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カフェを出てご飯を食べてから帰ることにした。
「ねぇねぇ、リオン様は婚約破棄したこと調べると思う?」
「さすがに調べるだろ。調べた後、どんな行動に出るかはまだ分からないけどな、素直には諦めないだろうな」
「エリー、人は追い詰められたら、何するか分からないから絶対に1人になるなよ」
「アレンは心配性ね、言われなくても分かってるわ。これでも王女だからね。追い詰められた人が問題を起こす所は何度も見てきたから」
王であるお父様が問題を起こした貴族などを裁いたりして、それを逆恨みした貴族は私を人質に取って、お父様に恨みを晴らそうとすることはよくあることだ。
だから私は護身術を習って、自分の身は自分で守れるようにしたわ
そうしなければ命がいくつ合っても足りないわ
「エリーの話を聞いてると王女の暮らしって大変そうよね。」
「私は良い方だと思うわよ。後継者は私だけだから、兄弟が居たら余程仲が良くない限り、兄弟から命を狙われるからね。国の決まりで、余程の理由が無い限り一番最初に生まれた子供が跡取りって決まってるけど、死んでしまったら下の兄弟に回ってくるからね」
「そうよね。家族から命を狙われるなんて悲しいわよね。その点うちの国の第1王子と第2王子は仲が良いから良かったわよね。第3王子のリオン様も王になるつもりは無いみたいだし」
「そうでもないわよ。兄弟で仲が良くても周りの貴族が勝手に問題を起こすから、第1王子と第2王子は大変なんじゃないかしら?リオン様を王にしたい馬鹿が、お二人を亡きものにしようとすることもあるでしょうし」
「リオン様を王に?国が無くなってしまうんじゃないかしら?」
「リオン様を傀儡にして自分が国を支配したい者は、1人ぐらいは居るんじゃないかしら?」
リオン様なら、お金と女を用意しといたら国の事なんて気にしないでしょうし
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