5 / 39
第五話 試験
しおりを挟む
「はっ!寝過ぎた!」
目を覚ますとすっかり朝になっていた。
旅の疲労がだいぶ溜まっていたようだ。
「こんなに寝たの前世で30連勤した時以来だな……」
俺はボソボソと独り言を唱えながら、食堂へ向かう。
「ニアもケントもまだ寝てるのか……」
2人の姿もないため起こしに向かう事にした。
「おーいニアー、入るぞーっておぉい!!」
ニアの部屋の扉を開けると、全裸でベットに転がっているニアがいた。
「む、ラルフおはよう~」
「服を着ろ!服を!」
俺は寝ぼけ眼を擦って起き上がるニアに服を投げつけた。
「ん~、寝る時は全裸派。」
ニアが全裸派だという事をすっかり失念していた。
まさか、外泊でも全裸になるとは……
「どーしたラルフ!何かあったのか!?」
俺の声でケントが起きたのか、こちらへ走って向かってくる。
あらぬ誤解をかけられては困る。
「すまない……ケント……」
俺は転移魔法を使って、即座に自分の部屋へ転移した。
数秒後、全裸のニアの部屋へ突撃したケントの悲鳴が聞こえた。
▼
「あ~いてぇ~」
顔を腫らしたケントが、文句を言いながら朝食を食べている。
「のぞきは犯罪。」
そう言うと、ニアはぷんぷんと顔を赤くしながらパンを頬張った。
どうやらビンタ一発ですんだようだ。
「まず俺はもっと大人な女性が好みであってだな~?」
「ナニ?」
「ごめんなさい」
ふんっとニアは鼻を鳴らしてスープを飲む。
ケントは少し不服そうにしながらも、申し訳なさそうに肉を頬張っていた。
「まぁニア、俺のせいでもあるんだ。許してあげてくれないか?」
ニアの全裸に驚いたとはいえ、でかい声を出した俺を心配してケントは駆けつけて来てくれた訳だからな。
いきなり女子の部屋に突っ込むケントもケントだが……
「ん、わかった。」
「ありがとうニア」
「なんか悔しいが……ほんとごめんなニア」
改めて頭を下げるケントに、よろしいと言わんばかりの顔で腕を組んで許すニア。
とりあえず、これでこの件は大丈夫だろう。
「よし2人とも!準備ができたら学園に向かうぞ!」
「りょーかい!」
「ん、わかった。」
準備を整えて、試験会場にいざ出陣だ!
▼
「ここが学園か!」
『王立学園グレートベル』
なんでも、世界一の大きさを誇る鐘が学園の時計塔に吊るされていて、過去の大戦で勇者達を鼓舞したのだとか。
そんな歴史もあるんだなと感心していると、ちょうど鐘の音が鳴り響く。
「これがグレートベルの鐘の音か……」
「たしかになんだか元気出て来たかも!」
周りで受験生達が騒いでいる。
確かに、俺も少し鼓舞された気持ちになった。
この入学試験、絶対に合格してやる。
「よっしゃぁー!受付はどーこだっとぉ~」
「あそこ、受付。」
相変わらずニアは何かを見つけるのが早い。
俺たちは試験の受付へと進んだ。
「すいません、入学試験を受けに来ました」
「平民の方ですかね?申し訳ありませんが、平民の方の受付はあちらになります」
受付の女が指差す方を見ると、ボロッボロの受付テントがあった。
「平民如きが高潔な学園の試験受けるなんて……なんと恥知らずな……」
「家畜の臭いが服についてしまうじゃない……」
コソコソと試験を受ける貴族共の陰口が聞こえる。
「チッいこーぜラルフ、ニア」
差別がある事は分かっていたが、いざ差別を受けると前世のいじめを思い出してしまうな……
「ラルフ、気にしない。」
ニアが俺の心の傷を悟ったように励ましの言葉をかける。
確かに気にしてもしょうがない。
それに今の俺には仲間がいる。
前世とは違うんだ。
「ありがとうニア」
「ん、いこ。」
俺たちはボロッボロの受付へと進んだ。
「すいません、平民の受付はこちらと聞いたのですが……」
「これはこれは、平民の受験生とは珍しい」
受付のテントには初老の男性が座っていた。
「はい、ソルバ村から3人で来ました。よろしくお願いします」
「うんうん、学園は平等な場所です。精一杯頑張りなさい。」
初老の男性はそう言うと、俺たちに番号札を渡した。
「ありがとうございます!頑張ります!」
初老の男性にお礼を言って、俺たちは試験会場へと向かった。
▼
「第一試験の会場はこちらで~す!受験希望の方は順番に並んでくださ~い!」
1次試験は魔法の試験のようだ。
その内容は10メートルほど先に立っている的に向かって好きな魔法を放ち、その威力を測るものらしい。
そして受験番号によって列が分かれており、俺たち3人はそれぞれ違う的の列に並んだ。
「では次!2152番!」
「はい!炎よ、我が敵を射貫け!ファイアアロー!」
受験者から放たれた、下級火魔法『炎の矢〈ファイアアロー〉』が的へ命中すると、的の横にスコアが表示された。
「2152番!71点!」
「くそぉ~まぁまぁの出来か~」
なるほど、あのレベルでまぁまぁの点数である71点が出るとなるとかなり手加減しなければならないな……
と思っていると、隣の列から黄色い声援が聞こえた。
「きゃー!ナイジェル様ー!」
「ナイジェル様ー!応援しておりますわー!」
ナイジェル?有名人か何かなのか?
「ハハハ、これは期待に応えなきゃいけないね」
ナイジェルと呼ばれている男は詠唱を始める。
「水よ、我が敵を撃ち抜く弾となれ!アクアバレット!」
ナイジェルが中級水魔法『水の弾丸〈アクアバレット〉』を的にクリーンヒットさせた。
「1052番!91点!」
「ふぅ……いい感じじゃない?」
「ナイジェル様すげぇー!」
「今年はナイジェル様が首席に間違いないわー!」
ナイジェルの取り巻きが盛り上がっていると、更に横の列から大きな歓声が上がる。
「うぉぉぉ!!98点が出たぞ!!」
「どこの貴族だ!?なに!?平民だと!?」
どうやらニアが上級土魔法『岩雪崩〈ロックブラスト〉』を放ったようだ。
やはりニアの魔力は半端じゃない。
歓声を浴びて、ニアがドヤ顔で鼻を高くしている様子が見えた。
ナイジェルの取り巻きは悔しそうに唇を噛み締めている。
誰か分からんがナイジェルめ、少しいい気味だ。
「次!2974番!」
「おっ、やっと俺の番か」
さて、何を使おうかな。
こんなところで覇王級なんて使えないしな、とりあえず俺も上級魔法でいいかと思った。
さっきまでは。
やっぱりそれじゃあ面白くないよな。
「次元斬〈ディメンションスラッシュ〉」
俺がそう唱えると、不可視の刃によって的が切り刻まれる。
その場に居合わせた、試験官を含む全員が呆然としていた。
それもそのはず、『次元斬〈ディメンションスラッシュ〉』は無属性魔法だからな。
学園の入学試験で使う奴なんているはずがない。
少し調子に乗ってしまった、反省だな。
「2947番……測定不能……です……」
試験官が動揺しながら結果を伝えてくれた。
「ありがとうございます」
そう言い残して俺は、次の試験会場へと向かった。
「おもしろそうな子、いるじゃないか……」
ラルフを見てナイジェルはそう呟いた。
目を覚ますとすっかり朝になっていた。
旅の疲労がだいぶ溜まっていたようだ。
「こんなに寝たの前世で30連勤した時以来だな……」
俺はボソボソと独り言を唱えながら、食堂へ向かう。
「ニアもケントもまだ寝てるのか……」
2人の姿もないため起こしに向かう事にした。
「おーいニアー、入るぞーっておぉい!!」
ニアの部屋の扉を開けると、全裸でベットに転がっているニアがいた。
「む、ラルフおはよう~」
「服を着ろ!服を!」
俺は寝ぼけ眼を擦って起き上がるニアに服を投げつけた。
「ん~、寝る時は全裸派。」
ニアが全裸派だという事をすっかり失念していた。
まさか、外泊でも全裸になるとは……
「どーしたラルフ!何かあったのか!?」
俺の声でケントが起きたのか、こちらへ走って向かってくる。
あらぬ誤解をかけられては困る。
「すまない……ケント……」
俺は転移魔法を使って、即座に自分の部屋へ転移した。
数秒後、全裸のニアの部屋へ突撃したケントの悲鳴が聞こえた。
▼
「あ~いてぇ~」
顔を腫らしたケントが、文句を言いながら朝食を食べている。
「のぞきは犯罪。」
そう言うと、ニアはぷんぷんと顔を赤くしながらパンを頬張った。
どうやらビンタ一発ですんだようだ。
「まず俺はもっと大人な女性が好みであってだな~?」
「ナニ?」
「ごめんなさい」
ふんっとニアは鼻を鳴らしてスープを飲む。
ケントは少し不服そうにしながらも、申し訳なさそうに肉を頬張っていた。
「まぁニア、俺のせいでもあるんだ。許してあげてくれないか?」
ニアの全裸に驚いたとはいえ、でかい声を出した俺を心配してケントは駆けつけて来てくれた訳だからな。
いきなり女子の部屋に突っ込むケントもケントだが……
「ん、わかった。」
「ありがとうニア」
「なんか悔しいが……ほんとごめんなニア」
改めて頭を下げるケントに、よろしいと言わんばかりの顔で腕を組んで許すニア。
とりあえず、これでこの件は大丈夫だろう。
「よし2人とも!準備ができたら学園に向かうぞ!」
「りょーかい!」
「ん、わかった。」
準備を整えて、試験会場にいざ出陣だ!
▼
「ここが学園か!」
『王立学園グレートベル』
なんでも、世界一の大きさを誇る鐘が学園の時計塔に吊るされていて、過去の大戦で勇者達を鼓舞したのだとか。
そんな歴史もあるんだなと感心していると、ちょうど鐘の音が鳴り響く。
「これがグレートベルの鐘の音か……」
「たしかになんだか元気出て来たかも!」
周りで受験生達が騒いでいる。
確かに、俺も少し鼓舞された気持ちになった。
この入学試験、絶対に合格してやる。
「よっしゃぁー!受付はどーこだっとぉ~」
「あそこ、受付。」
相変わらずニアは何かを見つけるのが早い。
俺たちは試験の受付へと進んだ。
「すいません、入学試験を受けに来ました」
「平民の方ですかね?申し訳ありませんが、平民の方の受付はあちらになります」
受付の女が指差す方を見ると、ボロッボロの受付テントがあった。
「平民如きが高潔な学園の試験受けるなんて……なんと恥知らずな……」
「家畜の臭いが服についてしまうじゃない……」
コソコソと試験を受ける貴族共の陰口が聞こえる。
「チッいこーぜラルフ、ニア」
差別がある事は分かっていたが、いざ差別を受けると前世のいじめを思い出してしまうな……
「ラルフ、気にしない。」
ニアが俺の心の傷を悟ったように励ましの言葉をかける。
確かに気にしてもしょうがない。
それに今の俺には仲間がいる。
前世とは違うんだ。
「ありがとうニア」
「ん、いこ。」
俺たちはボロッボロの受付へと進んだ。
「すいません、平民の受付はこちらと聞いたのですが……」
「これはこれは、平民の受験生とは珍しい」
受付のテントには初老の男性が座っていた。
「はい、ソルバ村から3人で来ました。よろしくお願いします」
「うんうん、学園は平等な場所です。精一杯頑張りなさい。」
初老の男性はそう言うと、俺たちに番号札を渡した。
「ありがとうございます!頑張ります!」
初老の男性にお礼を言って、俺たちは試験会場へと向かった。
▼
「第一試験の会場はこちらで~す!受験希望の方は順番に並んでくださ~い!」
1次試験は魔法の試験のようだ。
その内容は10メートルほど先に立っている的に向かって好きな魔法を放ち、その威力を測るものらしい。
そして受験番号によって列が分かれており、俺たち3人はそれぞれ違う的の列に並んだ。
「では次!2152番!」
「はい!炎よ、我が敵を射貫け!ファイアアロー!」
受験者から放たれた、下級火魔法『炎の矢〈ファイアアロー〉』が的へ命中すると、的の横にスコアが表示された。
「2152番!71点!」
「くそぉ~まぁまぁの出来か~」
なるほど、あのレベルでまぁまぁの点数である71点が出るとなるとかなり手加減しなければならないな……
と思っていると、隣の列から黄色い声援が聞こえた。
「きゃー!ナイジェル様ー!」
「ナイジェル様ー!応援しておりますわー!」
ナイジェル?有名人か何かなのか?
「ハハハ、これは期待に応えなきゃいけないね」
ナイジェルと呼ばれている男は詠唱を始める。
「水よ、我が敵を撃ち抜く弾となれ!アクアバレット!」
ナイジェルが中級水魔法『水の弾丸〈アクアバレット〉』を的にクリーンヒットさせた。
「1052番!91点!」
「ふぅ……いい感じじゃない?」
「ナイジェル様すげぇー!」
「今年はナイジェル様が首席に間違いないわー!」
ナイジェルの取り巻きが盛り上がっていると、更に横の列から大きな歓声が上がる。
「うぉぉぉ!!98点が出たぞ!!」
「どこの貴族だ!?なに!?平民だと!?」
どうやらニアが上級土魔法『岩雪崩〈ロックブラスト〉』を放ったようだ。
やはりニアの魔力は半端じゃない。
歓声を浴びて、ニアがドヤ顔で鼻を高くしている様子が見えた。
ナイジェルの取り巻きは悔しそうに唇を噛み締めている。
誰か分からんがナイジェルめ、少しいい気味だ。
「次!2974番!」
「おっ、やっと俺の番か」
さて、何を使おうかな。
こんなところで覇王級なんて使えないしな、とりあえず俺も上級魔法でいいかと思った。
さっきまでは。
やっぱりそれじゃあ面白くないよな。
「次元斬〈ディメンションスラッシュ〉」
俺がそう唱えると、不可視の刃によって的が切り刻まれる。
その場に居合わせた、試験官を含む全員が呆然としていた。
それもそのはず、『次元斬〈ディメンションスラッシュ〉』は無属性魔法だからな。
学園の入学試験で使う奴なんているはずがない。
少し調子に乗ってしまった、反省だな。
「2947番……測定不能……です……」
試験官が動揺しながら結果を伝えてくれた。
「ありがとうございます」
そう言い残して俺は、次の試験会場へと向かった。
「おもしろそうな子、いるじゃないか……」
ラルフを見てナイジェルはそう呟いた。
0
あなたにおすすめの小説
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる