがとうルーシー!」
ルーシーが用意してくれた物は全て最高の物だ。
湯加減も良いし料理だって美味しい!
「明日は勝負の日、早く第3に上がって、ルーシーに楽をさせてあげられるように頑張ろう」
明日は初めての昇降試験なのだ。
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次の投稿を楽しみにしてます!